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カフネ
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カフネの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全172件 21~40 2/9ページ
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| 作中に出てくる料理が美味そう。カフネのチケットがあれば使ってみたい。 この作者の本は初めてだったが他の本も読んでみたくなり、車椅子テニスの本を注文した。 本屋大賞だけあって、サクサク読めて、読後感も良かった。 映画化も期待できる。 | ||||
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| ストーリーは物凄くよく考えられていると思いました このままドラマにも映画にもすぐに出来そう だけど 読んだ後何かが心に残ったかというと無いんです 現代のさまざまな不幸や課題を詰め込みすぎたんじゃ無いかと思いました | ||||
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| グレーテルのかまどを観てこの本読みたくなり注文迅速に届き読み始めた。流石本屋大賞である。読みやすく情景がしっかりと思い描ける心癒される | ||||
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| 最近読んだ本の中で一番良かったです。阿部さんの本全部読んでみようと思っています。 | ||||
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| きれいな品物をありがとうございます。 | ||||
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| わぁー、あらすじだけで感動作の予感がすごい。絶対良い話。そして、良い話でした。 出会った時はバチバチにぶつかり合う薫子とせつなの二人が、それぞれの事情を知り、微妙な距離感を次第に詰めていく。 おせっかいやきの薫子と、人と距離を取りがちなせつな。この二人の関係の変動がもどかしくも愛おしい。 「弟の死」という一つのミステリーも徐々に解き明かされ、こんがらかった糸がほぐれるように心が癒されていく。 ごはん系小説+ちょっぴりミステリー。 家事代行サービスというお仕事から現代社会を色々な角度から見つめられる、お仕事小説・社会派小説でもある。山盛りな要素がすっきりと一冊にまとまって、美しい。 | ||||
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| 一見ふてぶてしい態度のせつなと薫子のイキイキとした魅力にぐんぐん引き込まれてしまい、次の日に仕事がなければ朝まで読んでいたと思います。 実生活で会ったら「嫌な女」としか思えない人なのに・・・。自分の人に対する態度を見つめ直してみようかと思わされてしまいました。どうやったら、こんなに魅力的な人物が描けるんでしょう? | ||||
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| 自分らしく生きることを改めて考え直させる作品でした。また、現代の日本社会の課題が散りばめられていて,一つ一つ考えさせられました。 | ||||
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| この物語を途中まで読んだところで、興味はそれほどありませんでした。その主な理由は、料理についての中身がたくさんあって、私には料理の知識が全然なく、興味もそれほどないからです。ただし、読み続けると、このストーリーでの料理の意義をもっと理解するようになって、二人の中心的な登場人物についての興味も高まりました。そして、最後まで読んで本当によかったです。終わりのほうが特にうまく書かれていて、感動しました。この小説には大切なメッセージがたくさんあると思いますが、その一つは、ほかの人の行動からその人の内面を簡単には理解できないということです。確かにその通りです。 | ||||
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| 野宮薫子の弟の晴彦が誕生日に突然死した。晴彦の元恋人という小野寺せつなと薫子がカフェで待ち合わせるところから物語は始まる。自分の主張が強めな両者。ぶつかるのは仕方がないが、そこには相手に見せられない姿も隠し持っている。また、晴彦にも家族にずっと内緒にしていた姿がある。なかなか人間は素直になれないし、どんなお節介焼きでも相手のことを理解するは無理だ。そんな普遍な人間関係を踏まえて私たちは生きていくしかないのだろう。「カフネ」はせつなが務める家事代行会社。ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」という意味。薫子がせつなと一緒に家事代行のボランティアをする姿は、きっちり仕事をこなすバディのようで格好いい。 | ||||
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| 料理が作中に登場する作品が好きなのと、本屋大賞という期待値が高い状態で購入。 結果、最後までなんだこれは、と思いながら読んだ。全く感情移入できない。共感できるところも何一つない。 違和感を感じつつ読み進めたが、電話ひとつかけるぐらいでわざわざ昭和の女アピールをするくだりで一気に嫌になった。最初に年寄り扱いするなと怒っているのに、それはいいのか。自虐だとしても行動の一貫性がなく戸惑う。 主人公の台詞の言い回しが古臭すぎる。その割には今の日本の社会問題を全部詰め込んでいるからギャップがすごい。 今の日本における正義とは、優しさとはこういうものだという押し付け、正しいとされる行為を説くお説教を聞かされた気分。それもだいぶ稚拙に。 これが本屋大賞?売りたい本?誰向けに? | ||||
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| 若い人が書いた小説という感じ。問題のある人ばかり、盛り込みすぎ。 これでもかと、理屈付けが出てくる。なんか疲れる。もっと普通でいいから面白くできないかな。 何とか読み切ったけど、もう読まないからブックオフだな。 | ||||
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| 冒頭から、弟の死、自身の離婚、アル中、母との確執、など、不条理のてんこ盛りで始まります。 不条理のパレードは、ずっと続くのですが、主人公とせつなさんとのやりとりがコミカルで、 それが救いとなってます。 ただ、読み続けるのが辛い読者もいらっしゃると想像します。ご留意ください。 中盤で、ネグレクトなども加わり、本屋大賞お決まり!題材!、と少し冷めた気分で読み進めます。 起承転結の「転」は見事で、転が出てからは、一気読みです。 次作は、もう少しコミカル要素を増やして、それでも落涙するストーリーをお待ちしています。 ネグレクトや難病はズルイです。 | ||||
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| 街の本屋で購入 これが本屋大賞 内容は女性向き?!テンポが悪いダラダラとした内容にストレス溜まった。腹筋を丹田と書きながら最後腹筋と書く訳分からん これが本屋大賞なら読書離れ進むね | ||||
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| 素晴らしい。 女性2人の性格、不器用な生き様、全てありありと描かれていて、情景が目に浮かびます。 中で登場するお料理も美味しそうで、周りを囲む男性達も、とても魅力的です。しかしながら、これは女性の物語です。 今年1番面白かった。 | ||||
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| 人のことはわからない、想像してるあなたがどういう思いなのか本当はわからない。決めつけたり押し付けたりせずに生きることがどんなにむずかしいか… みんなそれぞれの地獄を持っている 自分の周りにいるひとを大切にしたいと思った | ||||
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| この小説は、主人公野宮薫子が突然亡くなった最愛の弟 春彦の婚約者”せつな”に弟の遺言によって遺産相続の権利があることを伝えることからストーリーが始まる。自宅で突然亡くなった弟が何故遺言書を残していたのかという疑問を当然抱いたが、弟の検死結果は他殺でも自死でもなかった。薫子は弟の婚約者せつなとは初対面ではなかったがその不愛想で挑戦的な態度に極度に興奮し、その場で倒れてしまう。自宅でせつなに介抱される薫子、しかし自宅内は荒れ放題で、キッチンドリンカーといっても過言ではない荒んだ生活をおくっている薫子、なにも言わず冷蔵庫にある材料を使った手料理をせつなからふるまわれた薫子はその料理に癒される。せつなから家事代行サービスをやらないかと誘われた薫子は、仕事のない土曜日にせつなと二人で家事代行サービスの手伝いを始める。ちなみに薫子は国家公務員である。結婚していたが、望んでいた子を持つことが叶わず、弁護士である夫に辛くあたり、夫に去られている。 話を戻す、せつなとコンビを組みいくつかの家庭を訪れていくうちに、せつなが弟春彦の婚約者ではなかったこと。春彦には付き合っていた男性がいたこと等があきらかになっていく。そしてせつなが闘病中であることも。 荒れた生活をおくっていた薫子がせつなと知り合ったことで次第に心が回復し、せつなと生涯を共にしようと決意し、薫子と同じく荒んだ人生を送ってきたせつなと心が通じ合ってゆくというお話。弟春彦の死については本編をご覧ください。 | ||||
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| 生きていく厳しさを教えられます。 その中で育まれていく人との触れ合い。あたたかさ。 | ||||
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| 2025年本屋大賞。 ストーリーは帯のあらすじ以上のことは書かないけど、弟を亡くし、自分が人生で大事にしてきたことをすべて一気になくした主人公が弟の元婚約者と関わっていくことで起きていく出来事。 この本の中にはいろんな人生の背景を持った人が出てくるのだけれども、自分もそういう人たちにあってきたのだなと思う。普通の誰かなんていないのだよ。みんな生きていくだけで大変なんだ。 作品にはおいしそうな料理がたくさん出てくる。当方グルメ志向でもなんでもないが、おいしいということが力になることがあるのはなんとなくわかる。本を読むだけでは本当は味なんて伝わらないのだけど、なぜか本の中の「おいしいが」自分のなかにリアルに染み込んでくる。不思議。 他人のことはわからない。 自分の血がつながった親や子であってもわからない。 そういうところが浮き彫りにされているのだけど、それがかなしいねっていうのではなくて、そこから自分がいま生きている環境・状況を受け入れて進むしかないというのが自分の中から出てくるようだ。頭の中で思うのではなくて、いま「わたし」の生きているこの瞬間をみようとさせられる、人を動かす本なんじゃないかな。 望んでも叶わないことがある。それ自体の哀しみを否定することはない。でもそれを切り捨てるのじゃなくて、じゃあこういう風にしてみようか。相手のことがわからなくても、同じ気持ちになれなくても、わたしはこうしたいんだから。そんな気持ちがでてくる。 「カフネは愛する人の髪にそっと指を通す仕草」 読んでよかった。感じるだけじゃなくて自分が動かされた一冊だった。 孤独を感じるあらゆる人におすすめする。 | ||||
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| 多くの読者が本作を褒め称えているので、それ以上の褒め言葉は不要だろう。 自分が言いたいのは、もし本作のあらすじめいたものを読んで、本作を手に取るのを躊躇しているならば、ぜひそれらを忘れて読み出して欲しいという事。きっとページをめくる手が止まらなくなる。 著者の言葉の紡ぎ方は本当に上手い。久しぶりに何度も何度も目がウルウルして困った。 自分なりに理解したことは、本作のテーマが親子関係にあるという事だ。これは意外だったが、読んでもらえれば同感してもらえるはずだ。 本作が唯一批判されると思われるのは、悪人が登場しない事だろう。善人ばかりが登場するのは文学ではないとまでいう人もいるくらいだ。だが、絵に描いたような悪人など滅多にいない。むしろ、世間からはいい人だと思われている両親が実は毒親だったりするのは見過ごされやすい。 ともかく、読み始める前と読み始めてから、そして、途中まで読み進んでから最後まで、予想外の展開に翻弄された。しかし、それが実に心地良いものでもあった。完敗である。 | ||||
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