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(短編集)

死神の精度



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【この小説が収録されている参考書籍】
死神の精度
死神の精度 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫 い 70-3)

死神の精度の評価: 4.23/5点 レビュー 404件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全404件 141~160 8/21ページ
No.264:
(5pt)

最近の伊坂幸太郎にない人間味

このころの作品は好きでした。
これが一番。
最近の伊坂幸太郎の話はえぐいばかりが目立って人間味に欠けます。
併せて映画もおすすめです。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.263:
(5pt)

映画も好き

ジャケ買いでしたが、面白かった☆
淡々と描かれる情景に人間の儚ささえ覚えます。
映画も借りて見ましたが、面白かったです。伊坂さんの本に興味が出ました!
一章づつが、そんなに長くないので、寝る前に読んでしまえるボリュームで毎晩読んでました。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.262:
(3pt)

伊坂節全開

いつものように伏線を張り巡らして、急速に回収していく手際は短編でも同じ。ただ、長編のように「名人芸」的なものはなかったかな?「死神の浮力」をまだ読んでないのでこれに期待。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
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No.261:
(5pt)

ok

very good. truly good. great. amazing.
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No.260:
(5pt)

面白くて、読みやすい

私は活字ばかりの本を読むのが好きではなく普段はほとんど読みませんが、これはちょうどいいくらいのところで話が終わる1話完結型の物語を集めたもので、疲れて飽きることなく最後まで読めました。
それぞれの話は1話完結型でほかの話を読んでいなくてもそれなりに面白ですが設定が繋がっている部分もあり、全部読むとさらに面白いと言った感じだと思います。
本当に読みやすいので「普段活字ばかりの本とか読まないけどちょっと小説に手を出してみようかな」思う人の1冊目にお勧めです。
読書感想文に困った学生さんとかにも良いんじゃないかと思います。
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No.259:
(4pt)

余韻が残る

一貫性のある短編小説。
スピード感があって読みやすい。
決して感動的な話ではないけど、それぞれ余韻が残る内容。
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No.258:
(2pt)

同じ展開で最後まで読みきれなかった

一番最初の章では死神がどんなことをしているかが気になってどんどん先を読み進めていった。2つめの章では内容は面白いのだが、死神は同じことをやっているんだなってくらいしか思えず...
悪くないけど、途中から読む気力がなくなってしまいました。
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No.257:
(4pt)

内容は良かったんですが、乱丁?落丁?

kindle版で購入しました。
読み進めていくうちにアレ?ページをめくると
直前のページのラスト数行がまた現れ???
何度も戻ったり確かめたり。
そんな感じの重複がたぶん数か所と、
おそらく数行、抜け落ちていて読めなかった部分が1箇所。
あと、しばしばセリフに傍線(ラインマーカーのような。)があったのは
なぜ??十数か所くらいあったかな。

内容は面白く、世界に入り込んで読んでいたのに
その都度プツンと切れてしまって。
電子書籍にも乱丁や落丁?があるなんて。
これは私だけですか?

内容は好きで、止めることなく一気に読んでしまったので
とりあえず☆は4つ。
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No.256:
(5pt)

おもしろい

伊坂幸太郎 最高(^O^)おすすめです。ぜひ読んでください。。。
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No.255:
(5pt)

欲しかった

伊坂さんの作品を全部欲しくて集めようと思い購入しました。
新品でないものを購入しましたが、古本と思えないほど綺麗で
丁寧に梱包してあり、大満足でした。
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No.254:
(5pt)

現代版『吾輩は猫である』

本書の主人公は死神である。

ストーリーの面白さは他のレビューを見てもわかる通り実に面白いのだが、
ところどころに現代の人間観を死神という外部の目線から描いた所が実に面白い。

思わず「確かに人ってこういうところがあるよね」とうなずいてしまう箇所もあった。

印象深いのは、
ある人物が玄関のドアに落書きされたのを発見した時、

「周囲の部屋の住人たちも集まってきて、「あらー」であるとか、「怖いわね」であるとか、「監視カメラが必要かもしれない」であるとか、「そういえば物音が」であるとか、憶測や思い付きを口にしていたが、一時間もすると、全員姿を消した。それぞれが不安や怖さを感じてはいるものの、現実にどうするべきかの方策は見つからないのだろう。人間はいつもそうだ。」(本書 p196)

また、
「疲れた人間を相手にすることほど、疲れることはない。」(本書 p223)

など、まさに人間風刺と呼べる箇所がいくつかあった。

この手法は、夏目漱石が『吾輩は猫である』で近代の人間を猫という外部の視点から描いた人間風刺に似ていると思った。
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No.253:
(5pt)

とても良い、短編小説です。

死神が、とても魅力的に描かれており
人間と死神の感覚の違いに思わず笑わされてしまうなど
細かいユーモアがちりばめられています。

各キャラクターが魅力的なところが
伊坂さんの作品に共通した魅力だと思いますが、
この作品もご多分に漏れず、
魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。

また、大筋には生きる事とその先にある死という事柄を含めた
苦しさとか楽しさとかが軽快に描かれていて
重くはないけど、思わず入り込まずにはいられない
絶妙なバランス感覚で書かれた小説だと思います。
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No.252:
(3pt)

設定に少し違和感を感じる部分がありました

面白かったですが、ほのぼのしたゆるーい小説が好きな自分には、
少々クールでキザ過ぎた感じがしました。あくまでも好みの問題です。

いくつかのストーリーは本当に面白くって、
続きが気になって読むのが止まらなかったりもしましたので、
限りなく4に近い★3です。

ただ、設定に少し違和感を感じる箇所もあって、
例えば、調査の対象人物が亡くなった後、
警察の調べなどで千葉と言う人物が不審人物として浮かばないのか、
また、関わった人たちの前から急にいなくなって不自然じゃないのか、
そのあたりの人間関係がもう少し納得のいくものであったらなお良かった気がします。

他にも、何点か??と感じる箇所がありましたが、
そもそも、非日常を描いた小説ですので、現実味を求めるほうが間違ってるのだろうと思いますが・・・

陽気なギャングが地球を回す、も購入したので、
とりあえずもう少し伊坂さんの本は読んでみようと思います。
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No.251:
(4pt)

読みやすい

小説はあまり読まないんですが、暇つぶしに購入しました。
題名の割にあっさりとした内容で、気持ち良くサクサクと読めました。
読書初心者におすすめします。
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No.250:
(5pt)

初めて伊坂幸太郎の作品を読みました。

主人公の死神「千葉」の仕事は一週間後に死を迎える予定の人間に対し、その死が「可」かそれとも「見送り」なのか一週間その人間を観察し判断することである。千葉は人間の行動や感情を理解できないと感じながら、あるいはどうでもいいと思いながらも、どこか人間に対し優しさ、思いやりをもっており、そんな彼に人間も魅せられていたのかもしれない。人間を客観視でき、楽しめる良書。
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No.249:
(4pt)

発想が面白い

死神が亡くなる前に本人の前に現れて死んでいいかどうかを判断する発想が面白い。短編集であるが、1冊の中で繋がりのある物もあり読んでいて飽きがこなく面白く読める。
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No.248:
(4pt)

独特の世界に引き込まれます。

主人公の死神が7日間の調査後にその人間の生死を決めるというストーリーで6つの物語が収録されている。

本格的なサスペンスではないが、独特の世界に引き込まれます。

短編集なのだが、リンクしている部分もあるので最初から順番に読んでいくのがお勧めです。
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No.247:
(5pt)

ラストに集束する伏線が見事の一言に尽きる

自分自身は死ぬ事がなく、恐らく気の遠くなるような永劫の時の中に存在するが故に、移ろいゆく人間の命の儚さなど一瞥だにせず、ただただ淡々と職務を遂行する一人の死神「千葉」。痛みも無いかわりに味覚などもなく、およそ人間が抱くであろう恐怖や喜びという感情が全く理解できない彼の視点を通して描かれる群像劇です。

彼の仕事は死亡対象になった人間を一週間調査し、殺すべきか見送るべきかを判断する事。もちろん人間の死に意味や悲壮感を一切感じないので基本的にはほとんどの対象者が「可」の判定になり、事故や他殺で死んでいきます。同僚の死神(という設定も斬新ですが)たちはろくに調査せず「可」の判断を下すのに対し、千葉はその生真面目さからきちんと調査を行い、判断する(といっても基本的に可になるんですが)という変わり者の死神という性格付けが為されており、それ故にもうすぐ死ぬであろう様々な人たちと千葉との関わりが面白く、また千葉の視点を通した素朴な疑問として、私たちが何気なく見たり認識している事が実は結構な矛盾をはらんでいたりする事に気づかせてくれたりします。

それぞれのエピソードはどれも特徴があり、読んでいて一切飽きさせません。そのどれもが小気味良いテンポで進んでいき不思議な読後感を残してくれます。あまりにテンポが良いので普通に読み進めてしまいますが、実はエピソード間でのつながりがあったりしてその巧みさに驚かされました。「いまどきCDなんて―」の意味が最初はさっぱり分からなかったのですが、それが分かった時の一気に世界が広がり、またつながっていく様は本当に見事としか言い様がありません。

何よりこのラストシーンで広がる世界は至極当たり前の風景であるにも関わらず、それを見ているのが死神・千葉であるが故に非常に感動的なエピソードになっており、更にラストエピソードの老女が誰なのかの明かし方がもう絶妙なので、この老女のいう人生観、死生観が凄まじい説得力をもって胸に迫ります。

それは「良いことも悪いことも等しくあるのが人生であり、どんな人でも生まれるのも死ぬのも人生でたった一度きり。自分の人生がどうだったかは死ぬ瞬間まで分からないんだよ」と声高に語り掛けてくれているようで、本当に素晴らしいエンディングだったと思います。

単純なお涙ちょうだいではない、それでいて清々しい感動が胸に静かに広がるこの作品は正に傑作でしょう。永遠を生きる死神という存在の特性を上手く活かした素晴らしい作品でした。
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No.246:
(5pt)

伊坂幸太郎ワールド。

こんな死神なら会ってみたい。短編毎にターゲット(死ぬ人)が違うのだが、上手に絡んでいる。繋がっている。井坂ワールドですね。
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4163239804
No.245:
(5pt)

伊坂幸太郎らしい作品。

でも、久しぶりに読み返したら途中で泣いてしまいました。
伊坂作品で笑うことはあっても泣かされるとは…。
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4163239804

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