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犬坊里美の冒険



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犬坊里美の冒険の評価: 3.44/5点 レビュー 25件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(1pt)

駄作

島田荘司は傑作と駄作が極端に分かれる人だが、この作品は駄作の三本の指に入る。主人公の里美のキャラクターが全然ダメ。情けなさ過ぎる。エンディングも、ご都合主義。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.24:
(1pt)

商品のランク付けがおかしいのでは

「良い」というランクの古本のつもりで購入したが、複数ページで端に穴が開いていて、破れて欠けているところがあります「読むには差し支えない」が端に部部Bんが破れてr欠けているものと表示すべきです。検品もせずにランク付けをしていて、購入者をバカにしています。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.23:
(3pt)

おもしろいです

島田先生の作品はどれもストーリーもトリックも驚く内容で大好きです。この作品もそうです。でも、グロ過ぎる描写も多いので読むときは心して読んでください。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.22:
(1pt)

駄作ですぅ~。

犬吠里美のキャラが完全に別人になっている。龍臥亭シリーズでは、毅然とした雰囲気が魅力的であったが、本作ではただの頭の悪いバカギャルになっている。本当に同一人物なのだろうか?司法修習生にしても、あまりの無知ぶりに本当に司法試験に合格したのか疑いたくなる。
ワキを固めるキャラも不用である。同期の芹沢や尾登は別にいなくても物語上、全く支障はない。むしろいないほうが、もっとスリムにまとまって読み終えることができる。無駄な描写が多すぎ。

そして、オチも酷すぎる。こんだけ長いこと引っ張ってきてこれかいという気にさせる。
犬吠里美、不法侵入犯してるしね。『犬吠里美の冒険』ではなく『犬吠里美の軽率な行動』というタイトルの方がしっくりくる。
龍臥亭シリーズで犬吠里美に好感を持たれた方には毒である。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.21:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

殺人が起こる前にトリックが分かってしまった唯一の作品

表紙裏に簡単な文面で書かれた紹介文がありますね。
冗談抜きにその情報だけで事件が起こる前にトリックが分かりました。

問題点。
主人公の語尾が気になります。キャラ作りとはいえこんな喋りは良いのか?と疑問です。
この喋りが最後まで続くので、主人公がトリックを言う場面では少々苛々します。
もう分かってるんだから、もったいつけず早く言って欲しい、と。

この作品に関しては、そんな感想です。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.20:
(3pt)

里美の行動

犬坊里美が大人になり、司法修習を受けるところから物語が始まる。

この里美という人物、かわいいと思う人もいいのだろうし物語の筋が面白ければ
いいと思う人も多いと思うが、私には合わない。
それに石岡と居る時と、芹沢と居る時、尾登と居る時とでキャラが変わりなんせやなやつ。

おまけに大きいことを言う割には、最終的には男の力が必要だと堂々と言い放つ。

きっと、添田は里美のそんな癖のあるキャラの対極にいて読者の心を言ってくれる存在。

いらいらしながらも、こんなことを書いているのは気になっている証拠なんだろうな。

短いスカートをやめろと言われても、はいていく気持ちが全く共感できなかった。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.19:
(3pt)

ふつうに読みやすい

龍臥亭で女子高生として初登場し、以降、石岡を困らせたり嫉妬させたりでちょこちょこ出ていた里美が初の主役を務めている。里美視線で物語りは進む

まー、事件自体はかなり軽め。じつのところ大きな謎は、祭りの最中に死体が忽然と消えた、というその一点のみ。トリックだけなら短編用と思えるほどの代物ながら、なにゆえこんなにページ数があるかといえば、里美のキャラクターに焦点を当ててるから。他の見習い生徒の交流やら恋愛など描かれ、さらには岡山の郷土史、さらに司法制度のついての云々・・・などなど、ミステリーとはほとんど関係のない描写が多いので、純粋にミステリー楽しみたい人はどうかなと?里美が好きで、いろいろ知りたいとか言う人には打ってつけだろう

女性週刊誌だかで連載してたものらしく、そのためか文章自体が軽めなので読みやすい。ただ近年島田の最大の関心ごとである冤罪、死刑廃止といったテーマが、今回も大きく関わってるので、またこの手かよ〜と辟易する可能性もあり。

里美好きなら読んでも損はないでしょうな。しかし司法試験受かったくせに、債権と債務の違いがわかんな〜い、この字読めませ〜ん、とかなんでここに着てこんな馬鹿にしちゃったんだろう。よく泣くし、女読者意識してるんかなんかしらんけど、ちょっとやりすぎだばさ。

レオナみたいなのもイヤだけど、もうちょっとシャキっとさせてほしかったね。設定ではもう30すぎのばあさんなんだし。いつまで女子高生みたいな描写してんだかw
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.18:
(1pt)

言葉づかいが…

「龍臥亭事件」がおもしろかった記憶があり、その後横浜を舞台にした短編が
良かったので読んでみたのだが、なかなかの厚さの本。
薄っぺらい司法修習の中身やうわべの事件内容、倉敷、津山の説明などイントロダクションで250ページ。
そして「〜なんですぅ。」「うん、はい」「あ、はい」など怒濤の幼稚なセリフの繰り返し。
10代の大学生ではなく、27才で法律事務所で働いていたのに初対面の人にも普通に「はい。」と言えない。
幼く、自信のない司法修習生から成長していく姿を表現したかったのだろうが、感情移入ができない…。

まあこの作者の場合、文章を楽しむ小説としてではなく、読み物、ノベルズとして割り切れば楽しめるので
そういった路線が好きな人には何の問題もないのだろうが、私は無理でした。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.17:
(1pt)

つらかった

著者の作品が好きで期待していたのですが、かなり裏切られました。
なにより里美が鬱陶しい。内容は面白いのですがとにかくこれにつきます。
最後まで読むのが辛かったです。
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No.16:
(2pt)

ライトノベルです。

文章のタッチが軽く読みやすいです。
またトリックも軽いもので、ミステリー小説をよく読む人なら
簡単に分かっちゃうと思います。
おまけに主人公の女性のキャラも軽く、まさにライトノベルでした。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.15:
(2pt)

だーっと読み通せましたが、読後感はいまいちでした。

島田荘司さんの小説ということで、読みやすく引き込ませる文章で一気に読みとおせました。
ただ、冤罪を扱った物語なのですが、話の流れ的にも最後で冤罪だった容疑者と主人公との何某かの会話等がなされるものと思って読んでいたら、裁判で無罪が確定したところでいきなりスッパリと最後のページになり物語が終わってしまい、なんだか尻切れな読後感でした。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.14:
(5pt)

ヒロインの活躍話+一級のミステリー+明確な主張のある社会派

正直言って犬坊里美というヒロインには、これまであまり魅力を感じたことはなかった。
まず、名前が(僕にとっては)パッとしない。。。
ただ、この一冊を読んで、彼女に好感を抱かない読者はまずいないだろう。
この作品を読んで気付いたことのひとつは、彼女は石岡に似ているという点だ。不必要なほど自己評価が低いというところなど、ある意味作者そのものが投影されているのかもしれない。
 ヒロインの冒険談としても、ミステリーとしても、あるいは"犯罪と司法"と言うテーマを扱った社会派小説としても、どの角度から見ても主張がハッキリした名作だと思う。
 重箱の隅をつついたような欠点を挙げれば、島田荘司の魅力の一つである「薀蓄」が、あまり興味をそそられるよな書き方になっていないこと、それと登場人物の描き分けは上手いが、山田弁護士以外は、ちょっとリアリティーが伝わって来ない為、続編で再登場して欲しいと あまり思えない点だろうか?
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.13:
(5pt)

ヒロインの活躍話+一級のミステリー+明確な主張のある社会派

正直言って犬坊里美というヒロインには、これまであまり魅力を感じたことはなかった。
まず、名前が(僕にとっては)パッとしない。。。
ただ、この一冊を読んで、彼女に好感を抱かない読者はまずいないだろう。
この作品を読んで気付いたことのひとつは、彼女は石岡に似ているという点だ。不必要なほど自己評価が低いというところなど、ある意味作者そのものが投影されているのかもしれない。
 ヒロインの冒険談としても、ミステリーとしても、あるいは"犯罪と司法"と言うテーマを扱った社会派小説としても、どの角度から見ても主張がハッキリした名作だと思う。
 重箱の隅をつついたような欠点を挙げれば、島田荘司の魅力の一つである「薀蓄」が、あまり興味をそそられるよな書き方になっていないこと、それと登場人物の描き分けは上手いが、山田弁護士以外は、ちょっとリアリティーが伝わって来ない為、続編で再登場して欲しいと あまり思えない点だろうか?
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No.12:
(4pt)

世代交代?

龍臥亭事件当時は、まだ高校生だった犬坊里美が、今は、司法修習生。小説の中とはいえ、時の流れを感じさせます。
衆人環視の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体。容疑者として、ひとりのホームレスが逮捕・起訴され、担当は、司法修習生の犬坊里美。
このあらすじから、当然、石岡、御手洗の登場が予想された展開でしたが、里美の孤軍奮闘で・・・。
島田ファンとしては、御手洗対吉敷を待ち焦がれていたのですが、新たな主人公の登場で、実現が遠のいたのか、それとも、3人が絡むシーンに発展するのかと、今後の展開が楽しみになったのは確かです。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.11:
(4pt)

世代交代?

龍臥亭事件当時は、まだ高校生だった犬坊里美が、今は、司法修習生。小説の中とはいえ、時の流れを感じさせます。

衆人環視の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体。容疑者として、ひとりのホームレスが逮捕・起訴され、担当は、司法修習生の犬坊里美。

このあらすじから、当然、石岡、御手洗の登場が予想された展開でしたが、里美の孤軍奮闘で・・・。

島田ファンとしては、御手洗対吉敷を待ち焦がれていたのですが、新たな主人公の登場で、実現が遠のいたのか、それとも、3人が絡むシーンに発展するのかと、今後の展開が楽しみになったのは確かです。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.10:
(5pt)

次回シリーズ熱望!!

島田先生の作品はどれも大好きでほぼ全作品読んでいるのですが、どうも里美というキャラに感情移入できなかったのが今回はひたむきな彼女の頑張りに素直に好感が持てました。早く次回作が出てほしいです。そしていずれは石岡先生と結ばれてほしいなぁ。
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No.9:
(5pt)

非常にリアリティのある容疑者像

小説は読まないのですが、冤罪というテーマが気になって読んでみました。司法修習生の主人公が、田舎の拘置所で容疑者と接見するシーン、ここに大変なリアリティを感じました。
というのも、容疑者のキャラクター造型が凄いんです。
容疑者はホームレスであり、さらに知的障害があるようであり、刑務所への収容をみずから望んでいるふしがある。自分への疑いを晴らす能力がない。だけど人間としての誇りを完全に失っているわけでもない。
この微妙なキャラクターとからむ主人公たちの場面は迫力があります。それは、現実世界にありそうな不条理が描かれているからです。
「本格ミステリ」というジャンルになるんですか、この作品は。私はこのジャンルはゲームのように純粋に推理を楽しむものだとばかり思っていましたが、どうしてどうして、広い社会的な視野を持った作品ではないですか。凄い、と思います。
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No.8:
(5pt)

島田荘司の司法に対する気持ちが出ている

2006年10月25日リリース。初出は女性自身2005年8月23・30日合併号から2006年9月19日号まで。女性自身に連載されていたのにちょっと驚いた。

この新シリーズ、登場人物も初顔がほとんどである。いずれもなかなか人情味があって里美にぴったりな感じだ。それでも里美は泣いてばかりなのだが。ただ何となく思ったよりも里美のカワイさに乗っかっての文章になっているところが若干気に入らないが、まあいいだろう。弁護士の世界の実態というのも確かに書いているとおりだろうな、と思う。ほとんどが民事。ほとんどが債権支払不能から派生する出来事。厳しい世の中の実態である。その中でやっていけるのか主人公里美。(>_<)

しかしながらそうは言ってもさすが島田荘司だ。地元の歴史のウンチクも披露しつつ、すごく島田荘司の司法に対する考え方が出ている。死刑囚と話した経験が里美を通して随所に感じる。言ってみれば現在の司法に対する苦言の具現といったところか。なかなか考えさせられる。

このシリーズ、里美の魅力もだが島田荘司の現在の法曹界に物申すシリーズと僕は見た。新境地を感じる作品だ。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.7:
(5pt)

魅力的な登場人物たち

 私を含め、島田荘司の読者の中には、大胆な仕掛けを期待する
いっぽうで、このひとの描く、どことなくお茶目だったり、悲しいまでに
真摯な登場人物たちに出会いたくて、作品を手に取る読者も多いのではないか。
 本書は、犬坊里美という女性が、見習いとして司法の世界に足を
踏み入れ葛藤するという、青春小説の瑞々しさを備えている。読者は、
事件の容疑者を含め、様々な人物像に出会うことができる。また同時に
この作品は、本格ミステリーとしての骨格でも裏切らない。容疑者が
犯行現場に居た理由が明らかになる場面では、ああ、なるほど、と
感心させられた。終盤、勢いがありすぎる部分までも含め、作者の
魅力が遺憾なく発揮されていると思う。
犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)より
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No.6:
(5pt)

魅力的な登場人物たち

私を含め、島田荘司の読者の中には、大胆な仕掛けを期待する

いっぽうで、このひとの描く、どことなくお茶目だったり、悲しいまでに

真摯な登場人物たちに出会いたくて、作品を手に取る読者も多いのではないか。

 本書は、犬坊里美という女性が、見習いとして司法の世界に足を

踏み入れ葛藤するという、青春小説の瑞々しさを備えている。読者は、

事件の容疑者を含め、様々な人物像に出会うことができる。また同時に

この作品は、本格ミステリーとしての骨格でも裏切らない。容疑者が

犯行現場に居た理由が明らかになる場面では、ああ、なるほど、と

感心させられた。終盤、勢いがありすぎる部分までも含め、作者の

魅力が遺憾なく発揮されていると思う。
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