PKOに派遣された陸上自衛官七名。一人は現地で死亡、一人は帰国後自殺。

五輪出場に人生を懸けた体操選手に向けられる愛と憎悪。今、運命の跳馬がスタートする。

「夜の記憶」―『十三番目の人格―ISOLA―』『黒い家』の本格デビュー前に書かれた貴重な一編。

海洋調査を専門とする日本海洋科学機関―JAOTECのパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。

著者渾身の書下ろし長編シリーズスタート! マトリ歴5年、家族なし、モットーは「麻薬を憎んで人を憎まず」 囮捜査を仕掛け、薬物パーティに潜入した関東信越厚生局の麻薬取締官・霧島彩。

「ルパンの娘」シリーズが大ヒット! 大ブレイク直前、横関大! 大注目の最新刊! SNS炎上、不倫スキャンダル、借金まみれ。

人の心は、 鬼よりも不可思議で恐ろしい 恐怖、哀切、妖艶、感嘆―― 鬼にまつわる説話を大胆に脚色した、奇想と怪異の短編集。

彩が所属する特捜チームは、強い幻覚症状を引き起こす危険ドラッグ「モンスターレッド」の取り締まりに乗り出す。

同級生の女子から絶えず言い寄られ、人妻との不倫に暗い愉しみを見いだし、友人は皆無の高校生・清家椿太郎。

夏季オリンピック開催間近の東京で、新聞社に「開会式の日、都内を走るトラックの荷台で青酸ガスを発生させる」という予告電話がかかってきたのが、すべての始まりだった。

1941年上海。 日本軍傀儡の特務工作機関「ジェスフィールド76」主任、丁黙邨を暗殺せよ。

正確な鑑定のためにはあらゆる手を尽くす――日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願した新人医師・弓削凛は、犯罪者の心の闇に対峙していく。

医師の辰史のもとに父が死んだという知らせが届いた。名家出身の父の後継者として雪深い山に建つ屋敷を訪れた辰史。

刑事であった夫が殉職後、強行犯係の刑事として、また一人娘の母親として日々を過ごす羽角啓子。

睡眠障害のせいで失業した蝶野は、極秘人体実験「プロジェクト・インソムニア」の被験者となる。

マグロ包丁の人斬り、滝に流れ着く首々。日本列島異変あり。

東日本大震災に匹敵する災禍「アウターライズ」に見舞われた東北だったが、規模に比して抑えられた被害状況を公表した。

2024年、東京五輪の連続開催を控える日本で「新型馬インフルエンザ」が発生。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

映画製作の現場において撮影シーンの様子や内容、物語の繫ぎなどを管理する役目、スクリプター。

事故か、殺人か――彼女のメスは、死体が見た最後の風景を蘇らせる。 京都府警に持ち込まれた傷害致死事件。

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。

夏休み。琴美の家に、子供たちの謎を解決してくれる青年がやってきた。

路線バス旅のコーディネイターの「私」は、同好の士で元刑事の炭野と出会う。

罰を受けても罪は消えない。

法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義(くがきよよし)と織本美鈴(おりもとみれい)。

満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。

多額の借金を抱える看護師の小河恵。

２０２１年９月１１日、国会議事堂に無人機が墜落・炎上した。

新宿歌舞伎町でセキュリティをするコウは、生きるためなら手段を選ばないしたたかな女。

博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。

志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。 スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送っていた。

透明人間が事件を起こしたら？ アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら？ 犯行現場の音を細かく聞いてみたら？ ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら？ 阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。

小説『昏い天使』で新人賞を受賞した、フランス帰りの美青年作家・宗像冬樹は、予告した第二作『黄昏の館』を書きあぐね、酒浸りの日々を送っていた。

残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル「星くず」についた途端みつかった死体。

「知られざる傑作がある」と言い残し、世界的に有名な画家・山岡がこの世を去った。

1944年の満州。馬賊の城塞に関東軍の偵察機が単独で突っ込んできた。

区役所に勤務する愛子は、同僚女子の陰口を聞いたことがきっかけで、たびたび「発作」を起こすようになる。

部署を異動し、海外から持ち込まれる規制薬物の取り締り担当となった彩は、中国から密輸された大量の覚せい剤の摘発に乗り出す。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

椎名きさらは小学五年生。

12ヵ月連続刊行4冊目は、累計127万部突破の大人気「音楽ミステリー」シリーズ最新刊です! 天才ピアニスト・岬洋介が旧友の危機を救うため、地球の裏側から急遽駆けつける。

埼玉県警の何森(いずもり)は、昔気質の一匹狼の刑事である。仕事一筋ながら協調性はなく、県内の警察署を転々としていた。

都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。

突如浮上した、学校代表の「読書感想文」盗作疑惑。疑心はやがて教室をのみ込み、職員室は地獄と化す。

避暑地・土筆町に暮らす柊寿々音。

警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。

公安部のエリート刑事・幣原は、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

晴男は中年女性・優子にレイプ現場を目撃され、彼女の家に連れて行かれる。

台湾プロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために殺しを重ねた加倉は、逃れ着いたイタリアで殺し以外なら仕事を選ばない何でも屋「暗手」として生きていた。

「ニュースイレブン」最大の危機! 番組打ち切り、人気キャスター引き抜きの噂。