■スポンサードリンク


復活の日



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

復活の日の評価: 4.38/5点 レビュー 224件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全224件 121~140 7/12ページ
No.104:
(4pt)

今だから読もう

コロナのお陰で、自粛中の皆さん、元気ですか? 私はアマゾンprimeで、映画と小説三昧の日々です。

最近「急上昇中」なのが、「ペスト」「アウトブレイク」そして「復活の日」でした。

最初に映画を見て、次にこの小説を読みました。

人の手によって作り出された新型ウイルスが、事故によってばらまかれてしまい、人々は死んでいく。

ページをめくる度に、熟視してしまうんですよ。現在起きている事が、まんま書かれてあるのですから。

暴動、経済悪化、根も葉もない噂。集団心理。人間はやはり、冷静になって行動できないんですね。

そして物語中盤、医師達の会話が胸に刺さります。

「僕たちは必死に治療してきた。でも、何もできなかった。それでもやるしかないんだ」

今日も最前線に立ち、必死に治療を続けてくれている医師の方々、本当にお疲れさまです。

いつ治まるのか,いつコロナ以前の状況になるのか、全くわかりません。もしかしたら、ずっとこの状態なのかもしれません。

それでも、日夜、患者の為に身を削り、自分の体よりも優先し、働いてくれる皆様、

本当に、本当にありがとうございます。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.103:
(5pt)

復活の日を読んで

現在のコロナウイルスの極限的な脅威を描いていて、想像力のたくましさに驚きました。
部分的にはその後の技術の進歩と会わないところもありますが。人間のおぞましさがよく描かれています。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.102:
(5pt)

小松左京氏の構想力と研究熱心さには感嘆します お薦めです

1964年小松左京氏33歳の作品、遠い昔に読んだ覚えがあるのですが、コロナ流行の臨場感があるなかでで読み直すと、構想力と研究熱心さ博覧強記に驚きます。ネット経由で様々な情報が入手できる現在と違い、当時はまだ$が360円、海外旅行も珍しい時代、図書館やアメリカ文化センターの通って最新の情報収集したといいますが、SFという特質を生かしてよくこのようなスケールの大きい著作が生まれたと感嘆しました。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.101:
(5pt)

重厚な読み応え

半世紀も前に書かれた作品ですが、コロナウイルスの流行に悩まされている今読み返すと、非常にリアルな感じを受けます。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.100:
(4pt)

風邪による人類滅亡(進行中?)

1964年の東京オリンピックの年に書かれて映画化された、後に「日本沈没」を書く小松左京の代表作です。「風邪」にみえるように開発された細菌兵器ウイルスが拡散して、各国の南極基地にいた者だけが生き残り、とネタバレは避けますが、ストーリーがほとんど進まず、文明論や哲学論がダラダラと続きます。核戦争による人類の滅亡に怯えていた当時の読者にはこれを読み続ける忍耐力?があったのでしょうが、今となっては読むのがしんどいです。2020年東京オリンピックが予定されていた年に中国から流出した「風邪」ウイルスで世界中がパニックに陥り、半年ほどで収束に向かいますが、実は潜伏期間に入っているだけという可能性を考えると怖さが残ります。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.99:
(5pt)

危機管理小説として

読者は感染したら致死率が高いのを当然知っているわけだから、まだ知らない登場人物が咳をしただけで、あっひょっとしたら、感染=死かもしれないと連想させるところが恐ろしくて怖い。人類が残るための策もそうするしかないかぁと、当時は複雑な思いで読みました。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.98:
(5pt)

映画だけ見て駄作と決めつけないで!

映画は・・・だけど原作は骨太SF=近未来への警鐘でもありました。
安っぽい色恋なんて脚色もないし・・
エンディングここで語りたいけど、ネタバレするほど人非人じゃない私(笑)。

さてコロナで悶々とする中、もう読まれ気に入ったなら
次作は「果てしなき流れの果てに」を是非! SFをも超えた珠玉の一冊です。
小松先生の最高傑作大河小説、心震えますよ。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.97:
(4pt)

あの時代の!

あの時代にSFでここまで表現できること素晴らしい!今の新型コロナの状況とほぼ同じじゃないですか。ある意味恐ろしいも感じました。皆さんにも読んでいただきたいと思います。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.96:
(4pt)

この時期だからこそか、現実感も感じる!

50年以上前に書かれたとは思えないほど、今世界で起きている現象に対してリアリティがある。あくまでフィクションではあるが読んでいてぐいぐい引き込まれていく!
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.95:
(5pt)

圧巻のストーリーに感服しました

膨大な取材に裏付けされた圧巻のパニックSF。強力な感染症の影響で、滅亡寸前まで追い込まれた人類だが、幸運にも南極に残された数少ない人々が英知を結集し未来への希望を勝ち取る。奇妙な変死が世界に広まる悍ましさは現在のコロナの情勢と重なるが勇気付けられた。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.94:
(5pt)

今こそ読みたい傑作❗️

コロナウイルス禍の自粛が無かったら多分読むことは無かっただろう。
途中のウイルスについての長々とした説明も「今」じゃなかったら読み飛ばしていただろう。
専門書を読んで少しはウイルスについて詳しくなったような気分になれる。

最後の壮大な結末には驚かされるが、文句なく納得できました。
小松左京は天才である事を証明する傑作。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.93:
(5pt)

コロナ

まさに今読むべき本でした
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.92:
(5pt)

無駄に長い説明が多いけど泣けるっす

まだその話する?と思うほど余計な話が数ページにかけて続くことが度々ありましたが、最後は泣いてしまいました。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.91:
(5pt)

「科学」の持つ両面性について、気が付いた時だったと思います。

今の、新型コロナ流行を思うと、考えさせられるところがあります。初めて読んだのは中学生の頃で、米ソ対立真最中でしたから、「核ミサイルの他に、この様な形での破滅も、有るんだ‼」と思ったのを覚えています。今から考えれば、「SF」というよりも「PF(ポリティカル・フィクション)」と思えますが、運命の皮肉(人々を救う為の医療技術の産物であるウィルスが、全人類を滅ぼし、殺害の為だけに開発された中性子爆弾が、ウイルスの変異を促し無害化する。)に考えさせられました。今だと、ご都合主義と、言われるのかも知れませんが、「科学」の持つ両面性について、気が付いた時だったと思います。
復活の日Amazon書評・レビュー:復活の日より
B00G3XU6FW
No.90:
(5pt)

戦争を記憶する幻視者

コロナ禍のなかで再読した。

  昭和39年(奇しくも東京オリンピックの年だ)に発表された作品であるという書誌にまず驚く。プロ野球開幕できずの描写に東映フライヤーズの名が出てきて、そういう細部にまず感じ入ってしまう。

 人類と地球の運命という小松左京にとっての終生のテーマが、本作品にも、ヘルシンキ大学文明史担当ユージン・スミルノフ教授の最終講義という形で、はっきり表れている。。

同時に、戦争の記憶が小松作品の核になっていることを改めて確認した。

のちに作家になる小松少年は、銃後の生活を神戸一中の生徒として過ごした(昭和18年神戸一中入学。十二歳)。当時の暗く苦い思い出をずっと持って手放さなかったことに信頼に足る作家の証をみる。

角川文庫版208ページ以降。”チベット風邪”に苦しむ患者たちが駆け込んだ地域の病院の描写に心を揺さぶられた。もちろんこれはフィクションだが、今現在いくつかの病院では、こういう悲壮な決意を要する現場が現れているに違いないからだ。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.89:
(4pt)

半世紀前に書かれた預言の書?ですか?。

コロナを思いながら…不謹慎でしょうか。
 でも、悪の主役は、病気じゃないんですよね。…後は読んでのお楽しみ。
 半世紀前に書かれた預言の書?ですか?。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.88:
(5pt)

愚かな人間たちへの警鐘

リアリティのあるウイールスの恐怖を半世紀も前に良く書き切った小松左京へ敬意。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.87:
(4pt)

今 読むと滑稽に思えました

ウイルス、地震、核に惑星規模で打ち勝つにはと考え、

浮かんだのは新幹線の車窓から見える、広告のキャッチコピー、

この星の
いちばんのエネルギーは、
学ぶことだと思う。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.86:
(4pt)

執筆時期が信じられないオーパーツ

1964年執筆ってのは信じられないね。その意味ではオーパーツ。

でもね、やはりこれだと人類は種として存続できないと思うの。<復活しないよ
せっかく、南極に原子炉を複数持ち込んだとはいえ、「種として存続」するには

あと、このオチは良く(反核団体から)怒られなかったなあとw
一応、(細菌兵器の次の次くらいに)核兵器の恐ろしさを語ってるからOKなのか?
科学技術の繊細な描写に比べると、政治面の描写はもう笑うしかないご都合レベルなのは苦笑。
まあ、そこは本筋ではないし、娯楽小説だからね(^^;
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
404106581X
No.85:
(5pt)

今こそ読みたい小松左京氏の名作を現代的にアップデートした一冊

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている中、おそらくは復刊を望む声が相次いだことによって電子版として再販された本書。
香港South China Morning Post紙の調査(香港時間2020年3月22日08:54時点)によれば、全世界で既に285,691人が罹患、うち12,720人が死亡、しかし回復者も89,292人いる新型コロナウイルスは、本書で描かれる『悪魔風邪/MM-88』ほどには深刻な感染症ではないように思われる。
しかし、その「感染拡大によるパニックで危機に扮する人類」「そこから立ち上がる人類」という本書のテーマは、今こそ数多くの人が読むべきではないだろうか。

原作は、前回の東京オリンピックの年・1964年に公表された小松左京氏の『復活の日』。
それをジュニア向け・かつ現代向けにリライトした本書は、原作とはまた違った魅力にあふれた一冊である。
世界をつなぐWebにより縮まった心理的距離、冷戦構造の崩壊やアジアNIES・BRICs諸国の発展に伴う世界の経済圏の変容。
『クレヨンしんちゃん』の野原家のような、正社員の夫と専業主婦の妻という「高度成長期~バブル期の日本の平均的な家族」ですら、既に珍しいものとなったいま。
こういった部分だけでも1964年の世界と2020年の世界は大きくそのありようを変えており、原作がいくら名作といっても、すでに時代を感じる部分、共感しにくい部分というものはどうしても出てきてしまう。

本書が翻案として出版されたのは2009年9月。
既に10年前ではあるが、現代人がより共感する、実体験に近いのは1964年の世界より2009年の世界であることは論を待たない。
それを最も象徴しているのは、キャラクターの1人の「則子」の描き方ではないだろうか。
この「則子」は原作では主人公・「吉住」の元カノであり、故郷の田舎町を離れ大都市・東京のマスコミで華やかに働く、そして恋愛にも積極的な、不倫関係ですら厭わない、いわば当時流の「カッコイイ女性」である。
1980年代の深作監督による映画版では、「吉住の元カノ」なのは変わらないものの、職業は看護師へと改変されていて、かつ、吉住には話していないものの実は吉住の子を身ごもっている。
そして2009年の本作では、マスコミ勤務は変わらないが「吉住の実妹であり、両親亡き今は唯一の家族」と変更されている。
この3人の「則子」はいずれも「MM-88」に侵され最期を迎えるが、そのいまわの姿にも時代時代の差が濃厚に表れている。
細かく語るのは野暮に思われるので、詳細はぜひ自らの目でそれぞれを比べていただきたい。
日本社会の変化、「日本の女性像」の変化、そういったものの片鱗を少しでも感じていただきたい。

文句なしの星5つ。
本当は「いま復刊してくれた」ということを含めて星6つを差し上げたい。
復活の日―人類滅亡の危機との闘い (TEENS’ ENTERTAINMENT)Amazon書評・レビュー:復活の日―人類滅亡の危機との闘い (TEENS’ ENTERTAINMENT)より
4591111377

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!