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宝島
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宝島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全155件 41~60 3/8ページ
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やたら高評価が多いですが、セリフ以外にも沖縄弁が出てくるので非常に読みづらくページが進まない。沖縄に数年住んでいましたが、良くも悪くも沖縄県民から受けた衝撃を思い出しました。それもあってか私は全く感情移入できませんでした。 多くの方が評価しているのであれば良い作品なのでしょう、程度の作品です。 | ||||
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価格も安かったのですが、汚れすぎ。折角の作品を読むのもどうかと思います。 | ||||
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著者名を覚えるところまでいかず、奥付でそういやあれもこれも読んだなという程度の認識です。今回もこの長い作品を読了して、さしたる感銘を覚えず、すぐに記憶から消えそうです。 沖縄を描くのに基地、ウタキ、ガマ、ユタなどという手垢のついた道具を使い、著者が公平さを装いながらも特定のイデオロギーに肩入れするため、たくさんのアウトロー達を登場させながら、政治臭さが前面に出てしまった堅苦しい物語になってしまいました。読者の思考力、想像力をあまり信じていない作者による、無駄に長いお話しでした。 「戦果アギヤー」で思い出したけど、これの10分の1もない開高健の「日本アパッチ族」は面白かったなあ。 | ||||
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どこぞの書店員さんのレビューで「肌がチリつく」と書かれているのを見たが、正に本書を的確に表現した一言だと思う。 戦後。日本からもアメリカからも見放された状況下、死ねと言われているのと同義の仕打ち受ける沖縄で、黙って朽ちることを選ばず、命がけで戦果を奪い生きる。 皆英雄ではなく、名もなく力もない登場人物たちが、何度もなく絶望に追いやられ、燃えさかる炎に囲まれても、走り続ける。生きる事をやめない。読み終わるまで、何度も男泣きに泣いた一冊。 またサスペンス要素もあるので、ページ数はあるが最後まで飽きる事なく読むことができる。読んで損はないオススメ。 | ||||
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時代と登場人物がカジュマルの幹のようにからみあい大樹をなすような作品。歴史の史実にもとづいたクライマックスも用意され、フィクションとノンフィクションが重なりあい読みごたえがあった。 | ||||
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ハラハラ ドキドキ クスクス ワッハッハ シクシク ワーンワーン 最後ニッコリ たくましく生きようと思う | ||||
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沖縄は知ってるけれど、沖縄を識ってはいない。この本はそのことを意識させてくれた。中身はとても面白くてよかったが、造本がごつくて読みづらかった。上中下の3巻立ての方がよくないか。 | ||||
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3cmを超える厚さの本なのに一気読みしてしまいました。 次から次に引き寄せる何かがあって、読みを止めていると気になって気になって! 沖縄の歴史というよりも日本の歴史、そにて今に続く沖縄の立ち位置等 心を打たれる一冊だと思います。 利害関係は有りませんが、皆が読んでくれると嬉しいです。 | ||||
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お、おもしろくなかった。 | ||||
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今、50代半ばですが、10代の頃に読んだ熱量で没頭して読みました。 すごい。引き込まれる。こんなに引き込まれたのは30年以上なかった。 なんか若返った気がします。 コロナ落ち着いたら、また沖縄に行こう。 コザにも久しぶりに泊まってみたい。 | ||||
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読み終えるのが勿体なかった。 おそらくこの先もずっと私の中に生き続ける、一期一会の作品。 暫く次の本が読めそうにない。 出会えて良かった。 | ||||
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図書館での人気本なのでなかなか借り入れ時順番が遅く、早く読みたく、安価に! 早く入手出来感謝です。 | ||||
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沖縄の歴史に興味があったので、直木賞作品であるこちらの本を購入しました。最初から沖縄の言葉がふりがなが多用されて、そちらの言葉が気になって物語に集中することができませんでした。 太宰治の「津軽」は青森の人たちとの交流を描いていますが、方言は使っておらず、それでも津軽の人柄が表現されていて、とても面白く読むことができました。 方言や地元の言葉を使わなくても、感情や気持ちを表すことは可能なのではないかと思いました。 土地の言葉を理解しようとすることに手間取ってしまい、だんだん面倒になって読む気持ちが無くなってしまいました。沖縄については、ノンフィクションの本を読むことにします。 | ||||
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沖縄の戦後~日本復帰までの歴史を、4人の男女(うち兄弟2人)の激動の半生に語らせる、疾風怒濤のお話でした。戦果アギャー、言葉さえ知らなかった。1972から48年経つも、戦争の爪痕を日本で最も大きく残す土地であることにとどまらない沖縄(基地移転、首里城の火災)に思いを馳せます。 | ||||
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素晴らしい朗読でした。 最初、「なんでこんなチャラい喋り方?」ってイラッとするところもあったのですが、それも意味のあることだったのだと最後まで聴いて解りました。声優さんも作品をよく理解して、声で小説の良さを120%表現する努力をしたのだと思います。見事でした。 ただ、朗読だけ聴いているとやっぱり難しいところが多々ありました。 沖縄の知識がないと音だけでは全然理解できないところがあります。(センカアギヤーって最初聞こえたときはググりました・・・) 私は沖縄にかなり興味ある方なのでついていけましたが、沖縄知識がゼロな人(さすがにそんな人は買わないか?)は聴いていても分からなくて途中で挫折するかもしれません。 小説の(「物語り」の、とすべきか)内容は、緻密な伏線が最後に一気に回収されるところが気持ちよかったです。 その一気の回収が安直な展開のようにも見える(失礼、聞こえる)のですが、おそらく作者は文学性を犠牲にしてエンタメに徹したのではないでしょうか。読者のレベルに合わせた表現を重視したのだと思います。 ところで、この小説は誰が主人公なのかと考えると奥深いです。 レイにはレイの物語があり、ヤマコにはヤマコの物語があり、グスクにはグスクの物語がある… しかし実は「アーヴィンの物語」を中心に考えると、一番切ない。ということになるでしょうか。 一人ひとりの物語が、「語り部」によってひとつの立体的な物語に集約していく構成は見事。 ラストは公園を歩きながら聴いていたのですが、普段見ている風景が、空が――沖縄という宝島に繋がっている――美しいものに見えました。 それにしても18 時間 20 分、お疲れさまでした! と拍手を贈りたいです。 | ||||
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これは、とても生々しい小説です。 沖縄の人の叫びと鼓動が伝わってきます。 米軍基地の問題を、そこに住む人たちのことをもっと考えるべきだと思った一冊です。 | ||||
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初めての作家の初めての作品を読了。直木賞でもあることの作品は、沖縄を舞台にした戦後を描いた大作。沖縄を題材にしたものは、内容が重い。沖縄のコトバが当たり前だが多用されるから読みにくい。 | ||||
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賛否両論という言葉を安易に使いたくないが、本書については両極端の評価になっているのではないか。もちろん、直木賞受賞作ということで、一般的には傑作という評価なのだろうが、面白くない、つまらないという評価も多い。 実は私もその「面白くなかった派」。というか、最初の20頁でもう駄目だった。その後20日間、また読む気になるのを待ってみたが無駄だった。やはり全く興味が持てなかった。文章か、あのネーミングの仕方か、独特の方言か。相性が悪かった。作者の方には申し訳ない気持ちだ。 | ||||
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主人公4名の生き方や行動と、沖縄戦から「日本への復帰」後まで、沖縄の人々の辿った歴史を巧みに縒り合わせた構成になっていて、沖縄史をあまり知らない人にも上手にその流れがわかるようになっている。力作だと思う。ただ、本来は背景であるはずの歴史的流れの方に力点が行ってしまい(もちろん、人の生き方、行動はその時代と切り離せないものであるのだが)、主人公たちがその歴史を説明するために配置された人物に思えるようなところがあって、主人公たちの心情を追っていくという読み方はしにくかった。 | ||||
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父が買って来たものを読みましたが、2ページでやめました。 まず、方言のルビが過剰で、現実と本の世界観とのギャップを感じます。確かに方言ではサトウキビをウージ、魚をィユーと呼びますが、そんな呼び方をする世代の方々は喋り言葉も現代語とはかなりかけ離れた方言を使うのが通常です。その時点で、「ああ方言の単語だけ取材して、その他は著者の頭の中で作られたファンタジーなんだな」と思いました。例えば、夜、サトウキビ畑を抜けないと辿り着けない海に子どもだけで集まって照明弾を投げますか?このエピソードは実際に当時あったことでしょうか、いくら満天の星空でも夜の海は物騒です。見たことありますか、死の世界に連れていかれそうな気持ちになります。戦後なら尚更。この心理的体験があまりに不足していると感じました。そしたら著者がこの本を書くにあたって沖縄に訪れた数はたった3回ときました。バカにしてますね。10年いたって書けないはずです。ここまで2ページです。 この本は地元のある有名人がラジオでとてもお勧めするので、それならと父は買ったそうです。それから栞は60ページに挟まったまま。父はあまり読書が得意でないので、これ以上読みきれないと言っていました。かわいそうに。著者にとっては只の情報としての「オキナワ」かもしれませんが、地元民にとっては「故郷・家・自分自身」です。それを杜撰な取材で身勝手に理想化され消費されることがどういうことかわかりますか。そんな倫理観の無いような人間に小説なんて書いて欲しくありません。 | ||||
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