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カフネ
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カフネの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 1~20 1/7ページ
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| 愛されたいと言う欲求と食べたいと欲求が折り重なって描かれている作品。 主人公が両方を少しずつ満たしながら成長していく姿に共感し、心を動かされました。 | ||||
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| 最後は涙なしでは読めませんでした。 是非薫子とせつなの続編が見たい! | ||||
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| 面白くて2日で読みました | ||||
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| 家族との関係と関わる人々の交わり方がじんわりくる ハートフルな展開なのだが、その中にも家族の難しさがほどよくちりばめられている 終わってみればすべての出来事がつながってくる様は心地いい ややパターン的状況設定ではあるが、そればまた安心感にもなっている | ||||
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| 薫子が、最愛の弟春彦を亡くし深い悲しみにいる中、弟の恋人であるせつなの誘いにより、カフネの活動を開始、再生、そして今度は薫子が、せつなの心を開いていく話です。 ところどころに作者の人生観が垣間見られ、共感できる部分もありました。多くの人に読んでもらいたい作品です。 | ||||
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| 私は最初、1章で読むのをやめようとした。人の醜さを皮肉込みで描いたものと思ったためだ。しかし我慢して2章まで読み進め、この小説の本題に気づきその日のうちに最後まで一気に読んだ。 この本は不妊治療が実らず離婚を経て、唯一の心のよりどころだった弟を急死で亡くし独りぼっちで何も見つけられなくなった女が、ある感情をぶつけられて生きることを取り戻す物語である。曰く「感謝されること」である。 生きていきながら人の多くが就職をする。しかし一部の天才を除いて企業の中でどこまで昇進ができ、どの仕事まで任せられてどこまで昇進ができ、そして何をあきらめなければならないのか、多くの人がある段階で見通せてしまうという。 この物語は、勤続年数20年前後の初老の女性が、多くの過ぎ去ったもう取り戻せないものに病み崩壊しぼろぼろになり、このままいけば遠くない数年後には死んでしまいかねない生活を続けていたところに、弟の死に付随した遺言書にまつわる出会い、そして残された一つの謎について時間をかけてゆっくりと、身も心も出会いも感情も、そして欲望さえも取り戻しながら向き合っていく物語である。 人は老いて死ぬことはあまりにも当たり前であり、年を重ねるにつれてテレビで見ていた芸能人もどんどん老けていく姿を見かけていくものだし、両親などの世話になった人も年を重ねていっている。そのことを現実として受け入れることに気疲れしてしまうし、自分自身も老けていく中であの年上のような振る舞いはしないようにしたいと考えていたことが、ふと自分も同じような行いをしていることに気づくこともある。そして年を重ねるごとにもう新しいことを触れられないような恐ろしさもある。そのようなぼんやりとした不安がある中でこの本を読んだ。作中の主人公の40代の女性はお局様のような職場での振る舞い、両親へ抱いていた念への気づき、離婚など、なかなか人生の中でどん底のような時間からスタートするが、差し伸べられた手を取り新しいことに関わっていくその生き方はかっこいいと感じた。 この作品で生と死が紙一重であることを強く感じ取ってしまった。老いていきながらも死ではなく生の側面を強く持って生きていきたいと感じている。 | ||||
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| 本屋大賞ということで読んでみた。 家族の死、家事手伝い、妊活、離婚などさまざまな要因が含まれたストーリーだが、柱となるのは人の生死。 ストーリー展開や、各キャラクターの設定に盛り込み感もあるが物語がイメージしやすく一気に読めた。 | ||||
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| 読み応えのある物語でした。 泣いたり笑ったり祈ったり…すっかり本の中に入り込み、読み終えた後は大きな安心感です。 阿部暁子さんの本をもっと読んでみたいと思います | ||||
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| 読みやすい作品です | ||||
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| ”ちゃんと分かりあうって、難しいよね”って事を愛に満ちたストーリーで教えてくれる良作。 人と人とは分かり合えないけれども、どうやって自分の愛を伝えればいいのかという事を考えさえてくれる本です。 小説の初め10分くらいは少し僕にはうるさくて、聞くのやめようかとも思いましたが、そこさえ耐えれば、あとは聞いていてとても優しさに溢れたストーリーで僕は好きでした。 ナレーションもストーリーもとても好きです。 | ||||
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| 最近、本屋大賞の作品をよく読ませていただいております。 どの作品もレベルが高く、感服しております。 ただ、現代の諸問題がちりばめられている内容に落ち込みもします。 でもこの作品の「食」や「片付け」に、背中をグッと伸ばされ、押されるようで それぞれの再生へのきっかけに(法的な制度なども挟み込まれ)活路を感じます。 片付けるということは、一つずつ片を付けるという事ですよね。 きっと、片付けた後の深呼吸は気持ちのいいもので、その後の食事も今までにない位美味しいものでしょう。(後で食べられる作り置きもワクワクしました) 私には、主人公の、”赤ちゃんを見るとさらいたくなる衝動に駆られる”、という言葉に『八日目の蝉』の内容が腑に落ちた気がして、また、私自身、登場人物の中の一人に気持ちが強烈に重なり、ここにレビューを記させていただきました。 戦闘服のようないで立ちで、いつも何かと戦っているような、”死ねば何もかも終わるのだから(自分は死ぬまでただ生きているだけなんだ)”というような、自分の食生活は破滅的で自分のことを省みない「せつな」に、「永劫」の幸せが訪れますように... ※レビュー枠が埋まってしまったと思っていましたら空きがありました。 もうちょっとだけ書かせていただこうと思います笑(削除してしまったレビューもありました。ポチッとしていただいた方すみません!) | ||||
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| 持ち運ぶには重い。 | ||||
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| 久しぶりに良書に出会いました。 流浪の月も大好きですが、こちらの作品もとても大好きな作品になりました。 本屋大賞は選ばれる理由があるのですね。 細かな感情描写、人間の多面性、思い込み、知っているつもりになってしまうことなどなど、、、 日常の中で忘れてしまいがちな大切な観点に気づかせてくれる作品でした。 無意識の怖さ。どこまで相手のことを想像できるかも大切。その上でどんな言葉を選ぶのか。 そして、最も大切なことは相手との対話だと思いました。どれだけ、相手のためを思っても、相手が望まない形はよくない。だからこそ、何を考えこうしたいと思っているのか伝えた上で、あいての考えや経験や思いを聞いて一緒に考える。その上で相容れなかったら、その時はその時。自分がしてあげたいと思うことを相手の話をきかず、自分で諦めてしまうのは勿体無いと感じました。 都心への人口集中が囁かれる昨今、このような人との深いつながりが薄くなっているように感じる一方で、作品で描かれるよな他人同士でも繋がれるような縁と、相手を思いやるこころ、それをきちんと言葉にして伝える勇気と覚悟が求められている時代なのかもしれません。 | ||||
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| ・感動した部分 人と関わるときに,一緒にものを食べたり,腹を割って話すことを,もう一度やってみたいと思えた。なぜなら,食べることは体も心も癒やすことで,他人のために行動することは,傷ついている自分を癒やすことにつながると感じたから。結局は自分のためなのかも知れないが,それでもいいと思えたこと。 ・新しい発見と強み TUGUMIのときからこういうギャップの大きいヒロインに惹かれ続けているのだし,行動することは強いと改めて感じた。なぜなら,知れば知るほど,分かるようになればなるほど,全てうまくいくなんて考えられなくなる代わりに,行動しなくなることにいらだっているから。 ・推薦する読者層とその理由 弱っていることに氣付いていない人 | ||||
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| それぞれ「人を大切にしたい」と思う気持ちは同じ形では現れない。 とくに、世代によってものすごく差があることをものすごく感じさせる物語でした。 薫子ははじめはとてもヒステリックで病んでいる女性に見えたけど、物語がすすむにつれ だんだん彼女を好きになっていく自分がいました。 コテンパンにしてやりたいと思った両親も、あくまで薫子から見た「マイナスの思い出」だけをピックアップしたもので そうでない面ではちゃんと大事にされていたんだと最後にはわかります。 実は春彦と港がそういう仲だということは最初の「合鍵」ですでに読者の大半が気づくはずですが それがどう真実に繋がっていくのか、前半はミステリー気分で読んでいた。 実際、春彦がなくなった理由がはっきり事件として出てくる予感もあったから。 しかしこれは愛の物語。そして執着の物語でもある。 せつなの子供がいらない理由、春彦が本当にやりたいこと、薫子の母性の行き着く先。 人はこんなにも誰かに必要とされ、誰かのために生きたいと思う生物なんだなとしみじみ感じました。 子供をなかなか授かれないアラフォー女性の気持ちや、結婚したくない若者、離婚の理由、話し合いの仕方など リアルに感じる感情も多々あってとても面白かったです。 最後までじっくりきっちり全てのキャラクターについて落とし前と落とし所をつけているので 読後感のさっぱり具合はかなりのもの。ここまで全てにオチをつけなくても、というくらいしっかりしてるので 取りこぼすところがない気持ちよさがあり、それも個人的に好みでした。 | ||||
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| 心におった傷を、表現できない者と表現しすぎる者達が織り成す、愛情とも友情にも取れる感情が交錯する物語。 人は独りで生きられるかもしれないが、やはり人を求めるものである。 | ||||
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| 作中に出てくる料理が美味そう。カフネのチケットがあれば使ってみたい。 この作者の本は初めてだったが他の本も読んでみたくなり、車椅子テニスの本を注文した。 本屋大賞だけあって、サクサク読めて、読後感も良かった。 映画化も期待できる。 | ||||
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| グレーテルのかまどを観てこの本読みたくなり注文迅速に届き読み始めた。流石本屋大賞である。読みやすく情景がしっかりと思い描ける心癒される | ||||
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| 最近読んだ本の中で一番良かったです。阿部さんの本全部読んでみようと思っています。 | ||||
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| きれいな品物をありがとうございます。 | ||||
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