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リガの犬たち
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リガの犬たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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柳沢さんは評価に値する翻訳者だと思っていたのに。バルト諸国、或いは、バルト三国。バルカン諸国と一ヶ所ある。マンケル自身の誤謬なの? 楽しい読書だが、毎回、最後はこんなものか、とがっかり。 | ||||
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作品名は「リガの犬たち」ですが、小説としては何となく家ネコ的な印象を受けました。銃撃戦や暴力的な描写はほとんどなく、前半はウスェーデンでの、中後半はラトヴィアでの街・人巡りでおとなしく展開していくので、そんな印象を受けたのだと思います。ハードボイルド系の推理小説を好む方には向かないかもしれません。 作者はスウェーデン人です。私はスウェーデン推理小説を初めて読みました。英米の作品の多くにみられるハードなアクション場面が少ないのはこのことに起因しているのでしょうか?おとなしめに展開する作品とは言え、「フロストシリーズ」のようにウィットが効いているわけでもなく、ほんとうに淡々と社会主義国から独立しようとする国の姿が主人公を通して語られます。エンディング・エピローグとも平凡です。推理ももどかしいだけで、ほとんど一発クリアーしていく主人公です(これが推理小説の分類で良いのでしょうか?警察ものではありますが)。 所々に論理的な齟齬が認められること、物語の発端となった事件の説明があまりにもあっさりしているところは残念でした。この作品はシリーズ2作目だそうで、1作目の「殺人者の顔」を読んでいないと背景がわかりにくい部分もあるので、この作品を読もうと考えておられる方は、まず1作目から読まれるのが良いかもしれません。私は、背景がしっくりこない感じがいやなので、これから1作目を購入して読もうと思いますが、その内容によってはこの作家の作品にはもう手を出さないと思います。 | ||||
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