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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全461件 181~200 10/24ページ
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文章でここまで怖い思いをさせることが出来るのかと思いました。貴志祐介は心理描写、情景描写がとても上手だと思います。ただのホラー物だと思っていたのですが、臨場感が半端なくて怖かったです。終盤になると続きが気になって仕方なかった。 | ||||
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映画化もされた有名なホラー小説大賞受賞作。ホラーということで、化け物や幽霊が出てくる系か?とこれまで敬遠していたのですが、これはホラーというよりサイコサスペンスですね。 30年近く前?の作品のようですが、現代でもまるで色褪せない傑作だと思います。 とにかく面白くて、先が気になってページを捲る手が止まらず一気読みしました。 (以下少しネタバレ↓) ただ一点残念だったのが、賢そうに見えた主人公が案外抜けている所。 (振り返ってみるとこの人、ほとんどの局面で、第六感頼りで行動していたような…) 主人公は当初Aという人物を怪しんでこの人を追っていくのですが、読んでる側からすればBが真犯人なのは歴然。それなのにしつこくAにこだわる主人公にやきもきさせられます。 2/3以上も進んだところでやっと「そうだったのか!」って、気づくの遅すぎるよ。気づいてないのあなただけです…。 ミステリーとは違うので「意外な犯人で驚かせよう」なんて目論見が作者にないのかもしれませんが、もう少し真相を見え辛くしてくれていれば、主人公と一緒に衝撃を受けることが出来たのにな、と残念です。 これがあれば文句なく星5つでした。 | ||||
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サイコパスものの小説が本当に好きで、色々と読み漁ってきたのですが、この本はその中でもダントツで怖くて、描写がすごすぎてリアルに頭の中で再現されていくので、途中で気持ち悪くなって読めないってなって1週間くらい間を置いておずおずと最後まで読み進めました。 何年経ってもやっぱりトラウマものの怖さです。 貴志祐介さんの本はどれもすっごく面白くて、1番好きなのはクリムゾンの迷宮と天使のさえずりとこの黒い家です。 黒い家の映画版もとてもよく再現されてて(日本版と韓国版があります)よかったです。 | ||||
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物語の半分ぐらいで読んで辛くなりました。画像化したらマニアックなホラー系になりそうです。でも現実ばなれな話しなのでいまいち | ||||
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日本ホラー小説大賞受賞作、貴志先生のデビュー作。いつものように、生命保険業界の裏面など細かに描かれていてぞくぞくする。ホラー小説だがお化けは出てこない、というところもいい。推理ものでもあるのだが、読者をミスリーディングしているのもいい。四点なのは『天使の囀り』とかに及ばないから、だけでしかない。とにかく書きぶりが実直でいい。 | ||||
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作者は日本という国自体が「黒い家」なんだ!と現在の拝金主義に警笛を鳴らしているのだと思う。それはなるほど、と思うが純粋にホラー小説としても楽しめます。三善が殺られたのは少し驚きでした。たかがあんなオバサンにー? | ||||
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生命保険会社の社員を主人公にした、保険殺人。ホラー小説ということで、怪奇現象や幽霊が登場するのかと思っていましたが、保険会社特有の色々なエピソードも描かれているしっかりした小説でした。事件が発生するから、後半になるにしたがい、ドンドン小説にのめり込んでいきました。警察がだらしないのは愛嬌ってことで。 | ||||
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悪の教典以来久々に貴志さんの作品を読みましたが....いやー怖い。怖すぎる。 読んでる時に家の電話鳴ってびくーーーっっっってなりました(笑) しかし、この作品もエライ人数亡くなっていく...で、どんどんそれが普通になっていく怖さがあります。 主人公は聡明で経験豊富な人のはずなのに、どんどん思考の罠にはまって、 リスキーな言動、行動をしていってしまうのが何だか人間らしくもあり。 ただ、全て失いそうになってからの主人公のカッコ良さは見もの。 あと、最後の恋人の台詞のいい意味での野暮ったさ(←褒めてます)も見もの。 映画を見るよりも充実した週末になりました。12年も前の作品とは思えないほどのリアリティ。 | ||||
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原作を読んでから、映画をみましたが 「青の炎」もそうですが、やはり時間的問題で全てを表現できないのは否めません。 貴志祐介先生のこの世界を全て表現するには、2時間ものではとても無理なんだなと感じます。 さてさて、「黒い家」 映像で表現できないこの恐怖を、私はオーディオブックで堪能できました。 関西弁で喋る菰田幸子のサイコパス的恐怖をより煽る。 自分で読む自分の声より、audibleで聞く恐怖は底知れず・・・・・ 作者の言いたかった事、表現したかった事は映画では受け取れなかったと感じました。 プロが読む事で、よりリアルで主人公のドンくささにイライラ「こいつは、馬鹿なんだよ!」と思わず口に出る 「何やってるんだよ!アホか!」とか言ってる自分に思わずビックリするくらい、Audibleで聞くと、映像の世界に引き込まれます。 そして、ラストのアリとイモムシ(シジミチョウの幼虫)の話まで表現してこそ、この物語は完結するのだと思えました。 ただ、おどろおどろしさや恐怖だけではないもっと深い部分に注目したいと思いました。 「相利共生」と思われていたアリとイモムシの関係は、栄養を与える幼虫側の利己的な行動操作によりアリが操作されることで維持されていることが明らかになったという話を聴いて、空恐ろしさを感じずにはいられない。 神の創造した「サイコパス」その存在の底知れぬ恐ろしさと、それをどう受け入れ対処するべきか?現実世界の問題でもある。 | ||||
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面白いと思える要素が何一つ無い。400ページ近くあるがストーリー、内容はスカスカ。随所に作者の知識の誇示があからさまに見られるのも不快。若槻や恵のキャラクターに特段感情移入する事も無し。突っ込みどころ満載で何一つ納得できない。大衆の高評価なレビューにまんまと騙された。 | ||||
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Audibleをはじめたので、予備知識一切なしで聴きました。 映画や”XXの瞬間” みたいな映像ものではないのに、聴き進めることにためらうくらい恐怖を感じました。 乃神亜衣子さんの語りもすばらしく感じました。 | ||||
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他の批評通り、主人公は危機感がなく、頭の回転も悪く、精神的にも貧弱な普通の人として描きたかったのだと思うが、そのおかげでテンポが遅くのめり込めない。 また、恐怖感もそれほどなくホラーとは名ばかりである。 | ||||
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何回も何回も読んでます。一度目は、怖すぎて、1人になりたくないので、電車で読みました。怖すぎるのでお友達にあげてしまったのに、また、読みたくなり怖くなりを2回もしてしまいました。 今も定期的に読んでます。恐い本好きの人に会ったら、必ずオススメしています! | ||||
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暑いので、寒さを求めて読みました。保険の事良く知ってるな~と感心してたら、やっぱり元保険会社勤務の作者さんで納得。犯人は途中で解ったので、色々ツッコミながら読みました。おばちゃん強過ぎ。普段どんなトレーニングを積んでるの?主人公の彼女ウザすぎ。繊細って言うか正義の押し売りみたいで本当にウザい。お家臭過ぎ。恐いと言うか臭い。イライラして寒くならなかったけど、昆虫関係と心理学関係の記述は面白かった。ホラーと言うか、社会派サイコミステリーかな?おばちゃんはギャグ。 | ||||
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星5つのレビューが多いいがまったく理解できず。腹立たしいのでレビュー。 ■登場人物たちの造詣が妙に子供っぽい。稚拙。 ・主人公が愚鈍。自分の身に危険が迫っていることに対しなぜか悠長、不合理な行動が目立つ。自分よりも小柄で年がいった中年女を異様なまでに恐れる。 ・ヒロインも愚鈍。凶悪な殺人鬼等を執拗なまでに擁護し、性善説でヒューマニズムな発言をする割に、自分の両親に対しては受けた仕打ちを考えても異常に冷淡。性格が破綻している。 ■物語を理解するのに必要以上の無駄な保険の知識や心理学の知識があるが、それが物語の厚みにつながらず冗長にしている。 ■作者のご都合主義が多く辟易する。 ・主人公の住所が犯人に知られた経緯が書かれていない。 ・犯人との交渉にあたった元暴力団員と思われる荒事得意な男が、あっさりと殺されるが、なぜ抵抗できずに殺されたかの描写が全く描かれない。 ・警察の対応が不自然。 ・犯人がヒロインを誘拐するのも無理くり。中年女が大学構内を、人を入れた袋を延々と引きずって、外にあるリアカーまで引っ張っていくって。説得力がない。 他にもいろいろとあったら忘れた。 | ||||
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怖かった....。 最初はこいつか?こいつも怪しいぞ?と探偵気分で読んでいたものの、後半の迫り来る恐怖に本を閉じることができなくなり、一気に読む事になりました。 現代日本の抱えるモラルの低下や様々な環境問題等、読み終わった後にも考えさせられる本でした。 | ||||
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日本のホラー作品独特のジワジワと迫ってくる恐怖が描かれていて、ページをめくる手が止まりません。怖いけど。 タイトルから黒い家が舞台となっているのかと思いきや、黒い家のシーンはそう多くは出てきません。 個人的にはむしろビルのシーンの方が恐怖でした・・・。 | ||||
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主人公の若槻は保険会社の社員。ある日、客に呼ばれていってみると薄気味の悪い悪臭たちこめる家のなかで、偶然にも少年の自殺に遭遇する。父親である男を見て若槻は、これは自殺ではない、と直感する。 その父親をシロとする警察をよそめに、若槻は独自に調査する。そこで浮かび上がってきた真実とは?そして若槻に忍び寄る殺意。 ホラー文庫、ということだが、幽霊とかポルターガイストとか、そういう系統ではなく、あくまでもミステリーであり、犯人のプロファイルを人類学的な観点や、昆虫の習性に例えて描写しているとこが気持ち悪さを助長する。すごいと思ったのは実在の学者、チェザーレ・ロンブローゾの学説が物語のなかで紹介されており、彼によると遺伝的に犯罪を犯す可能性の高い人たちがいるということ。簡単に言うと類人猿に似ている人はそうだ、というメチャクチャな論理だけれど、時々発生する凶悪殺人犯や殺人カルト教団の教祖など、一般人の理解を超えた行動原理に基づいて動いているとしか思えない人たちが存在するわけで、この物語もそういう人物とかかわりになってしまった男と関係者の恐怖体験と言える。 星4つなのは、最後に進むにつれてちょっとメチャクチャなホラー映画なみにエスカレートすることで、犯人を考えればそこまでできるか?と思ってしまい、若干荒唐無稽感がぬぐえなかった。実際に映画になっているわけだし、もともとそれを狙っていたのかも。 | ||||
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はじめて怖い小説を購入しました。ゴールデンウィークに読みます。はらはらドキドキする。 | ||||
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ホラーに対する考え方が変わったきっかけに なった作品です。日本独特の、地を這うような恐怖が時を追うごとにどんどん具現化して恐怖となって目の前に現れる感じは素晴らしいと思いました。終盤の鬼気迫る所は本当に犯人の足跡が聞こえるようでした。 | ||||
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