父の回数



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    初公開日(参考)2025年04月
    分類

    長編小説

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    父の回数

    2025年04月23日 父の回数

    話題のシスター・バイオレンスアクション『ババヤガの夜』の著者が放つ傑作小説集。 父親が死んだという連絡がある。母親は三十年以上前に父と離婚してから、まったく没交渉だった人間だ。葬式を準備する私と母の顔には、「めんどうくさい」という字がくっきり刻まれている(「かたす・ほかす・ふてる」)。 誰にも同情されず、注目もされず、生きる営みを淡々鬱々と続ける人々の心を照らすものとは? 孤独な現代人の心を揺さぶる「ダイバーシティ」ファミリー小説五編。 こんな風に書かれる主人公たちが心底羨ましい。理屈じゃなくて、肌触りが好き。独り占めしたいから読まないでください! ー尾崎世界観(シンガーソングライター・小説家) 全編、順番を付けられないくらい好きです。そして、どのお話にでてくる人も好きです。 共に生きられなくても、あなたを生かしてくれるひとはいるのだよ、と王谷さんが語りかけてくれるようでした。 ー町田そのこ(作家) これはあなたの話であり、わたしの話であり、あなたのすぐ隣で生きているひとの話だ。 ー永井玲衣 (哲学者・作家) つながりは言葉のまえに、そこにあって、じぶんの家族も、本当は名付けられないなにかだ。 本書は家族という最小の社会につけられた、無数の傷を愛そうとするこころみである。 ー海猫沢めろん(作家) この小説たちは、まさに現代の「人間喜劇」(19世紀の文豪バルザックの小説群)だ!-(担当編集)(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (3pt)

    まとまりにかける

    個々の話は まぁ悪くはない。
    身勝手な人を登場させる作品が多いので、読後感が悪いのは否めないが、まぁそれは作品の個性として受け入れることもできる。ただ、この短編集に 「リワインド」を含めるべきだったのかは疑問?明らかに他の小説とは毛色の違う タイムリープもののSFストーリーに違和感がある。小説現代に掲載した小説がたまったから、とりあえずまとめて一冊にしてしまえ、というおざなりの考えで出版されたように思われる。作家さん自身 自分の書きたい世界が確定していないのかな?作品ごとのページ数も ばらばらだし、まだ半分プロ といったレベルなのだろうか?
    父の回数Amazon書評・レビュー:父の回数より
    4065389682
    No.1:
    (5pt)

    ボーダレスっぷりが突き抜ける

    普通とはひと味もふた味も違う
    さまざまなカタチの家族を描いた小説集。

    ダイバーシティファミリー小説って何?

    と思いつつ手にしましたが
    多様性の枠を軽々踏み越えてますね~。

    新鮮そのものの読書体験になりましたよ。

    「知らない誰かの不幸が、僕の生活を救った」

    表題作『父の回数』にある
    このフレーズには眉間を射抜かれました。

    人の不幸が俗に言う”蜜の味ではなく、
    魂の救済になるという視点。

    これが自分にはまるでなかったのですが、
    ストンと腑に落ちたんです。

    共感しづらいと感じていた主人公が
    急に身近に感じられた瞬間でした。

    『おねえちゃんの儀』は
    微笑ましい愛情表現が好き。

    『あのコを知ってる』では
    イライラするけど憎めないアイツに
    読んでるほうも首ったけ。

    意外な組み合わせのバディには
    思わずフフッと含み笑い。

    『リワインド』の吸引力は圧倒的。
    SFは避けてきたのに気づけば夢中でした。

    「絶対に二十分で好かれてみせる」に
    共感のタガが外れっぱなしでしたよ。

    『かたす・ほかす・ふてる』は
    後からじんわりくるストーリーで
    とくにラストの心境が胸に沁みました。

    全体に、伏線から回収へという
    普通すぎる流れにあえて逆らうような
    意外性が散りばめられていて魅力的。

    これって絶対に確信犯ですよね?

    読者の予想をスルっと裏切るけど
    期待はガッチリ裏切らない一冊です。

    (対象年齢は13歳以上かな?)
    父の回数Amazon書評・レビュー:父の回数より
    4065389682



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