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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 201~220 11/12ページ
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期待が大きすぎたせいか、申し訳ないですが私にはそれほど…、でした。 登場人物の言葉遣いも、とても今時の小学生とは思えないというか、昭和っぽいというか。らしさがないので、リアリティが感じられなかったです。 低い評価としましたが、さらっと、小学生や中学生くらいの子が読むにはいいかと。 | ||||
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そこまでは気づかなかったと何度か思いました。 | ||||
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特に表題作が素晴らしかった。 じんわりと涙がこみ上げてくる、暖かい気持ちになれる作品です。 さわやかな読後感は伊坂さんらしくていいですね。 自分に自信が持てない時、過去の過ちに向き合わなければならない時、前を向いて頑張ろうと思える物語です。 | ||||
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書店で密に並ぶのも躊躇われる昨今,はじめてKindle版で購入しました。本は紙で読むべしという長年の偏見は破られ,PCでもスマホでも読め,字が大きくでき老眼にも優しく,「邪道」と見下していたKindle版の便利さに感激しました。もちろん,伊坂節が炸裂したストーリー自体の素晴らしさのおかげです。 | ||||
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なかなかよかった。 価格以上の価値だと思う。 スリリングではなく、ほっこり系 | ||||
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伊坂幸太郎待望の新作で、少年少女の学校生活の思い出を描いたライトな作品集。あいかわらず飄々とした筆致なのでファンとしては安心して読めるのですが、彼にしては珍しく低年齢層を主人公に持って来たな、と思いました。そのあたりが今回の伊坂のねらいであったようです。 小学生時代という、感受性の強い一方で大人の世界をまだよく理解できない時期に起きる様々な出来事。子供同士のいじめ、頼りなさそうな先生への嫌がらせ、指導者の高圧的態度、親の過干渉、片親問題、わけありの転校等々。 どの問題もそんな簡単に解決するわけがない。簡単に善悪で分けられるものでもない。いじめる側や、犯罪を犯す側であっても何らかの事情があるのかもしれない。 だから伊坂は旧来の強制的指導や感情的叱責をよしとしません。びしっと叱りつけないから子供がつけあがるし、いじめや学級崩壊が起こるのだ、なんてよくある意見にも同調しません。 一見軟弱優柔不断、飄々として定見がないように見えて、実はその思考はしなやかでかつ芯は靭(つよ)い。これぞ伊坂幸太郎! と、ファンは思うわけです。これからもずっと読み続けたいと思います。先生、作家生活20周年おめでとうございます。 | ||||
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小学生を主人公とした、5編の短編集。 作中にででくる言い回しが、いつもながら どこか現実離れしていて、かつ意味不明ではなく 読んでいて気持ちが良い。 伊坂幸太郎作品が好きならおすすめ。 | ||||
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自分の小学生時代に重ねて懐かしさ、価値観を感じて読みました。後になって検索したら作家さんと同じ歳でした。なんだか自分もとしとったんだな。 | ||||
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時間は地続きである、がゆえに 子ども時代も大人になってからも、 大事なことは変わらない。 最後の1ページ、泣き過ぎて、家族に 不審に思われました(携帯でKindleで読んでた) | ||||
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内容も文章も難しくない短編集なので、サクサク読めます。 ギュッと凝縮すると、レッテルを貼らずにみんな平等に接しよう!というメッセージ性を強く感じます。 ただ私には浅く感じてしまったので、子ども向け学校図書的な扱いでしょうか。 子どもたちに是非読ませたい本です。 | ||||
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さすが、伊坂。 子供たちを中心に据えた連絡短編だが、いやいや、読ませる。刺さる。膝を打つ。 しかも、読後感が極上。 伊坂の描く子供たち、やはり只者ではない。 | ||||
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娘からのリクエストにて購入でしたが、喜んでおりました。 | ||||
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伊坂幸太郎作品は、長編には当たりはずれがあるが、短編集はどれも傑作の印象。 今回は子供が主人公のお話5編。 あとがきにもありましたが、子供が主人公だからと言って、きれいごと、逆に後味の悪い話、また子供向けにはしたくなかったとのこと。 その思いが上手くお話に乗り、読み手に伝わるような短編集でした。 子供からしたら人生レベルでの重大な悩みも、大人からしたら、また大人になれば、大したことでないのだという、子供への希望。 また、大人が読むととても懐かしい思いに駆られ、同時に切なくもなるような話でした。 昔の同級生を懐かしみ、既にそこに自分は居ないのだという寂しさを感じました。 | ||||
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子供たちも先生も映像を見てるように頭に浮かんできました。きっと映像化されるかなー。楽しみだなー。 短編集なので(でも繋がってるけど)普段読書にあまり時間を取れない人でもブツ切れすることなく読み進めます。 | ||||
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前向きになる温かいお話でした。 情報社会となり、小手先なテクニックに走ったり、兎に角直ぐに見返りを求めがちな現代人にこそ、いま一度本作を手に取り童心のような素直な心の大切さに気づいて欲しいですね。 かっこ悪い大人になっていませんか? | ||||
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小学校を舞台にした5つの短編集。血なまぐさい暴力的な部分もほぼなく、多くの人に薦められる一冊です。 小学生だったことを忘れかけている大人が一番楽しめるでしょう。 多くの人に読んでほしいと思える反面、スリリングな感じは伊坂作品にしては抑えめでした。 身体の特徴や思想、生まれた場所、家族など、あいつは〇〇だからといった決めつけは昔から多いです。 それでギスギスしている人々もSNSとかでよく見かけます。そういう人は小説とか読まないでしょう。 ハラハラドキドキ楽しく、それでいて優しい小説なので、ニュースやなにかに疲れちゃいそうな今、 ぜひ、読んでほしい一冊です。 | ||||
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短編、しかもすべて小学生の話。1つ1つに暗示的に示されたメッセージは、もしかすると読むたびに少しずつ形を変えるような気がする。そしておそらくは何度読んでもそのメッセージに共感できると思う。 最後の読後感が爽やかで心がぐっと熱くなる。それが伊坂さんの良さとわかっていて読んでも、「やっぱりきたか」と心が熱くなれるんです。 | ||||
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表題作の他、「スロウではない」、「非オプティマス」、「アンスポーツマンライク」及び「逆ワシントン」の5つの短編から構成される「先入観をひっくり返す(各編の題名が否定形になっている事からも窺えるが)」事をテーマとした短編集。 表題作は主人公の小学生時代の回想譚が主で、ソクラテスの言葉「『自分は何も知らない』って事を知っているだけ、自分はマシ」の"逆"で「自分は何でも知っている」と思い込んでいる人間の先入観を打ち砕くための友人の多彩な試みが爽快。冒頭と末尾との照応が見事と言う他はない構成の妙が光る。「スロウではない」は主人公の小学生時代の回想譚と成人してからの恩師との対面をカットバックで描く構成の工夫、友人との「ゴッド・ファーザー」中の台詞の言い合い等、ユーモア・タッチだが、転校生への様々な先入観を砕く展開及び恩師のインチキ占いが希望の灯。「非オプティマス」(本編だけスポーツ系ではない)の主人公は小学生。「オプティマス」とは「私にいい考えがある」が口癖(大抵失敗する)の変形ロボット。今度は教師や友人に対する主人公の先入観が徐々に崩れている過程をシミジミと綴っている。「アンスポーツマンライク」の主人公は小学生→高校生→公務員と成長し、「スロウではない」の恩師が小学校時代のミニバスのコーチとして再登場し、ドン・コルレオーネも再言及するという遊び心豊かな短編。(成人まで続く)映画「Stand by Me」の様な雰囲気だが、「一歩踏み出せない自分」という先入観を振り払った主人公と仲間達が爽やか。「ミニバスの残り一分は...永遠だ」という恩師の詭弁も楽しい。「逆ワシントン」の主人公は小学生とその母。題名通り、"正直さ"の大切さを訴えた短編だが、前編のバスケット仲間がラストで登場する辺り泣かせる。 小学生を主な登場人物としているせいか、細かい技巧は使っているものの、表題作(白眉)以外はノビノビとした直球勝負という感じ。「先入観をひっくり返す」事でその人の人生に明るさと希望を与えるというメッセージが伝わって来る爽やかな快作だと思った。 | ||||
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あとがき曰く、「作者の『夢想家』の部分と『リアリスト』の部分、両方が納得するように書いた作品」とのこと。伊坂先生の『夢想家』の比重が高い作品が好みの人(僕のような)には、少し物足りない作品かと思います。また、短篇としてテイストの違うものが1つあっても良かったかな、と思いました。 とはいえ、伊坂先生らしさは健在。セリフ使いの巧みさは流石で、星4つ分の面白さは十分にあります。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 小学生男子が中心となる短編集で,彼らの書き方に悩まれた旨が巻末にありましたが, 野暮を承知で言うなら,こんな子供は…と,いつもの伊坂作品の『小さい版』のようで, 幼いぶん,なおさらその振る舞いだけでなく,都合良く繋がる流れへの違和感を覚えます. また,転校生が大きな存在であったり,大人や学校内外の光景も懐かしかったものの, これも子供の視線とは違って映り,このほか明らかに意図的な部分はあるのでしょうが, 各編の間で繋がりとは違う,重なって見える設定や状況があったのも少し気になりました. 一方,前半の二編が既発(12年,15年),そして残りの三編は書き下ろしでしたが, ここを境に雰囲気が変わった印象で,前半は胸のすく,爽やかさを抱かせる読後感と, その裏側を吹く,居心地の悪い,泣きたくなるようなもう一つの物語が印象的でしたが, 後半は良くも悪くもというところで,最後のための見え見えの流れにはやや引っ掛かりが. どの編も悪くはないですし,がんばる(?)子供たちに序盤から引き込まれるのですが, 『デビュー二十年目』を強調した割には…と,いささか物足りなさが残ったもの確かです. | ||||
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