銀河に口笛

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種別
長編
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あらすじ

2013年07月25日 銀河に口笛 (角川文庫)

昭和40年代、太陽の歩みが今よりも遅くて、1日が十分に長かったあの頃。小学3年生の僕らは『ウルトラマリン隊』を結成して、身の周りに起こる事件に挑んでいた。ある日、僕らは空を走る奇妙な流れ星を目撃する。UFOかもしれないと光を追いかけた先で、不思議な力を持つ少年リンダに出会い―それが、あの紅色の日々の始まりだった。なつかしくて温かい、少年たちの成長物語。文庫化にあたり最終章を書き下ろした完全版。(「BOOK」データベースより)

評判

銀河に口笛の評価:

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銀河に口笛の総合評価:

8.00/10点 レビュー 9件。

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未読の方はご注意ください

No.9
(3pt)

なつかしい昭和に男の子だったこと

朱川湊人氏お得意、昭和ノスタルジーいっぱいの連作集です。今、40代になった主人公が子供時代を振り返る趣向になっていて、その時、友達数人と組んでいたウルトラマリン隊の思い出、ちょっとした事件をみんなで解決したこと、中学時代からぐれて亡くなってしまった友人への思い、そして何よりも不思議な転校生のリンダこと林田君との思い出、彼は本当は宇宙からやってきたのでは?と、今でも主人公は信じています。
時代は1970年代前半(昭和40年代)、この頃男の子だった方たちにはとてもなつかしいと思います。時代の世相、当時流行っていたテレビドラマや、男の子の宝物と言えるおもちゃや文房具なども登場します。

昔の少年少女向けNHKのSFドラマのような趣もありますね。「時を駆ける少女」や「謎の転校生」のような。ただ、あれほど緊迫感のある雰囲気ではありません。
女の子を主人公にした「わくらば日記」も同様ですが、ほのぼのすぎてちょっと物足りないというか・・もう少し大きな事件や怪奇な出来事が起きた方がより盛り上がったような気がします。さらっとあっさり通り過ぎるように読んでしまいました。
眠る前の1篇にいいと思います。心休まるお話です。
銀河に口笛 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河に口笛 (角川文庫)より
4041009219
No.8
(3pt)

なつかしい昭和に男の子だったこと

朱川湊人氏お得意、昭和ノスタルジーいっぱいの連作集です。今、40代になった主人公が子供時代を振り返る趣向になっていて、その時、友達数人と組んでいたウルトラマリン隊の思い出、ちょっとした事件をみんなで解決したこと、中学時代からぐれて亡くなってしまった友人への思い、そして何よりも不思議な転校生のリンダこと林田君との思い出、彼は本当は宇宙からやってきたのでは?と、今でも主人公は信じています。
時代は1970年代前半(昭和40年代)、この頃男の子だった方たちにはとてもなつかしいと思います。時代の世相、当時流行っていたテレビドラマや、男の子の宝物と言えるおもちゃや文房具なども登場します。

昔の少年少女向けNHKのSFドラマのような趣もありますね。「時を駆ける少女」や「謎の転校生」のような。ただ、あれほど緊迫感のある雰囲気ではありません。
女の子を主人公にした「わくらば日記」も同様ですが、ほのぼのすぎてちょっと物足りないというか・・もう少し大きな事件や怪奇な出来事が起きた方がより盛り上がったような気がします。さらっとあっさり通り過ぎるように読んでしまいました。
眠る前の1篇にいいと思います。心休まるお話です。
銀河に口笛 Amazon書評・レビュー: 銀河に口笛より
4022506997
No.7
(5pt)

ノスタルジックSF

朱川さんお得意の昭和40年代の下町の話。
そして今回も「不思議」がある。
それは不思議な力を持つ少年、リンダとの出会い。
リンダの力は『ウルトラマリン隊』の仲間うち
でもモッチしか知らない。

小学4年生の冒険と成長の物語である。
登場人物のキャラクターがいい。それぞれとても
個性的で生き生きとしている。
朱川さんの筆致力は圧倒的で、その場に行ったことが
ある気にさせてくれるし、自分が小学生に戻った気にも
させてくれる。
それくらいに細かいところまで緻密なのだ。

モッチの回顧録、またはリンダへの手紙の体裁をとっている。
はじめから分かっていたが、別れがくるのはとても切ない。
このままずっと続けばと思うくらい、それはバカらしくも
きらきらした時代だった。
文庫版追記は涙なくしては読めない。

読後感は切なくも清々しい。
銀河に口笛 Amazon書評・レビュー: 銀河に口笛より
4022506997
No.6
(5pt)

ノスタルジックSF

朱川さんお得意の昭和40年代の下町の話。
そして今回も「不思議」がある。
それは不思議な力を持つ少年、リンダとの出会い。
リンダの力は『ウルトラマリン隊』の仲間うち
でもモッチしか知らない。

小学4年生の冒険と成長の物語である。
登場人物のキャラクターがいい。それぞれとても
個性的で生き生きとしている。
朱川さんの筆致力は圧倒的で、その場に行ったことが
ある気にさせてくれるし、自分が小学生に戻った気にも
させてくれる。
それくらいに細かいところまで緻密なのだ。

モッチの回顧録、またはリンダへの手紙の体裁をとっている。
はじめから分かっていたが、別れがくるのはとても切ない。
このままずっと続けばと思うくらい、それはバカらしくも
きらきらした時代だった。
文庫版追記は涙なくしては読めない。

読後感は切なくも清々しい。
銀河に口笛 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河に口笛 (角川文庫)より
4041009219
No.5
(4pt)

子ども時代を懐かしく思い返す

僕(モッチ)は、少年時代、キミ(リンダ)をはじめとする「ウルトラマリン隊」の仲間との楽しく懐かしい日々があった。
 突然やってきて、いつの間にか去っていった不思議なキミ。
 子どもの頃には不思議な、やりきれない思いに駆られたことも、大人になった今、改めて振り返ってみると、それなりに分かる気がする。
 しかし、リンダ(キミ)の正体だけは依然として謎だ。

重松清と風の又三郎をミックスしたような世界観のする作品だ。
子ども時代を懐かしく思い返すには良いだろう。

大人の思い、子どもの心の描写がやや物足りないのが惜しい。
銀河に口笛 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河に口笛 (角川文庫)より
4041009219

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