続813
- アルセーヌ・ルパン (20)
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続813の総合評価:
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前作『813』を読んだのが、何と10ヶ月前!!ほとんど内容の方は忘れてしまっていて、何が何やらさっぱり判らなかった。『813』で残された謎が次々と明らかにされていっているんだろうけれど、もう謎自体、忘却の彼方へ押しやられて、ただ文字の流れを見るのみになってしまった。 | ||||
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| この偕成社文庫のルパン・シリーズにおいて『813』と『続813』の関係は、読む前は少し分かりにくいものがありました。 両者は正篇と続篇というような関係ではなく、前篇と後篇あるいは第1部と第2部というべき関係で『813』と『続813』の両者あわせてひとつづきの物語になっています。とにかく『813』だけでひとつ完結した物語をかたちづくっているわけではないということです(本のタイトルとして『813』と『続813』という表示だとそれがわかりにくかった)。 書誌的なことをいうと、最初まず『813』が1910年に出版され、その後1917年に邦訳では『続813』となっている第2部の『アルセーヌ・ルパンの三つの罪』が刊行されたようです。現在フランスでは両者あわせて『813』というタイトルで出版されています。 さて、この『続813』ですが、最後のあたりにくると、物語がそれまでの活劇調からメロドラマ調へと一変し、ルパンも自信に満ちた誇り高い陽キャラではなくセンチメンタルで弱気な陰キャラへと変わってしまい、ちょっとつまらなくなってしまいます。 また、読みすすめながら、ちょっと怪しいなあ、可能性あるなあと思っていた人物がやはりケッセルバッハ氏殺人事件(ととりあえず呼んでおきます)の真犯人だったということで、そこにもさほど大きな驚きはなかったということがありました。 まあ最後の最後で、つけ足しのように、ルパンはまたルパンらしくなるとはいえ、江戸川乱歩がいうほどにはこの『813』『続813』は傑作だとは思えなかったしだいです。 ともあれ、とりあえずつぎは、ずっと前から書架の片隅で埃をかぶっている『奇巌城』を読んでみようかというところです。 | ||||
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| コミック、「アバンチュリエ」に触発された経緯は「813」レビューに書きました。「813」でのルノルマン部長との決着も意表をついたものでしたが、この「続813」による事件の結末も、予想外の物でした(結末直前では、結末を匂わせるようなものが有りましたが、「まさかな!」と思っていたら、そうでした。)。この結末を知ると、「813」の始まりが、結末への伏線だったのか?と思えるようなもので、「さすが長年読み継がれている物だなぁ~。」という感を強くしました。(ミステリや推理物の要素が有るので、ネタバレに気を付けたコメントになっています。) | ||||
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| 『813』で提示されたいくつかの暗号が 本巻でようやく解かれる。 しかしそれは本書中盤のこと。 物語はそれで終わりはしない。 その後はまさかまさかの展開が待っている。 まず本書の冒頭で びっくりさせられること 間違いなし。 そのびっくりを知った上で 『813』を読み返すと 一層作品が楽しめそうだ。 ネタバレになるのは避けたいので あまり詳細には触れないけれど、 切ないお話ですね。 ルパンもののイメージは 警察を嘲笑う怪盗としての奇抜さだろうと思うが、 けっこう惨めなルパンの姿が 本作では印象深い。 なんだか可哀想な物語だ。 この事件を乗り越えた先に どんな事件や冒険が待っているのだろう。 次作『水晶の栓』が楽しみだ。 | ||||
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| kindle端末で読みづらいためPCアプリをダウンロード 一行の文字数がkindle端末用になっていないためとても読みづらい 初期でフォントサイズでは字が小さすぎて読めないため大きくしたら画面をスクロールしないと下部を読めない ポプラ社のルパン全集はkindle端末用になっていたので読みやすかった 何か設定方法があれば教えてほしい | ||||
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| 他社版やリライト版と読み比べてみたのですが、とても読みやすいですね。装丁もおしゃれなのですが、出来ればドロレスの画がカバーにあれば良かったかな。内容は文句なしです。 | ||||
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