■スポンサードリンク


復活の日



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

復活の日の評価: 4.38/5点 レビュー 224件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全224件 161~180 9/12ページ
No.64:
(5pt)

角川文庫、来たー!

当然既読ですが、生賴画伯の表紙とくれば、完璧でしょう。早川、ハルキ文庫でも復刊されていますが、角川文庫の復刊が一番感慨深いものがあります。物語も秀逸で、50年以上前に書かれたとは思えません。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.63:
(4pt)

「どんなことにも……終りはあるさ…。ただ……どんな終り方をするかが、問題だ」

日本SF界の偉大なる巨匠である氏が1964年に発表した初期の長編SF小説『』!

 1980年には角川映画の超大作として〈6・28〉され、映画史上初の南極ロケ敢行や主役の氏を始めとする日本を代表する俳優陣やヒロインのを始めとするハリウッドで活躍する外国の俳優陣による日米オールキャストの映画(近年の邦画でもこれほどの大規模な作品はない)としても話題を呼んだ作品である。

 春先に突如として世界中に蔓延した“チベットかぜ”。しかし、その正体は氷点下では停滞するが温度が一度上昇するたびに異常な増殖をみせ、人類を含めた地球上のあらゆる脊柱動物を死に至らしめる「火星の殺人者(マーシアン・マーダラー Martian murderer)」の異名を持つ生物化学兵器として開発された「MM‐88」だった。

 生物兵器「MM‐88」は爆発的な勢いで世界各地で猛威をふるい、瞬く間に全世界35億の人類は滅亡した。南極基地に駐在する一万人を残して…。

 2003年にアジアを中心に拡大したSARS、2009年に日本でも猛威をふるった新型インフルエンザなど、こうしたニュースが報道されるたびに思い出すのが『』だ(この映画の影響でインフルエンザが社会問題になるたびに絶対、どこかの国のバカな奴が細菌の輸送に失敗して被害が拡大したものだとばかり考えるクセがついた)。

 映画『』は大好きな作品で今観ても色褪せる事のなく、よくぞコレを映画化できたものだと感心してしまう。

 映画自体はリバイバル上映(近年でも「角川映画祭」「東京国際映画祭」〈2016〉先月の渋谷シネパレス閉館の角川映画特集上映)されるたびに観ていたので映画のストーリーは覚えているのだが、原作自体は読んだのが実に23年ぶり(ちなみに前回読んだのが)だったので内容をすっかり忘れていた。このたび「新装版」が出版された事を機に久し振りに読みました(9年前には児童向けのが出版され、内容もソフトに改変され、コレも意外と読みやすくて面白かった)。

 地質学者で南極に駐在する日本観測隊員・吉住利夫(35歳、演:草刈正雄)、吉住の彼女で新聞記者である則子(演:)、同僚観測隊員の機械技師・辰野(演:)、原子力潜水艦ネーレイド号の艦長であるマクラウド大佐(演:)、「南極最高会議」の議長であるコンウェイ提督(演:)、吉住とともにARS阻止に動員するカーター少佐(演:)、南極の科学ブレーンの一員でMM‐88のワクチンを研究するド・ラ・トゥール博士(演:セシル・リンダー)、突然発生した新種ウイルスに対応を迫るアメリカのリチャードソン大統領(演:)、世界の危機的状況に乗じてARSを発動させようとするタカ派のガーランド将軍(演:)、……など。

 映画との比較でいえば、時代設定は原作が発表された1964年が映画では公開された1980年になっており、原作当時は35億だった世界人口は映画公開時では45億、そして現在では70億越えだからこの50年での人口増加の爆発が半端じゃない事がわかる(逆にそれを知って恐ろしくなってきた)。

 映画では新種ウイルスを「イタリアかぜ」と表記していたが原作では「チベットかぜ」としている。

 読んでいて思い出したのが、日本での描写で普段は満員電車の乗客が徐々に減っていき、芸能ニュースでも連日スターによる突然死や急病による興行の中止、スポーツでもプロ野球が選手たちの急病や観客の減少により、試合が中止になる様子が描かれていて、生活に身近なところからも影響を与えていることがわかる。

 感想として、冒頭での潜水艦から死滅した屍が連なる故国(東京)の様子を見て悲しむ吉住、映画で幼い少年・トビーが無線で助けを求めるシーンや土屋医師(映画ではが熱演!)の「どんなことにも……終りはあるさ…。ただ……どんな終り方をするかが、問題だ」の名セリフは印象に残っているし(映画では土屋医師が見つめた先の金魚鉢の金魚が裏返しに浮んでいるシーンは衝撃的!)、南極での問題として子孫繁栄のために南極にいる1万人の男性に対して女性が16人(映画では863人の隊員のうち女性8人)が男性を受け入れなくてはいけないというツライ現実、そして本作の肝となる何よりも恐ろしい南極の人を脅かす核兵器「ARS(全自動報復装置 Automatic Revenge System)」を阻止する展開など基本的には原作に忠実に作られていたのだとわかった。

 意外だったのが、映画のラストで吉住が一人放浪しながら崩れた教会に入り、倒れたキリスト像に向けて語りかける名シーンがあるのだが、これが原作にあるものだと思っていたら本作にはその場面がなくて、実は映画のオリジナルである事が判明して驚きだった。

 ラストは本来なら人類を滅亡に向ける凶器が結果として地球を救う事になるというのはなんとも皮肉なのだが、そのあたり小松先生の上手いところでもあるのだ。

 『復活の日』といえば、テーマ曲であるジャニス・イアン「」を聴きながらOPとEDを見るとより一層映画の余韻が楽しめると思います。
復活の日〔新版〕Amazon書評・レビュー:復活の日〔新版〕より
4152097388
No.62:
(4pt)

引き込まれました

地球上の人類がほぼ死滅すると言う凄惨な描写が続いてただけに、最後の展開は若干ご都合主義にも思えなくもないのですが、
途中でぶん投げたりしていない、きちんとした終わり方だと思いました。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.61:
(5pt)

半世紀を経た現在でも全く古さを感じさせない、今こそ再読したい大作

小松左京(1931~2011年)が1964年に発表した、細菌兵器と核兵器による人類の滅亡をテーマにしたSF小説。
既に何度も復刊を繰り返しているが、本書は2018年5月にハルキ文庫から新装出版されたもの。
1980年には、本作品を原作に、(旧)角川春樹事務所とTBSの共同製作により映画化されたことでも有名だが、同映画は、アメリカ大陸縦断ロケや南極ロケを敢行し、総製作費は25億円とも32億円ともいわれたSF大作映画である。私は学生時代に同映画を見たのだが、その印象は強烈で、核ミサイルの自動発射を止めるために、潜水艦で南極大陸からワシントンに向かった主演の草刈正雄(とボー・スヴェンソン)が、ポトマック河畔に上陸し、決死の行動でホワイトハウスに潜入する場面は、未だに思い出すことができる。私は、普段SF小説は読まないのだが、書店で平積みになっている本書をたまたま目にし、思わず購入してしまった。
本書において世界を二度滅亡させた細菌兵器と核兵器は、作品発表から半世紀以上経った現在でも変わらず人類の脅威であり続けている。作品としては、南極基地に残った人々が何とか生き延びることによって人類は死滅を免れ、ワシントンから徒歩でアメリカ大陸を縦断してきた主人公・吉住(草刈正雄)が6年後に南米大陸最南端にいた人々の前に生還して、感動的なラストシーンとなるのだが、我々の学ぶべきは、こうした大量破壊兵器の恐ろしさであり、それらを作成・保持することの愚かさであろう。
半世紀を経た現在でも全く古さを感じさせない、今こそ再読したい大作と思う。
(2018年5月了)
新装版 復活の日 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 復活の日 (ハルキ文庫)より
4758441642
No.60:
(5pt)

読み継がれてほしい「破滅もの×破滅もの」

Reader Store版で読了。
寒河江智果さんの新作「湖畔の女」をきっかけに、小松左京作品をぽつぽつ読み返しています。

この作品では世界破滅ネタに、当時問題になっていた○○○○○を絡めておもしろく処理しています(ちょっと「機械仕掛けの神様」的ではありますけれど)。

フランケを代表とする当時の思弁系SFは自分の視座を据え直すのに大いに役立ちました。小松左京作品の中では、大きな問題を扱った本作だけでなくより身近な問題を扱った「女」シリーズや「くだんのはは」を始めとする恐怖短編にも文明と社会に対する告発があり、SFの潮流を多いに反映しているように思います。これもまたセンス・オブ・ワンダーの一つですね。

それも今日の自称「リアリスト」たちに言わせれば「お花畑」なのでしょう。寂しいことです(実際そんなレビューがありますし)。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.59:
(3pt)

作品は☆5つ、早川書房は☆1つ!

50年以上前に書かれたとは思えない本作、申し分ありません。
ただ、これを2500円近い価格で売る早川の根性が許せない。
生頼先生のイラストとはいえ、これはぼったくりだろう。
特装本でもないのに。
2000円以内に抑えるのが常識。話にならん。
復活の日〔新版〕Amazon書評・レビュー:復活の日〔新版〕より
4152097388
No.58:
(4pt)

パンデミックの物語。

小説が先か映画が先か不明だが、TVで草刈正雄主演の映画を見た記憶は有る。
今では草刈正雄は真田昌幸のイメージしかないけれどもね。
1964年初版だから半世紀前に書かれた物語だけれどもパンデミックの描写は古くない。
以前鳥インフルで鶏卵不足で卵の値段が上がりワクチン不足とかのニュースが有ったしね。
ワクチンは生ものだから、今も昔も変わらずと言う事なのかな。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.57:
(5pt)

素晴らしい

圧巻のストーリー構成。最後まで息をつかせぬ展開が続きます。死者や都市の荒廃の様子の描写は、第二次世界大戦後の空気が濃厚な時代を生きて来た著者ならではのリアリティでした。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.56:
(3pt)

人間の業が随所に織り込まれた人類滅亡系小説

なぜか災害復興ものだと思っていたのですが結果当たらずも遠からず。読んでいて「こんなことが現実に起こってもおかしくない」と思わせられる、リアルに近いSF小説でした。
生物兵器が流出し感染が拡大、バタバタ人が死んでいきパンデミックの末に人類は滅亡寸前まで追い込まれる。その様子がさまざまな登場人物の視点で描かれ、序盤から中盤までに広がる濃厚な絶望感は圧巻。海外小説ですが「ザ・スタンド」を思い出しました。群像劇に近いので主人公らしい主人公は本作には存在しません。そのためやや感情移入はしにくかった。
設定は細部まで練り込まれており甘い部分はいっさいなし。本格SFとして満足度の高い仕上がりになっていますがその分ライト層は弾かれます。かなり専門的で難解な文章が続くので、小説というより教科書を読んでいる気分になって何回か飛ばし読みしてしまいました(笑)それでもかなり設定を煮詰めているのは伝わってきたので、難解な部分を理解できる人ほどハマる作品だと思います。
正直私の頭では難易度が高い作品でした。実写化もされているようで、そちらを先に見て予備知識を蓄えてから読んだ方が理解できたかも。☆3。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.55:
(4pt)

30年振りに読み返して。

50年以上前に書かれたものとは思えないですね。名作です。
30年振りに読み返して思ったのですが、主人公にもっとドラマ性があればいいのですが。
映画では日本に残した恋人がいたり、南極から出発前にヒロインとの出会いが あって。
それでクライマックスが盛り上がるんですが。。。。。そこが残念。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.54:
(4pt)

復刻の日

80年代の角川大作路線の最後の映画化でお馴染みだが、作品自体は60年代初頭に書かれている。 細菌による人類の滅亡を描いた壮大なスケールながら、後半の活劇的な要素や最近滅亡の要因の皮肉な落ちなど娯楽性も高く、今読んでも古さは感じない。 改めて小松氏の先見の明の凄さが実感できる作品である。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.53:
(3pt)

つまらなくはないが

個人的に映画の印象が強烈だったので今回初めて原作を読んで病気拡散過程の描写が延々続く前半〜中盤に少々ゲンナリ。「種の保存ルール」の話や決死行など映画のほうでは見せ場?だった箇所は原作では随分あっさりと書かれている印象で巨匠には申し訳ないのだが映画比較でやや地味な印象を持ってしまった。これを言っては身も蓋もないが現代の感覚ではパンデミックで人類滅亡のプロット自体が古臭いということか。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.52:
(5pt)

大変満足です

迅速かつ丁寧な対応 ありがとうございました。 綺麗な商品状態に 大変満足しております。 また機会がありましたら、宜しくお願いします。
復活の日―人類滅亡の危機との闘い (TEENS’ ENTERTAINMENT)Amazon書評・レビュー:復活の日―人類滅亡の危機との闘い (TEENS’ ENTERTAINMENT)より
4591111377
No.51:
(5pt)

インフルエンザの季節に読むと面白さが倍増する小説

この作品を初めて読んだのは、ちょうど急激に寒くなって体調を崩した時期でした。ゲホゲホしながら読んだ本書はとても臨場感があって恐ろしかったです。もし風邪じゃなかったらどうしようと。小説を真に受けてはいけないと思いつつも、弱った脳みそにはダイレクトに響きました。そして毎年寒くなってくると思い出す作品にもなりました。

とても古い小説ですから、いろんな側面で時代を感じます。なにせ書かれたのは1964年!
半世紀以上前の作品です。時代も何もかもが違いますね。Amazonもなかった時代の本です。
しかしながら古さはそこまで感じません。SFの形態を借りていても、この小説の神髄がガジェットや技術を書くことではないからでしょう。極限に直面した時、人はどう行動するのか。年齢も人種も職業も多様な人々の終末に至る生き様が、非常に生々しく書かれています。ハリウッド映画でしたら人類存亡の危機だ!アメリカは一致団結!大統領を筆頭に異星人やっつける!で、ハッピーエンドなんでしょうが、この小説ではそうはいきません。助かる道はあったはずなのに、自分の進退や出世、影響を考えて握りつぶす輩。何かがおかしい、これは普通ではない、根本的な手を打たなければならない、とわかっていながらも目の前に押し寄せる患者を見捨てられず、疲れ果てた体をむち打って現場に立ち続ける医療従事者。死を覚悟してなお、せめて生き延びた人に真相を伝えなければと望みを託す人。状況を理解できず、ただ助けを求めるしかない幼児。救いを求める幼い声を聞いても、助けに行くことはすなわち共倒れにしかならないため、歯を食いしばって見捨てる生存者。
また、事態の始まりそのものが研究成果の盗みあいであり、人類の未来を憂いた学者の覚悟と甘さ、職務に忠実であっても視野は狭いバイヤーの計算違い、といくつものボタンの掛け違いから恐ろしい事態まで発展します。そして絶望しかない状況で必死にあがく人間をよそに、あっけなく事態は悪化していきます。ひたすら希望は叩きおられ、それでも諦めない人間の姿が書かれています。
とにかく多様な人が死に面し、それを理解する人、理解できない人、目を背ける人、多くの生き方が登場します。
SFではなく人間小説としてお勧めです。
復活の日 (ケイブンシャ文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (ケイブンシャ文庫)より
4766919416
No.50:
(1pt)

中身スカスカ

10ページ程度の短編が無理やりに400ページに引き伸ばされて、中身スカスカになっている印象です。 にもかかわらず作者の変な主張が入ってきたり、科学っぽい説明が何十ページにも続いたりして読むのが苦痛でした。
復活の日 (ケイブンシャ文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (ケイブンシャ文庫)より
4766919416
No.49:
(4pt)

映画公開記念として刊行されたハードカバー版

日本のSF小説聡明期にあたる1964年、早川書房の福島 正実プロデュースで日本人作家による「日本長編SFシリーズ」第1巻として書き下ろされた小松左京による本格SF小説の名作。 1975年 、角川書店に移籍して角川文庫として刊行される。 そして1980年、 学生時代から本作のファンであった角川春樹社長(当時)は悲願でもあった映像化を実現し、角川映画として公開。 その映画公開記念として文庫版と並行してハードカバー単行本版も刊行されたのが本書。 巻末のあとがきは映画化に伴う本作の随筆経緯の回想録は単行本版のみ収録。 カバー装丁、口絵、本文イラストは生頼範義画伯という豪華な一冊。
復活の日 (1980年)Amazon書評・レビュー:復活の日 (1980年)より
B000J89UO0
No.48:
(4pt)

映画版とは別物

トムクライトンのアンドロメダ病原体に似ているけれども、
あれと地球最後の日というSF映画を掛け合わせたような内容になっている。特に無地のホワイトハウスに、核発射ボタンを止めに行く場面は、ある港町に謎の発信音を探しに行く場面にいている。宇宙から来た謎の病原体によって人類がほぼ死滅し、南極に残された人々にも、核爆弾による報復のミサイルが降り注ぐという話だけれども、かなり病原体についての専門的な説明があり、そいうのが苦手な人には辛いだろうなと思える。
第一部の病原体によって、世界中の人々が死滅する描写が割と詳しく書かれているが、第二部の南極に残された人々が、米ソの核発射に対抗する描写は、割とあっさり書かれているのが、残念。そちらの方も、詳しくかいてほしかった。
それでもSF界の巨匠らしく、読み応え満点。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.47:
(4pt)

映画があまりにもつまらなくて・・・・

きっと原作は面白いんだろうなあ・・・と思い読んでみました。 人類が滅亡していく下りは非常に怖くて緊迫感もあり 良かったです。 その分、後半の復活編がややとって付けた感が否めず・・・という感じです。 書かれた時代(東西冷戦時代)を考えれば切迫感のあるストーリーなんでしょう。 まあ、考えてみれば今の方が科学技術は進んでいるし世界は混迷の度合いを深めていますからこんなバイオ兵器が有ったらマジで怖いですけと゜・・・・・・
復活の日 (ケイブンシャ文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (ケイブンシャ文庫)より
4766919416
No.46:
(5pt)

ようやく

電子書籍になって、いつでも持ち歩けるようになりました。

インフルエンザ流行の話しを聞くたびに読みたくなります。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097
No.45:
(5pt)

これを今まで読んでいなかった自分を恥じています

映画は観ました。 
当時、角川映画全盛で、大々的にキャンペーンしており、
太陽をバックにズタボロの男の映像が目に焼き付いています。

それで、本も読んだつもりでいました。(恥)

エボラ出血熱の「ホットゾーン」を購入するつもりで検索中、
「復活の日」にたどりつき、レビューを読んで、
映画で満足している場合じゃない!   読むべき本だ!   しかも、今!

今、読むべき本でした。
映画よりも濃く、恐ろしく、リアルで、何十年も前に書かれたとは思えない、
遺伝子操作が簡単に可能な現在、いつ起きてもおかしくない内容でした。

映画で、オリビア・ハッセー演じる女性が、原作では大きく違います。
でも、原作の方がずっと素敵。
最後の夜には思わず泣いてしまいました。
あのシーンだけでも、読んでよかった、と思います。
映画だけ観て原作を読んでいない人にこそ、読んでほしい本です。
復活の日 (角川文庫 緑 308-9)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫 緑 308-9)より
4041308097

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!