占星術殺人事件

評判

占星術殺人事件の評価:

4.03/5点 レビュー 223件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全687件 521〜540 27/35ページ
No.167
(4pt)

閉塞した本格ミステリに光を当てた記念碑的作品

作者のデビュー作。当時の本格ミステリ界は閉塞した状態にあったが、本作によって一筋の光明が指し、後の新本格ミステリの隆盛へと繋がった。その意味で、本格ミステリにとって記念碑的作品。
物語は、戦争直後に起きた複数人のバラバラ殺人事件を現代の眼から解くというのがメイン。当時、評者からは「死体をオブジェとして扱っている」という非難があったそうだがナンセンス。ミステリとは元々そういうものだ。むしろ、個人的には、その状況で複数人をバラバラにする理由は1つしか考えられず、謎が物足りない気がしていた。この予想は結局、当たった。
もう一つ物足りないと思ったのは、物語の設定上やむを得ないとは言え、「犯人vs名探偵」の構図が見られないことだ。これは欲張り過ぎか。
犯罪を戦争直後に持っていった工夫(さすがに現代の鑑識ではトリックがばれる)、奇矯な名探偵御手洗を登場させ、メイン・トリック以外でも本格風活躍を見せる演出、そして大胆なメイン・トリックと、様々な手法で本格復興を図った作者の心意気は褒め称えたい。冒頭でも述べたように、本格ミステリ界にとって記念碑的作品。
占星術殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061811681
No.166
(5pt)

タイトルで損しています

 昭和11年の猟奇殺人事件のトリックを40年後に解くというストーリー。 トリックの巧妙さにしびれたのはもちろんですが、時間を超えて戦前の世の中の空気が伝わってくるような全体の雰囲気が楽しめました。そして、いつまでも余韻を残すエンディング。今でも繰り返し話題になってもよい傑作です。実際、文化庁が平成14年から始めた日本の文学作品を海外に紹介する目的のプロジェクトで翻訳されているそうです(英題The Tokyo Zodiac Murders)。それなのにあまり話題にならないのは、タイトルで誤解されてるのでしょうね。もっと人が手にとりたくなるようなタイトルに改題すればいいのに、と思いました。
占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ)より
4062038595
No.165
(5pt)

タイトルで損しています

 昭和11年の猟奇殺人事件のトリックを40年後に解くというストーリー。 トリックの巧妙さにしびれたのはもちろんですが、時間を超えて戦前の世の中の空気が伝わってくるような全体の雰囲気が楽しめました。そして、いつまでも余韻を残すエンディング。今でも繰り返し話題になってもよい傑作です。実際、文化庁が平成14年から始めた日本の文学作品を海外に紹介する目的のプロジェクトで翻訳されているそうです(英題The Tokyo Zodiac Murders)。それなのにあまり話題にならないのは、タイトルで誤解されてるのでしょうね。もっと人が手にとりたくなるようなタイトルに改題すればいいのに、と思いました。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4061308203
No.164
(5pt)

タイトルで損しています

 昭和11年の猟奇殺人事件のトリックを40年後に解くというストーリー。 トリックの巧妙さにしびれたのはもちろんですが、時間を超えて戦前の世の中の空気が伝わってくるような全体の雰囲気が楽しめました。そして、いつまでも余韻を残すエンディング。今でも繰り返し話題になってもよい傑作です。実際、文化庁が平成14年から始めた日本の文学作品を海外に紹介する目的のプロジェクトで翻訳されているそうです(英題The Tokyo Zodiac Murders)。それなのにあまり話題にならないのは、タイトルで誤解されてるのでしょうね。もっと人が手にとりたくなるようなタイトルに改題すればいいのに、と思いました。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4523264716
No.163
(5pt)

タイトルで損しています

 昭和11年の猟奇殺人事件のトリックを40年後に解くというストーリー。 トリックの巧妙さにしびれたのはもちろんですが、時間を超えて戦前の世の中の空気が伝わってくるような全体の雰囲気が楽しめました。そして、いつまでも余韻を残すエンディング。今でも繰り返し話題になってもよい傑作です。実際、文化庁が平成14年から始めた日本の文学作品を海外に紹介する目的のプロジェクトで翻訳されているそうです(英題The Tokyo Zodiac Murders)。それなのにあまり話題にならないのは、タイトルで誤解されてるのでしょうね。もっと人が手にとりたくなるようなタイトルに改題すればいいのに、と思いました。
占星術殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (光文社文庫)より
4334712428
No.162
(5pt)

タイトルで損しています

 昭和11年の猟奇殺人事件のトリックを40年後に解くというストーリー。 トリックの巧妙さにしびれたのはもちろんですが、時間を超えて戦前の世の中の空気が伝わってくるような全体の雰囲気が楽しめました。そして、いつまでも余韻を残すエンディング。今でも繰り返し話題になってもよい傑作です。実際、文化庁が平成14年から始めた日本の文学作品を海外に紹介する目的のプロジェクトで翻訳されているそうです(英題The Tokyo Zodiac Murders)。それなのにあまり話題にならないのは、タイトルで誤解されてるのでしょうね。もっと人が手にとりたくなるようなタイトルに改題すればいいのに、と思いました。
占星術殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (講談社文庫)より
4061833715
No.161
(5pt)

本格派と社会派が融合した傑作

推理小説史上に輝く金字塔。トリックそのものの意外性もさることながら、全編に漂う「日本人とは何なのか?戦争後、私たちは何をしてきたのか?」という問いかけに、多くの読者は胸をつかれた思いがするのではないでしょうか。本格派推理小説(トリックに主眼を置く)としても、社会派推理小説(動機など、背景に主眼を置く)としても一流。本格派がいいか、社会派が良いか、などの論争が無意味に思える、傑作です。主人公である御手洗に興味をもたれた方は、「異邦の騎士」もオススメです。また、日本という国への問いかけに興味がある方は、「奇想、天を動かす」がオススメです。
占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ)より
4062038595
No.160
(5pt)

本格派と社会派が融合した傑作

推理小説史上に輝く金字塔。トリックそのものの意外性もさることながら、全編に漂う「日本人とは何なのか?戦争後、私たちは何をしてきたのか?」という問いかけに、多くの読者は胸をつかれた思いがするのではないでしょうか。本格派推理小説(トリックに主眼を置く)としても、社会派推理小説(動機など、背景に主眼を置く)としても一流。本格派がいいか、社会派が良いか、などの論争が無意味に思える、傑作です。主人公である御手洗に興味をもたれた方は、「異邦の騎士」もオススメです。また、日本という国への問いかけに興味がある方は、「奇想、天を動かす」がオススメです。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4061308203
No.159
(5pt)

本格派と社会派が融合した傑作

推理小説史上に輝く金字塔。トリックそのものの意外性もさることながら、全編に漂う「日本人とは何なのか?戦争後、私たちは何をしてきたのか?」という問いかけに、多くの読者は胸をつかれた思いがするのではないでしょうか。本格派推理小説(トリックに主眼を置く)としても、社会派推理小説(動機など、背景に主眼を置く)としても一流。本格派がいいか、社会派が良いか、などの論争が無意味に思える、傑作です。主人公である御手洗に興味をもたれた方は、「異邦の騎士」もオススメです。また、日本という国への問いかけに興味がある方は、「奇想、天を動かす」がオススメです。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4523264716
No.158
(5pt)

本格派と社会派が融合した傑作

推理小説史上に輝く金字塔。トリックそのものの意外性もさることながら、全編に漂う「日本人とは何なのか?戦争後、私たちは何をしてきたのか?」という問いかけに、多くの読者は胸をつかれた思いがするのではないでしょうか。本格派推理小説(トリックに主眼を置く)としても、社会派推理小説(動機など、背景に主眼を置く)としても一流。本格派がいいか、社会派が良いか、などの論争が無意味に思える、傑作です。主人公である御手洗に興味をもたれた方は、「異邦の騎士」もオススメです。また、日本という国への問いかけに興味がある方は、「奇想、天を動かす」がオススメです。
占星術殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (光文社文庫)より
4334712428
No.157
(5pt)

本格派と社会派が融合した傑作

推理小説史上に輝く金字塔。トリックそのものの意外性もさることながら、全編に漂う「日本人とは何なのか?戦争後、私たちは何をしてきたのか?」という問いかけに、多くの読者は胸をつかれた思いがするのではないでしょうか。本格派推理小説(トリックに主眼を置く)としても、社会派推理小説(動機など、背景に主眼を置く)としても一流。本格派がいいか、社会派が良いか、などの論争が無意味に思える、傑作です。主人公である御手洗に興味をもたれた方は、「異邦の騎士」もオススメです。また、日本という国への問いかけに興味がある方は、「奇想、天を動かす」がオススメです。
占星術殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (講談社文庫)より
4061833715
No.156
(5pt)

堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても遜色のない傑作

私は、日本の作家のミステリを原作としたテレビのミステリ・ドラマのあまりに安直な内容がトラウマになり、日本の作家の粗製乱造的なミステリは全く読む気がしなかったのだが、ふとしたきっかけで読むこととなったこの「占星術殺人事件」は、そんな私の否定的な先入観を、見事に払拭してくれた。「日本の作家のミステリも、まんざら、捨てたもんじゃない」。正直、そう思う。  この作品のテーマは「アゾート殺人」という猟奇的事件で、名探偵役にもどういう必然性があってか、病的で奇怪な言動をさせているところがあり、率直にいうと、決して読後感が良いとはいえない。また、捜査が大詰めを迎える肝心のところで、名探偵の捜査振りが全く描かれず、その代わりに、その人物設定からして、誰が読んでも本筋から外れていることがわかるワトスン役の助手の迷探偵振りにいたずらにページ数を費やしたり、事件を解決した名探偵が、真相の解説を先送りして読者をやきもきさせる構成は、明らかに冗長であり、460ページにも及ぶ大長編を、もっとコンパクトにスッキリとまとめる方法はあっただろうし、名探偵の事件の解決自体も、偶然の産物の賜物に頼ってしまっているといった不満がないわけではない。 しかし、動機がある関係者はいるものの、完全な密室での殺人事件と、動機がある者はすでに死亡しており、残った関係者には動機がなく、アリバイも成立しているというアゾート殺人事件の二つの不可能殺人事件を組合せた連続殺人のトリックは、極めて斬新かつユニークであり、そんな多少の不満を補って余りあるものがあるのだ。この作品は、堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても、全く遜色のないレベルにあるというだけでなく、ほろりとさせる人間ドラマも描かれている傑作である。  
占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ)より
4062038595
No.155
(5pt)

堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても遜色のない傑作

私は、日本の作家のミステリを原作としたテレビのミステリ・ドラマのあまりに安直な内容がトラウマになり、日本の作家の粗製乱造的なミステリは全く読む気がしなかったのだが、ふとしたきっかけで読むこととなったこの「占星術殺人事件」は、そんな私の否定的な先入観を、見事に払拭してくれた。「日本の作家のミステリも、まんざら、捨てたもんじゃない」。正直、そう思う。  この作品のテーマは「アゾート殺人」という猟奇的事件で、名探偵役にもどういう必然性があってか、病的で奇怪な言動をさせているところがあり、率直にいうと、決して読後感が良いとはいえない。また、捜査が大詰めを迎える肝心のところで、名探偵の捜査振りが全く描かれず、その代わりに、その人物設定からして、誰が読んでも本筋から外れていることがわかるワトスン役の助手の迷探偵振りにいたずらにページ数を費やしたり、事件を解決した名探偵が、真相の解説を先送りして読者をやきもきさせる構成は、明らかに冗長であり、460ページにも及ぶ大長編を、もっとコンパクトにスッキリとまとめる方法はあっただろうし、名探偵の事件の解決自体も、偶然の産物の賜物に頼ってしまっているといった不満がないわけではない。 しかし、動機がある関係者はいるものの、完全な密室での殺人事件と、動機がある者はすでに死亡しており、残った関係者には動機がなく、アリバイも成立しているというアゾート殺人事件の二つの不可能殺人事件を組合せた連続殺人のトリックは、極めて斬新かつユニークであり、そんな多少の不満を補って余りあるものがあるのだ。この作品は、堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても、全く遜色のないレベルにあるというだけでなく、ほろりとさせる人間ドラマも描かれている傑作である。  
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4061308203
No.154
(5pt)

堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても遜色のない傑作

私は、日本の作家のミステリを原作としたテレビのミステリ・ドラマのあまりに安直な内容がトラウマになり、日本の作家の粗製乱造的なミステリは全く読む気がしなかったのだが、ふとしたきっかけで読むこととなったこの「占星術殺人事件」は、そんな私の否定的な先入観を、見事に払拭してくれた。「日本の作家のミステリも、まんざら、捨てたもんじゃない」。正直、そう思う。  この作品のテーマは「アゾート殺人」という猟奇的事件で、名探偵役にもどういう必然性があってか、病的で奇怪な言動をさせているところがあり、率直にいうと、決して読後感が良いとはいえない。また、捜査が大詰めを迎える肝心のところで、名探偵の捜査振りが全く描かれず、その代わりに、その人物設定からして、誰が読んでも本筋から外れていることがわかるワトスン役の助手の迷探偵振りにいたずらにページ数を費やしたり、事件を解決した名探偵が、真相の解説を先送りして読者をやきもきさせる構成は、明らかに冗長であり、460ページにも及ぶ大長編を、もっとコンパクトにスッキリとまとめる方法はあっただろうし、名探偵の事件の解決自体も、偶然の産物の賜物に頼ってしまっているといった不満がないわけではない。 しかし、動機がある関係者はいるものの、完全な密室での殺人事件と、動機がある者はすでに死亡しており、残った関係者には動機がなく、アリバイも成立しているというアゾート殺人事件の二つの不可能殺人事件を組合せた連続殺人のトリックは、極めて斬新かつユニークであり、そんな多少の不満を補って余りあるものがあるのだ。この作品は、堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても、全く遜色のないレベルにあるというだけでなく、ほろりとさせる人間ドラマも描かれている傑作である。  
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4523264716
No.153
(5pt)

堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても遜色のない傑作

私は、日本の作家のミステリを原作としたテレビのミステリ・ドラマのあまりに安直な内容がトラウマになり、日本の作家の粗製乱造的なミステリは全く読む気がしなかったのだが、ふとしたきっかけで読むこととなったこの「占星術殺人事件」は、そんな私の否定的な先入観を、見事に払拭してくれた。「日本の作家のミステリも、まんざら、捨てたもんじゃない」。正直、そう思う。  この作品のテーマは「アゾート殺人」という猟奇的事件で、名探偵役にもどういう必然性があってか、病的で奇怪な言動をさせているところがあり、率直にいうと、決して読後感が良いとはいえない。また、捜査が大詰めを迎える肝心のところで、名探偵の捜査振りが全く描かれず、その代わりに、その人物設定からして、誰が読んでも本筋から外れていることがわかるワトスン役の助手の迷探偵振りにいたずらにページ数を費やしたり、事件を解決した名探偵が、真相の解説を先送りして読者をやきもきさせる構成は、明らかに冗長であり、460ページにも及ぶ大長編を、もっとコンパクトにスッキリとまとめる方法はあっただろうし、名探偵の事件の解決自体も、偶然の産物の賜物に頼ってしまっているといった不満がないわけではない。 しかし、動機がある関係者はいるものの、完全な密室での殺人事件と、動機がある者はすでに死亡しており、残った関係者には動機がなく、アリバイも成立しているというアゾート殺人事件の二つの不可能殺人事件を組合せた連続殺人のトリックは、極めて斬新かつユニークであり、そんな多少の不満を補って余りあるものがあるのだ。この作品は、堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても、全く遜色のないレベルにあるというだけでなく、ほろりとさせる人間ドラマも描かれている傑作である。  
占星術殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (光文社文庫)より
4334712428
No.152
(5pt)

堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても遜色のない傑作

私は、日本の作家のミステリを原作としたテレビのミステリ・ドラマのあまりに安直な内容がトラウマになり、日本の作家の粗製乱造的なミステリは全く読む気がしなかったのだが、ふとしたきっかけで読むこととなったこの「占星術殺人事件」は、そんな私の否定的な先入観を、見事に払拭してくれた。「日本の作家のミステリも、まんざら、捨てたもんじゃない」。正直、そう思う。  この作品のテーマは「アゾート殺人」という猟奇的事件で、名探偵役にもどういう必然性があってか、病的で奇怪な言動をさせているところがあり、率直にいうと、決して読後感が良いとはいえない。また、捜査が大詰めを迎える肝心のところで、名探偵の捜査振りが全く描かれず、その代わりに、その人物設定からして、誰が読んでも本筋から外れていることがわかるワトスン役の助手の迷探偵振りにいたずらにページ数を費やしたり、事件を解決した名探偵が、真相の解説を先送りして読者をやきもきさせる構成は、明らかに冗長であり、460ページにも及ぶ大長編を、もっとコンパクトにスッキリとまとめる方法はあっただろうし、名探偵の事件の解決自体も、偶然の産物の賜物に頼ってしまっているといった不満がないわけではない。 しかし、動機がある関係者はいるものの、完全な密室での殺人事件と、動機がある者はすでに死亡しており、残った関係者には動機がなく、アリバイも成立しているというアゾート殺人事件の二つの不可能殺人事件を組合せた連続殺人のトリックは、極めて斬新かつユニークであり、そんな多少の不満を補って余りあるものがあるのだ。この作品は、堂々たる本格派ミステリとして、海外の著名作家のミステリと比較しても、全く遜色のないレベルにあるというだけでなく、ほろりとさせる人間ドラマも描かれている傑作である。  
占星術殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (講談社文庫)より
4061833715
No.151
(5pt)

久々に本格復活と当時思いました。

横溝、高木氏以降の中々面白い本格物に出会えなかった時、本書を手にしデビュー作にしてこの完成度の高さ、トリックの斬新性、非常に感心したことを覚えています。日本推理小説史にも残る作だと思います。是非手にとって作者に欺かれる事無く真相に到達してください。個人的に著者に対して期待度が高くなってしまった為、その後の作はトリック・奇抜性重視の傾向が強く感じられどうにも馴染めなかった。現行ミステリーファンであれば抵抗感なく嵌れるかもしれませんが。
占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (名探偵・御手洗潔シリーズ)より
4062038595
No.150
(5pt)

久々に本格復活と当時思いました。

横溝、高木氏以降の中々面白い本格物に出会えなかった時、本書を手にしデビュー作にしてこの完成度の高さ、トリックの斬新性、非常に感心したことを覚えています。日本推理小説史にも残る作だと思います。是非手にとって作者に欺かれる事無く真相に到達してください。個人的に著者に対して期待度が高くなってしまった為、その後の作はトリック・奇抜性重視の傾向が強く感じられどうにも馴染めなかった。現行ミステリーファンであれば抵抗感なく嵌れるかもしれませんが。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4061308203
No.149
(5pt)

久々に本格復活と当時思いました。

横溝、高木氏以降の中々面白い本格物に出会えなかった時、本書を手にしデビュー作にしてこの完成度の高さ、トリックの斬新性、非常に感心したことを覚えています。日本推理小説史にも残る作だと思います。是非手にとって作者に欺かれる事無く真相に到達してください。個人的に著者に対して期待度が高くなってしまった為、その後の作はトリック・奇抜性重視の傾向が強く感じられどうにも馴染めなかった。現行ミステリーファンであれば抵抗感なく嵌れるかもしれませんが。
占星術殺人事件 Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件より
4523264716
No.148
(5pt)

久々に本格復活と当時思いました。

横溝、高木氏以降の中々面白い本格物に出会えなかった時、本書を手にしデビュー作にしてこの完成度の高さ、トリックの斬新性、非常に感心したことを覚えています。日本推理小説史にも残る作だと思います。是非手にとって作者に欺かれる事無く真相に到達してください。個人的に著者に対して期待度が高くなってしまった為、その後の作はトリック・奇抜性重視の傾向が強く感じられどうにも馴染めなかった。現行ミステリーファンであれば抵抗感なく嵌れるかもしれませんが。
占星術殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 占星術殺人事件 (光文社文庫)より
4334712428