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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全461件 121~140 7/24ページ
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貴志祐介氏の本で初めて購入した本です。 ホラー小説でありながら、なんら超常現象などを織り込むことなく、ここまで震える小説を書ける事に感動。やはり1番怖い存在は生きている人間なんですね。 | ||||
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恐ろしかった……!! | ||||
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主人公が読者のミスリードを誘うため馬鹿な推理をするところでイライラし、後半の殺人鬼おばさんの無双に失笑した。 サイコパスを描きたかったのだろうがただの心ない殺人鬼というだけでサイコ感が全くなかった。レビューを読み、サイコパス描写に期待していたためすごく残念。常人には想像がつかない奇行をやらかして欲しかった。 | ||||
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非常に面白いが、しいて言うならヒロインが人にサイコパスとかレッテルを貼るなとか言うくせに、「体育会系」、「自分の両親と金石が同じ種類」とか、自分自身が他人にレッテル貼りをしているところに矛盾を感じた。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 小説なのに映画を観ているような臨場感。 これが幽霊やお化けならいいんですが、自分の身に、自分の近くで起こってしまいそうという恐怖。 ほんと怖かった・・・。 | ||||
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保険金と子供の自殺、という明らかにきな臭い舞台設定から始まるホラー小説。 作品概要からも分かるように「人間が一番怖い」タイプの作品で、類似する形式の小説は枚挙にいとまがないのだが、この『黒い家』はそこに「現代社会のモラル」や「人間の成長」といった要素を包含させている点で、B級スプラッタホラーとは一線を画した重厚な内容となっている。 まず肝心なホラー描写についてだが、これは素晴らしいの一言。緩急に満ちた物語や、分かり合えないタイプの人間の描き方など、388ページの内容を飽きることなく読めるように工夫が施されている。 個人的には、絶望的状況の書き方がトップクラスで好みだ。明らかな「強キャラ感」を匂わせていた三善や金石があっさりと手にかけられるシーン、犯人の夫が何もかも奪われて主人公に助けを求めるシーン、警備員をあっさり殺されてビルの最上階に追い詰められるシーン――。ホラー・サスペンス小説において暗黙の了解である「主人公は死なないだろう」という読者の前提を、「いつ主人公が殺されてもおかしくない」という意識に変える手腕は、素人目に見てもただものではない。あまりにも臨場感にあふれていたせいで、数日は夜中にトイレに立つこともできないかもしれない。 社会風刺的描写も一級品だ。僕も前々から生命保険制度の在り方には疑問を抱いていて、「感情より金」というシステムには首をかしげざるを得ない。 『黒い家』は生命保険のシステム、およびそれを取り巻くサイコパス的人間の搾取の横行について、あえて肯定も否定もしていない。恵の主張する性善説的立場も、金石の唱える先天的サイコパス排除論も、メリットとデメリットを等しく抱えている以上、どちらに舵をきればいいという単純な問題ではない。 命を、新たな視点で考える機会を設けてくれる点で、大きな意味を持った作品と感じる。 怖いだけでなく、きちんと人間的成長を描き、希望を見出せる構成にしている点も評価したい。 主人公が少年時代から苦しめられていた兄の呪縛と事件を絡み合わせ、最後には解決に導いている。一時は若槻と恵の関係性さえも危ぶまれたが、無事決着がついたようでこちらも安心し、その点はさわやかに読み終えることが出来た。 いろいろな要素が交錯し、最後には芸術的な作品となる。 蜘蛛の巣のように計算しつくされた傑作だ。 | ||||
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貴志祐介さんの作品は色々と読み漁ってますが、どの本も恐怖表現などが非常にリアルで子供の頃に読んでドキドキが止まらなかったのを覚えています。 黒い家もその1つで今も鮮明に主人公が感じる恐怖が脳裏に焼き付いています。 | ||||
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最初のくだりは雰囲気もあって面白いんだけど、この人のクセなのかジャンルに関する説明がとにかくクドい。《天使の囀り》でも恋愛ゲームの説明が長過ぎてウンザリしましたが、この小説でもしかり、そんなとこまでいいよ、というとこまで説明されてしまうので読むテンポが悪くなってしまいますね。また脇役、チョイ役等まで全ての登場人物をフルネームで出されたり、車やバイクの車種名等を事細かに説明されたり要所要所で緊張感が途切れてしまうのは非常に残念でした。あと他の方も書かれていますが、正直、包丁を持ったおばちゃんにそこまで恐怖することは無いですね。どんなに形相を変えて向かってこられても大の男がパワー負けすることはまず無いでしょ。仮にこれが双子とか三つ子だったら面白かったかもとは思いましたけど。 にしても序盤で保険会社に幸子が来ている時点で要チェックしていないとおかしいよ。てか案外、猫が送られてきても大してなんの警戒もしていない主人公が実はサイコパスなのかもw | ||||
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ランキングインしていたので、買って読んでみました。 後半になるにつれて、犯人ついて知れば知るほど恐怖が増すような作り見事でした。 | ||||
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天使の囀りを読み終わり、ロスに陥ってたらたどり着いたこの作品 黒い家。こちらのホラーは人間のこわさを表してるかと思います。まさに狂気。そしてリアル。実際にありそう。 なんといっても貴志さんは 描写ひとつひとつがうますぎで、頭に情景が思い浮かびながら読めます。 青い炎やクリムゾンの迷宮で、原作を読み終わったあとに映画や漫画をみたのですが、なんとどれも自分の想像していたものに近い。多分、読者皆が同じような想像していたのかしら、、というくらいに鮮明に描写されています。 入り込めます。 貴志さん作品で思うのが、わりと最初のくだりが長いかと。で、後半一気にスピードアップ!!あれよあれよと言う間に終わりますが、読み終わった後の喪失感がすごい。一般人が同じ内容を書いてもこうはならないと思います。やはり、書き方が素晴らしいのだと思います。 | ||||
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ホラーにはめっぽう弱いですが、怖いもの見たさで手を出してしまいました。あまりの怖さに、一部、超特急で読み飛ばすほど。 しばらくは、ほっこり・のほほんとした小説で、心の緊張を中和したいです。 | ||||
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ここから貴志祐介読み続けてる。 この作品見たらこっちも金縛りになって悪夢見るわ! | ||||
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美味しいと評判のレストランに入って「おいしくない、でも注文しちゃったから最後まで食べなきゃ」と無理して食べ続け、気持ち悪くなってやっぱり至極後悔…みたいな読後感でした。他の人も書いてるけど主人公の彼女が一番理解できない。一番のサイコパス。 | ||||
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通勤途中の暇つぶしに購入しました。ホラーやサスペンスには耐性があると思っていましたが、理性を狂気に塗り替えられた人間の恐ろしさに、読むのをやめることが出来ませんでした。読んでいるのが満員電車という、知らない人の多い空間だったのも良くなかった......止めるに止められず読み進め、4日程で読了しました。内容的には大満足でしたが、怖くて2周目は読めません。 | ||||
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オススメのホラー小説と言えば?と、不特定多数に聞いたら絶対に名前が挙がる黒い家。 前から読んでみたかったので期待しすぎたのかもしれません。 もう、主人公とヒロインに苛々して後半は読むのが苦痛に。 自分の命も守れないくせにやっすい正義感で首を突っ込む。 正直、終盤は敵を応援するくらいでした。 肝心の怖さも微妙。 主人公が合わないと楽しめませんね。 | ||||
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テンポが悪くこれからと言った展開から回想などで読んでて冷める。 頭の中で情景が浮かばない程に文章に力が無い。 要らない部分が多数あるので省いて読めばすこしは暇つぶしになるのでは。 個人的には映画版を観て終わりが良いと思います。 | ||||
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この話が実写化したら相当怖い作品になるなと思いました((-ω-。)(。-ω-)) おもしろかったー꙳★*゚ | ||||
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そこまでミステリーまたはホラーの類を読まない人間の感想になります。 なんというのでしょうか。面白さを求めて買うものじゃなかった。 もちろん、緊迫感のあるシーンは読み応えがあるし、文章自体も読みやすいのでページをめくる手は止まりはしないのですが、正直、終始物語に入り込めず、置いてきぼりでした。 主人公がやたら都合良すぎる行動をしたり、犯人が理不尽な強さ(見た目は普通の体格だが成人男性をあっさりと細切れにする包丁の達人……この手の作品の殺人鬼はお約束ですかね?)で、作品に漂う生々さやリアル感を壊していしまい、興醒め。 また、まだそのくらいなら許容出来たんですが、途中途中に入ってくる物語と大して絡まない説明で、没入しようとしているところに水をさされました。 保険会社に勤める主人公なのでその辺りの説明については問題ないのですが(犯罪心理学について説明があるのも理解できます)、あの思い出したかのような虫のくだりは本当に必要あったのでしょうか。 たしかに主人公が過去に勉強してたり、純粋に興味があるというので説明があるのは分かるんですが、なぜ何度も地の文でくどくどと……。 単純に物語に入り込みたい身としては、いきなり教科書のようになられるのはかなり疲れたました。残念です。 読書によって得られる知識というのももちろん大切ですが、それは物語に絡み合ってからこその良さだとなんだと実感しました。 色々不満を述べましたが、書かれた時代も時代ですし、「こういうもの」として割り切って楽しめるくらいの感性や柔軟さを養っていき、貴志先生の作品に再挑戦したいです。 | ||||
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全編を通してとにかく不気味で最後まで楽しませてもらった。後半は凄惨なシーンの連続で結構強烈だった。 | ||||
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保険業界のことは詳細に書かれている。 心理学のことも勉強の跡がみられる。 しかし、これらがしつこい蘊蓄語りのため、ページを括る興味を半減させてしまう。 真犯人が分かるところまでは何とか持ちこたえて読んだが、残念・・ 審査員の激賞は何故? 業界内のしきたり? | ||||
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