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続813
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続813の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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kindle端末で読みづらいためPCアプリをダウンロード 一行の文字数がkindle端末用になっていないためとても読みづらい 初期でフォントサイズでは字が小さすぎて読めないため大きくしたら画面をスクロールしないと下部を読めない ポプラ社のルパン全集はkindle端末用になっていたので読みやすかった 何か設定方法があれば教えてほしい | ||||
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他社版やリライト版と読み比べてみたのですが、とても読みやすいですね。装丁もおしゃれなのですが、出来ればドロレスの画がカバーにあれば良かったかな。内容は文句なしです。 | ||||
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ある大計画の為に手下と共にダイヤモンド王の宿泊するホテルへ乗り込んだ大怪盗アルセーヌ・ルパンでしたが、彼が去った後にその大富豪と秘書が殺され、ルパンの名刺と謎の数字813を記したメモが現場に遺された・・・長らく行方を眩ませていたとはいえ、決して殺人は犯さないはずだった彼の身に、一体何が!? 事件後は偽の名義と身分で暗躍するルパン、彼と事件を追う敏腕刑事達、後にあのルパンすら窮地に追いやる事となる謎の人物・・・頁を捲る手が止まらず、購入後にまもなく一気読みしてしまいました(^O^) 会話によるやり取りが結構多いように見受けられました・・・なーるほど、高貴なる方々とは、ああいった言葉遣いと駆け引きをする者達なのですな( ̄▽ ̄)ニヤリ ラストは想像を超えた、驚愕の展開が(°д°;;) まあ、ナントカの後知恵ではありますが、冒頭の事件の犯行に関する或る人物の断言、国家の中枢に食い込んでいたルパンの手下が易々と脱獄出来た事等が、アノまさかのラストに至る伏線だったとは全く気付かなんだ(◎o◎) ところで、翻訳の堀口大學氏ですが、私はアニメ『サザエさん』でマスオさんが読書の秋に耽読していた『ヴェルレーヌ詩集』で初めて知りました。 ルパンの一人称が「わし」なのはまだよいとしても、彼の代名詞が「紳士強盗」というのは・・・本編のルパンは切羽詰まっている事もあって、あまり紳士らしからぬ言葉を吐きまくっているとはいえ、流石に「強盗」というのはねえ(^。^;) 最後に、813の謎自体は、続編『続813』で明かされますので、この続きが気になる方は、そちらも是非どうぞ(^o^)/ | ||||
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小学生の時、小学生向けの訳本で「奇岩城」読んで、感動した。大学生になって、昔を思いだして、この「813」を読んだら、翻訳が古臭くて、ルパンのムードも吹っ飛んで、途中で投げ出した。今、もう一度読んでみたが、やはり同じだった。感性が合わないというか。堀口大学って、有名な仏文学者らしいが、もう、いまの感覚には合わないのだろう。 | ||||
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本書「813」は、原作者モーリスルブランの最大傑作と言われているらしいです。もちろん「奇巌城」も、本書と並ぶ傑作の一つですが、僕はこの「813」が、一番面白いと思っています。黒マントを纏った殺人魔――そう聞くと、いかにも昔流の作品という感想を持ちがちですが、内容自体はとても素晴らしいです。最後まで意外性豊かで、最後の結末は特に驚かされました。どんでん返し作品の傑作だと思います。きっと、皆様のご期待に応えられる一作となでしょう。 | ||||
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様々な手段を使って事件を解決していこうとするルパン。 前編と同様、ハラハラドキドキ、手に汗握るおもしろさでした。 そして思いがけないラストが待ち受けていました。 イメージしていたルパンは冷静で紳士的で個人の利益ではなく公のために盗むかっこいい怪盗でしたが、読み終わってみるとそのイメージは覆されてしまうほど気性が激しくて自信過剰な人間でした。と同時に、人間味溢れる弱い面もあり、ちょっとほろりとしてしまいました。 有名なルパンシリーズ。 なんとなく読まずじまいでしたが、読んでみてよかったです。 | ||||
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ルパンは和製の三世にしか接触せずにこれまで生きてきたのですが、最近、ルパンの生みの親モーリス・ルブランの遺作『ルパン最後の恋』が発刊されて話題になっているので原作が気になり、今回ファンの間で人気の高い本作『813』を読んでみました。 盗みや脱獄のトリック自体は思わずイスから転げ落ちるという程のものではなく、<813>の謎もそれまでの伏線がうまく交差してパズルのピースが揃うようにパッチリ判明するというわけでもなく、また話の運び方というか、著述の工夫という点でもミステリーの女王アガサ・クリスティのそれに比べればごくシンプルでストレートな書き方だと感じました。ルパンシリーズの他の作品については未読ですので分かりませんが、少なくとも本作は、読者も推理に参加できる類のつくりではないです。 予想外に深かったというか、色々自分勝手に人を操ろうとしたツケなのだし自業自得なのだけど、あんまりルパンが悲嘆に沈むので気の毒になって泣いてしまうくらいだったのがルパンの激しい気性とその末路で、本作中にも名前が出てくる世界公認のルパンのライバル『シャーロック・ホームズ』は半分推理小説・半分怪奇小説だと思いますが、『ルパン』は半分推理小説・半分文学作品なのかな、という印象でした。 三世のほうは、なじみの仲間や理解のある人間性のいいライバル(注・銭形警部のことです)がいていつも賑やかですが、本家ルパンは可愛そうなくらい我が強くて孤独な王様。すべて持っているのに満足しない泥棒の王様、己の思うままに世界を動かそうとして、かえって大切なものを失っていくのに、それでも彼の悲劇的なまでに旺盛な生命力は人生というゲームから簡単にはルパンを降ろさないのです。 小粋で、誇り高く、恋多く、強い祖国愛をもつ―悲劇的なまでにいのちの遊びに貪欲で真剣で激しい気性のこの怪盗紳士!なんてフランス的なんでしょう! この真剣さ、この懊悩、この葛藤、この悲劇性は、純文学作家でありたいと願いながら大衆小説で成功したことを不本意に感じていたといわれる作者ルブランの心の奥にあったものと似ているのではないか、そんなことまで考えてしまいました。 ともあれ、堀口さんの訳文のクセや、時代がかった雰囲気もあり、万人におすすめできるものではないかもしれませんが(文章自体は読みやすいです)、個人的には読んでみてよかったです。 | ||||
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ルパンを追い詰めて行く謎の犯人。ドイツ皇帝の出現、謎のフランス貴族一家。 ホームズも解読に失敗した813の謎を遂にルパンが解き明かす。 連続殺人鬼の正体については途中で気がついたが、意外な犯人像を狙ったのだろう。ただ、ストーリー的に他に真犯人らしい人物が居なくなってしまうので判ったのだが、現実に居そうだから怖い。 ラストでルパンは自分の死を偽装し・・・そして、ドン・ルイス・ペレンナ登場。 | ||||
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ルパンの人間性が、怪盗であっても、その所作に喝采を送りたくなる気持ちを目覚めさせます。 縦横無尽に活躍する姿は、万能のように思えます。 ルパンにも予定外のことは起こり得て、自分の思うままにはならないことも分かります。 最後の方で、ルパンの乳母、ルパンの家族に関わる話が出てくるかもしれません。 | ||||
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『813』の続きです。とにかく本当に完成された作品で、ルブランの名人芸によって綴られる 展開にはまったく隙がなく一気に魅せられます。 表題の『813』を始め次々と謎が解明されていくカタルシスに、アクションたっぷりの冒険が 胸を躍らせてくれます。そして、深淵の岸に立つように深まってゆく中、明かされる真相達は 二重、三重、四重の意味で衝撃があります。 亦、エピローグなんかでの憎い演出が好いんですよ。これがあるから《悪》なんだけど愛らし い魅力があるんだなあ。さて、何はともあれお奨めです!寝不足覚悟の面白さですよ!!! | ||||
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いろんな意味でルパン観の変わった作品。 ルパンは「世界のルパン」である前に 「フランスのルパン」だったんですね。 ドイツ皇帝を手玉にとり、領土奪還の夢を語るルパンをみて 当時のフランス人は手を叩いて喜んだのでしょうか? 第一次大戦前の不穏な国際情勢の一端がうかがえます。 仏独の仲の悪さは昔からのことですけど。 堀口大学が訳しているのには驚きました。 彼も相当なルパン好きだったと見えます。 なんだか親近感が湧きますね。 | ||||
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前作の「813」では813の何たるかについて解決しませんでしたが 遂にこの作品で事件の全貌が明らかになります 813が前編、続813が後編という位置付けで、全編にわたって ルパンが右に左に活躍いたします | ||||
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LMの知略によって捕らえられたルパンはどう巻き返すのか? 813とはどんな意味なのか? 813ではその謎の部分は残されたままだった。 物語は二転三転する。 どうやってルパンは脱獄するのか? アッとおどろく奇想天外な方法ではなくて、論理的に考えた至極もっともな方法だ。 エピローグに入ったかと気を抜いていたら、意外な真実が明らかになる。 わくわくどきどきさせられる冒険小説だ。 | ||||
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