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黒い家
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黒い家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全476件 321~340 17/24ページ
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| ホラーと聞いて、一旦は購入を止めようと思いましたが、結局購入しました。 ホラーと呼ばれるものは初めてでしたが、この部分だけで言うと「この程度でホラーなのか」と言うのが正直な感想です。自分としてはホラーと言うよりサスペンスと感じました。 さて、肝心の内容に関してはさすが勝手知ったる生保業界といった感じで、具体的かつリアル感のある日常の客先応対などから始まるストーリー展開に没頭し、徐々にサスペンスの恐怖に導かれていく展開は圧巻です。 また、主人公以外の登場人物の設定も上手く、物語に厚みを増してます。特に元ヤクザの人なんて、「こんなの書いて生保業界からクレームが来ないかな?」と思っちゃう程リアルでした。実際そう言う『係り』がいるんでしょうね。 描写も的確なので、気が弱い人などはホラー小説として怖い思いをするかも知れません。しかしディテールも含め描写が上手い作者なので、別の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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| 久しぶりにホラー系を読みましたがやはり恐いですね。人間の心理がいかに複雑で、育つ環境によってどのような形にも成りうるものだと、色々と考えさせられました。人の嫌な部分が見え気分が悪くなったりもしましたが、後半は止まらず最後まで一気に読み切りました。 | ||||
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| 予想通り私が大好きな「暗い」作品でした。 雰囲気が暗い。ストーリーが暗い、個々の登場人物の設定が暗い、作中に起こる各イベントが暗い。とにかく全編暗い内容で大変満足しました。 内容は奇をてらったものではなく、どちらかというとモダンホラーの部類。目新しい設定はないけどそれだけに文章力勝負、最初から最後までノンストップで読める内容に仕上がってました。 人間の心の黒い部分を詳細に描写することでより恐怖心を煽られ、後半からドキドキしっぱなしです。 クライマックスはスターバックスでコーヒー飲みながら読んでたのですが、隣でぴーちくぱーちく喋る女子高生の声も聞こえないくらいのめり込みました。 評価:90点 | ||||
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| いやぁーおもしろいです。結構人がポンポン はんぺいか竹輪のごとく切られるのは気色悪いけど作品自体は大作です。作者は切り株と言ってました! これの映画化作品は見れません!と思いました。ぞっとしますよ。 実は多かれ少なかれ現代人は黒い影(自分さえよければいい)というものを持ち過ぎてはいないか?ちょっとした警鐘を含んでいます。ある意味でのラストも何か背筋に氷を入れられたような冷たさがあります。 そしてまた私は、貴志作品を読むでしょう。 | ||||
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| ホラー小説初めて読みました。 ホラーっていうから非科学的なものを想像したんだけど、 そうでなくともホラーっていうんですね。無知でした。 ホラー小説の定義を調べると、人を怖がらせる小説 みたいです。非科学的なものを欲している人には全くお勧めしません。 一気に読ませる小説ではありますが、それほど怖いとは感じませんでした。 人それぞれなんでしょうけど。 怖い怖い言う人が余りに多いので・・・ | ||||
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| 星の数が少ない他の人も指摘してるけど、なんていうか、理解できない行動で勝手に追い詰められてる 感じがするんだよね。そういう面で怖いってよりもありえないって感じで読んでいた。 主人公の恋人の考え方もイマイチ意味不明でした。サイコパスなどと人をカテゴライズする人を 忌み嫌う反面、そうやって人をカテゴライズをする人間を病んでいたと決め付けるという、なんとも 矛盾した人でした。 ただ展開や話に勢いがあるから面白いのは面白い。自分はリアリティよりも多少のおかしな点があっても 先を見たいって思えるモノの方がいいと思うので、星は4つ。 | ||||
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| 読みにくいと思った。 ひたひたと確実に距離を詰めて奴が包丁を持って来る。 その表現感覚は良い。 | ||||
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| 作者の知識をひけらかしたいだけの本ってイメージです。難しい心理学を説明してますが、全体的に稚拙な文章。 同じ言い回しが鼻につきます。 一気読みというより、一気に読める単純さと言った方がしっくりきますね。稚拙美なんでしょうか? 周到なリサーチがスリリングな展開に結びつくジェフリーディーヴァーや東野圭吾などホラーよりミステリーが好きなので、物足りなかっただけでしょうか。 それでも犯人がはっきりしてる点で一緒の「白夜行」の方が怖い。 | ||||
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| 今までに経験したことのない、背筋がぞくぞくするような不気味さを体験できます。読み終わった後も、作品の世界から、なかなか現実に戻って来れないくらい独特の雰囲気に、引きずり込まれます。だからと言って、読まなければよかったなんていう感情より、そこまでの世界観を持った作品にめぐり合えた感動が残ります。ぜひ作者の別の作品も読みたいと思いました。 | ||||
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| この人の作品は初めてだったので評判が良い本作を選びました。 取っ掛かりはリアルな保険会社の内幕が読めて非常に面白かったのですが、菰田和也に保険金が降りたあたりから 理不尽さ全開の展開でわらけてきます。まぁ理不尽というか結末を見据えた作者のご都合主義と言った方が良いかもしれません。 自分がしっくりこなっかった点をいくつかあげて見ます。 ・何故若槻はようやく重徳の催促から開放されたにも関わらず、幸子に手紙を書いたのか? ・何故警察はここまで無能なのか? ・恵の猫が惨殺されたにも関わらず、若槻は自分の身の心配ばかりで、誘拐されるまで何もしていないのか? ・自分の家に入れ違いで侵入して来た幸子を何故すぐに警察につきださないのか? ・何故恵が幸子の家に監禁されていると思ったのか?そのまえに恵の家に行かないか? ・幸子の家に単独侵入する必要があったのか? ・何故わざわざ見つかったら確実に逃げ場のない納戸に隠れたのか?裏口、窓など普通はそっちを優先させない? ・そもそも中年女如きを何故恐れていたのか?(最後の会社での対決シーンでようやく本人が気付いた時には正直体が崩れ落ちそうになった)。 ・幸子強すぎ。というか殺人までの過程がきちんと描写されているのは、女性である恵だけ。元暴力団の三善が何故簡単に捕まったのか意味不明。家に呼んで不意打ちをしたような記述あるが、幸子に対して相当な用心をしていた三善がそんなやすやすと捕まりますか?しかも中年女性に。 ・若槻が常に冷静過ぎ。会社での対決シーンの冷静さはダイ・ハードのジョンマクレーン並。 ・若槻が包丁だけに中年女性を警戒し過ぎ。おいおい相手は自動小銃もってるわけじゃないぞ。 余りにもツッコミどころあり過ぎで最期は逆の意味で面白かったです。 作者は京都大出身という事ですが、小説家はあまり学歴無い方が良い見たいですね。伊坂幸太郎も同じ傾向だし。 | ||||
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| 読んでいてエンタテイメント小説(ホラー)の手本ではないかと思いました。 異常な人物の描写も抜群ですし、人の良い主人公の心理的な動揺も非常によく 伝わってきます。文章もこなれていて読みやすく、丁寧に文字を組み立ててい るようです。逆に言えば律儀過ぎて文章的な愉しみは一切ありません。内容に 徹底しています。それと保険業界の逸話も非常に良かった。 ただ、大半の人が怖かった、と言うのに反し全然怖くなかった……。 ※ ここからネタバレ だってね。何はともあれ「おばさん」だもんねぇ。 おばさん相手で「夜寝られなくなる程怖い」って……。大げさだと思う。 知力・体力・筋力どれをとっても負ける気がしない。せいぜい執念だけ。まあ、 その執念が怖いんでしょうが、相手が殺人鬼なだけに、ちまちました嫌がらせ や脅迫を繰り返す人間より簡単に排除できる。一線を越え過ぎた相手なだけに こちらも腹括れる。 実際、物語中でも殺して決着するわけですし……。排除したくとも出来ず、中 途半端な手段しかとれない方が、何倍も辛いし、怖い。 | ||||
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| ホラーというと霊的なものや超常現象的なものを想像してしまうが、この作品はサイコサスペンスと言ったほうが誤解がなかろう。ホラーというだけで敬遠する人も多いだろうからもったいない。「羊たちの沈黙」の系譜に属する正統サイコサスペンスである。 警察が「あり得ないほど」無能なところがホラーたる所以なのかもしれないが、それでも怖さは折り紙つき。夜中に一人で読むのが怖くなって、用もないのに近所のファミレスに駆け込んで読む破目になりました・・・。 | ||||
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| なぜ、主人公は、ここまで追われるのか? なぜ、こいつは、サイコパスに至ったか? なぜ、主人は従うのか? なぜ、こういう殺し方までせねばならないのか? なぜ、彼女は、あんな目にあってまでそう考えるのか? 多くの「なぜ」に明確な答えはない。 「臭い」という表現に、活字以上の暗さを感じる。 論理的な裏付けができないからこそ面白く不気味。 理由づけを登場人物に語らせるところがムリヤリか? 人格障害に至った経緯を補填したらこの不気味さ がなくなるのか? ホラーというより、人間心理の深遠の闇が強烈に スパークする。 後半のたたみ掛けるゾクゾク感は秀逸なのだが、 ご都合主義的な展開だけが残念。 最後のプロットの偶然性がなければ、★5なんだが。 一般人が、いつの間にか人格障害者に翻弄される恐怖を 味わいつつ、果たして、劇中にも出てきたが、人格障害 は先天的か、後天的か、のテーマについては、そのうち 有識者に聞いてみて、再考したいな、と思った。 | ||||
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| 恒川さんの「夜市」が面白かったので、ホラー大賞の先輩作品であるこの本が気になり手にしてみました。 何気ない日常の中に、ふっと湧いたトラブル。そこから徐々に謎が現れては解けていく様は、ミステリーの手法を思わせます。ただ主人公は探偵さんではないので、新たな事実が湧いてくるたびにどんどん精神的に危うくなっていきます。相手の行動の異常さ・主人公の精神状態、この二つを読者は味わいながらページを捲ることになります。 読了後に「この世で一番怖いのは人間だ」という誰かの言葉を思い起こしました。話の通じない人ほど怖いものはないですね^^: | ||||
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| あまりに怖くて読後眠れなくなりました。犯人は自分の子供に対してさえ愛情を持たず、何のためらいもなく殺人を犯すという全く異質の存在。主人公は保険会社の社員で、普通に日常業務をさばいている中でこういう人物に遭遇してしまい、執拗に追いつめられます。犯人の思考が短絡的で、犯罪行動もまるで見つかることを全く気にしていないかのような稚拙さがあり、それが逆に犯人の殺意の強さや異常性を際立たせています。普通に生活していて、自分には何の落ち度もないのに強烈に殺意を抱かれてしまうという恐怖。主人公のように不特定多数のお客さんを相手に仕事をしているような人にとっては、本当に怖い小説だと思います。 | ||||
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| 以前に郵便配達の仕事をしていて、担当地区は住宅地だったのだが「不気味な家」が あったのを覚えている。玄関先がひどく乱雑で、草は伸び放題、猫を大量に飼っていて、 嫌な雰囲気を感じる。そして室内の異様な臭い。そんな家で事件は起きた。中学生の 子供が両親を殺害したという。この小説を読んで、そんな記憶が蘇った。実話である。 本作品は猟奇的な保険金殺人を描いたサイコホラーだ。そして「サイコパス」が重要な テーマになっている。我々が彼らの存在をもっともよく知る機会は保険金殺人ではない だろうか。しばしば報じられるそれには鬼畜の所業としかいいようがないものが多い。 著者は保険会社勤務の経験があり、本作で描かれる生保の実務にリアリティがある。 それが恐怖を高める効果を生んでいて、読み始めるととても本を手放すことができない。 先天的なものかどうかはともかく、私も「関わってはいけない」人間が存在することを 認めるしかない。だがそのつもりがなくても関わらざるを得ない場合はどうすればよい のか。本作品を読み進めるうち、そんな恐怖が現実のものとして迫ってくるのである。 | ||||
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| ホラー小説ですが、幽霊は登場しません。 この本で怖いのはサイコパスという実際にある人格障害の人間です。 その人間には生まれつき「良心」がありません。知識はあっても。 彼らは善悪ではなく損得で行動を決めます。 だから必要とあらば我が子も殺す。 現実に、そんな人間こそが進化であり、この世に増加しているとしたら…。 そしてそんな化け物と関わり合いになったら…。 仮定の話だけれど本当の話かもしれないと思うと、外出すら怖くなるかもしれません。 この小説の面白い所は、サイコパスを認めない女性を登場させた事。 その対比によって読者は否応にも逡巡させられるのです。 主人公の彼女が心の純粋な優しい女性という設定で、 「生まれつき心が欠けた人間なんか存在するはずがない。 心が病んでいるだけ。育ちのせい」と言い続けるのです。 世にはばかる”あの手”のおめでたい考えに近いものを感じて、私は薄ら笑いを浮かべずにいられません。 しかし、彼女は酷い目に遭わされてもなお信念を曲げないのです。 それは精神的な強さによるものでしょうか? 正直言って、私は彼女の頑固さに呆れました。 が、彼女に言わせれば私はこういう人間なのです。 「病的なペティシズム。自分たちの見るものすべてに、その暗い絶望を投影しているだけ」 …確かに物は考えよう。しかし「言葉にあるものはすべてある」のだ! さらに、 「サイコパスより恐ろしい事は、自分達を脅かす存在に邪悪のレッテルを張って排除しようとすること。」 …明らかに危険なのに「それは危険ではない」と無理矢理思い込もうとしているみたいです。それでは自分を守れません。 自分を守るために時には冷徹な判断を下す必要がある。 優しさとは弱さでもある。悪の前で弱さを見せれば負けるしかない。 | ||||
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| コンディション、『中古品、良い』の本を注文させていただきましたが、本体の状態が思っていたよりも非常にきれいでとても良かったです。対応、配達も早くて驚きました。ありがとうございました。とても満足です。 | ||||
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| さすが元生保の社員というだけあって、職場風景が実に面白みがあった。 サスペンスとしては王道。 ホラーとしては、もうひと押しが欲しかった。 文章や構成も精緻に組み立てられ、とても読みやすい。 ただ、斬新か? と問われれば、そうでもなかったのが残念。 犯罪史を少し調べれば、類型の事件は多々あって、それらのノンフィクションを超えるものはなかった。事実は小説より奇なり、という感が否めない。もう少し、挑戦的にエンターテイメント要素を足してもよかったと思う。 あと、これは個人的に気に入らなかった部分だが、サイコパスについての救済がなされていなかった。 この物語では、サイコパスが先天的かつ絶対的な犯罪者として描かれているが、実際はそうでもない。異常者の犯罪を犯す確率はとても低く、正常者のほうが圧倒的に高い。 主人公の彼女がその点に触れてはいるが、とても救済と呼べるレベルではなかった。 サイコパスへの偏見が広まりそうで、個人的にはそこが怖かった。 後に作者は「悪の教典」で再度サイコパスについて触れているが、これは作者なりにサイコパスへの救済をしたかったのでは? と深読みをしてしまった。 | ||||
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| 情動や徳性というものを,根本的に欠いている殺人鬼の物語。 プロット,語り口,登場人物の造形,そして人の殺し方,すべてがうまく組み合わさって構築され,文句なく面白い。傑作だろう。 この殺人者の特異なキャラクターは,普通はあり得ないだろうと思うところだろうが,自分のすぐ隣りにもいそうな設定で描かれているので,非常にリアルである。保険会社の査定担当者という主人公の眼から物語が語られることも,殺人者の描写に役立っている。 そしてこの殺人者の存在可能性や存在意義が,過去における歴史上の事実や心理学・法医学などの学問的知見に裏打ちされていることも,作品の奥行きをより深くしている。 ミステリーというよりホラーかも知れないが,ミステリーファンにはぜひ勧めたい。 | ||||
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