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黒い家
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黒い家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全468件 381~400 20/24ページ
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| 言葉を知らない作者の事を哀れに感じた。作品も凡庸。 | ||||
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| これほど読むのが苦痛に感じた物語も、そうそうない。ストーリー自体は悪くないと思う。話の流れも違和感はない。ただ、何といっても途中が長すぎる!気を持たせすぎというか‥。最後の最後、犯人との対決のシーンは正に手に汗握る臨場感溢れる描写で、見事だった。まるでサスペンスドラマを見ているかのごとく。だから余計に、中途のウダウダが惜しいという気がする。この話は、あそこまで引っ張らなくとも充分怖く仕上げられたのではなかろうか?人物描写に関しては、はっきり言って残念ながらあまり上手くない。殊に女性陣に魅力が感じられない。大学の心理学の 先生はもっとキャラが立っていてもいいし、主人公の彼女も頻繁に出てくる割には印象が薄い。しかも後半、あれだけの目に会いながらケロリとしているなど、尋常ではなさ過ぎて理解出来ない。またこの作者は登場人物の口を借りて自らの思念を披露したものかどうか分からないが、その考え方に私はあまり賛成出来なかった。犯罪を犯す人間はまるでミュータント扱いだ。しかもエイリアンのように普通の人間に混ざって生活しているから気を付けろ、みたいな‥。主人公の彼女の両親がどうだとかいう長々とした説明も何の意味があるか分からないし、大学の助手をゲイとするに至っては、全く必要性が感じられない。作者は同性愛者に対して不快感を持っているのか、と勘ぐりたくなる。かなり好評を博している作品のようだが、私は読後に何となく不快感が残った。好き嫌いがハッキリ分かれる作者なのかもしれない。 | ||||
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| フィクションであることは分かっているのだけれども、読んでいると何だか血なまぐさい臭いを感じて来ました。それだけの迫力があります。 同じ理由で、女房は最後まで読み進めることができず、知人に至っては家に置いておくのも怖いということで、古本屋に持って行ってしまったそうです。 | ||||
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| どこをとっても最上級品。 これを読まずして、日本のホラーを語るなかれ。 外国語訳されて、全世界に発売されれば、各国で受賞間違いなし。 出来れば、ハリウッドで映画化して欲しい。 たぶん、ミザリーを凌ぐに違いない。 ちなみに日本での映画化は原作を貶めるだけのものであった。 ホラーが好き嫌いにかかわらず、とにかく読んで欲しい。 | ||||
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| 第4回の日本ホラー小説大賞受賞作ということで、それなりのイメージを読み始めたのですが、一向に怖い場面が登場しません。やっと、終盤も終盤になって殺人鬼に追っかけまわされます。 でもよくよく考えて見ると、人間の怖さを言っているようです。 物語は、保険業界を舞台に展開します。 そこで働く主人公の若槻は、毎日毎日苦情の対応に明け暮れています。そんな中で、事件は起きるのですが、その描写は子細に渡って丁寧に描かれてゆきます。保険業界の仕組みや舞台裏など、今まで知らなかったことも一杯登場します。その事件は、保険金を騙し取ろうとする犯人と主人公の対決という形で登場します。 そこで見えてくる犯人像は、残酷で手段を選びません。 この小説の素晴らしいところは、そうした事件の描き方もそうなのですが、そのバックにある登場人物たちの育ってくる環境の設定です。その異常な家庭環境が、一方で犯人を作り、もう一方で若槻と恵という恋人たちを作ります。 この本の中にサイコパスと言う言葉が出てきますが、恵にそうしたものは生まれ持ったものではなく、育ってきた環境が作り出したものだと言わせています。 ここに「逃げ道」が用意されており、人間的側面を全く持っていないような犯人を描きながら、読み終わった時に、「救い」を与えてくれます。 長い小説ですが、非常に上手く出来ており、読ませる小説になっています。 | ||||
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| 日本ホラー小説対象を受賞している作品ということで、あまりにも怖い怖いという声が多いので気になって読んでみました。 が、結論から言うと、かなり覚悟して読んだからということもあって、そこまで怖くはなかったな、という感じです。 もちろん全く怖くなかったということではなく、ところどころで「オイオイ、勘弁してくれ・・・」と思うぐらいのところはありましたが(笑) ただし、怖いとか以前に面白い作品であるということは間違いないと思います。 幽霊や化け物等の超常現象的な恐怖ではなく、人為的な恐怖で心理描写が非常にリアル。 漫画で言うと、望月峰太郎の『座敷女』的な怖さです。 更に、生命保険をテーマにしているので、生命保険業界の内情が詳しく描かれているという副次的な面白さもあります。 普段ホラー小説の類を読まない私のような読者でも楽しめました。 「ホラー小説」という枠を外したとしても、よくできた面白い作品だと思います。 | ||||
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| 読んでる途中でふと、自分の体が芯まで冷えてる事に気付き、さらに怖くなった。でも止められないという(笑) なんか、文章の隅々というか底辺に「すごくネバネバして暗くて冷え冷えとした邪悪な何か」が練り込まれてるような、得体の知れない悪意のこもった呪詛をぼそぼそと低い声で延々と頭の中で呟かれてるような、そんなテラ恐ろしい本だった。 描写がね、なんか上手く言えないけど、いちいち怖いんだよね〜。。。 自分も損保業界の片隅で暮らしているので、生保の話はだいぶ共感出来たが、ディテールの描写がハンパないので縁のない人でも十分理解出来ると思う。 さすがに損保業界の顧客にはここまでのサイコパスはあんまいないし、「物」が対象だけにここまで生々しくはならない気がするが。 全部の伏線にちゃんと意味があり、モラルハザードや性善説vs性悪説、いじめや親子の愛情の問題等複数の重いテーマに触れていて、しかもストーリーが破綻しない構成力の凄さ。。。 ただ怖いだけでなく文学作品としても一級品だと思った。正直角川ホラーにしては方向性がちょっと違う気がする。 いやしかしこれは久々にマスターピース読んだわ〜。拍手喝采です。 | ||||
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| 映画化されたものですが、原作のよさがまったく出し切れておらずこ れから映画を見る。または映画しか見ていない方にはぜひ読んで頂きたい。 真綿で首を絞められるように、読み手に焦りと恐怖を与えてくれます。 映画でいえば、洋画のような視覚的恐怖よりも精神的にせめられる。 日本人独特の感性が光るホラーの傑作だと思います。 衝撃的なシーンもありますが、フィクションではなく実際ありえるかも しれないと思ってしまうほど人間の心の闇を描写していて、自然に物語 の中に引き込まれ最後まで飽きることのない展開。ラストも大満足で本 当に素晴らしいですね。 | ||||
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| 序盤では主人公のトラウマや、保険金犯罪について語られます。 特に面白い部分ではないのですが、この小説では非常に重要な部分だと感じます。 全体的に無駄がなくスピード感のある展開も魅力的ですが、登場人物の個性もまた魅力的です。 中でも恵と金石による意見対立も見所かと。 日本では一度映画化されたものの、2007年に韓国でリメイクされ、また日本で公開されるので興味がある方はそちらを見るのもいいかもしれません。 | ||||
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| 僕の感想では度々に怖いシーンがありますが、しかし皆さんは怖いと言っておりますが、どちらかと言うとどきどきして時々怖いだと思います。確かに僕は怖がりで同じ文庫の殺人鬼1、2や異常快楽殺人も最初は怖いですがだんだん面白くなります。そしてこの本もここのレビューと表紙のせいでずっと封印してました。ですが、読むとすごくどきどきして読み続けて2日で読んでしまいました。(笑)僕の中では、1、2を獲る位すばらしい出来だと思います。だから僕みたいな怖がりなひとはまず3ページ読んでみましょう止まらなくなりますから<笑>。 | ||||
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| 映画にもなったそうですね。 今では、新聞の三面記事に出てきそうな話ですが、新聞記事では、登場人物?の詳細な心理までは描いてくれませんから。 | ||||
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| 今まで読んだホラー小説の中では圧倒的に面白いと思う。 パラサイトイヴなんか目じゃない。 奇想天外な設定なんかどこにもないのに、とにかく怖い。 ページをめくる手が止まらないのは久しぶりだった。 唯一欠点を挙げるなら、知識部分の記述がくどい点だろうか。 だが、それは私が仕事上保険について知っていたから感じただけかもしれない。 | ||||
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| 人間の心理やサイコパスというものの存在について考えさせられる。登場人物それぞれに様々な過去やそれによって形作られた性格というものがあり、このような事があったからこの人物はこういった考えをもっているんだなと感じた。自分の身の回りにもサイコパス(と呼んでいいのかも分からないが)が存在しうるのだろうかと思った。 | ||||
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| 非常におもしろい。一気に読める。殺人鬼がゲーム的で薄っぺらいが、一気に読ませるストーリーテリングはすごい。日本の暗い未来も予感させるところもすごい。 | ||||
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| 保険金がらみのサスペンスです 今まで読んだ中で一番怖いです 数年前に読んで以来再読不可能でしたが、 またチャレンジしました 再読して気づいたことは、怖いと言うより恐ろしい… と言うことです | ||||
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| 第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。 ホラー作品と言っても、この作品に登場するのは、超人的能力を もった人物や、異様な外見の人物などではない。 あくまでも普通の人間である。 そこがこの作品の最大の長所であると思う。 登場人物がどこか作り物めいた印象を受けるような超人や 幽霊では無く、どこにでもいるような普通の人間である事に より、明日は自分の身に降りかかってくるのではないかという 恐怖感が増す。 | ||||
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| 「リアル鬼ごっこ」の読後のような砂を噛むようなこの思い。 まず、文章が下手です。保険の知識で前半はカモフラージュされていますが。 人物像もステレオタイプ。いい人はいい人だし、殺人鬼は殺人鬼で最後まで。 作者自身が最もタイポロジーに侵されてる気が。 本当の怖さって、普通に見える人間に隠された狂気とか、だと思うけど。豹変するとか。 特に中盤からは、音を立てて崩れていくように、加速度的につまんなくなります。 つじつまはどんどん合わなくなるし、最後は本当に鬼ごっこしてるし。 こどもか、想像力のないおじさん、おばさん向け。 | ||||
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| 生命保険はいわば人の身体をお金に換えるものである。 そしてお金の為に、人としての心を失う人がいるので「保険金殺人」が起こる 主人公は幼い頃兄を自殺に追い込んだのではないかと、心に闇をかかえた保険会社の社員である。 家族が不審な死を遂げた客の身辺を探っているうちにとてつもない恐怖が彼におそいかかる。 ホラー小説ではあるが、超常現象や幽霊などがでてくるものではない。しかし、「げに恐ろしきは人のこころなり」というように人の心の闇が妖怪以上に恐ろしい魔物となる。 そしてやってくる恐怖にこちらの背筋まで凍ってくる。 作者が元保険会社社員だったという事で非常に詳しく内部事情まで描かれ、また生物学的見地からみた保険金殺人の要因まで興味深かった。 まさに作者の真骨頂ともいえる作品である! | ||||
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| 普段は絶対に手に取らないであろう種類の本です 一回くらいは読んで置こうかなと探して見つけた本でした。 保険の中の人の気持ちがわかって違う意味で読み始めてよかったなと 思いました。詳しく書いてあります。 展開の方は、もうね、どきどき。 こわいですよー。 いや〜なもんです。 でもそれほど、ありえないほどではないので 星4つにしました。 一回こっきりで 再び手に取ることはないと思いますが…。 あまりこの手の本は読まない人にとって この本はそんな本になるでしょおお あとで塩まいてでもすてたいところ。。。 | ||||
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| 確かに怖かったです。 でも、すごいすごいと、レビューにあったので かなりビビって読んでいたのですが、 そんな防御壁をはっていたせいか、 思っていた程の衝撃はなかったです。 あと、どうでもいい事なのかもしれないですが、 主人公の体重が70キロオーバーとは、、 もっと華奢なイメージをしていました。 そんな体重あったら結構な強そう具合でしょ。 | ||||
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