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カフネ
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カフネの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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素敵なタイトルと表紙に惹かれて、食にまつわるほっこりしたお話かと思い期待して手に取りましたが、私はあまり好みではありませんでした。 文章の言い回しも個人的に好きではなく、文字で全てを細かく説明してしまうので(例えば登場人物の服装やその時の景色等)読み手側が想像する楽しみがない文章と言う印象を受けました。 そして、特に薫子の台詞の言い回しが古い言葉が多く、今の時代に合っておらず感情移入できませんでした。 中々の分厚さがある本ですが、読み終わった後に何も心に残らなく残念でした。 唯一、物語に出てくるお料理の中で卵味噌は知らなかったので、どんな味なのか興味が沸きました。 | ||||
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ラストの主人公の考え方や、弟の性格に気持ち悪さしか感じませんでました 主要人物は大きな女性以外、皆優しそうに見えて、実は自分の事しか考えない様な人達ばかり | ||||
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何故、この本が大賞を取ったのか本当に意味不明。 何故、この本の評判がこんなにいいのか理解不能。 いろんなテーマが散りばめられているが、それらに関わっている人物描写が かなり雑。お涙頂戴的な意図が見え隠れする。 この程度の作品に、これほどまでの評価を与える読者の質の方を疑ってしまう。 | ||||
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ネタバレ有ります。客観的に見るとこう言う話です。 両親の愛情不足を感じて育った主人公。 愛する弟の突然の死、流産から理由不明な離婚を突きつけられアルコールに溺れて行く。 アルコール依存から抜け出すきっかけを作った弟の元恋人。交流を重ねる内に彼女が人との距離感を掴めない理由を知る。 新たな依存先を求める主人公は執拗に彼女へ近づき、彼女が抱える真の内面へ巧妙に取り入り法務課で得た知識で合法的に家族になる方法を画策する…と言う話。 元彼女の傷ついた内面を容赦なく触れた後、子宮が疼く(新たな依存先を確信する)描写は真にホラー ラストシーン、指に髪を通し撫でるカフネの動作は主人公が元彼女を籠絡した描写で幕を閉じる。 これは心底気味の悪さが残る奇跡的アプローチ。 主人公が表情から元彼女の心の壁が崩れるのを察する描写があるが、これも主人公の主観でしかない。強烈な思い込み。根拠のない自分勝手な妄想。実にストーカー特有の思考とも言える。 文学の体を取りながらラストにホラーに昇華させる作者の構成は見事。 | ||||
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女の作家が書く女同士の会話、多分選んだのも本屋の女性店員なんだろう。男は登場するが優しいだけの理想像。好きじゃない。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入しましたが、私には合いませんでした。社会問題がこれでもかというほどに詰め込まれているためか、当事者の扱われ方が雑だと思いました。現実を生々しく描こうとして、あえて病名をのせたり、わかりやすいエピソードを取り上げたのかもしれませんが、ステレオタイプ的に感じます。表現が直接的すぎて、中にはこの本を読んで古傷が開いてしまう方もいるのではないでしょうか。 薫子とせつなの関係性が変化していくために必要な材料として、これらのエピソードが使われていると思うともやもやとします。今まさに困っている人ほど、この本を手に取ったら苦しくなってしまいそう。カフネを読んで感動できる方は自分の体験を少し遠くから眺められる状態にまで整理できているか、いろいろありながらも比較的平穏に毎日を過ごせている方なのだろうな。 「本屋大賞納得!」「感動して泣いてしまった」というコメントがとても多く、正反対の感想を持ってしまった自分の感情を置く場所がなく、レビューにてこの気持ちを供養させていただきます。 カフネという言葉の意味はとても好きです。 | ||||
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本屋大賞に選ばれた作品を多く読んできましたが、今回の「カフネ」は期待外れでした。使い古されたプロットがてんこ盛り、ストーリー展開が強引、両親の子供への愛の描き方が平面的。過去の作品は納得感あるものでしたが、何故本作が選ばれたのか良く分かりません。本屋大賞が変質したのかと感じました。 | ||||
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死、病(やまい)、同性愛を題材にした小説は気分が暗くなってあまり好きじゃない。読み終わってもモヤモヤした感じですっきり感がない。ただ気分が落ち込むだけだ。 もっと、明るくユーモアが欲しいかなぁ。 | ||||
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300ページの大作だが、主人公・野宮薫子と小野寺せつなの出会いからラストまで、わずか1ヶ月と少しの間しか時が経っていない。そのわりには二人、特に薫子の心の振れ幅が大きくて少々ついて行きづらい。例えば映画化したら、せつなが作る美味しい料理の風景も出てきて、登場人物の心のひだがエモーショナルに揺れ動く様も描け、きっと素敵に仕上がるんだろうなと思う。もしかしたら、そういう展開も狙って著者はこの作品を創られたのかもしれない。 本屋大賞の発表直後に買ってみたのだが、書店の皆さんの受けが作品の質に必ずしも直結しないのではないかと感じた。 | ||||
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うーん、詳細は書けないが、本屋大賞に選ばれるのはアニメだとありそうな、現実ではストーカーでしょそれみたいな他人を思う気持ちが受けるみたい。最後ありえないでしょ。相手の気持ちを確認しなくても喜ぶと思うところが、勘違い。そういうのストーカーというのじゃないかな。現在の社会問題をちりばめればいいのかな~。設定もどこかで読んだことあるような家事代行を通じて、それぞれの家族の問題をあぶりだすのもありがちすぎる。手作りごはんで心が和むという手作りごはん信仰もなんだかな~謎もあるから最後まで読んだけど、時間の無駄だった | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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好評みたいですが、私は反対の意見です。 ややネタバレに触れます。 若干退屈しつつも淡々と日常を終盤まで聴き続けたが、なんじゃこりゃ。 え、ふつーにキモいんですけど…。距離感考えず私良い事したって開き直って自分に酔ってるありがた迷惑のお節介なおめでたいオバサンじゃん。 私自分でしたいことする!とか言っちゃってるし確信犯だよね。 別に良いんだよ?でも他人を巻き込むなって。 作者の都合で相手は満更でもない感じになってるけど、マジっすか……? なんというか、側で見守るぐらいの善意だったら誰でも嬉しいし迷惑しないのに、ズカズカと踏み込んで押し付けがましいんだよね。 特に引き込まれるところも驚かされるところもなく退屈で、最後に不快になった為、☆2 本屋大賞という先入観で過大評価されがちだと思う。裸の王様みたい。 | ||||
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この著者の作品は初めてでした。 青山美智子さんのようなハートウォーム系と湊かなえさんのようなイヤミス系のその中間くらいの世界観の中に、たまに一木けいさんのようなインパクトあるシーンが盛り込まれている感じで、ワクワクしながら読みました。たまに目に涙を浮かべながら。 後半に入って畳みかけるように新たな事実が加わり、どんどん面白味が増していきました。死の真相を巡るミステリの要素もあり、ワクワクは続きました。 が、終章がそれらを台無しにしてしまいました(あくまでも個人的な感想です)。終章で描かれる唐突感と強引さに付いていけず、それらを跳ね返すだけの納得感が得られればよかったのですが、それもないままに終わってしまいました。終章は14ページだけ、もっと丁寧に書けなかったのかなぁ。素人っぽい粗削りな作品という印象に変わってしまいました。惜しい。途中までとてもよかったので悔しいです。 | ||||
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