鬼棲むところ
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
鬼棲むところの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
鬼棲むところの総合評価:
8.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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と言っても妖怪・怪物としての鬼は登場しない。本作の鬼はすべて人間である。生まれた場所や運命に翻弄された人が生きながら鬼となるのだ。第一話や第三話は、低い身分で鬱屈した日々を送る男の心情が痛々しい。第六話、男社会で生きる女たちは鬼にならざるをえない。第四話が秀逸だ。橋の上で遭遇する鬼には切ない背景があった。
第七話と第八話は内容がつながっている。まつろわぬ民、集団に居場所のない者が鬼と呼ばれる。その解釈は正しいし共感できるが、茨木の掘り下げが今一つ足りない。彼女の性癖に何の説明もないのは不満が残る。
『狐と鞭』に比べるとバラエティに乏しいが、読み応えのある佳作が揃っている。