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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 141~160 8/12ページ
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現実はそんなに甘くない。 決めつけられた先入観を覆すのは本当に難しい。いじめっ子が更生するのは稀で、いつまでもいじめっ子のままだ。相手によって態度を変える格好悪い大人だらけ。アンスポを受けても、フリースローさえ与えられない。この世の中は可哀想な人間が多い。 現実は小説のように甘くない。 そういうことはみんな分かっている。 そして、分かっているからこそ、最高の読後感が得られる一冊です。星5では足りないくらい。 テーマを一言で言うなら、「道徳」だと思います。現実の厳しさをまだ知らない、少年少女から学ぶことは心に刺さります。 突き出された2本の指は私たちに向けられたものかもしれません。 | ||||
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僕は、そうは、思わない。 おもしろい知恵をあたえてくれる伊坂ワールド。やっぱり好きだな。この感じ。 大人びた小学生も磯憲も。 たくさんの人に読んで欲しい。 | ||||
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直近三作ほど、伊坂作品がそう面白く感じませんでしたが、逆ソクラテスはすごく楽しく読めました! 我が子もこんなこどもに育ってほしいなぁ~って何度も思いました。どなたにたいしてもおすすめです! | ||||
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短編集だが、話がどこかで繋がっていて本としてまとまりがあり、読んでいて楽しかった。 登場人物の言葉で心に響く言葉もあった。 読んでよかった。 | ||||
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凄く良かったです。友達みんなに みんなに推薦中・・・本当に良かった最高でした | ||||
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落ちに驚き、感動しました。みんなに読んでほしい。子供にも読みやすいと思います。 | ||||
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「侮られていた人が評価を逆転させること」、つまり先入観をぶち壊す5つの短編集は読み応えがあって楽しめた。短編と言いながらも、ところどころ繋がっているところがあるのも伊坂さんらしい。 今回はいずれも小学6年生が主人公となっている物語。 個人的には、何度か登場してくる磯憲先生の、生徒のことを第一に考える姿勢、生徒に寄り添う姿勢が好きだった。 先入観を壊す内容はもちろん楽しめるのだが、それ以外でも世の中の答えのはっきりしない問題について、教師や親の視点で語られていた考え方が興味深かった。 ・わざと周りの人に迷惑をかける人がいたらどうやって止めさせるか。 力でがつんとやるだけでなく、「評判」という人間関係が重要。授業の邪魔をしていたずるがしこい奴ということを人は覚えている。また、自分で楽しみを見つけられない可哀想な人と思うことも抑止力になる。 ・人が困るのが楽しいという理由だけでいじめをすると人生が台無しになる いじめられた方は相手のことを忘れずに、その子が大人になって成功してから満を持して発表するかもしれない。 人生は超大変で大人だって正解は分からないし、普通に暮らしていくのだって超難易度が高い。なのに、誰かを馬鹿にしたり、いじめたりする奴は、それだけで難易度が上がる。だって、将来、いつそのことがばらされるか分からないし、どこで誰と、どういった立場で会うか分からない。 大人だけでなく、中学生くらいの子どもにも読んでほしいと思った。 | ||||
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伊坂氏の書籍は(多分)全部読んでいますが、こんなに読後感が良く、涙が溢れたのは初めてかも。小学生の息子にも読ませます。 | ||||
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いつもそうですが、登場人物が魅力的。 軽妙だけど、ぐっと来る。 ちゃんとした大人でいよう。 伊坂作品、やっぱり好きだ。 | ||||
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幸太郎作品らしく、それぞれの話がが繋がっている。秀逸の一言。引き込まれる一冊てです。 | ||||
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意外と子どもたちは大人の考えで生きています。そのことがよく分かります。小学校の先生方にも読ませたいですね。 拉すとの短編は、泣かせましたね。全体が繋がってきました。 | ||||
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「逆ソクラテス」という表題から興味津々。外野手の仕草もいい。 これは子ども達へのエールだ。「オーデュボンの祈り」から20年。伊坂幸太郎の初心は、揺らいでいない。 | ||||
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この作家さんの作品を読むのは初めて。勧められて購入したがすごくすごくよかった。 最初の3つの短編が特に好き、帯に書かれてある通り、読後感が大変爽やかで文章も大変に美しく品がある。 先に子どもが読んだが、休むことなく一気に読み上げ「面白かった」と満足そうだった。 | ||||
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小学生の頃にあったことを、振り返りながら見つめる。 少年だったことで、くじけそうになっている状況やいじめを受けている状況の中で、その一言が大きく成長するという物語。子供達への視線が、暖かく柔らかい。 逆ソクラテス 先生の先入観と決め付けに対して、転校生が友達となって切り返そうとする。 先生は、自分の判断が正しいと信じている。自分が知らないということを知らない。 だから、キイフレーズが「ぼくはそう思わない」ということだ。 スロウではない 足が遅いって、かっこよくない。クラスから2チーム リレーに出ることになる。足のはやい子がいじめっぽい発言をする。そういう中で、転校生が来た。彼女は、前の学校ではいじめをしていた側だった。そして、そのことを変えようとする。足のはやいチームと足の遅いチーム。転校生は、早く走る方法を見つけてきて、足の遅い人たちの走り方を変えることで、みんなが自信を持っていくことになる。いじめに対抗する手法が見えてくる。 非オプティマス 新卒の頼りない教師。その教師は、2年前に恋人を交通事故で失った。頼りなげな教育方法。いじめの生徒が、授業妨害の缶のペン箱を落としていた。授業参観の時に、その教師いじめが始まる。参観していた親から、バシッとビンタでもしてくださいと言われる。教師は、暴力や強圧的なやり方では変えられない。必要なのは、評判であり、恥ずかしいと思うことで、いじめる人はかわいそうだと思うべきだという。ふーむ。この教師の長い演説が、真骨頂なんでしょうね。 アンスポーツマンライク ミニバスケチーム。それぞれ特徴を持っているが、「一歩踏み出せない歩君」が前に進めない。そういう中で、物語が広がっていく。5人の立ち位置が実にスポーツマンらしくいいなぁ。バスケットの監督の怒鳴り声指導に対して、それでみんなが成長するわけではないということがいいね。バスケットに、アンスポーツマンライクという罰則があり、試合があと一分の時が、「永遠」という。「ギャンブルではなくチャレンジだ」というのがキイワード。 逆ワシントン ワシントンが、桜を切って正直に父親に話して許された。悪いことしたら、正直に謝りなさいという母親の教え。ドローンを飛ばして、行方不明になった。バイクのおじさんにドローンが見つかり、当たっていないのに、謝りに行ったら、土下座しなさいと言われた。ふーむ。そういうおじさんもいるね。 読後感が、実に爽やかであり、小学生の思い悩むことに素直に答えているような気がする。正解がない時代の一つの新しい取り組みだね。 | ||||
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そこら辺の自己啓発本よりためになるし、面白い。 この思想には全面的に大賛成 ・逆ソクラテス 先生の先入観をひっくり返す作戦 ・スロウではない 走るのが遅い子供たち ・非オプティマス 相手によって態度を変えるトランスフォーマー ・アンスポーツマンライク 少年スポーツの指導者に有賀つな狡猾的な態度 ・逆ワシントン 桜の木を追ったことを正直に言って褒められたワシントン | ||||
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表紙に惹かれて購入しました。それなりに楽しんで読むことができました。 | ||||
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伊坂氏の本は、彼独特の世界を描きすぎ、それが理解されない事がありましたが、彼も年齢を重ねているようで、その世界が円熟に達したのを感じさせてくれる一冊です。 | ||||
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伊坂さんの久し振りの短編集で、特徴としては初めて子供が主人公の作品集という点です。 テーマとしては、虐めや犯罪の善悪等、簡単に解決出来ない問題に子供たちが立ち向かうところでして、 伊坂さんらしく、軽妙に皮肉的に子供たちが乗り越えていく様は楽しく感動的でした。 また、虐め等の悪い事に関する大人たちの訓示が、単に『悪い事をせず真っ当に生きましょう』だけでなく、 『私たちが生きる社会は狭く、いつ自分が虐めた相手が逆の立場に成り得るか分からない。逆に悪い奴を追い込んで刑務所に入れても、いつか出所して再会するかも知れない。だから、巡る人間関係を念頭に真っ当に生きましょう』という追加訓示があり、 今の世の中には説得力のある言葉だと思いました。 また、複数の作品に出てくる同じ先生が伊坂さんの恩師から取った名前だったり、 4話と5話の絶妙な繋がり等、更に見事に感じる箇所もあって良かったです。 ただ僕自身は短編集よりも長編が圧倒的に好きで、今作も良いけど近年の長編たちには及ばないという感想なので、 今作のAmazonの驚異的なレビュー数にはビックリしました。 子供が主人公なので読みやすい点が広く受け入れられたのかも知れません。 | ||||
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面白かった | ||||
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子どもの頃に「ぼくは、そうは思わない」と言える強さを持ち合わせていたらなー… ん~、でも多分無理だったか。そういう概念自体を持ち合わせていなかった。目指せティチャーズペット的な子どもだったなあ、と、己の子ども時代を思い返してみました | ||||
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