■スポンサードリンク
アマンダの影
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
アマンダの影の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリ史上もっともクールな女刑事マロリー・シリーズ第2弾。 堪能しました! とくにラスト近くの手に汗握る展開が圧巻。 チャールズの悩みと幻想のシーンが切なく、 また、マロリーの幼い頃の謎も少しだけど説き明かされて、 心から二人の無事を願って、なんと2日で読んでしまいました。 第1弾では、登場人物の多さに手こずりましたが、 この第2弾では、新たな事件関係者と容疑者たちを加えれば良かっただけで、 他のおなじみの面々については既に名前とキャラクターが一致していたので読みやすかったです。 第1弾『氷の天使』を読んだ後に、あまり日を置かずに読んだのが正解でした。 第3弾も近々読もうと決めています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「クリスマスに少女は還る」が面白かったので、 シリーズで読み始めました。 読み応え十分で面白いのですが、私はこのシリーズ2作目で、 もうダメになりました。 幼い子供や少女が犠牲になる話は、ダメなんです。 フロストシリーズなんかは、ギャグの要素もあって まだ大丈夫なんですが、このお話、マロリーの子供時代の エピソードは、衝撃がひどくて気分が落ち込みました。 まあ、「クリスマスに少女は還る」も、ぎりぎりセーフ くらいだったのかな。 残念ながら、読者から脱落します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マロリーに似た遺体が見つかり、マロリーが否応なくその事件に関わることになり・・・というお話。 今回の事件もやはりよくあるタイプの話に見えてその通りですが、主人公のその特異なキャラクター設計で読ませます。人間的情緒が欠落したかのような捜査官を描いて、薄気味悪さあまりあるその物語に感心させられました。小説だから面白く読めますが、実際に身近にこういう人がいたら嫌だろうなぁと思わせるその異質さに背筋が冷たくなりつつも最後まで楽しく一気読みしてしまいました。今回はそのマロリーの出自の一端が垣間見える部分がありますが、そのデモーニッシュさも結構怖かったです。 本筋の方も事件当時、被害者の周辺で何があったのかが執拗に追及され推理小説としてもなかなか読ませる作品だと思いました。 ただ、若干意味を判読しずらい文章が散見されて、理解するのにアタマを使わないといけない部分もあったのでその辺はもう少し丁寧な叙述を心掛けて頂きたかったです。 俊英のシリーズ第二作。ファン以外でも是非ご一読を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「氷の天使」を読んでからかなり時間を経ました。なかなか第2弾を手に取る気になりませんでした。 マロリー、チャールズ、ライカーを軸に今回も話は進みます。3人のうち2人が社会病理質者というのは、 どうでしょうか? このことを理由にちょっとご都合主義的な展開が気になります。 まあ、読めるのですがそれほどお奨めしません。 と言いつつ現在第3弾を読んでますが(笑)・・・・これがまた難解です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長らく品切れになっていたようですが、2012年6月に、再版されました。 最近の新刊によって作者が再評価されたせいかと思うのですが、私は初版が出た当時知らなかったので、今回の再版で読んでみたいと思っています。 創元社は、おそらく品切れ中の続刊もいずれ再版してくれると思います。 それがいつ頃になるか分るとありがたいんだけど、少部数?再版のニュースはHPに載せてくれないんですよね。 分るようにして!(ここで吠えても…) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
”氷の天使”に続く、マロリー・シリーズ第2弾。 前作を読まないでも、話は分かるが やはりこのシリーズの魅力は、マロリーを取り巻く人々だから 第1作から読んだ方が、感情移入しやすいと思う。 主人公のマロリーは、第1作の題名通りまさに「氷の天使」 金髪・緑の目の類稀な美貌を持ち、盗みの天才・非常にして無垢。 そして、自らをも認める 社会病質者。 マロリーは、犯人の側に立って物事を考える。 何故なら、その方がマロリーには”分かり易い”から。 マロリーの上着を着て死んだ女、アマンダ。 殺人事件の近隣にある高級コンドミニアムに潜入し、容疑者を絞り込む。 「嘘つき」とは、誰なのか? そして、狙いを定めたら 猟犬のごとく追い詰めて行く。 果たして「嘘つき」とは誰なのか? 前作で登場した面々と、相も変わらず 馴れ合うこともなく 独自の方法で、目的に向かって着々と突き進む。 オカルト敵な場面も有りますが、摩訶不思議な印象は無く 「幻影」を作り出す過程というものに興味を持てた。 マジックのちょっとしたカラクリや、歴史なども引き続き楽しませてくれる。 マジックショー程、楽しい欺かれ方は他には無い。 その上、今回は”超能力”を持つ(?)少年が登場し その少年が、どこかマロリーの子供の時代と共通するものがあり そこから、マロリーの過去が 少しだけ垣間見える。 少しであっても、十分に衝撃的ではあるが。 これからシリーズが進むにつれ、少しずつ マロリーの過去が 穿られて行くのだろうか? ストーリー的には、やや中弛み的な部分もあったが ラストは前作よりも「えっ…」っと声がでた。 そして、マロリーに密かな想いを寄せるチャールズの最後の一言。 これには、さすがのマロリーも 少しは…いや、ほんの少しでも ほんの僅かでも! 心が波打つようであって欲しいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『氷の天使』に続くマロリーシリーズ2作目。マロリーのそっけなさも周囲の人たちの愛情も相変わらず。マロリーが殺された!大慌てで駆けつけた酔いどれ相棒ライカーは、マロリーの名前入りブレザーを着た別人の遺体と対面し、チャールズは物を飛ばす能力のある(と思われる)少年と面談する破目に。でもほんの少しづつ変化も。マロリーの過去の断片が明らかになり、チャールズの想いも深まる(?)何よりマロリーが(彼女なりに)他人に気を遣う場面が。このシリーズはマロリーの過去が謎のままなこともあり、全体的に不穏な空気の流れる作品で、今回のラストはいろいろな意味で印象的です。あ、もちろんミステリとしては一話完結ですのでご心配なく。次は『死のオブジェ』です!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『クリスマスに少女は還る』に感動した方、必読です。『アマンダの影』はその直前の作品で、次作への萌芽が多分に見られます。マロリーシリーズの2作目。次第に明らかになるマロリーの過去、深みを増す人物描写。ある意味オカルト的とも言える謎とき。やや地味かもしれませんが、強く印象に残る作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!