鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様



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初公開日(参考)2010年08月
分類

長編小説

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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)

2013年08月21日 鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)

大正三年、東京。画家を志して家を飛び出した槇島功次郎は、雪の無縁坂で、容姿端麗な青年画家・穂村江雪華と出会う。風変わりだが聡明、ずば抜けた画才を持つ雪華は、この世に未練を残して死んだ者の魂を絵で成仏させる、驚くべき能力の持ち主だった。果たせぬ恋、罪深き業…死者たちの断ち切れぬ思いが、二人の周囲に不可思議な現象を巻き起こす。幻想と怪奇に満ちた、大正怪異事件帖。 (「BOOK」データベースより)




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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様の総合評価:8.91/10点レビュー 11件。Aランク


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No.11:
(5pt)

人の心が伝わるミステリー

大正時代が目に浮かぶ描写の素晴らしさにどんどん引き込まれました。怖いというより人の心の中にある切なさ、やりきれなさ、思いやりなどに日本人らしさを感じ、朱川さんの作品の中で大好きなものの一つとなりました。
鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)より
4087451038
No.10:
(4pt)

いかにも朱川氏らしいノスタルジックなダーク・ホラー、大正浪漫の雰囲気がいっぱい

時は大正3年。跡を継がせようとする実業家の父親と争って家を飛び出した画家志望の主人公、風波こと槙島功次郎は無骨で実直な体育会系の柔道青年。そんな彼がふとしたことから雪華という美貌の画家と出会います。この世のものではない者が見えるらしい雪華にひかれて、風波は同じ下宿にころがりこみますが、それからは彼にも異様なものが見えるようになり、不思議な日々が始まります。
「墓場の傘」、「鏡の偽乙女」、「畸談みれいじゃ」、「壺中の稲妻」、「夜の夢こそまこと」の5編が収められています。

谷中の墓地を漂う未練を残した死霊を成仏させたり、下宿の前の住人の霊と相対したり、いとこが昔から連綿と転生し生き続けてきた悪霊のようなものに取りつかれてしまい、彼を救うために奔走したり・・。この転生する者「未練者=みれいじゃ」は、消滅する時は土くれに戻ってしまうところなど、どこか吸血鬼にも似ていて、妙な魅力があります。これから先の話にも登場しそうな気配です。
雰囲気的には最初の短編集「都市伝説セピア」に近く、ダーク・ホラーの大正浪漫版といった感じです。舞台が浅草、上野あたりというのも風情があります。朱川氏独特のノスタルジックな雰囲気も満載で気に入りました。
あとがきまで読めば、実在した人物や出来事が巧みに織り込まれているのに気がつきます。とても凝った連作集です。

2015年にすでに続編「黒のコスモス少女団」が発表されていますね。続けて読んでいきたいです。
鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)より
4087451038
No.9:
(4pt)

初ミステリー小説

大正時代が好きで初めてミステリー小説を読みました、これはとても面白いです!物語にどんどん入り込めるので、すぐに読み終えれました!
鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)より
4087451038
No.8:
(5pt)

出会えて良かった

生まれてない時代を目でみているような感覚になりました。いい時代だなあとつくづく思え道端に咲く名も知れない花が風に揺れる絵すら想像できました。死にたいしてすんなりと受けいれられる気になったなります。亡くなった息子も ほがらかに彼の地で 下駄を鳴らして歩いている書生のように
鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)より
4087451038
No.7:
(5pt)

良かった

面白かったです。朱川さんは期待を裏切らない。感情移入しにくいミステリアスな設定ですが主人公やそれらをとりまく人間の個性もうまく描かれています。
鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様 (集英社文庫)より
4087451038



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