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黒い家
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黒い家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全468件 21~40 2/24ページ
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| 年配向けのサスペンス番組で、警察関係者以外が全国に聞き込みに行ったり警察から捜査の進展を聞いたりする展開に違和感を抱いてしまう人間なので、 全体的に保険会社の担当者が1事案に介入しすぎなストーリーに没入出来なかったです。 それと、後々のどんでん返しのために事件概要への主人公の思い込みが必須だというのは分かるのですが、客観的な証拠が無いのに決めつける推察に全く納得出来ず。 挙句、物的証拠を一切探すことなく夢診断や心理学を根拠にする、思い込みで突き進む正義漢の主人公におぼえるのは不安が大きく、共感もできませんでした。 物語の締めの部分では、社会で除け者にされる弱者に心を寄せ、彼らにレッテルを貼る社会の風潮に反発し社会保障の大切さを訴える一節が描かれるものの、 多様性を尊ぶ風潮が発達し始めた現代からすると、途中で語られたホモセクシャルへの嫌悪や唐突に繰り広げられた農薬批判等で、作家の反科学的なイデオロギーが見えてしまった気がしました。 物語の端々で主人公を取り巻く悪意や不安を様々な昆虫や蜘蛛に例えるシーンがあり、それは主人公が大学で昆虫を研究していた経験に基づいていることになっているのですが、 このように得体の知れない不気味なものを昆虫に喩えるのは根底に昆虫を得体の知れない不気味なものと考える人たちであって、研究者や愛好家の所作とも思えず。 全てを通して、「まあ90年代ってこんな時代だったよね」という感想がついて回る印象でした。 でも、語り口は読みやすく、特に緊張感あるシーンは読みごたえがあり面白かったです。 | ||||
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| 制限された空間をよく使えたホラー。手に汗が滲むくらいドキドキしながら読みました。 | ||||
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| 怖がりなのでホラー小説全般避けてきたんですが、気にはなっていたので今夏何冊か読んでみようと思って読んだ一つです。 私は化け物や幽霊モノのいわゆる怪談小説が特に苦手だったので、こういうサイコホラーものはどうだろうと思って読んでみましたが、さすがトップクラスの(評判の)ホラー小説だけあって正直怖かったです。設定や話の構築の仕方もさすがですし、終わりに近づけば近づくほど読者をゾクゾクさせるような生きてる人間による怖さの極致の描写が秀逸です。 この最恐の『黒い家』を読んだことが自信になったので、今後も色々なホラー小説に挑んでいこうと思いました。 | ||||
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| 今朝J-WAVEの朝の番組で別所さんが「電車の中でキャーと言って本を投げ出した人を初めて見た。表紙をみたら黒い家だった」と話してたので読んでみたいと思いました。 | ||||
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| サスペンス系かなと思ったが、かなりホラーより(幽霊や化け物が出てくるわけではないです)の作品だった。主人公と警察が無能すぎる気もしたが現実も案外そんなものかもしれない。終盤の迫り来る恐怖は半端なかったです。ミステリー要素は控えめでした。 | ||||
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| 面白い話でしたが、次に別の面白い本を読んだら忘れてしまいそうな儚い面白さです。 冗長な説明のところはすっ飛ばして読んでも内容は追えました。 気になったところは、幸子に若槻の自宅がバレて不法侵入までされているのに、何故引っ越すなり一時避難するなりしないんだろう。 | ||||
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| 世間的な評価が凄く高いし、映画もヒットしたみたいなので期待して読んでみました。 B級ホラーの「細かいことはいいんだよ、ジェイソンさんだもの!」って感じで、ある意味面白かった。 前半の保険金を毟り取ろうとする人々の描写は良かった。 犯人やその周りの人物への嫌悪感や、ぞくっとくる恐怖感もあった。 後半はもう中年のおばちゃんが、保険金の受け取りを邪魔する人たちをバッタバッタと倒しまくる無双物語。 保険金受け取りたいのに保険会社の人たち殺しちゃっていいの?と思うが、「なんかそういう人だから」とのことらしい。 このおばちゃん、ガタイの良いヤクザくずれの保険潰し専門家さんをどうにか拉致して自宅まで運び(どうやってなのかは不明!)、バラバラに解体できる超絶マッチョな殺人マシーン。 保険会社ビルの守衛さんも包丁で首を一閃である。 B級ホラーの大御所ジェイソンさんは鉈を武器とするが、おばちゃんは板前の包丁を武器とする。 なおこの包丁はおばちゃんの住む家に前に住んでいた人の持ち物、つまり中古である。おばちゃんは倹約家だ。 主人公カップルの女性を誘拐し、服をはぎ取り全裸で縛って監禁。同性といえどカップルには容赦しない。 だが全裸で縛った後、すぐには殺さないというB級ホラーお決まりのパターンも熟知している。 こんな感じでこれまでに10数人を殺害している歴戦のおばちゃんなのである。 一読すると狂った殺人マシーンおばちゃんだが、不利な状況と判断すると主人公の前から瞬時に逃亡する冷静な判断力も持つ。しかもその後、ひと月ほども警察の追跡を搔い潜る逃走手段さえ持ち合わせているのだ。これはジェイソンさんも感心するだろう。 警察の捜査から逃れつつも主人公に立ち向かうおばちゃん。 そして主人公を追い詰めるも必死の抵抗にあい返り討ちにされてしまう。 B級ホラーにおいて彼ら、彼女らは主人公達の殺害を決して諦めない。その後に自身の破滅が運命として定められていようとも。 主人公と警察の知能の低さ、犯人の異常性と冷静さと凄まじいほどの都合の良さ、それらが混然となって素晴らしいホラー作品にしあがっていた。 | ||||
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| 人ってここまで恐ろしくなれるものか?考えたら人は元々は猿だったんだよね。そこから進化したのだ。1人くらいこんな変な人いるかもしれない…とか思ってしまう話だった。時々クラスに1人「なんかあの子怖い」って子はいる…その子が成長したらこうなるかも…なんでリアルに怖くなってしまった。 | ||||
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| 失う者の無い人間は恐ろしい。丸腰で対応しなくてはならない普通の人間の恐怖は如何ばかりか。 このお話の主人公のような保険の担当者を初め対面の仕事についている人は多かれ少なかれ異常な面を持った客に恐ろしい目にあった事があるのではないだろうか。語り口やシチュエーションを駆使し読者それぞれの体験を強く刺激してくる。恐ろしいが先に救いを求めて夢中で読みました。 展開に若干無茶がある部分もあると感じ時々我に返りましたが相当な力作。ラストで恐怖がオーバーラップします。 | ||||
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| まだ全然読めてませんが、サラッっと読んだ段階で怖いです | ||||
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| 本作品ですが何日か掛けて寝る前にペラペラとページをめくり、ゆっくり読み進め、ようやく先日読破しました。 なかなかに面白かった。 現実の世の中にもこういう風にしか生きれない人がたとえ少数であっても存在していそうだと思うとより不気味な恐ろしさを感じました。 ストーリーはテンポが良いかは分かりませんが、追い詰められるとか追いかけられる描写は緊迫感があって良かったように思います。 個人的には三善という人物が作中で唯一、互角以上に渡り合えて頼もしそうに思えたのに、意外とあっさり退場してしまったのが違和感ありました。どう考えても負けないだろと。 ストーリー的に仕方ないとは言え、ここだけは納得いかなかった。 脇役の登場人物ですが後半に出てくる優秀な女性が可哀想すぎる。この人なんの関係も無いのに。 ちょっと色々書いてしまいましたがホラー小説としてかなり面白いと思います。映画化されるような作品ですからね。 | ||||
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| 30年ほど前の作品ですが、スラスラと読めて楽しめました。 | ||||
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| 気になっていた作品だったけど映画は怖そうなので まだ読んでません | ||||
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| 終盤にかけての描写は、首から足の指先まで力が入るほどハラハラしました。ただし冗長な表現や説明が多すぎて、途中はかなり飛ばしました。。。 | ||||
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| おすすめの小説と紹介があったので購入した。最初から最後までつまらなかった | ||||
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| サイコパスを信じている私は、この物語に飲み込まれた。素晴らしい展開でした。 | ||||
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| まず長い。とくに一人称の主人公の思考が浅く、長い割には大してオチのない話やったな〜で終わることがしばしば。 またそもそも老婆が一人で男を何人も◯してるのがパシッとこないし、総会屋まがいの手練手管の男を老婆が拉致して自分の家に運んで◯したときのトリックを主人公の回想の「詳細は不明だが」の一文で終わらせてしまうところに日本文学のレベルの低さを感じる。 | ||||
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| 中盤からの展開が、主人公が運良く行動しすぎてた。夜中に偶然目が冷めて、外に出たらおばあさんが部屋に乗り込んできたなんて、運が良いとしか思えない。 展開から、ファイトクラブみたいに、主人公が二重人格なのかなと思ったりもした。 | ||||
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| ホラー映画のおすすめにあげられてたのですが実写だと某シーンが耐えられないと思ったので原作小説ならなんとかなるかもと購入。 買って1日で読めたので面白かったのです! ただ「?」と思うところがいくつかあり ・恵ちゃんに警告しないのか? ・留守電全部消さなくていいのでは? ・事件かもと疑ってる人の家にあんなのあったら警察も流石に警戒しませんかね。 他にもありますが… 怖がらせるために不自然な感じのするところがあった気がします。その部分−1。 実際にあるんだろうなと思うと人を信じすぎたらだめだなと思いました…。 | ||||
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| 前半は薄気味悪い雰囲気が良く出ていてゾクゾクしたのですが、終盤が肉弾戦になったのは残念に感じました。 武器を持っているとはいえ、足が不自由なおばさんに腕力に自信のある若い男が負けちゃだめでしょ。 | ||||
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