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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全461件 81~100 5/24ページ
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数年前に読んだがいちばん覚えてるのは、なんじゃこの怪力オバハン、という感想。 それが邪魔してあとはあまり覚えてないのです。同作者の鍵オタク泥棒探偵シリーズは面白かったんですが。 | ||||
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読み進めることも苦痛で読破まで時間が掛かりました。 | ||||
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中盤以降はストーリーが進んでスラスラ読みやすくなるんですけど、序盤は生命保険の話が長すぎて閉口しました。情景描写をしっかりされる作家さんなのは知っていましたが、例えの度に昆虫の話が出てきて、虫嫌いの私はしんどかった…。私にとっては例えがくどい感じがしました。 あと性悪説とかサイコパスについての考察の辺りは、作者さん個人の意見なのかな。色々な材料はあるものの、その論理的見解を語るシーンはまさに机上の空論って感じがしました。金石みたいなタイプは苦手だ。 ラストらへんの攻防は、ハラハラして面白かったです。でも主人公の行動に「なんでやねん!」と思うシーンは何度もあり、愚かな行動を取らないと次に繋がらないから仕方ない事なのかなぁ…と思いつつモヤモヤ。 最後の彼女さんの話も、なんか私にはしっくり来なかったかな。性善説を唱えるのは良いけど、それだと両親の話とかどうなんの?その娘である自分をどう落とし込むの? アクションシーン(と言っていいのか?)は楽しめたけど、生命保険と心理学の話がくどすぎて挫折しそうだった。もうちょっとサクッとしてても良かった気がする。 | ||||
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実際にこんな人間がいるのかもしれないと思える怖さ 実生活でも起こりうる可能性はあるという怖さがあります サイコパスとは?悪意とはどこから来るのか?などを考えさせられる 個人的には生まれつきってのはあると思っていますw | ||||
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2回目読みました。ハラハラドキドキでした。 読者に想像できるようなすばらしい文筆 | ||||
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これは、書かれた時代の問題なので、感想として書くのは多少憚られるのですが 一言で書くと、連絡手段がイエデンしかないってなんてモドカシイんだろう…です スマホでほぼ全てのことが出来る認識しかないので、正直、状況を理解するのが難しいです 非常に申し訳ないですが、そこで冷めます しかし、冷めるポイントは情景が浮かばないだけではありません 主人公の頭が足りなさすぎることにより、物語を理解しようという気持ちが消えます 犯人を、そんなに知能の高くない中年女性にしてしまったために、主人公は頭を悪くせざるを得なかった感じ 気になるところはたくさんありますが、特筆して頭が悪いと思ったところは 不気味な留守電がたくさん入っているのに、それを削除してから警察に連絡するあたりとか…それって、警察に相談実績作ろうとする人の行動でしょうか? 犯人が主人公の家に入り込んだとき、たまたま外にいた主人公はイエデンの機能を使って家の中の様子を探る…え?警察呼んでから探れば良くない?なんでみすみす逃すの? 全体的に主人公の頭がよわいので、ぱっと思い出したところだけ書きましたが、これだけでもちょっと…感があります あと文章自体にもった疑問もちらほら 主人公のイエデンや家、いつ知ったの? なんで金石さんをころせたの? 何か描写あったっけ…? 元ヤクザな人が、なんで中年女性にあっさり負けてて、その上描写も0? 主人公の彼女、繊細なはずなのに、自分の言いたいことを全部言うし…本当に繊細? いくら心の中に殻がある、と書こうとも、それが彼女自身の拉致監禁に対するドライすぎる考え方に繋げるのは無理があるんじゃないかなぁ… 化粧品メーカーの女性を殺害したのはなんで? などなど… 後半はバタバタ人が殺されたけれども、あまりストーリーに食い込んでいない人達ばかりだったので 主人公に近づく狂気を感じにくかった印象 主人公がビルに閉じ込められた時が1番怖かったです 気になる点がたくさんありますが、読み返そうとは思えませんでした | ||||
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3割くらい読んだ時点で犯人あいつやろってすぐ見当ついた。もう少し捻り欲しかったな〜と思いながら読み進めると、後半は怒涛の展開。 ただ、理解不能すぎて正直なところ恐怖は殆どなかったし、寧ろこの女の行動に怒りすら覚えるくらいだった。 あと、読みながら、俺ら男ってキ○タマという弱点を曝け出してて、いくら女より腕力強いかていざというときそこ狙われたら何もでけへんのやな〜と…。何でこんな構造にしてくれたんや、、、 | ||||
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凄いホラー小説。これに出会えたのは嬉しい。 貴志祐介氏の著作は初めて読んだように思うが、一冊で虜になった。 生命保険という日常にある金融商品を題材に、サイコパスの躍動感あふれる犯罪を、スピード感と静寂を交互に登場させて描き切っている。主人公が昆虫を研究していたという話も、うまいタイミングで登場させている。ミステリ好きなら必ず読むべき一冊。 今頃になって出会いました。スーパー名著だと思います。 | ||||
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ホラーとはいえ、超常現象はいっさいなく、サイコパスの怖さがじわじわと伝わってくる。逆恨みして殺意まで抱くのは、先日起きた沼津市の女子大生惨殺事件を思い起こさせる。構成の作り方、人間描写も的確で…って、すでに名を成した作家に失礼だが、これがデビュー作だったと知れば、水準の高さに感心する。 | ||||
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デビュー作品でこの筆力はすごいですね。 以下、気になった点を述べます。 ・最初の自殺を止める電話で自分が目をつけられたのに気付くのが遅すぎる ・彼女からの手紙を見られた時点で彼女に危害が及ぶ可能性を考えないのはおかしい ・総じて主人公の行動にリアリティがない ・虫のたとえが多すぎるかな ・主人公の方が男なのに中年女を怖がりすぎ ・主人公の彼女に対する巻き込んで申し訳ない感情が無さすぎる(主人公もサイコパスか?) ・主人公だって仕事復帰にはゆうに1ヶ月以上はかかるだろうに、犯人も捕まってない2週間後に普通に働いてるのは違和感がある ・彼女の親に対する認識は、主人公のサイコパスに対する認識より厳しくないか? ・章ごとに毎回3日〜2週間くらい時間が飛ぶので、何日後かをページを戻して毎回確認するのがめんどくさい ・ホラーものにはありがちだけど、回収できてない伏線がいくつかあったのも気になった ・主人公の酒、タバコ、不摂生の習慣はこの話の筋書きに必要かな ・多分どんな保険会社の人でも主人公のような行動(自殺志願と早合点しての説得や、夫に殺されると前提した手紙を出すなど)は取らないし、それゆえ仮にこんな殺人鬼がいても彼女を巻き込む事態にはならないと思う デビュー作とはいえ、以上の点はプロの作家としてはまあまあヤバい問題点ですが、それでいてなお読ませる筆力に逆に感心してしてしまいました。 それにしても菰田幸子は2012年の尼崎事件の主犯の女 角田美代子を想起してしまいます。この作品が1998年に刊行されたことを考えると、ゾクっとしますね(^_^;) | ||||
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ホラーというジャンルなのでどれほど怖いのかと思いましたが、普通に保険金をめぐる殺人事件の話だと思いました。 真犯人も予想通りで捻りもなく、高評価なのが不思議な作品です。 | ||||
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流石にホラー大賞というだけあって読みごたえがありました。 著者が保険会社出身ということもあって保険会社の内部実情もよくわかります。 | ||||
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一言で言って駄作。 | ||||
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ホラーを読みたくて購入しました。 前評判通りの良作です。 ただ、背筋がゾクゾクするような血も凍るような超常的ホラーではありません。 歪んだ人間性が生み出す毒のような異常行動。 それに巻き込まれて爛れ蝕まれていく人々の話を、保険会社で働く主人公の視点で爽やかに語られる感じです。 | ||||
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ホラー小説というより、ミステリーに近いと思う。 全体の半分をかなり過ぎても、まだ、怖くならない! 裏表紙にある「恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編」という謳い文句は、一種のセールストークであろう。 生命保険会社の業務や、犯罪心理などの説明が多く、それらが興味深いのは確かであるが、早く本題に入ってほしいと、じれた気分になる。 小説でもドラマでもアニメでも、スピード感が大切だと感じる。 主人公は、「腕力に自信」があるそうだが、いたずらに犯人を恐れるところが可笑しい。 騙されて眠らされたり、縛られたりして抵抗力を奪われたわけでもないのに、また、これから危害を加えにやってくるのが分かっているのに、あたかもプレデター、あるいはジェイソンのような、モンスターが来るかのように、恐れおののいている。 唯一、黒い家の内部の描写は、不気味さをうまく表現していた。 これが「日本のホラー小説の最高峰」だとすると、少し寂しい。 | ||||
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違和感のない現実的な描写なため最初からどんどんひきこまれる。友人に貸したら「どうしてこんなもの貸した!」と言われたくらい恐ろしくおもしろい作品。 | ||||
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分厚い小説ってほんと無駄が多い。 無駄が多くて、読んでいて飽きる。 最初の数十ページで読むのやめました。 ページ数少なくても、文章が優しくても しっかり感動できる小説があるのに。 | ||||
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なんというか、一番怖いのは恵さんだな。と感じた あれだけのことをされても尚、自分の信念を曲げないというのが… とにかく、ページをめくる手が止まりませんでした | ||||
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保険金目当ての殺傷事件の中で、感情の極めて薄い犯人に関わってしまった主人公の恐怖体験を描いた作品。読んでいるときは先が気になって一気に読んでしまうくらい熱中したが、振り返ると都合よいことが多かった気がする。死体を沢山隠している犯人の家に警察が入ったのに気づかれなかったり、最後らへんは犯人が無双していたり。まあでもそんなに長くもないし、暇つぶしに読んで損はないと思う。 | ||||
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ある日、生命保険会社に勤める若槻は、顧客から呼び出され家を訪れる。その家は古く黒い家。しかし、インターホンのスイッチを押しても応答がない。引き返そうと思った時、顧客の菰田(こもだ)重徳が外から帰ってきた。家へ通された若槻が目にしたのは、菰田の息子が首を吊って死んでいる姿だった。若槻が死体に目が釘付けになっている時、菰田が若槻の反応を観察していることに気づく。菰田の息子には500万円の保険金が掛けられていた。若槻は菰田重徳が保険金目当てに偽装自殺を仕組んだと確信し、独自に調査をするが意外で恐ろしい展開に至る。 著者は生命保険会社に勤務していた経験があるので、生命保険会社の内情と保険金詐欺について詳しくリアリティーがあります。本書は保険金詐欺及び異常殺人者を扱っており、お金のためならどんな殺人も厭わない非常に危険な殺人者が登場します。最後まで緊迫感があり、驚きぞっとする場面もあります。日本ホーラー小説の代表作だと思います。 | ||||
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