死刑囚メグミ



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    初公開日(参考)2019年11月
    分類

    長編小説

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    死刑囚メグミ

    2019年11月19日 死刑囚メグミ

    多額の借金を抱える看護師の小河恵。キャバクラでも働くなど返済のため奔走していたが、同僚の看護師・鹿沼好江に誘われて“社長”のホームパーティーに行き、“社長”に借金の肩代わりをしてもらい、イラン人・トニーから求愛され、好江たちと豪華な海外旅行を繰り返すなど生活が一変。恵は、好江がマレーシア=成田間で“荷物”を運ぶバイトをしていることを知り、好江の不在時に彼女の息子・純の面倒をみるようになるが―。東北の小さな町出身の日本人女性が、アメリカ同時多発テロ以降の国際犯罪組織に巻き込まれ、異国で死刑判決を受けたのはなぜか?!骨太社会派エンタテイメント小説の誕生!(「BOOK」データベースより)




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    No.11:
    (5pt)

    一気読み

    今年(2024年)、この作品のモデルになった被告が再審の結果禁錮30年になりました。2009年に逮捕された事件ですから、もしマレーシアの制度が未決勾留日数を収監期間から差し引くことができるのであれば30年後は2039年なので、今年から15年後に65歳で出所の上強制送還で帰国することになるでしょう。

    この作品自体はフィクションということになっているので、どこまでが本当の内容なのかは作者以外には誰にも分かりませんが、普通の小説として面白く読めました。取材先との約束事や様々な人の身の安全を考慮してのフィクション化なのかもしれませんが、できることならノンフィクションとして読みたかったです。

    この事件を扱ったWebページや動画は「知らない人から荷物を預かってはいけない」という内容で終わることが多いので、旅行中に出会って仲良くなった人からや空港での偶発的な依頼を想像してしまいがちですが、この人の場合は「知らない人から荷物を預かって運ぶことで高額の報酬がもらえる仕事という認識で日程調整をして海外に行った(そういう仕事であることを予め承知して出国した)」ので、一般に想像する「知らない人から荷物を預かる」の認識とはかなり異なるでしょう。

    リアルの方の被告は、中身を知らなかったことになっているとはいえ、運び屋として組織的かつ大規模な犯罪、そして大量の被害者(中毒者)の発生に加担したことは許されないことではありますが、もし小説の方の被告と同じような事情だったとしたら少しだけ同情の余地がある気がします。もちろん末端の被害者からすれば知ったことではないですが。

    2009年からの15年間、リアルの方の被告は運び屋になった理由や組織の背景を一切語らないことを貫いてきましたが、死刑は免れ収監期間も折り返し点を過ぎたことからもう真相が明らかになることが無さそうなのが残念です。もし機会があれば、作品に登場する主人公の生みの親のように「刑期が終わったから全て終わり」とするのではなく、せめてもの罪滅ぼしとして真相を語って欲しいです。
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    4334913180
    No.10:
    (4pt)

    司法立法行政、介護の三原順子が立法の場に立ったように海外の司法の場に立つ

    仮名になってますが、現実のノンフィクションです。この小説の主人公の女子は覚醒剤の運び屋をしてマレーシアで逮捕され、ネットに彼女が囚人服を着て手錠をしたニュース映像がありました。この小説に彼女が青森県の五所川原市出身で看護婦になり、都内で一時キャバクラ嬢もし、キャバクラ嬢仲間に足が臭いと陰口を叩かれたり、自分の両親が実際の両親だと思ってたが、自殺した親戚の女性が自分の母親だったことを知ったり、海外に無意味に渡航して、数十万円の手当が出たら運び屋にされてるのではないかと感づく筈ですが、マレーシアで出国か入国の際の荷物検査で覚醒剤が見つかった場合、また彼女の場合、死刑判決だそうです。
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    No.9:
    (3pt)

    メグミに同情はしないな。

    マレーシアで収監されている日本人死刑囚をモチーフにした作品。ほぼ実話に近いと思うが、登場人物全員が浮世離れしている感が強いと感じた。しかし人間は「見栄」に溺れるとおかしな方向に行ってしまうというのが、よく分かる。フィクションであっても、反面教師にすることができる点では価値あり。個人的な経験からすると、「向こう側」から来る誘惑ほどやっかいなものはない。メグミはそれを見破れなかったんだな。
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    No.8:
    (5pt)

    合理的選択理論

    フィクションの小説ではあるものの、実際にマレーシアで死刑判決を受けた日本人女性の事を考えずにはいられない。
    ニュースを聞いた時「何故!?」と思ったが(フィクションであり、実際の事件とは関係ないが)この本を読んで、こういう事情があったのなら仕方なかったのかもしれないと思わせる、合理的選択理論の典型のような物語だった。
    本文にある「激変の渦に巻き込まれ、気がついたら後戻りできないところにまできてしまったのだ。」が心に残る。
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    No.7:
    (4pt)

    グローバルな時代の闇を見た気がする

    日本の在住外国人の苦悩も描いて欲しい
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