(短編集)
箱庭旅団
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全1件 1~1 1/1ページ
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一見バラバラな作品群に見せて置いて、最後の2編で伏線を回収する構成の連作短編集。例えるなら点描で書かれたX字のストーリー。カラス男のラストにはゾッとしました。 | ||||
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ときどき、涙が出そうになったりゾクッとしたりするお話を書く作家だが、これは淡々とした繫がりの薄い連作集だ。好みで言えば、豆腐屋さんの話がよかった。あと2冊あるので、はたしてこれからどうつながっていくのか、あるいはいかないのか楽しみに読もう。 | ||||
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現在3作発表されているシリーズの1作目になります。読み始めた時はシリーズ化されていることは知りませんでした。また、3日間ほどかけて1冊を読んだため、最後の1編になる頃には最初の1編の内容をすでに忘れて、ふとひっかかるものを感じて最初に戻ってみたら、少年と白い馬という共通する要素を再発見して、ああ、そういう意味での連作集だったんだとやっとわかりました。 16編のお話の中には、少年も白い馬も出てこないものがほとんどです。箱庭療法を受けているという8歳の少年が何者なのかもこの本ではまだ明かされません。シリーズ2弾、3弾の感想で「少年と白い馬の存在が希薄」とレビューに書いている方がいらっしゃいましたが、無理やりそれでまとめている感がないでもありません。最後はどのような完結になるのでしょうか。 また、最後から2編目の「七号室の秘密」に出て来るマギーさんが誰かも、先のお話をおぼえていないとわからないと思います。 全体にインパクトの薄い話が多く、どちらかといえば怪奇色の強いものが好きな自分には正直いまひとつでした。最近続けて読んだ朱川氏作品で「わくらば日記」も「銀河に口笛」も同じように感じたのでちょっと残念です。 「オツベルと象と宇宙人」は、他のレビューアさんが書いて下さっていたので、宮沢賢治作品になぞらえたものだと知りました。その作品を知らなければ意味がわからないと思います。「暗闇カラス丸」はどこか「フクロウ男」を思わせる不気味な作品です。個人的には「クリスマスの犬」「『Automatic』のない世界」「夜歩き地蔵」がよかったです。 とりあえず、続編を読んでいこうと思います。 | ||||
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プロローグを入れて16編の連作集。 どれをとってもハズレなしはさすが!である。 『オツベルと象と宇宙人』は有名な宮沢賢治の「オツベルと象」を 下敷きにしている。「.......ある牛飼いがものがたる。」で始まり、 「海へはいっちゃいけないったら。」で終わるのも嬉しい(川と海の 違いはあるが)。 内容はとてもシュールだ。象の最後はこう来たか!という感じで楽しい。 『藤田クンと高木クン』これは会話のみで完結している。なので、どちらが 藤田クンか高木クンかわからない。そこにおかしみを感じる。 『プロローグ』で「私」は盛んに旅に出ないのかと問われる。フクロウに、 オズの魔法使いのブリキマンに、美しい白い馬に。 そこで白い馬とともに現在、過去、未来、虚構の世界を旅する。 そこで見聞きした話の一部がこの作品である。 『ミッちゃんなんて、大キライ』のミッちゃんの正体、『一冊図書館』の 姉、マーガレットのその後も、描かれているのでしっかりと読み込んで もらいたい。 『夜歩き地蔵』の「この広い世界で人間の知っていることなんて、もしかすると、 ほんのちょっぴりかも知れないよ。」がこの本の核だろう。 シリーズものだそうなので、続編がとても楽しみだ。 | ||||
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作者の作品に最初に出会ったのは「花まんま」だったでしょうか。以後、「わくらば日記」「かたみ歌」などはじわ~と心に染み入るものがありましたが、この作品などはかなりマニアックな感じで不思議な気持ちにはなりますが、好みではありません。 | ||||
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ココロに残る余韻が たまりません。 朱川湊人 ならではの 魅力が詰まった作品でした。 | ||||
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