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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 221~229 12/12ページ
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全ての子どもたちと、全ての大人たちに読んでほしい。 はなはだ簡単ではございますが、私のレビューとさせていただきます。 | ||||
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1話目の逆ソクラテスが特にいい。 あの繋がったときの感動...。 小学生でも読めそうです。 | ||||
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単行本を注文するつもりが誤ってKindle版を購入してしまいました。 キャンセルしたい。 | ||||
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①短編集であるが、ただの短編集ではない。「逆ソクラテス」とは 「悪徳は知」である。金銭や地位や名誉では得られないもの。それがソクラテスにとっての知であり、魂をできるだけ優れたものにするよう魂への配慮(世話)をすることが徳への道である。 ②主人公の少年時代を回想するが、クラス仲間と共犯してのテストのカンニング、美術館の係員に抽象絵画の説明を受けている間に絵画をすり替えるなど悪さにも程がある。 ③どうすればこれだけ悪さが出来るのか、あまりに可笑しくて失笑してしまう。しかし、人間というものは不思議なもので、悪ガキも大人になればまともになるから不思議である。 ④アリストテレスは「人間はポリス(政治的・社会的)動物である」と述べたが、社会(大人)が人間を作るのだ。必ずしも学校教育ではない。反対に学校時代は真面目で立派な生徒が大人になってヤクザの道に足を踏み入れたりしている。 ⑤どうすれば「魂の世話」が出来るようになるのか、反面教師である本書から学びたい。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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いや、短編の一つ目だけです。最初の60ページ。「逆ソクラテス」しか読んでないです。 何度も読み返してしまう。読むたびに発見があります。 だから、さきに進めない。。 思うのは、安斎が本当に守りたかったのは、自分のお父さんだったのかな、ということ。 あと、4編。読み進めるのが楽しみなような、もったいないような。 伊坂先生、素敵な時間をありがとうございます。 | ||||
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表題作である「逆ソクラテス」は、以前深い感銘を受け何度も読み返した話でした。 伊坂さんの作品で小学生が主人公の話は、この逆ソクラテスくらいだったかと思いますが、他の短編4作も小学生(一部回想)が主人公であり、かなり希少な作品かと思います。主人公が大人の作品よりも、ある意味でより教示めいたものを感じます。 表題作の「逆ソクラテス」は、1人の教師がある児童を「できない奴」と決めつけており、そこに違和感を持っていた数人のクラスメイトが秘密裏に結託して、その教師の先入観をいかにぶち壊すか、というストーリー。 そして、その先入観に立ち向かうのが、「僕はそうは思わない」という魔法の言葉。誰にでも言えそうな言葉なのに、同調圧力があり共感を求められる日本ではあまり耳にしない言葉かもしれません。 その他の4話も、表題作のおまけでは決してなく、1話1話が実写化になったら面白そうだな、と感じさせる話ばかりです。 大人が子どもよりも優れているわけでも偉いわけでもなく、むしろ大人の方が子どもよりも間違っていたり、子どもだからこそ大人には見えないものが見えていたりするんだなと感じさせる作品でした。 小学生がもしこの作品を読んだら(かつそれなりに理解できれば)どんな風に感じるものなのか、とても興味が湧いた次第でした。 | ||||
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「僕は、そうは、思わない」日常生活にはびこるありとあらゆる先入観や大人の悪しき習慣たちを軽快に飛び越えてゆく、テンポの良い作品で一気読みしました。 登場人物のユニークさ、ハッと目が止まるような台詞回しが心地よく読了後は爽やかな気分になりました。やはり伊坂作品は面白い! | ||||
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伊坂さんの言葉選び、言い回しがとても好きです。いつまでも読んでいたいと思いながら、今作も一気に読んでしまいました。 | ||||
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野坂昭如は「ソッソッソックラテス」と叫びながら踊り、小川竜生は西成の極道にソクラテスの名を冠し、東直巳はソクラテスに出前持ちをさせた。日本の作家はソクラテスの扱いが実にぞんざいだ。 さて、皮肉と変化球の名手である伊坂幸太郎氏は、ソクラテスをどう料理するのかと楽しみに読んだ。 ソクラテスご本尊は登場しなかったが、実によかった。マサカリ投法で全体重を乗せた直球を見た気分だ。 買って損なし。おすすめの一冊。 追伸:ちなみに東直巳のは「死ねばいなくなる」で、小川竜生は「極道ソクラテス」で検索してみてください。どちらも面白いですよ。東直巳はたぶんソクラテスの使い方として、古今東西なめきっているナンバーワンです。まあ、小説にすらしなかった小説家の野坂昭如にはかなわないけど。小川竜生はシリーズで何作品かあるし、どれも楽しめるので、古本で安く手に入れられればラッキーでしょう。 | ||||
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