(短編集)

バーネット探偵社



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    初公開日(参考)1960年01月
    分類

    短編集

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    バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)

    1960年06月30日 バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)

    「いっさい料金はいただきません」パリの真中に開業した奇妙なバーネット探偵社の主こそ、実はルパンにほかならない。パリ警視庁のベシュー警部は、事件解決までにたんまり上まえをはねるバーネットの営業方針を苦々しく思いながらも、捜査にいつもその知恵を借りる羽目になることから、手がだせない。ベシューを徹底的に虚仮にするルパンの立ち回りがユーモラスな味を生む異色編。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

    バーネット探偵社の総合評価:8.89/10点レビュー 9件。Dランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (4pt)

    ルブラン息抜きの1冊?

    これは島田荘司の『嘘でもいいから~』シリーズのように、モーリス・ルブランの息抜きのために書かれた短編集という印象が濃い。元来、話のスケールを大きくする作家なので短編と云えども過去の因縁を絡ませ、物語に膨らみを持たせようとしているがこれが見事に失敗している。
    元々長編向きのアイデアを短編に無理矢理纏めたような、飛躍的な展開が実に白けさせるのだ。昔ながらの超人的思考力探偵というのは今更ながら辟易だ。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.8:
    (5pt)

    バーネット探偵社>怪盗ルパン

    翻訳の言葉遣いが古臭いことを割り引いても、これは面白い!文庫では新潮社からしか出ていないのか不思議だ。粋で小憎らしい、ルパンの魅力が溢れている。短編集としては怪盗ルパンより楽しめる。傑作だ。
    バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)より
    4102140077
    No.7:
    (5pt)

    洒落たひとしな

    ちょっと小癪なというか、生意気なかんじのするわが主人公ジム・バーネット君がいいかんじだ。
    いちいちピン撥ねがあって洒落ている。どれもよくできた話だ。
     訳者あとがきにある「作者モーリス・ルブランが本格的心理小説の筆を折り、探偵小説に筆を染め始め
    てから二十年をすぎた言わば円熟期の作品とて、構成とトリックのヌケの見事さに格別なものがある。」
    とはまさしく至言。
    バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)より
    4102140077
    No.6:
    (5pt)

    抱腹絶倒のユーモア連作集

    謎の探偵ジム・バーネットの活躍を描くユーモア連作。ペシュ刑事が持ち込む難事件を苦も無く解決してしまうのだが、バーネットは探偵料を貰う代わりに何かをくすねてしまい・・・
    注目すべきはバーネットとペシュの漫才じみた抱腹絶倒の遣り取りで、これだけでもルパン・シリーズとしては異色作。或いはルブランは書き出しに際してルパンものの積もりは無かったのかも知れない。ただ、ラスト一つ手前の話で犯人が自分を出し抜ける者はアルセーヌ・ルパンしか居ない筈だと口にしており、もしかしてバーネットは・・・と想わせる仕掛けになっている。
    バーネットがはっきりルパンだと判るのは次の「謎の家」での事だが、おそらく書き上げてからルブランはバーネット=ルパンを想いついた感じがする。
    バーネット探偵社 (アルセーヌ・ルパン全集 (17))Amazon書評・レビュー:バーネット探偵社 (アルセーヌ・ルパン全集 (17))より
    4038151700
    No.5:
    (5pt)

    ルパンの新しい「盗み方」一覧。おもしろいです!!

     今時、硬派の推理小説ファンは、ルパンなんぞに洟もひっかけないのかもしれないが、本書を読んでご覧、とってもおもしろいよ!
     まあ、ルパンというのは、いろんなものをいろんな方法で盗んでゆく、その手際の良さとか奇抜さとかおしゃれさ加減が、ホームズものとは違った感興を呼び起こすのだが、本書の設定もなかなか円熟の極みで、トリックとか推理とかに限ると子供じみているかもしれないが、読んでいてとにかくおもしろいのだ。
     堀口大学の翻訳は、古めかしい日本語だし、人称代名詞の使い方、登場人物達の年齢等の上下関係などがどこまで的確に訳し分けられているのか、今日の目では大いに疑問が残る、つまり、精確な訳という面では、改良の余地があるのかもしれないが、一種独特の堀口ワールドを形成していて、これはこれで面白いと思う。
     余力の有る方は、他の翻訳者のものと読み比べてみるのも一興か。だって普通の推理小説と違って、トリックや犯人が分かっても何度でも楽しくよめるんだもん!
     まあ、ヴァン・ダインよりも上なのは間違いないな!!
    バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)より
    4102140077
    No.4:
    (5pt)

    無料調査の仕組み

    調査は無料なのに、なぜ商売が成り立つのか。
    世の中の仕組みの中で、不正、公開できないもの、公開できないこと、
    をお金に換える巧みな技を知ることができる。
    用意周到な準備や、準備のために必要な情報をどうやって正確に知ることができるのだろう。
    本書では、怪盗はバーネットといい、警部はベジュー。
    2人の掛け合い漫才のような振舞いに、喝采したくなったり、事件の性質から少し心が暗くなったりもする。
    ルブランの傑作のひとつだと思う。
    バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)より
    4102140077



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