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黒い家



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い家
黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家の評価: 4.00/5点 レビュー 468件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全468件 81~100 5/24ページ
No.388:
(5pt)

手に汗握る恐怖感

保険金殺人をテーマにしたホラー小説。
1990年代後半に出版された古い小説ではあるものの、古さがほとんど気にならないほど深い内容だった。
ストーリーが進むに連れて恐怖が増していき、クライマックスは正に手に汗握るほどのスリル感だった。

著者の表現も変なクセがなく大変読みやすく、あっという間に読み切ってしまった。
強いてマイナスな部分を挙げるとすれば、作中にやたらと虫に関わる内容が解説されていたことである。
あまり結論につながる内容ではなかったため、若干ストーリーをトーンダウンさせてしまっているだけのように感じた。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.387:
(1pt)

間延びさせてまで長編にしてるからイライラしてくる

途中、本編と関係ない話題にすぐ脱線してウンチクを長々長々と垂れ流してくるので「いつになったら本編に戻るのか?」とイライラしてくる
購入してしまったから我慢して聴いてるが、主人公の行動もバカすぎるし、もう耐えられない。
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4041979021
No.386:
(5pt)

読みやすい

難しい単語があると疲れてしまいますが、この本は生命保険など制度の説明も比較的簡潔でわかりやすいと感じました。生命保険のあり方、犯罪心理学、人間のモラルなど取り上げている題材は多く、興味深かったです。
あと主人公に好感が持てました。自身を省みることを嫌がらず反省し、今できる最善を考え続ける姿勢は、完璧じゃない人間らしさと素直な人柄を思わせます。他の登場人物も、生き生きと描かれています。
後半には猟奇的なシーンも多々ありましたが、クドくなく必要以上に怖いと感じさせない配慮がありがたかったです。おかげですらすら読めました。楽しかったです。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.385:
(5pt)

ただただ怖かった。

ホラー小説が読みたいと思い、評価の高い本を読み漁っていたが、この本が一番怖かったです。
描写の一つ一つが丁寧で引き込まれて、主人公の心情がひしひしと伝わってきて、手に汗を握るような展開にとても満足できました。
ホラーが好きな人はまずこの本を読むべきだと思いました。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.384:
(4pt)

真相を知るほどに恐怖が増す

保険会社の社員である若槻はある日、保険金詐欺と疑われる事件に遭遇する。遅々として進まない警察の捜査にしびれを切らした若槻は自ら事件の調査に乗り出すが、それは決して触れてはならない闇への入り口だった・・・。

精神をじわりじわりと追い込むような粘着性のあるストーリー。真相を知るほどに恐怖が増します。「他人への共感」が完全に欠落したサイコパスがこの社会には存在し、そうした人たちが自分の身近にもいるのではないかという恐怖。人間性と世間の正義が全く通用しない人間を相手にしたとき、私たちにできることは全力で逃げることしかないのではないか。そんな絶望感を、圧倒的な恐怖とスリルで味合わせてくれます。

またこの小説は、生命保険の制度を通じて、現代社会の問題点も浮き彫りにします。保険の制度に寄生して生きている人たちの存在です。制度を悪用している本人たちだけの問題ではなく、そもそもそうした人間達が寄生して存続できる環境をつくってしまった社会にも問題があるのでは、という問題提起です。遺伝子による優生思想、病気による差別などにもつながりかねないとてもデリケートな問題について、小説という形をとることでリアリティを持って描きます。

この小説を読み終えたあと、自分の平和な現実に戻って心底ほっとすることでしょう。
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No.383:
(5pt)

気持ち悪すぎる(いい意味で)

ほんとうに気持ちが悪すぎてゾクゾクしました。本当にあのような人が平然と生活しているのかと思うと恐怖です、、、。映画も見てみようかなあ、、
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4041979021
No.382:
(3pt)

有名なだけあって読み易い

読む前は保険の仕事とか興味無いしつまらなそうと偏見を持っていた私でしたが、内部事情が面白くて思いの外引き込まれました。
黒い家の描写も恐ろしくて、情景描写はクドい!と普段は倦厭してしまう私でも、うわっこんな家入るの嫌だなぁ…と想像して不快感を感じるほど上手い(語彙力がなくて偉そうになってしまいましたが)書き方でした。

ただ、現代から見ると作中で語られる心理学は若干SF臭と陰謀論感が漂っていて、サイコホラーとして精読していた身としては興醒めしてしまいました。加えて後半の主人公が物語を盛り上げるためのような、露骨で不自然な行動をし始めたのも残念。この手の恐怖小説で一番やって欲しくないことです…こっちも怖がるためには、主人公への共感が必要不可欠なので。

他にも警察の杜撰さや殺人鬼の有り得ない無双状態等突っ込みどころは多々有りますが、初版が約四半世紀前&初期の作品ということで、この評価にしました。

(以下ちょっとだけネタバレ有)

作者の考えなのでしょうが、サイコパスの蔓延説にはかなり無理があり、読んでてムズムズしました。自閉症の解釈やユングの夢診断等も時代なのか、個人的にはリアリティが薄れてしまいました。

あと、エピローグ的な場面で、殺されかけ入院してる彼氏に「可哀想な私」語りを始めた彼女にヤバい奴だな!と驚きましたが、その後若槻にもトラウマを語らせるトリガーか!と分かり、主人公の兄へのトラウマや恵の家族問題が上手く活かしきれなくてここで回収したんだなぁとミエミエで最後がこれなのは勿体無い気がします。

それにも関わらず最初から最後までスラスラ読めるほど文章が上手くて、流石著名な作家さんは違うなと。純粋に素晴らしいなと思いました。私は短いレビューすら上手く書けないので羨ましい限りです。
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4041979021
No.381:
(2pt)

怪力オバハン

数年前に読んだがいちばん覚えてるのは、なんじゃこの怪力オバハン、という感想。
それが邪魔してあとはあまり覚えてないのです。同作者の鍵オタク泥棒探偵シリーズは面白かったんですが。
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4041979021
No.380:
(2pt)

自分には合いません

読み進めることも苦痛で読破まで時間が掛かりました。
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4041979021
No.379:
(3pt)

盛り上がるまでが長い、くどい

中盤以降はストーリーが進んでスラスラ読みやすくなるんですけど、序盤は生命保険の話が長すぎて閉口しました。情景描写をしっかりされる作家さんなのは知っていましたが、例えの度に昆虫の話が出てきて、虫嫌いの私はしんどかった…。私にとっては例えがくどい感じがしました。
あと性悪説とかサイコパスについての考察の辺りは、作者さん個人の意見なのかな。色々な材料はあるものの、その論理的見解を語るシーンはまさに机上の空論って感じがしました。金石みたいなタイプは苦手だ。

ラストらへんの攻防は、ハラハラして面白かったです。でも主人公の行動に「なんでやねん!」と思うシーンは何度もあり、愚かな行動を取らないと次に繋がらないから仕方ない事なのかなぁ…と思いつつモヤモヤ。

最後の彼女さんの話も、なんか私にはしっくり来なかったかな。性善説を唱えるのは良いけど、それだと両親の話とかどうなんの?その娘である自分をどう落とし込むの?

アクションシーン(と言っていいのか?)は楽しめたけど、生命保険と心理学の話がくどすぎて挫折しそうだった。もうちょっとサクッとしてても良かった気がする。
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4041979021
No.378:
(4pt)

リアルに怖い

実際にこんな人間がいるのかもしれないと思える怖さ
実生活でも起こりうる可能性はあるという怖さがあります

サイコパスとは?悪意とはどこから来るのか?などを考えさせられる

個人的には生まれつきってのはあると思っていますw
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4041979021
No.377:
(5pt)

ハラハラドキドキ

2回目読みました。ハラハラドキドキでした。
読者に想像できるようなすばらしい文筆
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4041979021
No.376:
(1pt)

誰にも共感できずに置いてけぼりにされる

これは、書かれた時代の問題なので、感想として書くのは多少憚られるのですが
一言で書くと、連絡手段がイエデンしかないってなんてモドカシイんだろう…です
スマホでほぼ全てのことが出来る認識しかないので、正直、状況を理解するのが難しいです
非常に申し訳ないですが、そこで冷めます

しかし、冷めるポイントは情景が浮かばないだけではありません
主人公の頭が足りなさすぎることにより、物語を理解しようという気持ちが消えます

犯人を、そんなに知能の高くない中年女性にしてしまったために、主人公は頭を悪くせざるを得なかった感じ

気になるところはたくさんありますが、特筆して頭が悪いと思ったところは

不気味な留守電がたくさん入っているのに、それを削除してから警察に連絡するあたりとか…それって、警察に相談実績作ろうとする人の行動でしょうか?

犯人が主人公の家に入り込んだとき、たまたま外にいた主人公はイエデンの機能を使って家の中の様子を探る…え?警察呼んでから探れば良くない?なんでみすみす逃すの?

全体的に主人公の頭がよわいので、ぱっと思い出したところだけ書きましたが、これだけでもちょっと…感があります

あと文章自体にもった疑問もちらほら

主人公のイエデンや家、いつ知ったの?
なんで金石さんをころせたの?
何か描写あったっけ…?
元ヤクザな人が、なんで中年女性にあっさり負けてて、その上描写も0?
主人公の彼女、繊細なはずなのに、自分の言いたいことを全部言うし…本当に繊細?
いくら心の中に殻がある、と書こうとも、それが彼女自身の拉致監禁に対するドライすぎる考え方に繋げるのは無理があるんじゃないかなぁ…
化粧品メーカーの女性を殺害したのはなんで?
などなど…

後半はバタバタ人が殺されたけれども、あまりストーリーに食い込んでいない人達ばかりだったので
主人公に近づく狂気を感じにくかった印象
主人公がビルに閉じ込められた時が1番怖かったです

気になる点がたくさんありますが、読み返そうとは思えませんでした
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.375:
(4pt)

ネタバレ注意

3割くらい読んだ時点で犯人あいつやろってすぐ見当ついた。もう少し捻り欲しかったな〜と思いながら読み進めると、後半は怒涛の展開。
ただ、理解不能すぎて正直なところ恐怖は殆どなかったし、寧ろこの女の行動に怒りすら覚えるくらいだった。
あと、読みながら、俺ら男ってキ○タマという弱点を曝け出してて、いくら女より腕力強いかていざというときそこ狙われたら何もでけへんのやな〜と…。何でこんな構造にしてくれたんや、、、
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.374:
(5pt)

一気読み 怖すぎるストーリーは緻密さ故

凄いホラー小説。これに出会えたのは嬉しい。
貴志祐介氏の著作は初めて読んだように思うが、一冊で虜になった。
生命保険という日常にある金融商品を題材に、サイコパスの躍動感あふれる犯罪を、スピード感と静寂を交互に登場させて描き切っている。主人公が昆虫を研究していたという話も、うまいタイミングで登場させている。ミステリ好きなら必ず読むべき一冊。

今頃になって出会いました。スーパー名著だと思います。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.373:
(4pt)

社会派ホラー

ホラーとはいえ、超常現象はいっさいなく、サイコパスの怖さがじわじわと伝わってくる。逆恨みして殺意まで抱くのは、先日起きた沼津市の女子大生惨殺事件を思い起こさせる。構成の作り方、人間描写も的確で…って、すでに名を成した作家に失礼だが、これがデビュー作だったと知れば、水準の高さに感心する。
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No.372:
(3pt)

筆力あるけど、問題点も多い(ネタバレあり)

デビュー作品でこの筆力はすごいですね。 
以下、気になった点を述べます。
 
・最初の自殺を止める電話で自分が目をつけられたのに気付くのが遅すぎる
・彼女からの手紙を見られた時点で彼女に危害が及ぶ可能性を考えないのはおかしい
・総じて主人公の行動にリアリティがない
・虫のたとえが多すぎるかな
・主人公の方が男なのに中年女を怖がりすぎ
・主人公の彼女に対する巻き込んで申し訳ない感情が無さすぎる(主人公もサイコパスか?)
・主人公だって仕事復帰にはゆうに1ヶ月以上はかかるだろうに、犯人も捕まってない2週間後に普通に働いてるのは違和感がある
・彼女の親に対する認識は、主人公のサイコパスに対する認識より厳しくないか?
・章ごとに毎回3日〜2週間くらい時間が飛ぶので、何日後かをページを戻して毎回確認するのがめんどくさい
・ホラーものにはありがちだけど、回収できてない伏線がいくつかあったのも気になった
・主人公の酒、タバコ、不摂生の習慣はこの話の筋書きに必要かな
・多分どんな保険会社の人でも主人公のような行動(自殺志願と早合点しての説得や、夫に殺されると前提した手紙を出すなど)は取らないし、それゆえ仮にこんな殺人鬼がいても彼女を巻き込む事態にはならないと思う
 
デビュー作とはいえ、以上の点はプロの作家としてはまあまあヤバい問題点ですが、それでいてなお読ませる筆力に逆に感心してしてしまいました。
 
それにしても菰田幸子は2012年の尼崎事件の主犯の女 角田美代子を想起してしまいます。この作品が1998年に刊行されたことを考えると、ゾクっとしますね(^_^;)
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4041979021
No.371:
(2pt)

怖くはない

ホラーというジャンルなのでどれほど怖いのかと思いましたが、普通に保険金をめぐる殺人事件の話だと思いました。
真犯人も予想通りで捻りもなく、高評価なのが不思議な作品です。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.370:
(5pt)

京都が物語の舞台

流石にホラー大賞というだけあって読みごたえがありました。
著者が保険会社出身ということもあって保険会社の内部実情もよくわかります。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.369:
(2pt)

駄作、読む価値なし

一言で言って駄作。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021

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