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ロシア幽霊軍艦事件
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ロシア幽霊軍艦事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本当は星ひとつでもつけたくないぐらい意味のない本だと思います。何一つ史実に基づいていない。大体が偽のアナスタシア皇女事件は決着が着いているのにしつこいくらいこの本の中で描かれているのは異常だし、日本軍うんぬんの記述もでたらめ……ロシアの将軍が金塊をハルビンまで運んでいたなんていうのもあり得ない。 ハルビンって中国ですよね。日本から金をたかろうと言う魂胆がみえみえ。うんざり。Voxとか言うのが空を飛んだというのも信じがたいです。日本の軍艦をロシアのだといって盗もうとしているとしか思えません。お金を返してほしい。 | ||||
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中身が濃い内容ではないので購入して何時間もかからずにあっという間に読めました。延々と20世紀初頭の有名な偽アナスタシア皇女事件にページがさかれていて興ざめ……。作者の方は知らないのでしょうか? ソビエト連邦崩壊後に行われたニコライ二世の遺体の発掘調査でニコライ二世を含め(もちろんアナスタシア皇女も)皇帝一家全員の遺骨が埋葬場所から確認され、ロシア政府は正式に皇帝一家は史実どうりに銃殺されて亡くなっていると発表していることを……。それにより一連の騒動もすでに決着が着いています。 | ||||
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作者は「暗闇坂」以降、コジツケ小説しか書けなくなってしまっている。本作もその例に漏れない。冒頭で、ロシア革命の直後に「箱根の芦ノ湖にロシア軍艦が出現」したと言う大風呂敷を広げるが、物理的に不可能なのだから結末はコジツケるしかない。その間を有名なアナスタシア伝説(生死不明故に数多くの立候補者が出た)で埋めると言う姑息さ。このパターンの作品を延々と続けているのである。 本作を「史実のフィクション化」と評価する向きもあるようだが、そんな事は時代小説では当たり前の手法で、要は史実をミステリの背景にする事で、如何に作品の面白さが増したか否かだけが重要だろう。私には、コジツケの隙間を埋める緩衝材としか思えなかった。それに、作者のアナスタシアに関する記述はご都合主義で、本作のアナをモデルにI.バーグマン主演の映画「追想」が作られたかのように書いているが、実際は真逆で、作者が「追想」を観た結果、本作の着想を得たと考えた方が自然である。ロシア史や脳科学に関する講釈も常の如く高圧的で、空虚極まりない。アナの忠臣、軍人クラチュワの名前の件も「人間の証明」と同工異曲。巻末の虚構の歴史秘話も何の目的で書いているのか意図不明。 そして、肝心の幽霊軍艦のトリックは脱力感を覚える程の低次元なもの。冒頭の謎にも呼応していない。作者は「独創性=手前勝手な"へ理屈"」と錯覚しているようである。これでは、アナスタシア伝説を挟まなければ長編を支え切れない訳だ。本作をミステリとして読むと拍子抜けしまうだろう。作者が初期には持っていた真の意味での独創性を取り戻して欲しいと思う。 | ||||
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なーんか、別に御手洗が手がけるような事件じゃないじゃん!つーか、殺人も起きてないし、いったいなんで御手洗が必要なの!?と思ったら、これ元「季刊・島田2」に収録されてた中篇なんっすね。この季刊シリーズは、読者を釣るためにあえて御手洗モノを載せざる得ないと島田自信がのたまっていたので、それでわざわざ御手洗出したのか(笑 そういや季刊4の「最後の一球」だかは、本書以上に御手洗の存在意義がなかった作品でしたね。島田も、せっかくの創造した探偵を、こんな安売りしてたら駄目ー!(笑 だいたい軍艦じゃないから騙しじゃん。おまけに後半の、日本軍人と女性(あえて女性とだけ)の会話が、なんだか舞台みたいでざーとらしい。ロミオジュリエットなんかで見かける。おお〜ロミーオ!みたいなノリでこっちが恥ずかしくなった。 | ||||
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なーんか、別に御手洗が手がけるような事件じゃないじゃん!つーか、殺人も起きてないし、いったいなんで御手洗が必要なの!?と思ったら、これ元「季刊・島田2」に収録されてた中篇なんっすね。この季刊シリーズは、読者を釣るためにあえて御手洗モノを載せざる得ないと島田自信がのたまっていたので、それでわざわざ御手洗出したのか(笑 そういや季刊4の「最後の一球」だかは、本書以上に御手洗の存在意義がなかった作品でしたね。島田も、せっかくの創造した探偵を、こんな安売りしてたら駄目ー!(笑 だいたい軍艦じゃないから騙しじゃん。おまけに後半の、日本軍人と女性(あえて女性とだけ)の会話が、なんだか舞台みたいでざーとらしい。ロミオジュリエットなんかで見かける。おお〜ロミーオ!みたいなノリでこっちが恥ずかしくなった。 | ||||
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