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顔に降りかかる雨



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顔に降りかかる雨の評価: 3.45/5点 レビュー 62件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(2pt)

伏線がない

中盤まで退屈 最後に急に解決するが、それまでの伏線の張り方が不十分なので、読者は結論だけ見せられて終わる。どうもすっきりしない。主人公もハードボイルドな女性なんだろうが、あまり好きになれず。かなり気持ちの悪い材料や変態ばかり出てくるところも嫌い。賞をとっているから信用して購入したが、お金損した。
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4062066688
No.12:
(1pt)

ミステリーとしてダメ

他の方が書かれているようなミロが何故犯人に惹かれるのかっていうのは
ある意味お話の定石なのでそこまで違和感なかったのだけど。

特にありえないのは共犯者の山崎。
死体愛好家だからといって自分が手を染めた犯罪の内容を明かしたうえで
それを被害者の知り合いの男に売るってどんな犯人だよって感じ。
で案の定をそいつが秘密を明かしそうになったら殺して更にその写真を他の人に見せるw
シュールで面白い犯人の性格っていうのと話の都合上犯人をバカに設定しちゃったってのは難しいとこだけども。
この山崎はネオナチとして対立組織への殺人事件に関わり、さらにドイツから廃車の部品を日本に流しっていう設定
だけでも盛り過ぎ感あるのに、その上両性愛者であり女装癖があり、死体愛好家ってやり過ぎ空回り半端ない。
せめて女装癖と死体愛好家っていう設定を抜きにしてミロがどのように事件を解決するかを考えて欲しかった。
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No.11:
(2pt)

今読むと 古臭い

約20年前の作品
ストーリー展開や文章表現などは秀でたものを感じさせられる。

ただ 主役 村野ミロが 真犯人を突き止める空港でのシーン
ところどころに出てくる 公衆電話 フロッピーディスク
ワープロ ドイツ車 など なんか やっぱり20年前という感じ
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No.10:
(2pt)

インパクトはあるけれど・・・

93年ならばこの内容なら確かにインパクトはあるでしょう。(秘密クラブのあたりとか)

けれども描写がくどいし、サスペンス性は特にない。
これは桐野さんの特徴でもあるかもしれないけれど、
キャラクターの服装とかは毎回毎回一から書く必要はない。
それよりもどういう服を着そうかという部分を書いて欲しい。ある程度読者に想像させる幅を持たせて欲しい。
なんだか論文を読まされている気分。小説としてはマイナスな点だと思う。

これが江戸川乱歩賞受賞作品とは・・・ガッカリです。

続編の「天使に見捨てられた夜」でもそうだけれど、ミロは作中の男と親密になりすぎ。
プライベートと仕事の境界線がなさすぎ。前職でもそうだし。
の割にはそこまで魅力的な女性とは到底思えない。
この部分は安易に結末が予想できてしまうマイナス要因。
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No.9:
(2pt)

江戸川乱歩賞受賞作ですか。。。

結論から言いますと、珍しく心に何一つ残るものがなかった作品でした。最後にがっかりする、というケースも少なくないのですが、この作品に関しては、最初から最後まで、もりあがれませんでした。とくに、なかで描かれている恋愛模様には、とてもさめた目でしかみることができませんでした。少なくとも私には、ですが。期待が高すぎただけに失望感が強かったのかもしれません。江戸川乱歩賞受賞作は好きな作品が多いので、正直がっかりでした。随分前の作品のようですので、最近読んだというのも原因かもしれません。こういう内容は、当時は新鮮だったのでしょうか。もしかしたらこの作品は映像化の方がむいているのかもしれません。私はみていませんが。。。とにかく、私のように、江戸川乱歩賞受賞作を手当たり次第読んでみよう、と思って手にしようとされる方は、注意された方がよいかもしません。あしからず。
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No.8:
(1pt)

作者の意匠が全く見えない物足りない作品 !

未だジュニア小説を書いていた頃の作品とは言え、乱歩賞受賞作とは思えない程の未熟な作品。捨てた夫に自殺された過去を持つミロをヒロインとした物語である。ミロが、友人でノンフィクション作家の耀子が愛人成瀬の金4700万円を盗んで失踪した、と成瀬自身から告げられる所から物語は始まる。その金は闇の金。成瀬はミロが耀子を匿っていると疑っているし、闇のボスは成瀬とミロ双方を疑っていると言う設定。自分の身を守るためと、耀子を巡る事件の真相を探るためのミロの行動を追うと言う形で物語は進行する。
まず、ミロの性格設定が支離滅裂である。当初、元夫を自殺に追い込んだ自責の念から殆ど鬱状態にあった筈なのに、闇のボスから脅迫され"命の危険"に晒されているのに平然として捜査を開始する"強い女"に変身する。この不自然さをカバーするかの様に、ミロの父親は暴力団関係の元探偵と言う設定。ご都合主義が過ぎる。そして時折、無闇に感傷的になる。その上、この危険な捜査中に容疑者の一人に恋情を持ったりするのだ。それなのに、自身を理知的で行動力を持った女と自覚(錯覚)している。これではヒロインに感情移入出来ないし、物語の求心性に欠ける。実際、物語にミステリ的謎は無く、ただ醜悪・奇矯な人間が次々と登場するだけで、サスペンス性は皆無。人物の書き込みも表面をなぞっただけで物足らない。犯人設定くらい、もう少し工夫を凝らしたらどうなのか ? 耀子は風俗ルポライターから硬派のルポライターに転進するつもりだった、との設定だが、霊能力占い師、変態ショーを登場させる等、本作の舞台設定が風俗ルポそのものとの印象を受ける。読者はその観衆の位置付けとの意図だろうか ?
本格ミステリでも無ければ、サスペンス小説でも無く、人間心理を深く抉った文学的味わいも無い。作者の意匠が全く見えない作品。
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No.7:
(2pt)

たいくつな展開

短編「虫卵の配列」が面白かったので、長編を読んでみることに。
人捜しをするお話ですが、「さしたる山場も無く淡々と続くストーリー」と別の方が書いているように、ページを進めど進めどさほど状況が進展しません。大きな展開があるのはクライマックスだけ。
400ページなんてとてもじゃないけどいらないでしょ。100ページぐらいにまとめれば面白いかも。
江戸川乱歩賞?がっかりです。
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No.6:
(1pt)

がっかり

あの桐野夏生のデビュー作ということで、読んでみましたが、
なんだか漫画の原作か、テレビの2時間ドラマのシナリオみたい。
江戸川乱歩賞〔でしたっけ〕って、もうちょっとハードルが高いと思ってました。
厳しい言い方ですが、おそらく受賞作品の中でも最低ランクだと思います。
アメリカでは見目麗しい女性ミステリー作家全盛時代。(もう過ぎた?)
ハリウッドの映画のシナリオみたいな作品が多いけれど、それの日本版という感じ。
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No.5:
(1pt)

主人公ミロに共感できず

この小説は女性が書いたという雰囲気や匂いに満ち溢れている。登場人物を紹介するときの描写の仕方、服装や香水・アクセサリーなどの小物についての記述など、ブランド名が明確に用いられており、記号として知る人ならばイメージが膨らむように書かれている。あるいは、主人公の村野ミロと一緒に失踪した女性を追う村瀬の描写の仕方、そしてラブシーンへと至る描写・・・あざといほどの「女性の視点」という描写が、逆に私には鼻についてしまう。主人公の村野ミロが、最初は嫌悪しながらも成瀬に惹かれてゆく過程も、やっぱりなあ・・・という思い。
こういう気分は何なのだろうかと、読みながらずっと考える。男社会の描写や視点に慣れすぎている事から来る違和感か、我々男性がしがらみに縛られて逆立ちしてもできないような垣根を、女性たちが軽々と越えてしまうことへの羨望か、あるいは営々と築きあげられてきた男性社会に対して、そういう生きざまをみっともないと思わせられることへの悪あがきか。世の中の、女性と男性の妄想の違いに思い至る小説でもあった。
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No.4:
(2pt)

楽しめませんでした

はっきり言って楽しめませんでした。
出だしは暗いし、興味を引かない。
人探しというありふれたパターン。
何故、主人公が失踪した友人を探さなければならないのか
良く判らない。
さしたる山場も無く淡々と続くストーリー。
なんとなく先が読めてしまう展開です。
この作品の中で、主人公の親友のノンフィクションライターが、
ベルリンで人種差別を体験するために金髪のカツラかぶって
娼婦みたいな格好して歩くってのがありますが、これは人種差別
なんかじゃなくて、ただ単に人格を疑われてるだけだと思います。
人種差別を体験したければ、普通の格好してレストランで食事
するとか、ホテルに泊まったりすれば体験できると思います。
その方が奇抜な行動をするより、より深いものが見えてくるのでは
ないでしょうか。
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No.3:
(1pt)

がっかり

ダークの中に出てくる成瀬、悲壮感ただようこの男に惹かれて読んだのに....いくらページをめくっても幼稚な設定ばかりで.....私が想像していた成瀬の姿を見つけることができませんでした。
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No.2:
(2pt)

やっぱりこんなものかな・・・

はっきり言って失敗でしょう。女性がハードボイルド書くのは良いと思うけど、あまりにもいい加減なストーリー。凄く話題になったから買ってみたけどもう少しくらい面白くてもよいと思うけど。他にいなかったのかな・・・
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No.1:
(2pt)

全くの駄作

全くの駄作。テロリストのパラソルと同じく、これがどうして賞をとったか?疑問。人物描写も薄いし、途中でなんとなく筋も見えてくる。簡単に読めたので2にしたが、何処が面白かったか理解できなかった。ただ、この一作を読み気づいた事がある。「OUT」との比較である。「OUT」では文章力の凄さに圧倒された。この「顔にふりかかる雨」での貧弱な文章から「OUT」の文章に進歩したのは脅威である。
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