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顔に降りかかる雨
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顔に降りかかる雨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 1~20 1/4ページ
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陰鬱な記憶の情景から始まる物語。 一億の金を持って消えた友達の耀子。共謀を疑われた未亡人村野ミロは、一週間以内に耀子と金を見つけなければならなくなる。耀子の恋人・成瀬と共にこの難題に挑むことになったミロが辿りつく真実とは。 「OUT」で桐野夏生さんのファンになり手を伸ばしたデビュー作。自分の日常からは少し遠い世界の話だけど、巧みな文章の力で物語に引き込まれました。後半は特に読むのが楽しく、一晩で読み終えました。結末までたどり着いたのだけれど、最後がちょっと複雑で、何度か読み返して理解しました。それでも充実した読書でした。桐野夏生さんの文章は読みやすくて、様々な感覚の描写が秀逸で、特に「痛み」の描写が印象に残るような気がします。 印象に残った一行は以下でした。 「自分に罰を与えるために死ぬ人は少ない。彼は、あなたに罰を与えるために死んだのでしょう?」 (p141) | ||||
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評価は分かれるんじゃないでしょうか。 | ||||
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中盤まで退屈 最後に急に解決するが、それまでの伏線の張り方が不十分なので、読者は結論だけ見せられて終わる。どうもすっきりしない。主人公もハードボイルドな女性なんだろうが、あまり好きになれず。かなり気持ちの悪い材料や変態ばかり出てくるところも嫌い。賞をとっているから信用して購入したが、お金損した。 | ||||
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本の内容は別にして、気に入りました。 | ||||
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以前に洋画でドイツ内で、移民のトルコ人がネオナチに襲われる場面がありましたが、戦後、ドイツが日本と違い、日本は肉体労働も日本人ですが、ドイツ人が肉体労働はしたくないということで、トルコ人の移民を受け入れたらしく、一般に管理職は肉体労働ではないですが、ネオナチが戦前のナチスに共鳴した戦後のグループで、ナチスの優等人種の思想のアーリア人というのが、白色人種で金髪碧眼ですが、金髪にした東洋人の女子がその白人のネオナチのグループに入り、がその女子が女装もする東洋人の男子で、白人のネオナチのチンピラに半殺しの目にあい、その復讐でその半殺しの目にあったその東洋人の男子がそのネオナチの白人のリーダーを殺してしまったような場面もあり、東洋人の金髪に染めたのが、ヒールのプロレスラーの上田馬之助が初めではないかと思いますが、日本の宝塚歌劇団が舞台に立つ役者が女子しかいなく、その女子が男装もしていますが、その宝塚歌劇の市場規模がそれほど大きくないですが、その宝塚歌劇が日本の古典芸能ではないですが、戦前の満州国に男装の麗人という女子の軍人が一人いたようですが | ||||
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心地よく読めます | ||||
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桐野夏生の原点と思うと非常に感慨深いものを感じる。やはりこの頃から人物描写(特に女性の描写)が最高に上手いと感心します。 ただ、現実味がないと感じる箇所がちょこちょこあり、個人的にはあまり好きな作品ではないかも。 なんで警察に言わないの!?とヤキモキしてしまいます。 | ||||
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桐野夏生さんにどハマりして買いました 女探偵シリーズの1作目です シリーズ全部で5作あります | ||||
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若い女性がハプニングに巻き込まれて、友人を探しながらも、強く生きていく姿にウルウルしました。 | ||||
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「注文後、迅速に対応して頂けました。 商品も問題なく、安心して利用できました。 ありがとうございました! また宜しくお願い致します。」 | ||||
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面白い、上等の洋画のサスペンスを見ているような、感覚で、物語の中へぐいぐい聞きこまれる。 | ||||
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骨太な感じで進行していて読み応えがあった。最後の真相を暴く部分の描写が結果だけだったのは残念。 | ||||
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内容(「MARC」データベースより以下) ある日、二人の男が部屋を訪れた。 男の一人とつきあっていた自分の親友が大金を持ったまま行方不明だという。 親友を追うわたしの前に謎が幾重にも重なる。 ハードボイルドタッチで描く、本年度江戸川乱歩賞受賞作。 まぁ単純に面白かった。これで賞も頷ける。 親友が一億円とともに失踪する、真実の謎解きミステリー。 嘘つく奴(言い逃れようとする奴)をこれほど憎んだ事ないって思ってしまったなぁ、はっはっは。 先が気になったんで、どんどんとページが進んでスピード感あったかな。 最後は収拾してった感じでどんでん返しに終わったが。心地よい。 イメージがわきやすいので(途中くどかったが)読みやすかった。 これってシリーズ化? ・・だろうね。 「クライム・ノベルの金字塔『OUT』はここから始まった!」 ・・らしい。 賞作家の本を読み漁っている最中なのですが、 初めての作家の本で、当たりを引いた思いです。 他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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桐野夏生の小説は主人公の孤独感が伝わってきてとても好きです。誰かに寄り掛かることなく自分の意志で決定して行動する主人公にとても親近感をもちます。ただ私の個人的には村瀬と恋愛関係にならない方が良かったのではと思いました。あくまでも自分の感想ですが。 | ||||
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村野ミロの友人であり、ノンフィクションライターである耀子が行方不明になる。彼女とともに、彼女の恋人成瀬が彼女に預けた1億円も行方不明。 1億円の出所は極道がらみ。耀子の自宅の電話から最後にかけられた相手がミロだったことから、ミロは否応なしに巻き込まれ、成瀬とともに耀子の行方を追うことになる。 村野ミロのシリーズ第1作。 25年くらい前の作品で、刊行されてすぐ読み、すごく好きな作品だった。電子書籍化を機に、再度読んでも、とても新鮮で、古臭さも違和感もない。 ミロが行方不明の友人を探して、苦労しながら徐々に真相に近づいていく過程がものすごく好きだ。 ミロはこの後、突如劇的に変貌していき、私たちの想像もしなかったどこか遥か遠くへ行ってしまうことになるが、この作品では、つらい過去は抱えているけれども、まだどこにでもいそうな女性で、彼女のみずみずしい感性に共感をおぼえた。 この後の彼女のことを考えると、個人的にはちょっと切ない。 | ||||
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他の方が書かれているようなミロが何故犯人に惹かれるのかっていうのは ある意味お話の定石なのでそこまで違和感なかったのだけど。 特にありえないのは共犯者の山崎。 死体愛好家だからといって自分が手を染めた犯罪の内容を明かしたうえで それを被害者の知り合いの男に売るってどんな犯人だよって感じ。 で案の定をそいつが秘密を明かしそうになったら殺して更にその写真を他の人に見せるw シュールで面白い犯人の性格っていうのと話の都合上犯人をバカに設定しちゃったってのは難しいとこだけども。 この山崎はネオナチとして対立組織への殺人事件に関わり、さらにドイツから廃車の部品を日本に流しっていう設定 だけでも盛り過ぎ感あるのに、その上両性愛者であり女装癖があり、死体愛好家ってやり過ぎ空回り半端ない。 せめて女装癖と死体愛好家っていう設定を抜きにしてミロがどのように事件を解決するかを考えて欲しかった。 | ||||
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桐野さんのファンなんですが、 短編は別にしても、長編は大概読んでいたと。。。思っていたのですが、 以外に新装版の広告出ていないと、未読と気づかず。。。 デビュー作。 しかし、すでに桐野節なアグレッシブな心理描写や、のちのOUTに通じる、怖いぞっとする情景描写や闇の組織、人間のこわさとか、等々が見え隠れしていますね! ミステリー推理小説ってカテゴリーそのものは個人的には好きではないんだけど、、、 なかなか細かい推理設定にはあまり興味は読んでいて好きではないけど(もちろんページは次は次はとペースアップはしましたが・・・)、桐野さんののちのもっと悪魔的ヒューマンな描写に興奮します。 で、最後の章の大どんでん返しは推理としてもびっくりしたし、そのあとの愛しようのない女、男、 この推理小説の枠を超えた部分の人間心理な世界描写がやはり桐野さん! って思いました。 | ||||
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商品無事受け取りました。迅速、丁寧、美品な物を有難うございました。また宜しくお願いします。 | ||||
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物語にスピード感があり最後まで一度も脱線せずに読める。 しかし、主人公の親友の描写が酷い。 結局最後まで良い人に思えなかった。 設定的には、こんなんだけど良い子だったって設定のつもりだが伝え方が下手なのでこんなんと親友なのかというイメージに終わった。 もう少し魅力的にかけなかったのか。 あと主人公のキャラクターが頂けない...。 魅力がないというか感情移入できない主人公というか、応援したくない主人公象に途中からなってしまっている。 親友が行方不明の時に親友の彼を寝とるとか、主人公として最低でカッコ悪いから、もう少しどうにか魅力的にしてほしかった。 とはいえ初期の作品?なので上出来です。 | ||||
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何冊か読んだ桐野夏生さんの作品の中では迫力がなかった 様に思います。 | ||||
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