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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全509件 501~509 26/26ページ
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| 新人のデビュー作としては、90点以上の出来ではないでしょうか。 マジですか? 正気ですか?というストーリーの運び方は、 既存の作家にはなかなか出せない勢いを感じました。 ネタバレになるので、内容についてはあえて触れませんが、 読んで損したなという感想は出ないと思います。 クローズドサークルを作り出すことになる大仕掛けと、 その内部で起こる密室殺人のトリック、私はどちらも 面白く読みました。 キャラクター作りもうまく、これからが楽しみな作家さんです。 星を一つ減らした理由は、私が「このキャラ好き! 応援したい!」 と思った人が物語の中で呆気なく退場させられていたからです笑。 | ||||
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| 一見してありがちな「閉ざされた環境での殺人事件」だが、本作には奇抜な「設定」が盛り込まれており、新鮮な驚きに満ちた事件と推理が展開する……というのが作者の目論見であり、読者の期待なのだが、肝となるべき「設定」が活かされているとは言い難い。 どんな設定でもそうであるように、設定が斬新=トリックが斬新、という方程式は成り立たない。変わった食材を使えば変わった料理はできるが、味は別問題だ。 本作に登場する複数のトリックは、それ自体を抽出すれば新奇と呼ぶのは大げさで、よくあることだが、必要性と実現性に乏しい。特に本作最大の物理トリックについては疑わしく、審査員たちが激賞するほどの発想とは思われない。驚くべき幸運と長い時間と努力だか根性だかを駆使した回りくどいトリックには、一読して感心するよりも、「そんなことできる?」と疑問符が浮かんでしまう。 「なぜそのトリックを用いなければならなかったのか?」「どうやってそのトリックを成し遂げたのか?」の説得力が決定的に不足しているため、「設定」が活かされているという実感につながらない。「設定ありき」で無理やり不自然なトリックを用意したため、あちこちに破綻をきたしている印象を受ける。せっかく用意した「設定」が足枷になり、全体的に空回りしているのだ。 そして、登場人物がことごとく記号的。良く言えば戯画化されているが、悪く言えば現実的な人物を描けないライトノベル。 漫画やライトノベルではありきたりだが、登場する女性が(理由はあるにせよ)全員極めて美形。逆に、男性は主人公以外ほぼ不細工。なお、美形については「美しい」としか形容されないが、不細工の面々はというと、能面顔で傲慢な金持ち、にやついた体育会系、犯罪者そのもののモヒカン、吃音持ちでコーラしか飲まない肥満したオタク等々、程度の低い偏見に基づく記号的人物の目白押し。 手抜きか筆力不足か知れないが、こうした陳腐な造形は全編を通して枚挙に遑がない。故意に偏向した描写をしているという言い訳を通すなら、ミステリなどと気取らず、俗なエンタメとして割り切ればいい。 美人揃いの女性陣のなかでも最も美形のヒロインが、初対面に等しい主人公(語り手)にすぐさま好意を寄せて強引に迫り続けるという展開ひとつとっても、みんなが笑い飛ばせる馬鹿馬鹿しいエンタメ向きである。 そもそも目新しい「設定」といっても所詮ミステリの世界だけのことで、漫画や映画等では手垢のついた代物にすぎない。その点だけでも、過度な期待は禁物。 | ||||
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| 本作最大の特徴である、クローズドサークルの状況を作り出し、殺人トリックの肝となる設定が、その詳細について語られないまま放置されてしまっている(あるいは続編への布石かとも思えるが)。 また、かなり異常で緊迫した状況であるにもかかわらず、だれもパニックに陥らず比較的冷静に行動しているのも妙な感じだし、中でも極めて時間と労力のかかるしかも時間が読めないトリックを行うのは、この異常な状況を利用して正体がばれないように殺人を犯すという動機からすると、リスクが大きすぎて整合性にかける。つまり、犯人に緊張感がまったくない。 さらに、文体も大学生の一人称視点とはいえ、緊張感に欠ける。 | ||||
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| 神紅大学ミステリ愛好会の葉村と会長の明智は、ミステリ愛好家には魅力的な問題を抱えているように見えた映画研究部の夏合宿に、同じ大学の探偵少女剣崎比留子の助けを借りて半ば強引に加わる。 宿泊先は映画研究部のOBの親が所有するペンション紫湛荘。 まず、大学の夏合宿らしく、肝試しにメンバー一同参加するが、そこでとんでもない出来事に遭遇し、紫湛荘に立てこもりを余儀なくされる。 しかし、その極限状態の中でなんと部員の1人が惨殺死体で発見される。 「想像を絶するとんでもない出来事」というのがこの話の肝です。 これはバラしちゃいけないのか?でもここが話の肝、難しいところです。 そして、個人的にはこの「想像を絶する出来事」が大っ嫌いなので、読み進めて、「やられた~、失敗した~」ととても悔しく、悲しかった。トホホ。 まあ、本格ミステリと言われる小説の多くは、もともとの舞台設定に無理が多いだけでなく、無理やり孤島だの密室を作らなくちゃいけないし、およそ現実ではありえない想定のストーリーも多い。 また、舞台設定やトリックにあるだけの力を注いだせいか、人物や表現についてはスカスカということもとても多い。 本作も、本格ものによく言われる魅力ゼロで生活感なしの登場人物たち、ライトノベルに批判的な割にはライトノベルにありがちな程度の文章力、非常識と無理が続くストーリー、とわざとらしいくらい、お約束がズラリと揃った。 しかし、これらの批判を逆手に取ったと思えば、この発想はなかなかユニークだ。どうせ謎解きパズルを作る為になんでも無理やりなんだから、無理に現実に寄せるのではなく、ここまで突き抜けよう、という発想はとても面白いとは思う。 密室トリックも、前提が前提なので、当然の成り行きとして、ユニークだった。 しかしながら、いかんせん、私はここに描かれた「想像を絶するとんでもない出来事」(というか出てくる奴ら)が大っ嫌いなので、★は3つがせいぜいです | ||||
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| 書店でタイトル見ただけで即購入。 大学生たちが人里離れた山奥の別荘で合宿、というクローズドサークル物の王道設定。 屍人=ゾンビ(感染者)が別荘を隔絶してしまい、時が経つにつれどんどん登場人物の活動範囲が狭められていくPUBG(オンラインのPCゲーム)感もあって、次はだれが殺されるかプラスの恐怖感もある。 本編のメイントリックや配役、ガジェットは80年代新本格ミステリをしっかりと受け継いだ様式美スタイル。 もう少しゾンビが迫りくる恐怖を演出できたら…とは思ったがそれを差し引いてもかなり楽しめた。 さすがは鮎川哲也賞、こういう本格推理ものを現代に生み出してくれることをありがたく思う。 | ||||
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| 面白く最後まで一気に読めました。奇抜な設定も受け入れられますし、その設定の上で本格ミステリと呼べるものにしあがっていると思います。 ただ、ところどころ挟まれるライトノベル的表現をもう少し抑えてもよかったのでは。他人の髪をわしゃわしゃしながら集中する美少女とか正直キツイです。 | ||||
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| 今年読んだミステリーの中で断トツに面白かった。 久々に楽しみな若手作家の登場で嬉しい。 古典的本格ミステリーファンは必読。 | ||||
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| 内容紹介を見て面白そうだったので購入。期待を裏切らず一気読みしてしまいました。 ゾンビに囲まれてクローズドサークル化したペンションで起きる連続殺人。パニックホラー系の本格ミステリです。 大学生の主人公と探偵が趣味の先輩とのコンビは、有栖川有栖氏のアリスと江神さんを意識したのでしょうか… 意外な展開に驚きました。 人間をゾンビ化させた具体的な方法はぼかされていますが、ちゃんと根拠は示されており 昨今のラノベのように異世界に飛ばされたり、未知なる力が及んだりしたわけではありません。 ゾンビが襲って来る割には多少緊迫感に欠ける部分もありましたが、概ね満足できる内容でした。 このジャンルでの次回作にも期待です。 | ||||
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| 前評判の高さに迷わず購入しました 前年のジェリーフィッシュは凍らないがよくできた本格ミステリでしたので、この作品も楽しみに読み始めました 出だしは大学のミステリ愛好会二人のユーモラスな会話から始まり、有栖川さんの「学生アリスシリーズ」に似ているかなと思ったのですが、映研の夏休み合宿で待ち受けていたのはバイオテロによるゾンビの大発生 別荘はゾンビに囲まれ、周囲は封鎖され、電話や携帯は繋がらず、警察や助けも来ない..クローズドサークルの状態に追い込まれます 半分近くがホラーサスペンスになっているので好き嫌いが別れるかもしれません ゾンビの襲撃に怯えながら立て籠った異常な状態で起こるのが連続殺人 しかもゾンビに殺されたとしか考えられない死に方、ゾンビはまだ侵入していないのに..何故こんな時に..ここからが本格ミステリですね ホラー、ゾンビ物は苦手なもので、正直序盤は読むのに苦労しました 巻末の評論で北村薫さんが「野球を見に来たのに、いきなり闘牛が始まった」と例えていますがいい得て妙ですね ただ本格ミステリとしては見事な出来です 犯人は誰か?というより全体の真相にああこうですかと感心しました 作品のジェリーフィッシュは凍らないに続いて見事な本格ミステリです 鮎川賞は最近当たりが続いてますね | ||||
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