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(短編集)
死神の精度
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死神の精度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全400件 61~80 4/20ページ
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会話中心でスラスラ読めるエンタメ小説。 | ||||
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全編主人公である死神・千葉の一人称視点で語られる、死にまつわる短編です。深そうな言葉も随所に見られますが、私は単純にエンターテイメントとして楽しませていただきました。 千葉の性格を反映してか、全体的に描写は淡白ですらすら読めますが、それでも情景は豊かに想像でき、作者の力量を感じさせます。 伊坂幸太郎作品は初めて読みましたが、最後のお話まで面白く読ませていただきました。 | ||||
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一つ一つの短編に愛があり、希望があり、最後シーンで繋がる一冊。 | ||||
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「死神vs老女」は秀逸。初回がいつかは忘れたが、2度目は飛行機内の暗闇の中で涙をボロボロと...。他の作品も含め、作者が登場人物に語らせる「人生に大した意味はないが、生きていればいいこともある」的なスタンスが私はとても好き。3度目の今回は、少し大怪我しての入院中に読了。場合によっては命が危なかったので、千葉さんの同僚が「見送り」と報告してくれたのかもしれません(笑)。 | ||||
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死神を主人公にした6つの短編集。 死神というと、問答無用で人を死に追いやる不吉なイメージですが、この作品の死神は殺しは行わず、静かに人の死の最終決断を下す役割です。 傍観者である彼は、人間の邪魔をしない代わりに助けることもしません。 生真面目に任務をこなしているのに、人間と違う、どこかずれた彼の言動は、魅力的ですらあります。 死神の目を通して語られるため、生へのあせりもあがきも、命を懸けた人間のギリギリの行動も、あくまで人ごと。 残酷な描写がなく、伊坂作品初心者にとっては入りやすい内容になっています。 伊坂ワールドの導入モノとして読んでみるのに最適。 後日談として『死神の浮力』(文集文庫)も出ていますが、そちらは長編で、内容はかなりハードボイルドです。 | ||||
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おもしろい | ||||
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短編集と読者に思わせての終盤、どんでん返しというか伏線回収というかが見事でしばらく鳥肌が治らなかったです。小説の凄さを改めて教えてくれる作品で、小説を読んだことがない人にも一番に薦めたい紛れも無い傑作だと思います。 | ||||
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人気作家の作品でよく売れてるようなので購入してみた。なんか中身がないっていうか、ただ目で活字を追っていくだけで終わってしまった。取り敢えず最後まで読めた。ただそれだけ。最近はこういうのが売れるのでしょうか?? | ||||
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いかにも中高生が好みそうなラノベ的設定。アイディアはありふれているので、それをどう生かすかが作者の腕の見せ所と思うが、一作読んだ時点ではやや期待外れだった。見た目ではわからないが実は人間でない、と言う設定がそれほど面白くなく、(当たり前だが)人間性に欠ける死神に共感出来ないと言う恨みだけが残った。最終話まで読んで連作の構成力に感心し評価を上げたが、井坂幸太郎ならもっと上手く料理出来たのではないか、と言うのが正直な感想である。それだけ難しい素材と言うことだろうか。 | ||||
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短編集なので、1話1話疲れることなく読めます。 それぞれの物語のつながりがあるのもいいところ。 | ||||
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伊坂作品はとても好きなのですが、たまにある精神的ダメージを受ける記述が苦手で・・・。このシリーズはそのような描写も無く、とても好きな作品です。 | ||||
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ライトな文体がリズミカルで、死というテーマなのに重くさせず、素直にジーンとさせられました | ||||
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「人の死には意味がなく価値もない。つまり逆に考えれば、誰の死も等価値だということになる。だから私には、どの人間がいつ死のうが関係がなかった。けれど、それにも関わらず、私は今日も、人の死を見定めるためにわざわざ出向いている。なぜか?仕事だからだ。やるべきことはやるが余計なことはやらない」 この死神のスタンスが絶妙だ。多くの死神は、よほどのことがない限り「可」の報告をすることから対象者に2,3度会って報告を終わらせるところ、『千葉』と名乗る本書主人公の死神は、しっかり調査を行ったうえで判断をする。 音楽を聴くことがなによりの楽しみだが、やるべき仕事があると判断したときは、音楽を聴きたい欲求をぐっと我慢する。かといって、妙に対象者に肩入れすることはない。 この死神と対象者との距離感が絶妙だ。 それがためか、いずれの対象者も『千葉』と名乗る奇妙な男をいつしか受け入れている。 そこが本書の面白みでもある。 いずれの短編も面白く、特に「死神と藤田」「恋愛で死神」など短編として最高なのですが、更にラスト短編「死神対老女」では「ほお」と本書全体の構成にも関心させられる。 ですので本書は短編集ですが、前から順番に読んだほうがラストの感動が高まります。 ただ、残念なのは唯一「吹雪に死神」だけが、本書の中で浮いている感じがします。 「吹雪に死神」はいかにもミステリーという体裁の作品で、もうひとつリアリティが感じられず、他の短編の自然な印象との落差を感じます。この短編さえなければ五つ星にしたところです。 全体として、とても面白く読めましたので、続けて同じ死神シリーズの長編「死神の浮力」も読んでみたい思わせる魅力があります。 | ||||
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この小説は、前々から探していましたが、なかなか見つからず、仕方なくこちらで注文、読みがいありました。 | ||||
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タイトルの通りです。 缶コーヒーのテレビCMの 「この惑星の住人は・・」に近い世界観のように思えなくもない。 | ||||
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初めての伊坂作品でしたが、この作家のことを知らないまま死神が来なくて良かった、と思いました。私なんぞ絶対「見送り」にしては貰えないので。 この文庫についてる解説はとても分かりやすく、たぶん多くの読者が感じることを的確に言葉にしてくれていると思いました。従って解説込みで⭐️5つ。 | ||||
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事件・事故による死は死神の決定によるなら、天災と戦争はどうなのか。全く言及がない。少なくとも2000年前から人間世界を見てきたにしては死神の人間理解は浅過ぎる。美容院の店内に有線放送も流れてないとは、一体いつの時代の話だ? 数えあげればきりがないほどおかしなところがあるスカ本。その世界を貫く法則が確固たるものでなければファンタジーは成り立たない。思いつきだけで書いたんだろう。 | ||||
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この話に出てくる死神は、仕事熱心なようで、どこかいいかげんなようでもある「変な奴」。考えてみれば、人間ではないのですから、変な奴なのは当然です。人間ではないものが見たら人間とはこう見えるのか、という視点が新鮮。 | ||||
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主人公は死神である。しかも相手によって、その時々で姿を変える。こんなプロット、よく思いつくな。まずこのことに感心。 おもしろい。最後まで退屈せずに読める。第二話の「死神と藤田」は絶妙の終わり方。でも続きがとても気になるな・・。 第三話もおもしろい話だが、ミスプリントがひどいぞ。登場人物の名前が二転三転している。例えば85頁(但し単行本)、田村が田中になっている。さらに95頁は田村→田中→田中だ。 読んだのが単行本の第一刷だから、その後のバージョンや文庫では修正されているのかもしれないが・・。余りにおそまつ。 | ||||
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独特な死神目線から、人間の愚かさ、そして死についてまで、滑稽に描いていて面白い。 「人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ。それに比べれば、かたおもいなんていうものは大したものではない。そうだろ?」 | ||||
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