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(短編集)

ぼっけえ、きょうてえ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼっけえ、きょうてえ
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

ぼっけえ、きょうてえの評価: 3.98/5点 レビュー 174件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 41~60 3/7ページ
No.92:
(4pt)

泥や磯の臭いがする

しっちゃかめっちゃかなおばさん、というTVのイメージだけど、
面白くて一日で全部読んでしまいました。
方言がねちょっと粘性のある緊張感を出しています。
千鳥の漫才よりも「くせ」が強い方言ですが、岡山弁そんなに知らないけど、すんなり読めました。コレラの話は恐かった。
これだけ迫力のある小説は、滅多に出食わさないでしょう。土臭い生臭い巧妙な文章がとてもいいです。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
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No.91:
(5pt)

文芸作品です

この分野では、素人の作文程度の作品が多いなかこの方の文章力は抜きん出ていると思います。
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No.90:
(5pt)

じっとり和風ホラー

「怖てえ」と書いてきょうてえと読むそうな。真夏の夜にぴったりの、なんともおぞましい話。やはり表題作がずば抜けておもしろいし、怖い。じっとり、どろどろとした土着性が坂東眞砂子を思わせる。「ムラ」の閉塞感と現代日本では想像できないような貧困の日々が、「地獄にいるのが当然といった諦観」の一文で生き地獄に、村人たちは無力な亡者に変わるのが、なんともきょうてえ。
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No.89:
(5pt)

なんとなく

読んでみましたが。 素晴らしかったです。 ホラーで涙を流すとは思わなかった。 楢山節考を思い出しながら読みました。 昔の貧しさと苦しさがありありとしてて・・・ あまぞわいが一番好きです。 ラストでは悲しくて泣きました。 全く救いがないのですけどなぜか読み切れる、引き込まれる感じです。
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No.88:
(5pt)

堪らない世界感

すごい堪らない世界感!岡山産土着系エログロホラーの傑作です!
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No.87:
(5pt)

半端ない文章力

表題作で、第六回日本ホラー小説大賞、本書で山本周五郎賞を受賞している、短編集だ。内容はホラー小説だが、文章は純文学である。一行開けがほとんどなく、文章がずっと繋がっている。にもかかわらず、シーンがテンポよく変わっていく。絵巻のような文章だ。
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No.86:
(5pt)

たむ

方言による語りで恐怖を増幅されます
短編なのですがどの話も余韻が残る気味悪さがあり満足いく作品だと思います
ホラー好きの方は読んでおいて損はありませんよ~
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No.85:
(5pt)

ぼっけぇエエ(良い)

まさにホラーとエロスの融合といいましょうか。岩井志摩子さんの独特な感性と文章の面白さが詰まっていますね。文庫本でreasonableかつコンパクトで大満足です。
素晴らしい一冊です。間違いなく5つ星です。
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No.84:
(4pt)

きょうてい

終止どす黒い霧のかかったような文面に救いのないラストがグッド!
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No.83:
(5pt)

面白かったです

大好きな岩井志麻子さんの本。あっという間に読んでしまいました。
語り口調で書かれているので、いつもよりスーっと入りやすかった気がします。この方言が良かったのかも。
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No.82:
(5pt)

こわい、というより

四つの短編が収録されている本作ですが、岡山県の方言で語られるのがなんと言っても最大の魅力かもしれません。しょっちゅうテレビドラマなんかで出てくる関西弁などとは違う方言は、聞き慣れないのになんだか懐かしいような不思議な響きです。

 また文章も丁寧で、表現が霧の中を彷徨っているような不安になってくる表現が多いです。それぞれの主人公達は物語の中で人間ではない何かを見るのですが、それが霊なのか、幻なのかはあまりはっきりと断言されません。そこが単純な恐怖とは違い、ジワジワと這い上がってくるような不快さを読み手に与えます。

 話の内容に関しても、その地域ごとの特徴や風俗に関してよく調べられているんだなとわかります。そのため読みごたえがあります。

 こんな人におすすめ
 ・ちょっと胸糞悪い話が読みたい気分
 ・方言で語られる物語を読みたい
 ・気味の悪い、嫌な奴。でもなんとなく気持ちがわかってしまう主人公の物語がいい

 予断ですが、表題にもなっている「ぼっけぇ、きょうてぇ」が一番私の好みでした。語り部の女郎が気味の悪い女なのだけれど、どこか物悲しくてせつなく感じました。この話は外国でドラマ化されているようですよ。
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No.81:
(5pt)

五時に夢中

東京MXでお馴染み、下ネタの志麻子さんの作品。
ほんとに作家だったんだー、と妙に感心。
内容はオリジナリティ満載、何が怖いって人間が一番怖いんだなと納得。
そして「オカイチョウ」連発の志麻子節も生きてます。
おすすめです。
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No.80:
(5pt)

ほんとうに怖いのは、生きている人間そのもの

デロリ・・・・・・
デロリ・・・・
デロリ・・

表紙そのままの世界観が展開されています。
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No.79:
(5pt)

面白かった

岩井志麻子さんの本は初めて読みました。
テレビで変なことばかり言ってるので一体どんな本を書いてるのかと思って、読んでみたら
本当にちゃんとした小説家なんですね、なかなか面白かったです。
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No.78:
(5pt)

ぼっけえ、きょうてえ

間延びしたような岡山弁で
語られる物語。
何が怖いって、こんな話を書く
作者が一番怖いです。
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No.77:
(5pt)

よかった

祖手も恐ろしく、不思議な世界だった。引き込まれていった。グッド
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No.76:
(5pt)

かぼちゃの、すぅぷ

笑えます。

本書は、というより、岩井さんのする怖い話は、笑いが含まれています。
しかし、それによって恐怖が倍増しています。

喜劇を書きたければ、悲劇を書け。
悲劇を書きたければ、喜劇を書け。

かぼちゃスープの甘さを際立たせたければ、塩をちょっと入れる。みたいな。

そんなかんじです。
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No.75:
(4pt)

じわじわ

読んでいるうちはさくさくと読めるのですが、読み終わった後に内容を反芻していると、じわじわと背筋が寒くなってくるような感じでした。
後味が悪い話もあったりして、なお恐怖感を感じさせます。

女って怖いな、と改めて思いました。
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No.74:
(4pt)

5時夢からでも分かる、著者の人格。

田舎・貧乏・エロ・ホラー。岡山弁で語られる、昔の田舎の怖い話につい読んでしまう。テレビで語る著者は強烈な人格で、本人を知らずに読んだほうがいいかも。
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No.73:
(5pt)

この世の地獄めぐり。

月並みだが、いつでも真に恐ろしきは人の生み出す「この世の地獄」。人そのものであります。

この、えぐるほどドスの効いた岡山弁の語り口調によって描かれる恐怖が突き付けるのは、人間という存在が、たった今、我々がよく知るこのような形になるまでに、一体、我々はいくつのおぞましい無知による野蛮を上辺では克服し、奥底に隠ぺいしてきたのか。そして、今も我々はそれらを抑圧し続けているのだろうか、ということである。

「全部。み〜んな剥ぎ取りゃあ、おまえさんもあたしみたいなもん。」、と語り部である「醜女」に添い寝されながら囁かれている気がする。悪寒がする。
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