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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全461件 41~60 3/24ページ
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社会派?ホラーサスペンスとしては文句なしの作品。面白くて五時間程で一気読みした。 まあ小説として読者を引き込むための盛りはかなりあるにしても、作者の職業体験もしっかり反映されているらしく生命保険会社の勤務実態の描写は非常に臨場感ありありで細部に至るまで夢中で読んだ。登場人物も各々の存在感が鮮明で作者の筆力を如実に感じた。これは賞賛する。 しかし何より殺人鬼の幸ちゃんの有無を言わさぬ残虐さ、その迫力がねー、作者自身が彼女に乗りうつっているような感じで、俺はこれこそ書きたかったのだと作者の生臭い本音が聞えた気がした。 作者は間違いなくホラー映画を鼻息荒くして鑑賞するタイプだと思ったね。ただ物語最後の恵の考えには、何ほざいてんだ、こいつは根本的な知的障害者だなと腹が立った。 | ||||
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自分的には面白くない | ||||
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本棚の整理をしていて見つけて久しぶりに再読。めちゃくちゃ怖かった記憶だけ残っていたが、二度目はそれよりも虫の話と心理学の蘊蓄の長さに疲れて飛ばしながら読んだ。あれだけ書きながら自閉症の使い方を間違っているのも、説得力を低下させて大きなマイナス。 金石は殺されても仕方のない人間とでも言うような恵の批判ぶりにもドン引き。ゲイ描写も必然性がないと思った。最後に突然、官僚批判が出てきたり、ホラーサスペンスとしてのスリルはありつつも思想も強めな作品。時代が変わってズレが目立ってきたのかもしれない。 | ||||
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面白かったです。当然ですが映画と本と感じた感想が違って楽しかったです。 | ||||
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黒い家のじっとりじめじめした雰囲気や、匂いの描写が上手く、すごく伝わってくる。 主人公がどんどん追い詰められてきて怖い。 とても面白かった! | ||||
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ホラーというジャンルは、心霊とか超常現象を扱っているものだと私思いこんでいたのです。 この作品は、心理サスペンスですね。でも、こういう作品も広義にはホラーというのかも知れません。 数年前にTVドラマ化されていたという話しを聞いていて、「そういえば、あれだったのか」と思いだしました。私、断片的にしかドラマを観ていなかったものですから。 サイコパスという言葉が出てきます。(ウィキペディアなどによると現在は使われなくなった言葉らしいのですが) 先天的な遺伝の異常か後天的な環境によるストレスを受けつづけたか、或いはそのどちらもによって、「相手の立場に置き換わって考えることを全くしない人間」というのが居るらしいのです。 主人公は、生命保険会社の保全部門(言葉が違っていたらご容赦を)に移ってきた役付の男性です。 保険金詐取目的の人物に翻弄され、何度も追い詰められる(命の危機に直面する)というお話です。 今回はあらすじは書きません。 初めて読んで、怖さを味わってみてください。 個人的には、主人公に会社に居残るように仕向けた犯人からの電話をかけさせられたトップ保険外交員だけは、何とか助けられなかったのか、ということが、何とも歯がゆく感じます。 どんな怪物よりも人間が一番怖い、ということを厭というほど教えてくれます。 以前、仕事場の上司と話したことがありましたが、「交通事故や予期できる災害には、事前に或る程度対策を練ることが出来るが、悪意を持った人間が何かをしかけてくる、という事には、完全な防衛はできないな」と仰有ったことを思いだしました。 この小説の内容を超える事件も実際に起きる世の中にはなってしまいました。 読後感は最悪です。それだけ読者にダメージを与える小説ですから秀作ですね。 私もよく悪い夢を見るのですが、人間というのは、起床から十分もすれば、頭のスイッチが切り替わって、夢の内容を完全に忘れます。モードが変わるというのか。 この作品は、逆に、起きている人の精神を悪夢を見ているときの状態にまで引きずり込む力を持っています。 という事は、少なくとも書いていらっしゃるときは、悪夢の精神状態のままひっぱられたのではないか、と思うわけですが、それはかなり、常人ではできないことですね。 話しが戻りますが、犯罪者が襲ってくるという危惧があるとき、それを出来ないようにする社会システムが、警察以外にも作られた方がよいように思います。せめて、公の場で簡単に誘拐や傷害が起こるというのを(作品中だけのことではなく、現実にも可能だと考え至るので)、阻止できる体制というのが何重にも創られるべきだと思いました。 どんな人間もやはり人間であることに変わりはない、という考え方を貫くのか、理屈も人情も通じない人間はやはり居て、そういう人が凶行に及んだとき、廃絶するのか、という議論も文中に盛り込まれています。 リアル恐怖でした。 | ||||
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保険金殺人をテーマとした作品。ミステリではなくサイコホラーである。 少年の首吊り死体を、その子の父親と目撃した保険会社に勤務する主人公。父親による保険金殺人を疑ったことから、嫌がらせを受けることとなる。主人公が調べを進めるうちに、意外な事実が明らかに。そんな最中、今度は父親が大怪我を負う事故が発生。シナリオを書いたのは、母親の方だった…。 主人公の周囲で起こる不審な出来事は、徐々にエスカレートしていく。この過程がかなり恐ろしい。母親に接触した者たちに待ち構える無惨な死。遂に、主人公の恋人までが…と続く。 ラストにかけてジェットコースター的な展開を見せてくれる。保険業界の裏話や、心理学の蘊蓄など、ハラハラに加えて知的好奇心を満足させてくれる作品である。主人公の抱えるトラウマ話しも上手くオチをつけてくれた。読み応えあり! | ||||
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生命保険の仕組みに詳しくなるだけで、全く持ってホラーじゃ無い。 そもそも、テンポがない。説明文だらけで「え?コレは小説なんだよね?」ってなる。 無駄なページが多すぎて、何回も読み返して添削して遊んだくらい。で、面白い事に添削したら中身が無くなったのよ。何でこんなのがホラー大賞?取ってんの? 文芸小説っぽく書けば簡単に取れる賞なのかな?(笑) | ||||
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どろどろしていて、視覚的、嗅覚的にも心理的にも気持ち悪くて、とても面白かったです。 夢中で読んでしまいました。 | ||||
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貴志さんは好きなので、その代表作ということで期待したのですが。 こういう心理スリラー物は、ある程度都合主義的もありとは思いますが、最低限の納得感は必要だと思います。 中年女性の犯人と1対1でなぜ、簡単にやられてしまうのか? 低身長の元プロレスラーが性転換したのか?とか余計なことまで考えてしまいました。 また、あきらかに危機が差し迫っているのに、周りに知らせる等の保険を一切かけないでひたすら突っ込んでいく。 途中から、段々白けてきて、物語に入り込めなくなってしまいました。 | ||||
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「黒い家」を読んでいる間は、誰も通らない道や暗い道で歩くのが怖くてたまりませんでした。とくに恐ろしい人物の描写には鳥肌が立ちました。天使の囀りやクリムゾンの迷宮とはまた違う怖さ。 | ||||
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主人公がいい年をしたおっさんなのに、狙われていてもあまりにも危機感がなく、闘う準備もしないので危険への対応能力が異常に低く、困ったものです。 そんなリアリティのない描写で恐怖感を盛り上げようとしても良くないと思います。 それでストーリーも面白く感じなくなってしまいました。 せっかくいろいろな知識があって細かいことが書ける筆者なのに、この作品は残念です。 | ||||
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昆虫一般苦手ではないが思わず顔を顰めたくなる描写には参った。 ただ、保険の知識の一助にはなった。 | ||||
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前半の構成が主人公の意識のストーリー2対するバランスが悪い。 最後の方の加速的なスリリングな展開から話が終わる迄は良いので惜しいな。 | ||||
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いやー面白い。背筋がゾッとしますね。貴志さん初めて読みましたが他にも読んでみようと思いました | ||||
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産まれてから今までの19年間まともに本を読んだことがなかったです。それなのにこの作品はとても読みやすく、ストーリーに引き込まれていきました。ストーリーに引き込まれていく自分を感じて、やはり賢い人が書く文章は読みやすいんだと悟りました。 | ||||
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ウィルスの蔓延やグール、人形が襲うなどと違い、現実的なストーリーなので、とても怖かったです。 | ||||
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作中では心理学の観点から犯人分析を行なっていますが、一部用語の誤用が見られます。 20年以上前の作品なので仕方ないことかもしれませんが、私は強い違和感を覚えました。 ただ、犯人のように倫理観が通用しない人間が身近にいるかもしれない。その恐怖が心にまとわりつきました。 | ||||
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興味本意で数ページ読むにつれて面白い! 犯人は何となく初めから分かってたけど、まさか、そんなに⁈と思ってしまった…。 続編はあるのだろうか。 | ||||
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面白いが、特に何も残らなかった。 | ||||
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