■スポンサードリンク


黒い家



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
黒い家
黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家の評価: 4.00/5点 レビュー 468件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全468件 461~468 24/24ページ
No.8:
(5pt)

最後まで気が抜けない

最初は巷にありがちなホラーの一つと思っていたが、さにあらず。シチュエーションは違えども必ずこの手のことは起ると思っていたが実際に起きてしまうとは。この本のすごいところは、異質な恐怖である。しかも鈴木光二のように、オカルトに逃げるのではなく人が持つ恐ろしさを現実の感覚の中で紡ぎ出してくるところである。そういう意味では「天使の囀り」は線虫という、訳のわからない恐怖を作り出しているが、本質的にはあまり有り得る話ではなく、単純に気持ち悪いだけである。著者には人間のもつ、異質な恐怖を想像したもらいたい。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.7:
(5pt)

生命保険会社の業務の緻密な描写

普段、あまり知る機会のない、生命保険会社の業務についてさまざまなエピソードを交えて緻密な描写されている。ホラー小説としても逸品。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.6:
(4pt)

休日前に読んでね。

保険会社社員の若槻さん、その後お元気ですか?あんな体験をされたんですもんね。お察しします。 でもあなたの恐怖体験のおかげで、私は朝までスリリングな夜を過ごすことができました。ありがとう。 これから読む人、玄関の戸締りを何回もしてから読んでね。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.5:
(3pt)

現代の恐怖小説

この「黒い家」は一時期、巷の事件でも問題になっていた「保険金殺人」が、テーマとなっています。この本を書いた作者の貴志祐介は自身が以前保健会社に勤務していたというだけあって、保健業界の事などもかなり詳しく書かれています。ある一家の死亡保険金受け取りに関わることになった主人公がとんでもない事件にいつのまにか巻きこまれていってしまう、などという、とんでもないストーリーも作家の経験のせいか、すごくリアルに描かれていて、読んでいてハラハラドキドキさせられてしまいます。久々に読み応えのある本を読んだという気分になりました。欲を言えば、作者の書き方(?)がちょっとくどいな、と思うところもありますが、すごく面白い新しいタイプのホラー小説だと思います。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.4:
(5pt)

はっきりいってこの本は怖い!

最近、サイコホラーブームなのか、映画とかビデオでは「その手のもの」がやたら見受けられる。基本的に自分はこの手合いのものが好きで、「ふ~ん、また出たのか」と思い、なにげなく借りて観てみると、またそれが結構出来が良かったりする。なぜ出来がいいと感じるのか、それは本当に映画のストーリーが綿密な構成で緻密に描かれているから、という訳ではなく、一部(というか大半)は、撮影手法や効果音等のヴィジュアルに寄るところが大きいのではないかと思われる。しかし、本では、そのような視覚的特殊効果を用いることはできない。すべては、言葉の組み合わせ緻密でリアリティーに溢れた文章表現、文字‥言葉の組み合わせなど、作者の感性や技量でしか読者を魅了するしか手段がないのである。そのようなことを踏まえた上で、あえてもう一度いわせてもらうと「この本は、そこら辺りのサイコホラームービーよりも数倍怖い!」本の内容については一切触れません。というより触れてはならないと思います。それは、これからこの本を読もうとする人に失礼にあたる(かえって面白みを激減させる)からです。クライマックスからエンディングを迎えるまでは、正直言って首から背中の体毛がゾワゾワッと逆立つのが自分でもよく分かるぐらいに、「まるで自分が主人公になったような錯覚に陥り、呼吸が苦しくなる。」感覚を味わえます。「あ~、途中で本を置いて気を静めたい」とか思っても、もう読み始めると、一端本の中から自分を現実に引き戻そうという行為が出来なくなる(というより本がそうさせない)ぐらいにのめり込んじゃいます。 とにかくこの本を読めば、貴志祐介ワールドの魅力を堪能できるお薦めの作品です。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.3:
(4pt)

本当に黒くて怖い家・・・

この本を読んでどこかで聞いたことのあるような事件を思い浮かべました。(読んだら分かります)映画化されたようですが、著者の見事な描写はまるでスクリーンを見ているかのようなハラハラ・ドキドキを味わうことができます。読み始めたら止まらない。徹夜を覚悟して読んでください。本当にコワ~イですよ。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.2:
(4pt)

一人暮らしの方は読まないほうが...

こんなに恐怖を覚えたホラーは初めてでした。一人暮らしに慣れてはいる僕ですが、さすがこの本を読んでいるときは、 玄関のドアがちゃんと閉まっているか何度も確認しに行ったほどです。それは「黒い家」のあの彼女が主人公を探している場面と現実世界がオーバーラップして、 うちの玄関の外に来ているかもしれないといった恐怖からです。作家の貴志祐介の初期の作品で文体自体はまだ若さを感じますが、それだからこそ今までのホラーだと思って安心して読んでいると、腰を抜かすことになってしまいます。32歳独身男性ですが、夜中に一人でトイレに行くのがこんなに怖かったことはありません。 家族と一緒に暮らしている方にお勧めです。 一人暮らしの方は読まないほうがいいと思います。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.1:
(5pt)

読まずにはいられない

面白い本は、つい夜更かししてでも読みきってしまう。この本も、そんな一冊。ちょっとした息抜きにと読み始めたら最後。オチが気になって、仕方がない。結局、次の区切りがいいところまで読むはめに。そして、一応の解決はみたとおもったら、実は次なる恐怖の始まりで・・・。テスト勉強の合間には読んではいけない。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!