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(短編集)
死神の精度
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死神の精度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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タイトルからダークストーリーかと思って 読んだのですがそんなことなかったです。 短編だけど全て話がつながっているので 記憶があるうちに読み進めた方が楽しめます。 何も考えずに間を開けて、淡々と 読んでしまったので自分の中で「死」 について考えて読んだら もっと楽しめたのかなと感じました。 自分のせいで星3にしました。 主人公が雨男なので、是非 梅雨時期や雨の日に読んでみてください。 | ||||
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死神がこの世に下りてきて、人々の生死の判断(主に死についてゴーサインをだす)の調査をするという、伊坂作品らしい突飛かつユーモラスな設定。死神の世界も官僚的だったりサイロだったりするあたり(情報は聞かないと教えてくれない、とか)は社会生活の不条理を味わった大人にはクスリと笑みをもたらします。 そんな作品ですが5つの短編集といった風合い。 ・死神の精度 ・死神と藤田 ・吹雪に死神 ・恋愛で死神 ・旅路を死神 ・死神対老女 の6つ。 ・・・ 表題作『死神の精度』は、オタク系女子の生死判断。ネクラでクレーマーに好かれ始めているという流れなのだが、その顛末が伊坂作品らしい。死神が無類の音楽好きという性質はやや狙いすぎか。タワレコとかの視聴コーナに長居していればそれは死神って、最近でもまだあるのかしら。 『死神と藤田』は、滅びゆく任侠世界のヤクザたちの散り際の儚さを描くもの。真っすぐすぎて仲間からも煙たがれるというのは良くありますよね。ヤクザの場合、それは死に至ります。 『吹雪に死神』は、アガサ・クリスティの『マウス・トラップ』ばりの密室殺人事件。もちろん死神にはおおよその死の原因が分かっており、「同僚」がちらほら見え隠れることも。 『恋愛で死神』は、イケメンが敢えてダサメンに扮しているなか、とある女性に恋しちゃうという、キュン系な話。イケメンと死神とのやり取りが面白い。 『旅路を死神』は、なんとも伊坂作品らしいキャラ設定。母親に傷を負わせ、若者を殺した男が、リーマンに扮した死神の車をジャックし、奥入瀬に向かう。若者の若気の至りが実は誤解によるものだと本人が徐々に分かる塩梅がいい。言葉の端々から本人は根っからの悪い奴じゃないってことが分かるのね。 最後の『死神対老女』は何と死神の雰囲気を嗅ぎ付ける老美容師の話。伊坂氏らしいといえば、別の作品とのリンケージでして、本作の別の短編でこの老美容師は登場しています。もう一つ、確か第一話で『見送り』になったネクラ女子はこの短編で再登場するのだと思います。この代わり映えもまた楽しい。 ・・・ ということで、伊坂氏の短編集でした。 相変わらず洒脱な会話が冴えわたる作品でありました。ツイストが効いているという風ではなく、むしろ微熱的面白味が通底する作品であったと思います。 | ||||
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グラスホッパー、マリアビートルに続いて読んだためか、それなりに楽しめたものの、物足りなさを感じてしまいました。 この作品が悪い訳ではなく、あの2作品が偉大すぎるのだと思います。 | ||||
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てんぽ | ||||
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ミステリーとファンタジーは、 妙に普通であろうとします。 なぜなら、 普通なほうがリアルで、 嘘が本当みたいになるから。 ミステリーは、 人が殺されたり死ぬことを、 フィクションであると、 ことさらに強調しようとするし、 ファンタジーは、 全部が嘘だとしらけるので、 本当の部分を少し入れる。 嘘つきが、 嘘に少し真実を混ぜるのに、 似た手法をつかいます。 この物語は、 ファンタジーの設定で、 ミステリー的な展開をするので、 両方の嘘をつきます。 だから、2倍、 真実味を含めないとなりません。 真実味は、当然ながら、 増すほどに普通になります。 そらそうです。 リアルなんて突き詰めれば、 今、自分がいる場所を見れば、 もうそれ以上のリアルなんて、 文字の世界にはないのですから。 伊坂さんの持ち味である、 会話の楽しさも、 ちょっぴり楽しめて、 死神が主役なので、 ターミネーターに護られる、 ジョン・コナーのような、 あの二人の感じに似た、 不死身で無敵の、 それでいて無知で素直な、 残酷を残酷と思わない世界の、 人間ではない存在と、 それまでは悪ぶってても、 結局、人殺しに対しては、 善の心を学ばせようとする、 カッコつけていたけど、 素直になっていく人間との、 友情というか、そう見えるもの。 という話が多いですかね。 (短編集なので色々あるけど) ほのぼの系小説の味が濃く、 少し退屈な時間も多いです。 そこもまた、 普通だなと感じてしまう、 理由なのかなと。 ていうか、読んでいて、 伊坂この野郎、 素直にハードボイルドやれやと、 思わなくもないです。 なにを、 色々できますみたいに、 カッコつけとんじゃと。 マヌケな男同士の会話劇が、 ホントそれだけが、 得意なんですじゃダメなの? | ||||
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死神という名前がでてくるのでタイトルからはあまり良い感じはしませんでしたが 読みやすい6つの短編集でした 伊坂さんの話らしくユーモラスさはありますが、際立っておもしろいということなく 「死」をあつかっているものの、あまり心にひっかかるところなく少しがっかりとしました 最後今までの短編につながりを感じたのが、唯一ほっこりとした部分です 今まで読んできた伊坂さんの本ほどの面白みがなかったかなぁと思います | ||||
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死を扱った題材ながらパラパラとページがすすむ新鮮さ。生きるとは?今この瞬間の意味を問われる、今日をもっと楽しもうと思う作品です。 | ||||
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生死の可否を死神が判定するという発想や着眼点が素晴らしいです。ただ、語りにいちいちオチを付けるので(土屋賢二氏のコラムを読んでいる時のように)、それが段々うっとうしくなってきます。どの話も面白いのですが、死神の語り(つっこみ)が目障りでした。 | ||||
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タイトルの通りです。 缶コーヒーのテレビCMの 「この惑星の住人は・・」に近い世界観のように思えなくもない。 | ||||
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うーん?あれー?期待し過ぎた?読む側の気分的なもんなのかな。イマイチ | ||||
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小規模事件で人情ものメインの、古き良きハードボイルドを XXといういかにも伊坂らしいキャラで実現してみせたのが 個性的。今となってはややクサいと感じるシナリオを、キャラの 個性で見事に中和していると感じた。 人情系のシナリオは突出してはいないながらも読みやすく 後味も良いため面白かった。一方、推理要素の強いシナリオは 人間描写が少なく好みではなかったし、事件自体も見慣れたような ものであった。 読みやすく表現も上手く、作品の後味も良いので手軽な小説としては まずまず満足できた。ぜひもっとクサクサの人情話にしてもらいたい。 短編なのもテンポが良くて読みやすかった。もっと千葉の活躍を見たくなる。 | ||||
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読み物としては面白かったけど、いつもの伊坂幸太郎っぽくは無かったかな。それが本屋大賞上位にえらばれたのかも。 | ||||
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おもしろいのだけど、6話すべてにわたって同じ調子で話が展開されるので、 各エピソード毎にちょっとした変化や仕掛けが欲しかったかな。 最終話にその兆しがあったのだけど。 | ||||
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つまらなくは無いけど・・・・・短編が好きな人には良いのかも!長編でがっつり読みごたえがある本が好きな人には物足りないかな~~ | ||||
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死神が主人公という設定は面白かったけれど 1編1編の物語が今ひとつでした。 何となく読むにはいいと思いますが、心を揺さぶられるような作品ではありません。 | ||||
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死神が人間に扮して 可 不可をつけるのは 意外です。私が思う死神の格好はしていなく ちゃめっ気がありしっかり仕事をこなしているところが 良いと思う | ||||
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似た話の繰り返しなので、死神の性格を気に入らなければ最後まで読むには根気がいるかもしれません。ただ読み続けることで死についての考え方が変わるかもしれません。実際に面白いと思った場面がいくつもありましまた。 時間があれば読んで見ることをおすすめします。でもどっちかっていうとグラスホッパーが面白かったですね。 | ||||
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いつものように伏線を張り巡らして、急速に回収していく手際は短編でも同じ。ただ、長編のように「名人芸」的なものはなかったかな?「死神の浮力」をまだ読んでないのでこれに期待。 | ||||
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面白かったですが、ほのぼのしたゆるーい小説が好きな自分には、 少々クールでキザ過ぎた感じがしました。あくまでも好みの問題です。 いくつかのストーリーは本当に面白くって、 続きが気になって読むのが止まらなかったりもしましたので、 限りなく4に近い★3です。 ただ、設定に少し違和感を感じる箇所もあって、 例えば、調査の対象人物が亡くなった後、 警察の調べなどで千葉と言う人物が不審人物として浮かばないのか、 また、関わった人たちの前から急にいなくなって不自然じゃないのか、 そのあたりの人間関係がもう少し納得のいくものであったらなお良かった気がします。 他にも、何点か??と感じる箇所がありましたが、 そもそも、非日常を描いた小説ですので、現実味を求めるほうが間違ってるのだろうと思いますが・・・ 陽気なギャングが地球を回す、も購入したので、 とりあえずもう少し伊坂さんの本は読んでみようと思います。 | ||||
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レビューの評判につられて、購入しました。 3話くらいは面白かったけれど、私好みではありませんでした。 伊坂幸太郎は長編の方が好きです。 | ||||
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