かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。

「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。

同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。

少女漫画 『青い瞳のジャンヌ』 をこよなく愛する”青い六人会”。

女性誌「フレンジー」の人気連載小説「あなたの愛へ」。

「私の息子は、犯罪者になるに違いない」 1962年、西新宿・十ニ社の花街にある洋館「鸚鵡楼」で殺人事件が発生する。

―君のこと忘れたこと、なかったよ、これから先も、百歳になっても。十六年前に起きた『西池袋事件』。

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。

タワーマンションの最上階、四〇一二号室に暮らす人気作家、三芳珠美は、人生の絶頂にいながら満たされずにいた。

プールで謎の死を遂げた世界的流行作家“ジョー・コモリ”。

カンタベリーへの道中、同じツアーの参加客が各自、とっておきの不思議な話を披露し合うことに。

フリーライターのなっちゃんは、編集者の依頼にいつでも応えられるよう、多くのアイディアをパソコン保存していた。

連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者―稀代の毒婦、佐竹純子。

高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。

八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。

内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。

たった一度の人生、失敗したくない。そう願ってきたのに「成功」できていない落合美緒。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

一九七四年生まれの二人の「陽子」。

昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?…西城秀樹が好きでたまりません!占いは当たるのでしょうか…すべては“あなたの悩み”から始まった―。

結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。

母と娘。二種類の女性。

小学生の頃のクラスメイトからかかってきた一本の電話。「覚えている?会おうって約束したこと」。

猫のまりもさんと出逢ったのは「運命」だった。

半年後までに、邪魔なものはみんな“片付ける"――。

我が家を地獄につきおとしたのは、母でした――娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

あなたに、いつか「恩返し」をしたかった──「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした。

わたしの人生は充実する、あの夫、あの親族さえいなければ。

『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。

ここは万両百貨店外商部。お客様のご用命とあらば、何でも(殺人以外)承るのが外商の仕事。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

本が売れず極貧一人暮らし。

いま旬の女性ミステリー作家による、「イヤミス」短編を集めたアンソロジー。

鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也(かけいまさや)に届いた一通の手紙。

会わなければ、よかった。知らなければ、よかった。

加害者と被害者は紙一重。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、夜は少年を次々に襲う青年実業家。

この男に魅せられたら、もう逃げられない…… 生真面目な父を持つ志穂子は、その反動からか仕事に恋に奔放な日々を送っていた。

十二発の銃弾を雨宮リカに撃ち込んだ事件から約二年──懲戒免職になった元刑事の青木孝子は浮気調査専門の興信所に勤めていた。

2006年12月1日、東京で3人の人物が殺され、未解決となっている「12月1日連続殺人事件」。

少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言。

実力はあるが作品が売れていない悩みを抱える作家・佐古珠美はかつて、ベストセラー作家・豪徳寺ふじ子の秘書だった。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。

フリーの校正者・興梠に届いた自費出版小説『縄紋黙示録』の校正紙。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。