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カフネ



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【この小説が収録されている参考書籍】
カフネ

カフネの評価: 4.23/5点 レビュー 172件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 121~140 7/9ページ
No.52:
(3pt)

現実的じゃない

登場人物全員にとってつけたような問題があってちょっとどうかなと思いました。
エッセイで三五館シンシャの介護ヘルパーゴタゴタ日記という本がありますが、現実的にヘルパーを利用する人間のマナーははっきり言って良くない。

カフネで30分延長して料理を作ったみたいなことがあるけど
、次来た時に「前は30分長くサービスしてもらいましたよ」「前の人はやってくれましたよ」などと言われかねない。
せつなさんは時給3000円と言っていたので食材の材料費もあるだろうから、客からは一時間あたり6000円から10000万円ぐらい取らないと割に合わない。

カフネは招待制だから民度はそこまで低くないだろうけど、宣伝しないで口コミ待って初回タダって商売になるのか?
現実を考えてたらどうにも引き込まれませんでした。
これが本屋大賞に選ばれるのなら、真実を書いた介護ヘルパーゴタゴタ日記は芥川賞も取っていいんじゃないかと思いました。

カフネはちょっとミステリー要素があるところがよかったです。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.51:
(5pt)

カフネを読んで

ぐいぐいと引き込まれる、内容でした,,
3日で読んでしまいました。他の作品も読みたいと
思いました。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.50:
(2pt)

本屋大賞としては期待外れ。

本屋大賞に選ばれた作品を多く読んできましたが、今回の「カフネ」は期待外れでした。使い古されたプロットがてんこ盛り、ストーリー展開が強引、両親の子供への愛の描き方が平面的。過去の作品は納得感あるものでしたが、何故本作が選ばれたのか良く分かりません。本屋大賞が変質したのかと感じました。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.49:
(5pt)

泣きました。23歳女です。(ネタバレ無し)

まさかこんなに泣くとは思いませんでした。
小説なんて読むのは中学生ぶりです。今までの人生で自ら本を買ったことは1度もなかったです。たまたま何か人気らしい、と知り衝動的に買いましたがまさかここまで素敵なお話だとは思っていませんでした。
普段全く本を読まない私でも、本当にすらすら読める素敵な文章です。
小説というものに抵抗がある方にこそ、是非読んで頂きたいです。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.48:
(2pt)

本屋大賞かぁ

死、病(やまい)、同性愛を題材にした小説は気分が暗くなってあまり好きじゃない。読み終わってもモヤモヤした感じですっきり感がない。ただ気分が落ち込むだけだ。
もっと、明るくユーモアが欲しいかなぁ。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.47:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

せつなさんが、せつない....

「いつかちゃんと全部終わるから...死ぬことだけは全員同じだから」と
せつなさんは家事代行のボランティア先で会った自暴自棄の小学生に語った。そして
「栄養が意味ないっていうのはいただけない。
死ぬまで生きなきゃいけないし、健康じゃないと生きるのは苦しくなる」
理屈はわかるが、29年しか生きてない小娘が生意気(品位ない言い方!!昭和チックなもんで)と思った。

しかし、ごめんなさい。
私の誤解だった。
せつなさんが、治療薬の副作用で寝込んだ。
心配して現れた薫子さんを、突き放すように「どうせ死ねば、全部終わるんだから」と吐く。
まだ29歳なのに「容赦なく襲ってくる痛みに耐える」ためのお守りの言葉を吐く。
一人で生きなきゃならない、と自分を鼓舞するように吐き出す。

ふと、涙が流れた。
せつなさんが、せつない....

せつなさんを囲む登場人物にも目を引く。
親ガチャで苦しむ親子、
人工授精してでも親になりたかった元妻。
頭と子宮で考えさせる作品だ。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.46:
(3pt)

レシピ本を小説にした感じ・

レシピ本を小説にした感じで、そもそも食に関心がない私には、のっけから興味を削がれます。登場するのは何れも、食や家事代行をもとにパッチワークのごとくにつながる深みが感じられない人物たちで、その人格が小説の台詞に乗るので、不敬な会話や目を覆いたくなるような品の無い言葉の応酬があります。この作者は、1人親の子育て→疲弊・貧困→ネグレクト・自死のような観念に凝り固まっているのか?そのようなケースが度々叙述されるので閉口し、読後感も良くないです。
本屋大賞は2023年を頂点に、その後の作品にあまり感動するものがありません。それが、書き手の問題なのか、選者の問題なのか、私の勘違いなのか、分りません。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.45:
(5pt)

貴方も虜になります!そんな一冊です

涙がでる、感動の物語です。話の展開がよくて次は何?!って感じで読むのが止まらなく夜更かししちゃうくらいでした。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.44:
(5pt)

心に刺さりました

私世代の親にありがちな親子関係 子である私達の生き方在り方に共感しました
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.43:
(5pt)

リアルではないけれど

40代なので。
主人公と同世代の女性です。そのため色々と感情移入することも多かった。文章がうまく、表現がきれいで繊細で、情景が思い浮かぶような言い回しが絶妙でした。さすが本屋大賞。
ごみ屋敷やシングルマザーなど、シリアスなテーマを扱いながら、どこかコミカルでプッと吹き出してしまうようなシーンも。根っから暗くはなく、むしろ明るい。登場人物に悪人はおらず、みんな優しく、とてもあたたかい。きっと作者のお人柄なのでしょう。

だからでしょうか。
面白い小説だとは思うのですが、本物の救いようのなさを求める人には物足りないし、お気楽に思えると思います。

あくまでエンターテイメント小説で、リアルはこうはいかないでしょうね。

架空物語としては面白い、エンターテイメント小説でした。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.42:
(2pt)

本屋大賞はお墨付きではない

300ページの大作だが、主人公・野宮薫子と小野寺せつなの出会いからラストまで、わずか1ヶ月と少しの間しか時が経っていない。そのわりには二人、特に薫子の心の振れ幅が大きくて少々ついて行きづらい。例えば映画化したら、せつなが作る美味しい料理の風景も出てきて、登場人物の心のひだがエモーショナルに揺れ動く様も描け、きっと素敵に仕上がるんだろうなと思う。もしかしたら、そういう展開も狙って著者はこの作品を創られたのかもしれない。
本屋大賞の発表直後に買ってみたのだが、書店の皆さんの受けが作品の質に必ずしも直結しないのではないかと感じた。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.41:
(5pt)

さわやかな読後感

料理の描写が的確で、匂ってくるよう。
登場人物がみな良い人で、なごむ。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.40:
(5pt)

どんなに困難な状況に陥っても立ち直ることを諦めてはいけないんだなと思いました

『カフネ』(阿部暁子著、講談社)を読み終えて感じたことが、3つあります。

第1は、料理や掃除などの日々の家事というのは大変な作業なんだなということ。私は生まれてから今日まで料理・掃除・洗濯を一度もしたことのない人間だから、余計そう感じるのかもしれません。

第2は、初対面では気に食わない人間とも仲良くなることは可能なんだなということ。私の場合は、正直言って、気に食わないままの人間が何人かいます。

第3は、どんなに困難な状況に陥っても立ち直ることを諦めてはいけないんだなということ。この点に関しては、大きく頷いてしまいました。

東京法務局八王子支局に勤める国家公務員、41歳の野宮薫子は、何回も不妊治療に挑戦したのに報われず、突然、夫から離婚を切り出され、独り暮らしになります。その上に、最愛の弟が急死してしまったため、酒浸り、ゴミ屋敷同然の生活を送っています。

弟の遺言書に元恋人にも財産を分けてほしいと書いてあったため、その元恋人、29歳の小野寺せつなと会うことにしたが、この女が実に不愉快な感じの悪い女なのです。

その場で急に意識が途切れて倒れた薫子を、せつながタクシーで薫子の自宅マンションまで送ったことから、二人の人生が交叉します。

ひょんなことから、「カフネ」という「毎日の家事に溺れそうになっている人の助太刀」を目的とする家事代行サービス会社の社員のせつなは料理担当、ヴォランティアの薫子は掃除担当としてコンビを組むことになります。「いいだろう、四十一歳バツイチ社会人の底力を見せてやる」。

せつなは、薫子が目を瞠るほどの料理の達人です。『あなたもなかなか有能なのね。感じの悪い小娘扱いしていて悪かったわ』。『学校の先生みたいな上から目線、やめてもらっていいですか』。

「もう何ヵ月も、いや何年も、自分に価値を感じられずに生きてきた。もう自分は誰にも愛されず、必要とされないと思っていた。けれど今、誰かの役に立つことができた。たったの二時間、それもたいしたことではない。それでも今、ありがとうと言ってもらえた」。

紆余曲折はありながらも、二人の活動はさまざまな悩める人たちの助太刀となっていきます。

よかったよかったと胸を撫で下ろしていたのに、中盤を過ぎ、終盤に入ると、意外な事実が明らかになります。

そして、最終盤には、何と、さらに、思いがけない事実が待ち構えているではありませんか。

個人的には、自らの不幸を呪う小学5年生の少女に向かって、せつなが言い放った言葉が印象に残りました。『資格がなかろうが、未来が真っ暗だろうが、いいことがひとつもなかろうが、人は必ずいつか死ぬし、死ねば全部終わりますから』。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.39:
(5pt)

誰かと食べるご飯は美味しいのだ

あらすじから面白そうだぞと思い電子版を買いました。以下にネタバレもあります。

子供が欲しいという想いの部分は、子育て中の身としてはちょっと怖かったですけど、今の自分には気持ちが何となく分かっちゃうなぁと。
美味しそうな料理も素敵なのですが、
41歳のバツイチ社会人は強いのだ
この一文にやられました。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.38:
(2pt)

うーん、どこかで読んだ話の寄せ集め

うーん、詳細は書けないが、本屋大賞に選ばれるのはアニメだとありそうな、現実ではストーカーでしょそれみたいな他人を思う気持ちが受けるみたい。最後ありえないでしょ。相手の気持ちを確認しなくても喜ぶと思うところが、勘違い。そういうのストーカーというのじゃないかな。現在の社会問題をちりばめればいいのかな~。設定もどこかで読んだことあるような家事代行を通じて、それぞれの家族の問題をあぶりだすのもありがちすぎる。手作りごはんで心が和むという手作りごはん信仰もなんだかな~謎もあるから最後まで読んだけど、時間の無駄だった
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.37:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

美しいタイトルが時代にマッチしたのでは

どぎつく、配慮のない親に育てられた子どもが、大人になってもなおその影を引きずりながら生きていく——そうした物語に、私はどうしても痛みを覚える。自分自身、親に対して複雑な感情を抱えているため、この小説の読書体験は決して穏やかなものではなかった。

著者は、現代的な話題や目を引く素材を多く取り入れており、それが作品としての「受けのよさ」につながっているのだろうと感じた。ただ、それらの要素が必ずしも物語の深みに結びついているとは限らず、どこか話題先行の印象を受けた場面もある。

個人的には、CML(慢性骨髄性白血病)に関する描写には違和感が残った。主人公の薫子が、治療薬イマチニブのみから事実までたどり着く姿は、リアリティが乏しいと感じた。実際、急性と慢性の区別ひとつ取っても、血液疾患の理解には相応の時間と労力を要するものであり、その機序は複雑さを極めている。

そのあたりから、私はこの物語にうまく入り込めなくなってしまった。作者が描こうとしたテーマには共感しつつも、細部の描写において、説得力が削がれていくのだ。

残念ながら、全体を通して、ネットや文献で調べた内容を地道に並べる作業感が、文章から滲み出てしまっている。登場人物たちが話しているのは、台詞ではなく、説明。物語が動いているのではなく、“勉強しました報告会”に見えてしまう。書かずにいられない衝動よりは、みんなに読んでもらえる努力、を感じてしまう。前者に重きを置く読者は、やはり芥川賞の方が性に合う。

本屋大賞、外しはじめたな、と思ってしまった。SNS受けばかり気にすると、こうなる。本当の読書好きは離れてしまう。

正直な感想を包み隠さずに書いて、阿部先生、関係者の皆さん、ごめんなさい!!!
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.36:
(2pt)

更年期女性の自己陶酔物語

好評みたいですが、私は反対の意見です。
ややネタバレに触れます。

若干退屈しつつも淡々と日常を終盤まで聴き続けたが、なんじゃこりゃ。
え、ふつーにキモいんですけど…。距離感考えず私良い事したって開き直って自分に酔ってるありがた迷惑のお節介なおめでたいオバサンじゃん。
私自分でしたいことする!とか言っちゃってるし確信犯だよね。
別に良いんだよ?でも他人を巻き込むなって。
作者の都合で相手は満更でもない感じになってるけど、マジっすか……?
なんというか、側で見守るぐらいの善意だったら誰でも嬉しいし迷惑しないのに、ズカズカと踏み込んで押し付けがましいんだよね。
特に引き込まれるところも驚かされるところもなく退屈で、最後に不快になった為、☆2
本屋大賞という先入観で過大評価されがちだと思う。裸の王様みたい。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.35:
(4pt)

面白かったです。

それぞれの登場人物の生い立ちから背負っている生き方の表現が素晴らしいと感じましたが、そうした生き方は異性である自分には分からないということも実感しました。最後の展開はやや無理があるかなと思いましたが、面白かったです。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.34:
(5pt)

面白い^ - ^

まだ、読み始めたばかりですが面白い。
せつなが良い感じ誤解を受けやすい性格だと思いますが根は良い人だと思う。
流石本屋大賞受賞してるだけあってグイグイと引き込まれる。
読了したら追記します。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.33:
(5pt)

これは恋愛感情なの?

こういう疑問自体が馬鹿馬鹿しいのかもしれないんだけど、男性の読者としては主人公の感情がいまいちよくわからないところがあります
男性同士のいわゆるバディものだったら、こういう結末にはならないと思うんですよね
例えばインド映画の RRR とか

こういう結末になるとしたら、それは恋愛感情が絡むような場合だと思います
それで多分その2つのタイプは明らかに違う関係性を持っていてその間にははっきりとしたラインがあると思うんですよね

でもそれが女性の場合は例えば「光のとこにいてね」でも感じたことなんですが、そうした区別がなくて、曖昧なグラデーションのような感じに地続きになっているような感じがします

もちろんどちらが良くてどちらが悪いということではありませんが、男性がこの本を読むと、どっちなのかはっきりさせてほしいという印象は持つかもしれません
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263

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