(アンソロジー)
絶滅のアンソロジー
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タイトルと表紙に魅かれて読んでみたんだが、これを「絶滅」を題材としたアンソロジーだと言い張るなら、読者を馬鹿にしすぎだろう。趣旨からすれば、恐竜や古人類などのすでに絶滅した生物や、現生でも絶滅にひんする動物を描いた物語が収載されているのかと期待したが、そんな話はまったくと言っていいほど存在しない。 読み進めるうちに「これ、『絶滅』を描いた短編か?」と疑問に感じ始めたら、登場する兄弟の名前が“ゼツ”と“メツ”だったり、男性アイドルグループのメンバーのソロデビュー作のタイトルが「絶滅」だというぐらいで、絶滅の話とは言い難い短編も収載されている。 「絶滅」をテーマにした科学図書のようなものを期待しているわけではないが、もう少し題材に向き合ってほしかった…と残念な気持ちになったアンソロジーでした。 | ||||
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綺麗な状態で、早く届きました。 良かったです。 | ||||
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まずタイトルと表紙がウソで、全然絶滅ではない。だから思っていたようなものと違う……という理由だけでは片付かない退屈さを終始感じた。平山夢明は今回、手を抜いていると思う。 編者による前書き・後書きは本気だろうか? これほど面白くない作品を集めたアンソロジーも珍しいと思うが。 読み終えて心に何も残らないので個別の作品に対する感想なども書く気が起こらない。全て「だから何?」という読後感。 ただ最後の町田康だけは特筆すべきで、この長さでありながら読書中に何度も寝落ちするほどの信じられないつまらなさ。読み切るのにかなりの努力を要したが、その努力の甲斐は全く無かった。 | ||||
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"真藤順丈リクエスト!"真藤順丈って …あァ、『地図男』書いたヒトか。 "絶滅"をテーマに一堂に会した著者の内、 知ってたのは宮部みゆき、町田康、平山夢明…。 読み物として楽しめたのはコノヘンまで。 映画だかドラマだかのシノプスの単なる羅列や コトバ遊びを絡めた例えばなし。 凄いって言ってるのは著者と編著者だけ? | ||||
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編者・真藤順丈(しんどう じゅんじょう)氏の「まえがき」が読みごたえありましたし、収録されている作家の顔ぶれもなかなか豪華なので、かなり期待してページをめくっていきました。でも、収録短篇10編のうち、わたしの心にヒットしたのは2編のみ。読んでいる途中で投げ出してしまった作品もあり、アンソロジー全体としては、いまいち期待外れの一冊となってしまいました。 10編の収録短篇は、以下の通り。 佐藤 究(さとう きわむ)「超新星爆発主義者」 東山彰良(ひがしやま あきら)「絶滅の誕生」 河崎秋子(かわさき あきこ)「梁(はり)が落ちる」 王谷 晶(おうたに あきら)「〇〇しないと出られない部屋」 真藤順丈「( ex ):絶滅教育」 宮部みゆき「僕のルーニー」 平山夢明(ひらやま ゆめあき)「桜を見るかい?──Do you see the cherry blossoms ? 」 木下古栗(きのした ふるくり)「大量絶滅」 恒川光太郎(つねかわ こうたろう)「灰色の空に消える龍(りゅう)」 町田 康(まちだ こう)「全滅の根」 わたしが、「これ、おもしれぇわ」「これ、なかなかいけてるじゃん」と思ったのは、次の二つの短篇。 ◎「超新星爆発主義者」‥‥特に、幕切れの鮮やかさが印象に残ります。 ◎「灰色の空に消える龍」‥‥恒川光太郎さんの短篇は、前からあれこれ読んで気に入ってるんだけど、この短篇も好みっす。ライスカレー、食べたくなりました。 編者の真藤順丈氏、「まえがき」だけじゃなくて「あとがき」も、気合いの入った書きっぷりでいいですね。これで、あと二つ三つ、「これは面白い!」て短篇があったら良かったんだけど。ま、わたしの感覚、センスの問題もありますし、しゃあないですわ。 | ||||
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