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(短編集)

ぼっけえ、きょうてえ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼっけえ、きょうてえ
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

ぼっけえ、きょうてえの評価: 3.98/5点 レビュー 174件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(2pt)

本の表紙は 恐いけど・・・

<(^▽^
何話が 収められているのですが、
ホラーらしく ほら 後ろにいるよ的な所で
止めてあります。
一番の問題は、方言(?)で 書いてあるので、
一体 何を 言っているんだろう?と
途中で 読んでる側の 想像力が 途切れて
しまうことですかね。
口に出して 読んでもらったのを
聴いた方がきっと 怖いと思います。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
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No.3:
(2pt)

怖くないんですけど・・・。

評判に期待して読んだけど、ハズレだった。
貧困、間引き、近親相姦・・・因習に閉ざされたムラでの過酷な生い立ちを、女郎の寝物語として岡山弁でつづる、というスタイルは確かに悪くない。
でも、読んでても怖くない。この女郎はしゃべりすぎる。怖い話にしたいなら、巡査への想いや小桃の極楽行きは不要だし、社会の底辺を鬼となって生きる女の業を描きたいなら、姉のことなど省いたほうが良い。
テーマもジャンルも違うけど、前近代的な貧しい農村の常識の怖さ、という点では「楢山節考」の方が怖かった。登場人物の誰一人として、「ムラの常識」に疑問を持っていなかった。食料を盗んだ隣人一家を皆殺しにしたり、高齢になった母を姥捨て山へ連れて行く、というルールを当然のこととしていた。だからこそリアルだし、人物描写も引き立っていた。
だが、この女郎は、自らの人生を「ひどい、陰惨だ、怖い、非常識だ」と感じている。自分は地獄に行くだろう、と思っている。私たち現代人と同じ感覚で語っているから、全然怖くない。
他の3編も、題材もさほどではないし、そもそも文章がくどい。そのくせ状況描写がわかりづらい。これで山本周五郎の名を冠した賞を受けているというのは、ちょっと納得いかない。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
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No.2:
(1pt)

好きか嫌いかが二分するのでは?

あまり好きではありません。多分個人的好みだと思いますが、岩井さんの作品はどくとくの背景を漂わしながらの流れなのですが、どうしても好きになれません。ある種の文脈は読んでいて不快です。多分、岩井ファンはそういったところがいいのでしょうが、私はきれいでこざっぱりしたホラーがいいです。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
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No.1:
(1pt)

怖いだろうかこの話?

文章は上手い。しかし、ある程度キャリアを積めば下手だったらおかしい。しかし、世間で言われているほど怖いだろうかこの話。テレビに出てきた作者の作品に興味を持ったが、大いに期待はずれ。表題作よりも同時収録されている他作品の方が質が上のように感じる。表題作のインパクトに関していえば、この程度のグロならすでに江戸川乱歩、夢野久作ぐらいで大昔に慣れっこ。陰鬱さ救いのなさでは最近の作家、鈴木光司、桐野夏生を凌げない。それに個人的感覚でいうと全く怖くない。先へ先へ読ませられるほどのプロットでもない。でもまあ、作者の年齢であの時代の底辺庶民の生の生活を表現しているのは見事だし希少価値があるとは言える。岡山ローカル色を前面に打ち出してこの作家の作品と作家自身の差別化をはたしているのみ。作家のキャラのみ先行していると強く感じる。昔作家のかわゆさだけをアピールして消えた出版戦略(椎名何某子)があったな・・・と思い出す。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014

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