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(短編集)
逆ソクラテス
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逆ソクラテスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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久々に、伊坂先生の小説を拝読しました。 短編集で、比較的読み易かったです。 バリエーションに富んでいる作品でした。 哲学的な事も書かれてありまして、空想するのは自分の勝手だな、とふと感じました。 | ||||
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ショートストーリーで、いくつかは面白かったし考えさせられるものもあったのですが、他は結局何が言いたかったのかわからないまま終わるものも。AXやマリアビートルのようなワクワク感はなかったです。 | ||||
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内容が興味の外側だったので、途中で断念。 | ||||
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やや新しい分野かな⁉️ | ||||
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伊坂幸太郎らしい小技の効いた連作短編集。 すべてが「逆」「アンチ」「非」「‥‥ではない」で くくられたところが、いかにも職人芸。 | ||||
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マリアビートルよりはよかった。ほかの作品ももっと読みたいとはならない。 | ||||
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5つの短編がオムニバスになった一冊。小学生の友達関係や大人との関係性を描いた内容だが、全体的にコメディ感が薄く盛り上がりに欠ける内容。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの勧善懲悪の世界観が好きです。 必ずしもそうとは限らない現実世界で せめて小説の中ではそうあって欲しいと思ってしまいます。 結局最後は真面目で人が勝つ 私に子供ができたら同じように教えていきたいです。 そういえばあの時何かを察した子供たちが 咄嗟に缶のペンケースを落とさなかったら… 先生は紙袋から何を取り出して 一体どんなことが起きていたのか気になります。 とても読みやすい作品でした。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの作品は初めて読ませていただきました。噛み砕かれた言葉で、割と読みやすい文章ですね。しかし、生意気かもしれませんが、リズム感はあまり感じられませんでした。 作品は短篇集でした。小学生が主役の短編集でした。ストーリーの中で、道徳とか勇気の大切さが書かれているという印象です。特に勇気の大切さ、道徳等が書かれた"アンスポーツマンライク"がこの中では一番印象に残りました。就職、恋愛、仕事上等、ありとあらゆる場面で、一歩踏み込む勇気が必要な時はあるじゃないですか。またモジモジしてると、先越されるとか。それでも、違反はダメだとか。そういうことが書かれた作品で、"なるほど"と思いました。 全体としては、普通程度の評価になります。 | ||||
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メッセージは分かりやすく、あとがきで書かれた「子供が使う言葉で書く」という点も良くできています。 しかし物語自体は平凡で、フィクションらしい露骨な都合の良さも鼻につきます。伊坂幸太郎という作者名が無ければ流し読みしたでしょう。 駄作とは思いませんが、印象に残らない一冊でした。 | ||||
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児童書としては道徳的でとても良くできてると思う 大人が読むには物足りない | ||||
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逆ソクラテスというタイトルに興味を持ち、おもわずインターネットでソクラテスを調べてしまった。 アリストテレスの先生で自著はない。ということだけわかったのだが、この本との関わりがわからなかった。 単に私の勉強不足かもしれないが、どのへんがソクラテスの逆なのか皆目検討がつかなかった。 | ||||
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小学生が主人公の短編集ですが、一連の物語に何かしら教訓のような、世の不条理が 手を変え品を変え描かれています。 子どもが主人公のものは小説にしてもドラマにしても、個人的にあまり得意ではないのですが、 なかなか飽きることなく読み進めます。 伊坂幸太郎特有の完全にハッピーエンドでは若干のビター感もありますが、 読みやすい小説だと思います。 | ||||
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いずれも小学校時代の出来事や思い出を題材にした短編5編から構成されています。作者は随分思い入れがあるようで、アマゾンにも色紙を寄せて、20年の集大成だと言っていますね。たしかに第1作目の『逆ソクラテス』を読んだときには思わず目頭が熱くなるものを感じました。しかし読み進んでいくうちに、作品自体には引き込まれつつも、一方でこの作者の思想に疑問を持つようにもなりました。世の中に起ることは思いやりや話し合いで解決できる問題ばかりではなく、ときには暴力やそれに準ずる手段以外では決着が着かない問題もあるという視点が抜け落ちているように思ったからです。小説もまた現実の世の中に存在するもののひとつです。尖閣諸島問題や南シナ海問題が思いやりで解決するでしょうか。ミヤンマーのクーデターは話し合いで解決がつくのでしょうか。そう考えたとき、この小説がベストセラーになる日本の社会に何となく危機意識をもってしまったのですが、行き過ぎでしょうか。 | ||||
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今度は短編ではなく各々の長編小説を読んでみたいと思いました。 | ||||
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表紙に惹かれて購入しました。それなりに楽しんで読むことができました。 | ||||
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子どもの頃に「ぼくは、そうは思わない」と言える強さを持ち合わせていたらなー… ん~、でも多分無理だったか。そういう概念自体を持ち合わせていなかった。目指せティチャーズペット的な子どもだったなあ、と、己の子ども時代を思い返してみました | ||||
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本作を語る上で一つのファクターになっているのが、子供が主人公、という点だと思う。言われてみれば伊坂作品にはそういったストーリーテラーがいなかった。著者があとがきでも書いている通り、子供目線での物語を書き進めることで、いつもより言い回しを平易にしなければならなかった、ということからも、いつも以上にスッと入っていくる文章だった。子供や、普段本など読まないという人にとってはとても優しい作品に仕上がっていると思う。 短編集ということで、伊坂×短編集と捉えると、死神シリーズだったり、終末のフールだったり、首折り男のようなそれぞれが独立したストーリーでありながらも、どこかで互いに干渉しあっている「長編じみた短編集」を想起した。 だが、蓋を明けてみると今作には、そういった要素が少なめで、私個人として物足りなく感じでしまった。 本作における、私が選ぶ魅力的な人物は「磯憲」だ。 彼の存在が、私の好きな伊坂節を醸し出すエッセンスになっていると思う。 例えていうなら、「チルドレン」でいう陣内のような、「砂漠」でいう西嶋のような、暴論のようで正論のような、ちょっとドキッとさせられて、そして思わず考えさせられてしまう言葉を放つ人物だ。彼目線で描かれた作品というのも見てみたい。欲張りな読者である私としてはそう思ってしまった。 表題にもなっている「逆ソクラテス」は、著者が常に描いてきた、既存の価値観へのポジティブな裏切り行為を表してる言葉のように思えた。20年間も素敵な作品を生み続けられる作家が世の中にどれくらいいるんだろう。これからも、破天荒でかっこいい脇役や、憎めない悪役、そしてユニークな逆転劇がふんだんに詰まった伊坂ワールドを楽しみにしたい。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 小学生男子が中心となる短編集で,彼らの書き方に悩まれた旨が巻末にありましたが, 野暮を承知で言うなら,こんな子供は…と,いつもの伊坂作品の『小さい版』のようで, 幼いぶん,なおさらその振る舞いだけでなく,都合良く繋がる流れへの違和感を覚えます. また,転校生が大きな存在であったり,大人や学校内外の光景も懐かしかったものの, これも子供の視線とは違って映り,このほか明らかに意図的な部分はあるのでしょうが, 各編の間で繋がりとは違う,重なって見える設定や状況があったのも少し気になりました. 一方,前半の二編が既発(12年,15年),そして残りの三編は書き下ろしでしたが, ここを境に雰囲気が変わった印象で,前半は胸のすく,爽やかさを抱かせる読後感と, その裏側を吹く,居心地の悪い,泣きたくなるようなもう一つの物語が印象的でしたが, 後半は良くも悪くもというところで,最後のための見え見えの流れにはやや引っ掛かりが. どの編も悪くはないですし,がんばる(?)子供たちに序盤から引き込まれるのですが, 『デビュー二十年目』を強調した割には…と,いささか物足りなさが残ったもの確かです. | ||||
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