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方舟
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方舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全457件 61~80 4/23ページ
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馴染み易い現代風の言い回しとスリリングな展開で魅了する現代の本格ミステリー。ガツガツとページをめくる快感と楽しさが味わえる一冊。 一方で、言い回しや場面展開の複雑さから部屋や状況の把握を完全にしにくいところもややあった。 解説が、たとえ注意書きがあったとしても、ネタバレしていて文体が冗長なところが導入の役割を果たせない解説として残念に思った。しかし、初回読みでは気がつけないところも指摘されていて有用なところもあった。「読者の上にも大岩が落ちる」の表現がその通りだと思ったので本編読後の読み物としてはよいのかもしれないとも思う。 現代の本格ミステリー好きなら読んでおくべき一冊だと思う。 | ||||
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読んだ時間と払ったお金を返してほしいと切実に思ったのは久しぶりだ。 有栖川先生が帯やあとがきでこの作品を褒めているが、私は有栖川先生の小説の方が数万倍は面白いと思う。 他の人も書いているけれども、こういう限界状況系の小説や映画によく触れる人なら、水没した地下三階を泳いで非常口の方から脱出できないかとは真っ先に考えるところだろう。 酸素ボンベが3分1程度残っているのなら、非常口の様子を見て戻ってくるくらいのことはできるわけで、非常口の蓋が塞がっている可能性が高いとしても、様子を見に行こうとすらしないのは明らかに不自然。スマホをいじったり本を読んだりしている暇があったら、普通は何とかして非常口の様子を見に行くのではないか? 潜水の結果、もし非常口の蓋が塞がっていなければ、様子見に行った1人がそのまま非常口から脱出して助けを呼びに行けばいい。ボンベさえあれば地下三階を移動できるなら、大がかりな救助活動も必要ない。人数分の酸素ボンベを用意し、非常口から中へ運び入れるだけで全員が脱出できる。 このように本件は人を殺さなくても解決できる問題であり、咄嗟にモニターの配線をいじるような知能と判断力を有する狡猾な犯人が、誰も殺さずに脱出できる可能性を考慮しなかったというのは無理がある。たとえば矢崎家の誰かを非常口まで行かせれば、その人は家族を助けるために確実に救助を呼んでくれるはずで、1人だけ助かろうとは考えないから、置き去りにされる心配もない。こうした指摘に対しこの作品は「モニターの映像で先入観が」とか「犯人は確実に自分だけ助かりたかったので」とか、苦しい言い訳しか用意できないだろう。 それと、これは個人的な好みや物語のお約束の話であるが、作中に登場する銃や拷問器具は使用されなければいけないと思うし、悪が完全勝利を収めるような作品はどうかと思う。今までの推理や犯人当ては全部無駄でしたと言われて、この本を読むのに少なくない時間を費やした読者はどういう感情を抱いたら良いわけ? 一流の作家なら、あんなに胸糞でしかも言い訳がましい「エピローグ」で作品を終わらせたりはしないだろう。あれを丸々本編に組み込んで、むしろ犯人優位からの逆転劇に仕上げるはずだ。そこまでやって初めてプロの仕事と言えると思う。残念ながら大きな賞を獲れるような内容ではない。変に持ち上げるのはやめよう。 | ||||
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最後の最後にやられました 黙ってこっそり離脱しなかった理由は不明ですが | ||||
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閉じ込められた(密室ならぬ)「密閉建造物」からの集団脱出がテーマ。 ただ 1.密閉された建造物の本来の建造目的は最後までナゾ。 2.殺人事件が3件起こり、頭脳明晰な登場人物があれこれ名推理を展開するが、結局犯人はサイコパスとしか分類できない人物であり、犯行動機にかなりの無理がある。 3.脱出方法を見つけないと1週間程の内には全員が命を落とすということが明白な状況の中、全員の毎日の過ごし方が余りにも余裕があり、リアリティーが欠如している。 4.上のような「余裕」のせいもあって、本来は半分の紙幅でもっと締まりの良いものになったと思われる・・・簡単に言えば、あれこれ引っ張っぱった結果、不要に長すぎる作品となっている。 5.あちらこちらで日本語の間違いや稚拙さが目につき、言葉に神経質な読者は、「講談社に編集者や校正はいないのか」と言いたくなるだろう。 他にも、こうしたシチュエーションものでは大事な登場人物の性格や背景の描写が浅く、ステレオタイプで面白味や意外性に欠けるなど、色々あり、結果星2つとなりました。 | ||||
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最近、ミステリー小説を読むことが楽しくなってきました。 評判がいいミステリー小説を調べてこの本にたどり着きました。 読まなければよかった…それが今の感想です。 こんなに面白い小説を最初の方に読んでしまったら後から読む小説が物足りなくなってしまうじゃないですか。 本を読み慣れていない私でも読みやすい小説でした。 | ||||
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もっとやりようというか合理的な手段があるだろう…と言いたくなってしょうがない内容でした。 視野の狭さ、愚かさ含めて登場人物の描写だと言われれば仕方ないのかもしれませんが。 登場人物が小中学生とかであれば納得できるかも。 ツッコミどころが多いなと感じたのですが世間では評価が高いようです。 | ||||
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なんていうか、後半ずーっと思ってたんだけど、殺人犯が、しかも無差別に人を殺している人間が、皆を逃がすために自分が犠牲になる?拷問するのかとかなんとか主人公愚図愚図悩んでるけど、どうせ死ぬんだから拷問されたってやらないよね?てか脅してやらせられることでもないような。なんで皆して「犯人見つけてそいつにやらせよう」って思考になってるのか謎だった。はやく脱出するほうが優先だろうに。そこに加えて呑気に恋愛めいた話やら哲学談義が始まって、テンポ悪いなーと思っていたら、最後のどんでん返し。いや、確かにどんでん返しはすごかったけど、力技すぎて色んな矛盾がなかったことになってます。 しかし真犯人、凄い高い殺人能力を持ってるんだけど。何者?地震が起きた瞬間、いち早く状況を認識し、次の瞬間友人を殺してる。しかも相手は健康な男子。抵抗されなかったんだろうか。そして次の被害者の首を切断する。知らないけどそう簡単にはいかないだろうに。極限状態で徐々に、、、というのならわかるけれど、この犯人は普通の主婦から一転、一瞬にして人殺しになるというこの異常さ。 で、読了感の悪さよ。皆が死ぬならともかく、犯人だけが生き残るなんてことある? | ||||
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犯人、今回の旅行の前から倫理観がおかしいことをやっていたので、全然意外な人物ではないです。オチは驚いたけれど、ただただむなしい。これが他の名探偵だったら形勢逆転するなと思って待っていたのですが。他の方の言うように、即座に◯◯君から◯◯を借りて外に出ればよかったのに…。 | ||||
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•クローズドサークルなのにみんな冷静すぎる •顔認証は寝顔だと普通無理だから、首切る必要あったか? •水の中で来るかもわからない犯人待つっていう選択肢がないだろ •三人目の殺人、一発で急所をしとめたの?特別な訓練を受けた部隊の人か何か? •ボンベ1人用しかないのにハーネス2つ作ってなんか意味あるの? •探偵役が喋り方とか非現実すぎて没入できない。 •なんでホウキがあるのにガラスの掃除をわざわざテープでやるの? •みんなの前でSIMカードを空けてパッキンを確認し、「防水だな」というシーンがあるけど、SIMカードあける針は?防水ってそんな簡単な作りなの? | ||||
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本当に面白かった。読書初心者からすると、これ以上面白いものがあるのか?とこれから読む本に物足りなさを感じてしまうのではと良い意味で不安です。 最初から殺人が起こる事を分かった上で読み進める。だからこそ終始どきどきが止まなかった。これも良い意味で心臓に悪い。 映画にもよくありますが、この作品の好き嫌いは分かれそうですね。 その大きな理由を私がもしレビューを見て知っていたら、この本を選ぶことはもしかしたらなかったかもしれない。 けど、出会えて良かった。知っていたとしてもきっと読んでしまえば止まらなくなる。 人に無理には勧めないが、ぜひ読んでみてほしい一作。 | ||||
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ストーリー展開、探偵の推理、最後の犯人当てまでミステリーとしては最高です。 読んでる内に最後の展開がなんとなく予想がついたけど、そこからのどんでん返しがもの凄かった。 ただね、物語的には最高に胸糞展開。あらすじ見て「どうあがいても絶望」という某ゲームのキャッチコピーを思い出したけど、この流れではバッドエンドにしかならないよね。殺伐とした物語でも、最後には何か救いが欲しいと思ってミステリーを読んでる僕としては、このストーリーは受け入れられませんでした。 そういうの気にしない人には是非読んでいただきたい傑作です。 | ||||
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こんなどんでん返しが存在するのか…。この言葉だけでは言い尽くせない衝撃があった。 またそれと同時に自分を見つめ直さなくてはと思わされるものだった。 興奮が少し落ち着いてしばらくしたら2周目を読みたい。 | ||||
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ミステリー好きの友達に勧められて購入。 何を書いてもネタバレになってしまいそうなので、とりあえず一言面白かった。 文章とオーディブル両方で楽しんだ。 別の作品も読もうとおもう。傑作。 | ||||
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コミックス1巻を読んで続きが気になり、原作小説を購入しました。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、割とはじめの段階できっと他の方も思いついたであろう、ある脱出方法があります。 「その方法に登場人物たちが思い至らない不自然さ」が気になりつつも読み進め、最後のトリックで「だからか」となりました。 感動ではなく、落胆の意味で。 コミカライズはしないほうが良かったんじゃないかなあ…というのが、個人的な感想です。 | ||||
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夢中になって読んでしまいました〜 | ||||
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トリック自体はよく考えられており、最後のどんでん返しも見事。しかし、作品全体に通徹したテーマが無く、トリック以外に見るべきところが無い。ミステリー好きの人には面白いかと思います。 | ||||
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ラノベみたいな軽すぎる文章で、ストーリーは都合よく進む。途中で買ったことを後悔して飛ばし読み。売り?のラストも途中がつまらなすぎて刺さらなかった。 普段本を読まない人が読んだら面白いのかも。 | ||||
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文庫版にしては分厚いなと思いながら購入しましたが、ちょうど飽き始めるところで謎解きが始まり、一気に引き込まれました。その後は最後が気になって一気読み。衝撃のエピローグ、解説でのカタルシスと至れり尽くせりの本書は極上のエンターテインメントでした。まるっと一冊余すところなく楽しめる作品です。 | ||||
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スラスラと読めて一気読みしました! 最後にどんでん返しがあり、思わず声がでました! 同作者の十戒を読まれる方は、先にこちらを読むのが良いと思います! | ||||
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とにかく続きが気になり一気に読んでしまった。少し経ったら2周目に入って伏線を確認したい。2025のマイベストですw | ||||
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