スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち
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新品と変わりなく、とてもきれいな状態で届きました。 | ||||
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ポプラ社の少年探偵団シリーズを模した表紙が目を引く。 スズムは父親の蔵書を管理するため、下町へ移住する。家主の勧めで探偵事務所を開業することになったのだが。昭和の雰囲気が色濃く残る架空の町を舞台に、素人探偵稼業が始まった。六編収録の連作短編だ。殺人などの深刻な事件はひとつもない。やや悪質なのがひったくりと動物虐待くらいだ。 一種の大人の遊園地のような空間で懐かしい探偵ごっこが繰り広げられる。善意に包まれたレトロな世界は心地よいが、あまりに現実離れしているのでかえって没入できない。エピグラフに乱歩作品からの抜粋が掲載される。まあ狙いはわかるのだけど。 五話までは今一つだったが、第六話の暗号解明と意外な顛末で少し見直した。人生を賭けて遊びに徹するのか。可能ならそれはそれで素晴らしい。少なくとも幼少期のトラウマが原因でサイコ殺人鬼になりました、なんてのより余程ましだ。最終話を評価して星四個。 | ||||
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舞台は昭和の匂いの残る東京の下町。失業中の主人公がひょんなことから探偵業をすることになり、才媛の押しかけアシスタントたちと一緒に下町でおこる事件を片付けていく連作短篇集。6つの話の冒頭には乱歩の小説の一節が引用されており、乱歩へのオマージュともいうべきか。 でも、乱歩のようなおどろおどろしさはない。殺人事件はなく、ひったくり、人形の盗難など、町でおこる小さな事件を解決するという趣向。心温まる日常的な話、ほのぼのとした話なのだが、乱歩のオマージュとしてはものたりない。 このまますすむのかな、と思っていたら、最後の短編で行方不明の弟の存在が暗示され、謎めいた感じになる。そして、末尾には乱歩の「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」の言葉が引用されており、いつの間にか不思議な世界に迷いこんだ感じ。なんか、夏の縁日に行き、金魚すくいなどで遊んだあとに、おどろおどろしい見世物小屋に入っていったところで終わるという感じ。この物語の構造そのものが、乱歩へのオマージュみたいに思える。 このあとどうなっていくか、続編を期待したい。 | ||||
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下町に引っ越して、人とのつながりから事件の解決をしいつの間にか探偵に。 著者らしい人情話の片りんはあるものの、いつもの昭和ノスタルジーの良さは出し切れず。 大きな事件はないので、安心して読めるし、関係した人たちが今後も活躍するのかなという期待はあるけど、それでもいつもの心の琴線に触れるような展開にはならず物足りない。 | ||||
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ノスタルジックな表紙なので、少年探偵団が活躍した時代が背景になってるのかと思いきや、現代が舞台。 下町の怪事件を解決する素人探偵の連作集。 誰も死なないし怪我もしない。 続きのストーリーがありそうだ。 | ||||
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