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(短編集)
死神の精度
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死神の精度の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 21~40 2/21ページ
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| 死神は感性は人間とはかけ離れているところもあるけれど親近感の沸くキャラクターで、それ以外も暖かさを感じるキャラが多かった。 クスっと笑えるところもあり、伏線回収もあり、考えさせられるところもありメチャクチャ面白かった。 特に旅人と死神、老女VS死神が面白かったです! | ||||
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| まさか泣かされるとは。最後の数ページにあたたかさが全て詰まっていました。 | ||||
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| 収録された六篇のうち、最後の二篇「旅路を死神」「死神対老女」が良かったです。 「旅路を死神」の中で、著者の『重力ピエロ』の世界とクロスする辺りからぐんと面白くなる気配があって、「死神対老女」のラスト四頁のサプライズ二つには、にこにこしちゃいました。「おお、そうなんだー」て、ちょっと前に読んだ収録短篇に戻ったりしてました。こういう作品同士の繋げ方、登場人物の再生が、伊坂幸太郎さん、上手いよなあって思います。 あと、不思議と心に残った忘れられない文章を一つ、挙げておきたいっす。 《人間の生きる歩みはいつだって、えっちらおっちらだ、とも思った。》文春文庫 p.267 「ったく、そのとおりだよなあ」と、胸にじんと沁みましたわ。 | ||||
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| 読者を退屈させずに物語りが進んでいき楽しく読めた。死神千葉さんが身近に感じられ好感が持てる 存在となってきた。 別々の話しのようだが繋がっていれのも面白かった。 | ||||
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| 普段本は読まない人間なので著名な作者さんとは知らずに読んだ「死神の浮力」。 面白かった。 図書館で借りたのでこちらも借りようと思ったが見当たらず何年も経ってしまいました。 今回も色んなことが重なり偶然手に取ることが出来ました。 短編6話かー、とワクワクしながら千葉さんと再会させていただきました。 時間を空けすぎず一気に読んだ方が良いですね。 諸事情あってこの時期の深夜に外で読んで凍えましたが(タイトル通りのお気持ちでした)、最後は目の前が晴れたような気分でホクホクと家に帰れました。 | ||||
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| 死神がこの世に下りてきて、人々の生死の判断(主に死についてゴーサインをだす)の調査をするという、伊坂作品らしい突飛かつユーモラスな設定。死神の世界も官僚的だったりサイロだったりするあたり(情報は聞かないと教えてくれない、とか)は社会生活の不条理を味わった大人にはクスリと笑みをもたらします。 そんな作品ですが5つの短編集といった風合い。 ・死神の精度 ・死神と藤田 ・吹雪に死神 ・恋愛で死神 ・旅路を死神 ・死神対老女 の6つ。 ・・・ 表題作『死神の精度』は、オタク系女子の生死判断。ネクラでクレーマーに好かれ始めているという流れなのだが、その顛末が伊坂作品らしい。死神が無類の音楽好きという性質はやや狙いすぎか。タワレコとかの視聴コーナに長居していればそれは死神って、最近でもまだあるのかしら。 『死神と藤田』は、滅びゆく任侠世界のヤクザたちの散り際の儚さを描くもの。真っすぐすぎて仲間からも煙たがれるというのは良くありますよね。ヤクザの場合、それは死に至ります。 『吹雪に死神』は、アガサ・クリスティの『マウス・トラップ』ばりの密室殺人事件。もちろん死神にはおおよその死の原因が分かっており、「同僚」がちらほら見え隠れることも。 『恋愛で死神』は、イケメンが敢えてダサメンに扮しているなか、とある女性に恋しちゃうという、キュン系な話。イケメンと死神とのやり取りが面白い。 『旅路を死神』は、なんとも伊坂作品らしいキャラ設定。母親に傷を負わせ、若者を殺した男が、リーマンに扮した死神の車をジャックし、奥入瀬に向かう。若者の若気の至りが実は誤解によるものだと本人が徐々に分かる塩梅がいい。言葉の端々から本人は根っからの悪い奴じゃないってことが分かるのね。 最後の『死神対老女』は何と死神の雰囲気を嗅ぎ付ける老美容師の話。伊坂氏らしいといえば、別の作品とのリンケージでして、本作の別の短編でこの老美容師は登場しています。もう一つ、確か第一話で『見送り』になったネクラ女子はこの短編で再登場するのだと思います。この代わり映えもまた楽しい。 ・・・ ということで、伊坂氏の短編集でした。 相変わらず洒脱な会話が冴えわたる作品でありました。ツイストが効いているという風ではなく、むしろ微熱的面白味が通底する作品であったと思います。 | ||||
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| 発想がね | ||||
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| 『恋愛で死神』を読んで、思わず泣いてしまいました。 まさかミステリ小説で泣くとは思いませんでした。 | ||||
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| 死神の人物設定がとてもユニークで、完璧でない所に魅力を感じてしまう。 | ||||
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| なにげに、伊坂作品でいちばん好きかも。 死神が出てくるのに、千葉さんや他の登場人物もキャラがよくて、意外にも沁みるストーリー。梅雨時にぴったりの作品です。 | ||||
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| よかったです | ||||
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| グラスホッパー、マリアビートルに続いて読んだためか、それなりに楽しめたものの、物足りなさを感じてしまいました。 この作品が悪い訳ではなく、あの2作品が偉大すぎるのだと思います。 | ||||
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| 死神が主人公話だが、重いわけでもなくテンポもよく、何処か暖かい話。 最後はこれまでバラバラだった話な伏線が回収されていく。特に最後の話はとても優しい気持ちになれます。さすがの伊坂ワールド! | ||||
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| てんぽ | ||||
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| 死神視点の人間へのユーモア、皮肉が新たな発見や見え方を産んで面白い。 物語も一つ一つ趣が違って面白い。 | ||||
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| 短編でそれぞれの話が区切られていて読みやすかった。それぞれの話が収束していくさまはとても秀逸 | ||||
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| 読み切った後の、、、、 | ||||
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| ファンの方には良いと思いますが、キャラクターの設定として「ミュージック」や「ほお」という表現が物語の邪魔だなと感じました。 最後の老女の話は爽やかさは感じました。 | ||||
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| ミステリーとファンタジーは、 妙に普通であろうとします。 なぜなら、 普通なほうがリアルで、 嘘が本当みたいになるから。 ミステリーは、 人が殺されたり死ぬことを、 フィクションであると、 ことさらに強調しようとするし、 ファンタジーは、 全部が嘘だとしらけるので、 本当の部分を少し入れる。 嘘つきが、 嘘に少し真実を混ぜるのに、 似た手法をつかいます。 この物語は、 ファンタジーの設定で、 ミステリー的な展開をするので、 両方の嘘をつきます。 だから、2倍、 真実味を含めないとなりません。 真実味は、当然ながら、 増すほどに普通になります。 そらそうです。 リアルなんて突き詰めれば、 今、自分がいる場所を見れば、 もうそれ以上のリアルなんて、 文字の世界にはないのですから。 伊坂さんの持ち味である、 会話の楽しさも、 ちょっぴり楽しめて、 死神が主役なので、 ターミネーターに護られる、 ジョン・コナーのような、 あの二人の感じに似た、 不死身で無敵の、 それでいて無知で素直な、 残酷を残酷と思わない世界の、 人間ではない存在と、 それまでは悪ぶってても、 結局、人殺しに対しては、 善の心を学ばせようとする、 カッコつけていたけど、 素直になっていく人間との、 友情というか、そう見えるもの。 という話が多いですかね。 (短編集なので色々あるけど) ほのぼの系小説の味が濃く、 少し退屈な時間も多いです。 そこもまた、 普通だなと感じてしまう、 理由なのかなと。 ていうか、読んでいて、 伊坂この野郎、 素直にハードボイルドやれやと、 思わなくもないです。 なにを、 色々できますみたいに、 カッコつけとんじゃと。 マヌケな男同士の会話劇が、 ホントそれだけが、 得意なんですじゃダメなの? | ||||
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| 死神が主人公でありながら、どこか温かく、テンポ良く話が進みます。ひとつひとつ違う話でありながら、最後に伏線回収されていく感じに思わず声に出して「ドチャクソおもしろいな……」と言ってしまいました。 | ||||
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