■スポンサードリンク


カフネ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
カフネ

カフネの評価: 4.23/5点 レビュー 172件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 1~20 1/9ページ
No.172:
(5pt)

面白くて一気読みしました

愛されたいと言う欲求と食べたいと欲求が折り重なって描かれている作品。
主人公が両方を少しずつ満たしながら成長していく姿に共感し、心を動かされました。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.171:
(2pt)

最後あたりがうーーーん?!!!

途中まではまぁ面白いなぁと思っていたけど、最後の方この長い話の流れは1ヶ月ちょっとのことだったの?!って感じだし、そんな1ヶ月ちょっとで人との仲って深まるのかな。って感じ。
最後は薫子が喫茶店でせつなに対して行うある行為が、そこまでする?どんな感情?!!はぁ?きも!だと思ってしまった。
しかもせつなは毒親育ちかと思いきやそうでもなかったし。
食べることは生きること。みたいな感じです終われば良かったのになと思った。しりつぼみ&攻めすぎ。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.170:
(5pt)

続編希望

最後は涙なしでは読めませんでした。
是非薫子とせつなの続編が見たい!
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.169:
(5pt)

カフネ

面白くて2日で読みました
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.168:
(5pt)

王道の良さ

家族との関係と関わる人々の交わり方がじんわりくる
ハートフルな展開なのだが、その中にも家族の難しさがほどよくちりばめられている

終わってみればすべての出来事がつながってくる様は心地いい
ややパターン的状況設定ではあるが、そればまた安心感にもなっている
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.167:
(4pt)

多くの人に読んでもらいたい作品です

薫子が、最愛の弟春彦を亡くし深い悲しみにいる中、弟の恋人であるせつなの誘いにより、カフネの活動を開始、再生、そして今度は薫子が、せつなの心を開いていく話です。
ところどころに作者の人生観が垣間見られ、共感できる部分もありました。多くの人に読んでもらいたい作品です。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.166:
(5pt)

老いと生死を含めた希望の物語

私は最初、1章で読むのをやめようとした。人の醜さを皮肉込みで描いたものと思ったためだ。しかし我慢して2章まで読み進め、この小説の本題に気づきその日のうちに最後まで一気に読んだ。
この本は不妊治療が実らず離婚を経て、唯一の心のよりどころだった弟を急死で亡くし独りぼっちで何も見つけられなくなった女が、ある感情をぶつけられて生きることを取り戻す物語である。曰く「感謝されること」である。
生きていきながら人の多くが就職をする。しかし一部の天才を除いて企業の中でどこまで昇進ができ、どの仕事まで任せられてどこまで昇進ができ、そして何をあきらめなければならないのか、多くの人がある段階で見通せてしまうという。
この物語は、勤続年数20年前後の初老の女性が、多くの過ぎ去ったもう取り戻せないものに病み崩壊しぼろぼろになり、このままいけば遠くない数年後には死んでしまいかねない生活を続けていたところに、弟の死に付随した遺言書にまつわる出会い、そして残された一つの謎について時間をかけてゆっくりと、身も心も出会いも感情も、そして欲望さえも取り戻しながら向き合っていく物語である。
人は老いて死ぬことはあまりにも当たり前であり、年を重ねるにつれてテレビで見ていた芸能人もどんどん老けていく姿を見かけていくものだし、両親などの世話になった人も年を重ねていっている。そのことを現実として受け入れることに気疲れしてしまうし、自分自身も老けていく中であの年上のような振る舞いはしないようにしたいと考えていたことが、ふと自分も同じような行いをしていることに気づくこともある。そして年を重ねるごとにもう新しいことを触れられないような恐ろしさもある。そのようなぼんやりとした不安がある中でこの本を読んだ。作中の主人公の40代の女性はお局様のような職場での振る舞い、両親へ抱いていた念への気づき、離婚など、なかなか人生の中でどん底のような時間からスタートするが、差し伸べられた手を取り新しいことに関わっていくその生き方はかっこいいと感じた。
この作品で生と死が紙一重であることを強く感じ取ってしまった。老いていきながらも死ではなく生の側面を強く持って生きていきたいと感じている。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.165:
(1pt)

きもい

つまらん。薫子キモイ
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.164:
(4pt)

本屋大賞

本屋大賞ということで読んでみた。

家族の死、家事手伝い、妊活、離婚などさまざまな要因が含まれたストーリーだが、柱となるのは人の生死。

ストーリー展開や、各キャラクターの設定に盛り込み感もあるが物語がイメージしやすく一気に読めた。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.163:
(5pt)

良かったです( *'︶`*)

読み応えのある物語でした。
泣いたり笑ったり祈ったり…すっかり本の中に入り込み、読み終えた後は大きな安心感です。
阿部暁子さんの本をもっと読んでみたいと思います
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.162:
(1pt)

感動せず

この作品が本屋大賞?なにがいいの?というのが率直な感想です。
こういうお涙頂戴の話はもうすきになれんです。
わたし、親にあいされなかったの。LGPDなの。味覚障害なの。不妊治療しても子ども授からなかったの。離婚したの、不治の病なのなどなど、
私可哀想でしょうのオンパレード。
それとよく人が死ぬ話ですね。
確かに読みやすくてどういう展開になるのかなと多少の期待はしてラストまで読んだけど、予想通りの終わり方でした。

ちょっと疑問なのは司法解剖しても弟の死因がわからないなんてことが実際にあるのかな。
殺人事件だった場合、困ると思いますが。

本屋大賞の帯につられて読みましたが、もういいかな。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.161:
(5pt)

万人受けする理由がわかる!!

読みやすい作品です
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.160:
(5pt)

分かりあえないからこそ、愛おしい

”ちゃんと分かりあうって、難しいよね”って事を愛に満ちたストーリーで教えてくれる良作。
人と人とは分かり合えないけれども、どうやって自分の愛を伝えればいいのかという事を考えさえてくれる本です。

小説の初め10分くらいは少し僕にはうるさくて、聞くのやめようかとも思いましたが、そこさえ耐えれば、あとは聞いていてとても優しさに溢れたストーリーで僕は好きでした。
ナレーションもストーリーもとても好きです。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.159:
(5pt)

すべての方に

最近、本屋大賞の作品をよく読ませていただいております。
どの作品もレベルが高く、感服しております。
ただ、現代の諸問題がちりばめられている内容に落ち込みもします。

でもこの作品の「食」や「片付け」に、背中をグッと伸ばされ、押されるようで
それぞれの再生へのきっかけに(法的な制度なども挟み込まれ)活路を感じます。

片付けるということは、一つずつ片を付けるという事ですよね。
きっと、片付けた後の深呼吸は気持ちのいいもので、その後の食事も今までにない位美味しいものでしょう。(後で食べられる作り置きもワクワクしました)

私には、主人公の、”赤ちゃんを見るとさらいたくなる衝動に駆られる”、という言葉に『八日目の蝉』の内容が腑に落ちた気がして、また、私自身、登場人物の中の一人に気持ちが強烈に重なり、ここにレビューを記させていただきました。

戦闘服のようないで立ちで、いつも何かと戦っているような、”死ねば何もかも終わるのだから(自分は死ぬまでただ生きているだけなんだ)”というような、自分の食生活は破滅的で自分のことを省みない「せつな」に、「永劫」の幸せが訪れますように...

※レビュー枠が埋まってしまったと思っていましたら空きがありました。
もうちょっとだけ書かせていただこうと思います笑(削除してしまったレビューもありました。ポチッとしていただいた方すみません!)
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.158:
(4pt)

家事代行の仕事を通して展開されるストーリーに、心引き込まれ共感をおぼえた。

持ち運ぶには重い。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.157:
(5pt)

対話の重要性と言葉にする勇気と覚悟

久しぶりに良書に出会いました。
流浪の月も大好きですが、こちらの作品もとても大好きな作品になりました。
本屋大賞は選ばれる理由があるのですね。

細かな感情描写、人間の多面性、思い込み、知っているつもりになってしまうことなどなど、、、

日常の中で忘れてしまいがちな大切な観点に気づかせてくれる作品でした。

無意識の怖さ。どこまで相手のことを想像できるかも大切。その上でどんな言葉を選ぶのか。

そして、最も大切なことは相手との対話だと思いました。どれだけ、相手のためを思っても、相手が望まない形はよくない。だからこそ、何を考えこうしたいと思っているのか伝えた上で、あいての考えや経験や思いを聞いて一緒に考える。その上で相容れなかったら、その時はその時。自分がしてあげたいと思うことを相手の話をきかず、自分で諦めてしまうのは勿体無いと感じました。

都心への人口集中が囁かれる昨今、このような人との深いつながりが薄くなっているように感じる一方で、作品で描かれるよな他人同士でも繋がれるような縁と、相手を思いやるこころ、それをきちんと言葉にして伝える勇気と覚悟が求められている時代なのかもしれません。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.156:
(1pt)

映画化楽しみにしてます

そんなに説明してもらわなくても何を書きたいか分かります。と言いたくなる。情景描写だけしてくれればいいです。と。
悲しい情景が描写された後、主人公の台詞によって私はこれこれこのように悲しい、と書き、そう書いた後更にモノローグで、そうだ、私は悲しいのだ。みたいに書いている。
桜、空、新緑、など季節を感じさせる風景と心理を重ねる文章もあったんだけど、いまひとつ深みを感じない。
感慨深いきもちになった。外に出た。夕焼けだった。
これで感動してくださいと言われているんだろうか?と思ってしまった。
長い小説なのだが、くだくだとした説明が無ければなあ。
人を頼る勇気、時として必要なおせっかい、人は見た目でわからない事が9割。という親身なテーマ性は好きなんだけど、この小説を通して、そのテーマへの深掘りがされているかと聞かれるとされてないと思う。
登場人物のキャラ立ちが良くて、ストーリーの展開もドラマチックな仕立てになっている。
だが、長い小説を通して読んだことにより複雑な読後の心境になることはなく、ただただ、ああ、映画化されるなあ。と思うのみである。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.155:
(5pt)

誰もが誰かの支えになっている

・感動した部分
人と関わるときに,一緒にものを食べたり,腹を割って話すことを,もう一度やってみたいと思えた。なぜなら,食べることは体も心も癒やすことで,他人のために行動することは,傷ついている自分を癒やすことにつながると感じたから。結局は自分のためなのかも知れないが,それでもいいと思えたこと。
・新しい発見と強み
TUGUMIのときからこういうギャップの大きいヒロインに惹かれ続けているのだし,行動することは強いと改めて感じた。なぜなら,知れば知るほど,分かるようになればなるほど,全てうまくいくなんて考えられなくなる代わりに,行動しなくなることにいらだっているから。
・推薦する読者層とその理由
弱っていることに氣付いていない人
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.154:
(5pt)

世代によって愛し方が変わるのを痛感、最後まできっちりまとめてある秀作

それぞれ「人を大切にしたい」と思う気持ちは同じ形では現れない。
とくに、世代によってものすごく差があることをものすごく感じさせる物語でした。
薫子ははじめはとてもヒステリックで病んでいる女性に見えたけど、物語がすすむにつれ
だんだん彼女を好きになっていく自分がいました。
コテンパンにしてやりたいと思った両親も、あくまで薫子から見た「マイナスの思い出」だけをピックアップしたもので
そうでない面ではちゃんと大事にされていたんだと最後にはわかります。
実は春彦と港がそういう仲だということは最初の「合鍵」ですでに読者の大半が気づくはずですが
それがどう真実に繋がっていくのか、前半はミステリー気分で読んでいた。
実際、春彦がなくなった理由がはっきり事件として出てくる予感もあったから。
しかしこれは愛の物語。そして執着の物語でもある。
せつなの子供がいらない理由、春彦が本当にやりたいこと、薫子の母性の行き着く先。
人はこんなにも誰かに必要とされ、誰かのために生きたいと思う生物なんだなとしみじみ感じました。
子供をなかなか授かれないアラフォー女性の気持ちや、結婚したくない若者、離婚の理由、話し合いの仕方など
リアルに感じる感情も多々あってとても面白かったです。
最後までじっくりきっちり全てのキャラクターについて落とし前と落とし所をつけているので
読後感のさっぱり具合はかなりのもの。ここまで全てにオチをつけなくても、というくらいしっかりしてるので
取りこぼすところがない気持ちよさがあり、それも個人的に好みでした。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263
No.153:
(4pt)

不器用な者たちの、愛情物語

心におった傷を、表現できない者と表現しすぎる者達が織り成す、愛情とも友情にも取れる感情が交錯する物語。
人は独りで生きられるかもしれないが、やはり人を求めるものである。
カフネAmazon書評・レビュー:カフネより
4065350263

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!