(短編集)
怪盗紳士ルパン
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怪盗紳士ルパンの総合評価:
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これはミステリを読み始めた頃に読んでいたら傑作だったかもしれない。 | ||||
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ルパン登場にまつわる話を含む 連作短編集的な一冊。 1980年代に何冊か買って読んだものの、 これは今まで一度も読んだことがなかった。 ルパンの言動に青臭さは感じるものの、 探偵として推理力を発揮する冒険譚というより、 頭脳明晰な怪盗としてのルパンの原点が 瑞々しく描かれている。 沈着冷静な人物と思いきや 狼狽える姿も描かれていて 若いルパンの人間味が味わえる。 最後に収録されたシャーロック・ホームズとの対峙は 次作『ルパン対ホームズ』への序奏だろうか。 ルパンの全てはこの一冊から始まった。 これはまず最初に読んでおくべき一冊だろう。 訳文も今読んでも読みやすい。 大人向けの文庫も他社から出ているが、 この本は「児童書」に分類されているとはいえ 大人が読んでも楽しめる。 カバーも偕成社版の文庫化されたものより ハードカバーシリーズの方が格段にカッコいいし、 デッサン風の挿絵も大人向けだ。 現在偕成社本社には在庫がなく、 偕成社ウェブサイトでは購入不可能。 Amazonでは、巻によっては新品で入手できる。 | ||||
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ルパン3世ではなく、小学校の時に読んだ少年向けの本でもないアルセーヌ・ルパン全集を本棚の奥に見つけて読みました。1986年8刷。60年ぶり。今時のピカレスクとも違ってすっと物語の世界に引き込まれます。1) 怪盗紳士ルパン、2) ルパン対ホームズ、3) ルパンの冒険、4) 奇岩城と一気に読んでしまいました。訳者が変わっていますが違和感はなく上手だと思います。シャーロックホームズ(エルメック ショルメス)がやや悪役になっているところなどニヤリとさせられます。 | ||||
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ルパン・シリーズの第一弾は長編ではなく九編の連作短編集。発表は1907年。 フランスからアメリカに向かう定期客船が舞台になる第一篇の時点で、アルセーヌ・ルパンは千の顔をもち、狙いを貴族の城館や金持ちのサロンに限るという趣味的な傾向を持つ、すでに著名な神出鬼没の怪盗として紹介される。あわせて彼のライバルである名刑事ガニマールの名も挙がる。 第一篇の「アルセーヌ・ルパンの逮捕」に始まり「獄中のアルセーヌ・ルパン」「アルセーヌ・ルパンの脱獄」と続くことからわかるように、オーソドックスな「怪盗vs探偵」の図式ではなく、のっけから意外な展開を意図する作品の傾向が強い。その後もルパンの過去のエピソードであったり、義賊としての一面や、ライバル役としてシャーロック・ホームズを登場させるなど、ルパンが一種のヒーローであることを前提としている。 各話の謎についても、ミステリ然としたトリックもなくはないのだが、どちらかといえば手を変え品を変えという感じで、展開の意外さで驚かせることを目的にしているように感じる。ルパンが皮下注射で変装したり、カラテチョップやジュードーで敵を倒すなど、子供だましと言えなくもない荒唐無稽ぎみの展開も珍しくない。類似としては、子どもの頃に読んだ江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを思い浮かべた。本書からも直接の影響を受けているのかもしれない。 ルパンのキャラクターとしては、鮮やかな活躍を見せたと思えば、ときにはターゲットにまんまとしてやられたり、惚れた女性にはからっきし弱かったりと、人間臭い一面をもつ。前述のやや荒唐無稽な展開ともあわせて、このあたりから『三世』が"原作"を忠実に踏襲していることは意外でもあった。 総じてはミステリ要素もあるヒーローものとして読んだ。会話文も多く、小・中学生ぐらいまでに読んでいれば素朴に親しむことができたかもしれない。 余談だが、いくら現代とは時代が違うとはいえ、当時作品が発表されていたシャーロック・ホームズを登場させるのはどうかと思ってネットで調べたら、やはり途中からアナグラムの変名で差し替えられていたようだ(現在は元のままシャーロック・ホームズで掲載されている)。 | ||||
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推理小説が読みたくて、購入しました。 ありがとうございました。 ハラハラドキドキの連続でした。 | ||||
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ネトフリの同名作品をみて、よみたくなったが、 子供の頃、読んだ記憶があった。 なつかしかったが、アニメでみているので、 既視感満載。 | ||||
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