スメラギの国
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2000年から2005年にかけて幻冬舎・新潮社が主催していたホラー・サスペンス大賞第3回で、最終選考まで残ったものの落選した作品です。同年に「フクロウ男」がオール読物推理小説新人賞を受賞し、これが事実上のデビュー作とされているので、「スメラギの国」はそれ以前またはほぼ同時にできあがっていた小説と思います。 主人公の志郎はつらい生い立ちでしたが、現在は仕事も順調で恋人との結婚を控え、新居にも引越してやっと幸せをつかんだと感じていました。新居のアパートの前には草ぼうぼうの空地があり、そこも所有している大家さんに「あそこには近づかないように。白い猫を見かけるかもしれませんけど、絶対にかまわないようにして下さい」と忠告されます。おかしなことを言うといぶかしんでいた志郎は、ある日白く輝く猫を目撃します。 その猫は不思議な力でまわりの野良猫に影響を及ぼし、猫たちは知性とも言えるものを身につけていきます。ある日、新しい車を手に入れて有頂天になっていた志郎は白い猫の子供を轢いてしまい・・・。 あとがきの筆者が受賞を逃したことを惜しみ、作品を絶賛されていますが、個人的にはまず長すぎると思いました。恋人との甘いやり取りも猫との戦いも同じような描写が続くので、冗長に感じます。血みどろの凄惨なシーンが繰り返されますが、凄惨さも朱川氏の持ち味ではあるのでそのこと自体はどうこう思いません。が、かなり省ける部分があるのではないかと思いました。 また、話がストレートで、つまり原因があって事態が展開し予想通りにラストに突入していくというそのままで、後年の朱川氏作品に見られる見事なひねりや巧みな構成がなく、単調な感じがしました。けれど、これが最初の作品と思えば納得ですし、それを考えるとかなりの力作ではないでしょうか。 朱川氏のほのぼの系作品が好きな方にはあわないかもしれません。血を見るのがいやな方もダメかも。朱川氏はホラー系作品の方が好きという方は読んでおいて損はないと思います。 | ||||
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気に入ったこと? 読めて幸せ。 気に入らなかったこと? 普通に売ってないことかな。 猫や犬、人間 みんな幸せに生きていきたいだけ。 | ||||
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みんな批判が多いようですが(特に猫好きに)、猫と人との闘いという設定が 面白いと思った。 猫といえば、癒しやらかわいいというイメージなので、それをここまで崩してくれる 作者の頭の引き出しは、いつもながらに多いなぁと感じた。 スメラギとは、[皇]と表記し、天下を統治する天皇の意なんだそうだ。 確かにホラー的要素はあるかもしれないが、全体的に見たら感動モノだ。 特に並走して出てくる、村上さんの話は特に感動、みんなに読んでもらいたい内容である。 | ||||
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猫好きは絶対に読んではいけません。次々に倒されていく猫がどうしようもなくあわれです。 | ||||
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普通のサラリーマンの香坂志郎は、麗子との結婚を考えて引っ越しをする。 志郎は抜き差しならない事態に追い込まれる。 この話で存在感があるのはスメラギとルイだが、ジンゴローもいい。 | ||||
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